「2015年のMLBオールスターゲーム」の版間の差分
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2021年9月6日 (月) 00:22時点における版
会場となったグレート・アメリカン・ボール・パーク | |
開催日時 | 2015年7月14日 |
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開催球場 | グレート・アメリカン・ボール・パーク |
開催地 | オハイオ州シンシナティ |
最優秀選手 | マイク・トラウト (LAA) |
観客数 | 43,656人 |
2015年のMLBオールスターゲーム(英語: The 2015 Major League Baseball All-Star Game)はナショナルリーグとアメリカンリーグの間で行われた86回目のオールスターゲームである。2015年7月14日にシンシナティ・レッズの本拠地グレート・アメリカン・ボール・パークで行われた。監督は、ナショナルリーグはサンフランシスコ・ジャイアンツ監督ブルース・ボウチー、アメリカンリーグはカンザスシティ・ロイヤルズ監督ネッド・ヨストが務めた。
試合は6対3でアメリカンリーグが勝利し、同年のワールドシリーズの第1・2・6・7戦をアメリカンリーグ優勝球団の本拠地で行うこととなった。MVPには初回先頭打者本塁打を放ったロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムのマイク・トラウトが2年連続で選出された。
経緯
2013年1月21日にMLBコミッショナーのバド・セリグが、2015年度のオールスターゲームのホストチームにシンシナティ・レッズを選出したことを発表。オハイオ州シンシナティ市がオールスターゲームの開催地となるのは、1988年以来であった(球場はリバーフロント・スタジアム)[1]。
2015年5月12日にトッド・フレイジャーがオールスターのスポークスマンに就任した[2]。
始球式はサンディー・コーファックスが行い、捕手はジョニー・ベンチが務めた[3]。
試合直前にはレッズのフランチャイズ・フォーに選ばれた4人のセレモニーが行われ、ジョニー・ベンチ、バリー・ラーキン、ジョー・モーガン、そして野球賭博で1989年にMLBを永久追放処分となったピート・ローズが登場した。2014年7月15日にコミッショナーのバド・セリグはローズのセレモニー参加を許可することを発表していた[4]。
凡例
- 表中の守備の項は守備位置を示し以下の略記で示す。
- 表中のチーム名の略称についてはチームの表記参照。
- †:出場辞退 ‡:代替選出
試合結果
先発メンバー
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試合経過
- MVP
- マイク・トラウト (LAA)
- 1回表に先頭打者本塁打を放った。2年連続の受賞となる。
得点
チーム | イニング | |
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ALS | 1回表 | マイク・トラウト:右翼スタンドへの先頭打者本塁打 |
NLS | 2回裏 | ジョニー・ペラルタ:2死三塁の場面で右翼への1点適時打 |
ALS | 5回表 | プリンス・フィルダー:2死一・二塁の場面で代打起用され、勝ち越しとなる左翼への1点適時打 |
ロレンゾ・ケイン:2死一・二塁の場面で適時二塁打 | ||
NLS | 6回裏 | アンドリュー・マカッチェン:無死・走者なしの場面で左翼スタンドへの本塁打 |
ALS | 7回表 | マニー・マチャド:無死2塁の場面で右中間への適時二塁打 |
プリンス・フィルダー:1死三塁の場面で中堅への犠飛 | ||
ALS | 8回表 | ブライアン・ドージャー:2死・走者なしの場面で代打起用され、中堅スタンドへの本塁打 |
NLS | 9回裏 | ブランドン・クロフォード:1死三塁の場面で左翼への犠飛 |
出場選手
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バッテリー
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選出選手
地元シンシナティ・レッズからは、ファン投票の三塁手部門でトッド・フレイジャーが選出された。監督推薦・選手間投票ではアロルディス・チャップマンが選ばれた。
ファン投票選出
投票結果は現地時間同年7月5日に発表された。最多得票は、アメリカンリーグが14,090,188票を獲得したジョシュ・ドナルドソン(TOR)で、2012年にジョシュ・ハミルトン(当時TEX)が記録した11,073,744票を大きく上回り、MLBオールスター史上最多得票となった[5]。ナショナルリーグの最多得票は13,864,950票を獲得したブライス・ハーパー(WSH)で、ナ・リーグ史上最多得票を記録した[6]。
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監督推薦・選手間投票
最終投票
選出選手の発表後、選出に漏れた選手の中から各リーグ5名が選ばれ、最後の1枠をかけたファン投票(All-Star Final Vote)が同年7月6日から10日まで行われた。アメリカンリーグの候補にブレット・ガードナーが選ばれていたが、ファン投票で選出されたアレックス・ゴードンが故障で辞退したため、代役として出場が決まり、最終投票の候補から外された。
