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| Name = ラム |
| Name = ラム |
2021年9月6日 (月) 10:05時点における版
『ラム』 | ||||
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ポール&リンダ・マッカートニー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1970年10月16日 | - 1971年3月1日|||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | アップル/EMI | |||
プロデュース | ポール・マッカートニー | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
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ポール&リンダ・マッカートニー アルバム 年表 | ||||
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『ラム』(英語: Ram)は、1971年に発表された“ポール・マッカートニー&リンダ・マッカートニー”名義によるアルバム。全英で2週1位、全米2位を記録。
解説
ポール・マッカートニーとリンダ・マッカートニーの名義でリリースされた。1970年のザ・ビートルズ解散後、ポールは非難を浴びることが増加し、前作『マッカートニー』も評論家から酷評される結果となった。前作の発売後、ポールは再びスコットランドに所有している農場でのんびりとした生活を送っていたという。
本作は前作同様、多くの楽器をポール自身が演奏しているほか、後にウイングスのメンバーとなるドラマーのデニー・シーウェル、セッション・ギタリストのデヴィッド・スピノザとヒュー・マクラッケンが参加したニューヨーク録音も含み[1]、ニューヨーク・フィルハーモニックによるオーケストラ演奏がアルバムに彩りを加えている。リンダは全編に渡りコーラスを担当し、数曲でポールとデュエットしている。イギリスでは、2週連続第1位、アメリカの「ビルボード」誌では、最高第2位を獲得しているが、トップ10内に24週間もランクされるロング・セラーとなった。1971年度年間ランキングでは第38位。「キャッシュボックス」誌でも、最高第2位を獲得し、1971年度年間ランキングでは第9位を記録している。アメリカでは100万枚以上のセールスも達成した。
後にポールによる変名プロジェクト『パーシー“スリルズ”スリリントン』名義でリリースされたクラシック・アルバム『スリリントン』は、オーケストラ演奏による本作のカバー・アルバム。
楽曲
「アンクル・アルバート〜ハルセイ提督」は、アメリカでシングル・カットされ1位になり、グラミー賞では最優秀アレンジメント賞を獲得。また、イギリスでは「バック・シート」がシングル・カットされ、最高位39位を記録している。さらに、日本では「出ておいでよ、お嬢さん」が独自のシングルとしてカットされている。このように、各国の特色に合わせるように、それぞれのシングルがカットされている。
ボーナス・トラックには、ポールのソロ・ファースト・シングル「アナザー・デイ」を収録。イギリスで2位、アメリカ5位を記録した。
収録曲
Side 1
- トゥ・メニー・ピープル - "Too Many People" (Paul McCartney)
- 3本足 - " 3 Legs" (Paul McCartney)
- ラム・オン - "Ram on" (Paul McCartney)
- ディア・ボーイ - "Dear Boy" (Paul & Linda McCartney)
- アンクル・アルバート〜ハルセイ提督 - "Uncle Albert/Admiral Halsey" (Paul & Linda McCartney)
- スマイル・アウェイ - "Smile Away" (Paul McCartney)
Side 2
- 故郷のこころ - "Heart of the Country" (Paul & Linda McCartney)
- モンクベリー・ムーン・デライト - "Monkberry Moon Delight" (Paul & Linda McCartney)
- 出ておいでよ、お嬢さん - "Eat at Home" (Paul & Linda McCartney)
- ロング・ヘアード・レディ - "Long Haired Lady" (Paul & Linda McCartney)
- ラム・オン - "Ram on" (Paul McCartney)
- バック・シート - "The Back Seat of My Car" (Paul McCartney)
1993年リマスター盤のボーナス・トラック
- アナザー・デイ - "Another Day" (Paul & Linda McCartney)
- オー・ウーマン、オー・ホワイ - "Oh Woman, Oh Why" (Paul McCartney)
レコーディングメンバー
- ポール・マッカートニー:リードボーカル、バッキング・ボーカル、ベース、ピアノ、キーボード、ギター、ウクレレ on"Ram On"
- リンダ・マッカートニー:バッキング・ボーカル、リードボーカル on "Long Haired Lady"
- デヴィッド・スピノザ:ギター
- ヒュー・マクラッケン:ギター
- デニー・シーウェル:ドラムス
- ヘザー・マッカートニー:バッキング・ボーカル on "Monkberry Moon Delight"
- マービン・スタム:フリューゲルホルン on "Uncle Albert/Admiral Halsey"
- ニューヨーク・フィルハーモニック on "Uncle Albert/Admiral Halsey" and "The Back Seat of My Car"