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ホームランダービー
オールスターゲーム前日の7月13日に第31回ホームランダービーが同球場で開催された。今年度は各リーグから4名が選出され、トーナメント方式で2名が決勝ラウンドに進む。トッド・フレイジャー(CIN)、ジョク・ピーダーソン(LAD)が決勝に進出。決勝ラウンドではフレイジャーがピーダーソンを1本上回る15本を放ち優勝した。
準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | ||||||||
アルバート・プホルス (LAA) | 10 | |||||||||
クリス・ブライアント (CHC) | 9 | |||||||||
アルバート・プホルス (LAA) | 11 | |||||||||
ジョク・ピーダーソン (LAD) | 12 | |||||||||
ジョク・ピーダーソン (LAD) | 13 | |||||||||
マニー・マチャド (BAL) | 12 | |||||||||
ジョク・ピーダーソン (LAD) | 14 | |||||||||
トッド・フレイジャー (CIN) | 15 | |||||||||
ジョシュ・ドナルドソン (TOR) | 9 | |||||||||
アンソニー・リゾ (CHC) | 8 | |||||||||
ジョシュ・ドナルドソン (TOR) | 9 | |||||||||
トッド・フレイジャー (CIN) | 10 | |||||||||
トッド・フレイジャー (CIN) | 14 | |||||||||
プリンス・フィルダー (DET) | 13 | |||||||||
フューチャーズゲーム
試合2日前の7月12日には、同球場でマイナーリーグのオールスターゲーム“フューチャーズゲーム”が開催された。試合は米国選抜が13安打10得点の猛攻で、世界選抜に10対1で勝利した。MVPには3回裏に勝ち越しの2点三塁打を放ったカイル・シュワーバー(CHC傘下AAA級)が選ばれた。
- バッテリー
- 世界選抜:ベリオス (MIN) - ガルシア (MIA) - E.ディアス (SEA) - 黄暐傑 (ARI) - レイブート (TOR) - メラ (SF) - モンタス (CWS) - ヒメネス (DET) - ゴンザレス (LAD) -ペルドモ (STL)
- 米国選抜:ジオリト (WSH) - ギャレット (CIN) - ビーディ(SF) - アペル (HOU) - スネル (SD) - ニューカム (LAA) - エドワーズJr (CHC) - レア (SD)
選出選手
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出典
- ^ Mark Sheldon (January 23, 2013). “Wish granted: Reds to host 2015 All-Star Game”. MLB.com. November 16, 2015閲覧。
- ^ Mark Sheldon (May 12, 2015). “Frazier named All-Star Game ambassador”. MLB.com. November 16, 2015閲覧。
- ^ “Dodger great Sandy Koufax throws out first pitch at 2015 All-Star Game”. Fox Sports (January 15, 2015). November 16, 2015閲覧。
- ^ C. Trent Rosecrans (July 15, 2014). “Selig: Reds can have Pete Rose in All-Star festivities”. Cincinnati.com. November 16, 2015閲覧。
- ^ “Josh Donaldson named starting AL 3rd baseman for MLB all-star game”. CBC Sports (July 5, 2015). November 14, 2015閲覧。
- ^ Bill Ladson (July 6, 2015). “Harper earns All-Star start with most NL votes”. MLB.com. November 14, 2015閲覧。
- ^ a b c d e f g h 故障のため出場辞退
- ^ a b 7月12日に登板したため辞退
- ^ ソニー・グレイが7月12日に登板したため選出
- ^ ミゲル・カブレラが故障で辞退したため、先発出場選手に登録
- ^ ミゲル・カブレラの故障に伴い選出
- ^ ホセ・バティスタの故障に伴い選出
- ^ アレックス・ゴードンが故障で辞退したため、先発出場選手に登録
- ^ アレックス・ゴードンの故障に伴い選出
- ^ マックス・シャーザーが7月12日に登板したため選出
- ^ ディー・ゴードンが故障で辞退したため、先発出場選手に登録
- ^ ジャンカルロ・スタントンの故障に伴い選出
- ^ ディー・ゴードンの故障に伴い選出
- ^ マット・ホリデーの故障に伴い選出
- ^ ジャンカルロ・スタントンが故障で辞退したため、先発出場選手に登録
- ^ マット・ホリデーが故障で辞退したため、先発出場選手に登録
- ^ アレックス・レイエスの故障に伴い、選出
- ^ マックス・ケプラーの故障に伴い選出