コンテンツにスキップ

「サムシング (ビートルズの曲)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m Cewbot (会話) による版を あじゃる丸 による版へ巻き戻し
タグ: 巻き戻し
Cewbot (会話 | 投稿記録)
59行目: 59行目:
「サムシング」は、当時の妻である[[パティ・ボイド]]へのラブソングとして書かれたとされているが、ハリスンは歌詞のインスピレーションについて別の人物を挙げている。楽曲は他のビートルズのメンバーやプロデューサーの[[ジョージ・マーティン]]から賞賛され、[[ジョン・レノン]]は「『アビイ・ロード』で一番の曲」と評した。
「サムシング」は、当時の妻である[[パティ・ボイド]]へのラブソングとして書かれたとされているが、ハリスンは歌詞のインスピレーションについて別の人物を挙げている。楽曲は他のビートルズのメンバーやプロデューサーの[[ジョージ・マーティン]]から賞賛され、[[ジョン・レノン]]は「『アビイ・ロード』で一番の曲」と評した。


1970年に[[アイヴァー・ノヴェロ賞]]の最優秀ソングを受賞し、1970年代後半までに150組以上のアーティストによってカバーされ、ビートルズの楽曲では「[[イエスタデイ]]」に次いで2番目に多くカバーされた楽曲となった<ref name="RollingStone100">{{cite web|title=100 Greatest Beatles Songs: 6. 'Something' |url=https://www.rollingstone.com/music/lists/100-greatest-beatles-songs-20110919/something-19691231 |website=[[ローリング・ストーン|Rolling Stone]] |publisher=Penske Business Media |date=2020-04-10 |accessdate=2020-09-07 }}</ref><ref name="Time">{{cite news |last=Sullivan |first=Michael |url=http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,1001409-4,00.html |title=His Magical, Mystical Tour |work=[[:en:Time Magazine|Time]] |date=2001-12-10 |accessdate=2020-09-07 |deadlinkdate=2020-09 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20070709030928/http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,1001409-4,00.html |archivedate=2007-07-09 }}</ref>。
1970年に[[アイヴァー・ノヴェロ賞]]の最優秀ソングを受賞し、1970年代後半までに150組以上のアーティストによってカバーされ、ビートルズの楽曲では「[[イエスタデイ (ビートルズの曲)|イエスタデイ]]」に次いで2番目に多くカバーされた楽曲となった<ref name="RollingStone100">{{cite web|title=100 Greatest Beatles Songs: 6. 'Something' |url=https://www.rollingstone.com/music/lists/100-greatest-beatles-songs-20110919/something-19691231 |website=[[ローリング・ストーン|Rolling Stone]] |publisher=Penske Business Media |date=2020-04-10 |accessdate=2020-09-07 }}</ref><ref name="Time">{{cite news |last=Sullivan |first=Michael |url=http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,1001409-4,00.html |title=His Magical, Mystical Tour |work=[[:en:Time Magazine|Time]] |date=2001-12-10 |accessdate=2020-09-07 |deadlinkdate=2020-09 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20070709030928/http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,1001409-4,00.html |archivedate=2007-07-09 }}</ref>。


== 背景 ==
== 背景 ==
96行目: 96行目:
「サムシング」は、多数の雑誌で肯定的な評価を得ており、[[タイム (雑誌)|タイム]]誌は「『アビイ・ロード』で最高のトラック」{{Sfn|Schaffner|1978|p=124}}、{{仮リンク|サタディ・レビュー|en|Saturday Review (U.S. magazine)}}誌のエレン・サンダーは「ジョージ・ハリスンが今まで書いた曲の中で、最も美しい曲の1つ」と評した<ref>{{Cite journal |last=Sander |first=Ellen |title=The Beatles: ''Abbey Road'' |date=25 October 1969 |journal=[[:en:Saturday Review (U.S. magazine)|Saturday Review]] |page=69 }}</ref>。これにより、ハリスンは「[[ヒア・カムズ・ザ・サン]]」と共に[[レノン=マッカートニー]]の作品と同等の評価を得ることとなった{{Sfn|Hertsgaard|1996|p=297, 300}}{{Sfn|Miles|2001|p=355-356}}。
「サムシング」は、多数の雑誌で肯定的な評価を得ており、[[タイム (雑誌)|タイム]]誌は「『アビイ・ロード』で最高のトラック」{{Sfn|Schaffner|1978|p=124}}、{{仮リンク|サタディ・レビュー|en|Saturday Review (U.S. magazine)}}誌のエレン・サンダーは「ジョージ・ハリスンが今まで書いた曲の中で、最も美しい曲の1つ」と評した<ref>{{Cite journal |last=Sander |first=Ellen |title=The Beatles: ''Abbey Road'' |date=25 October 1969 |journal=[[:en:Saturday Review (U.S. magazine)|Saturday Review]] |page=69 }}</ref>。これにより、ハリスンは「[[ヒア・カムズ・ザ・サン]]」と共に[[レノン=マッカートニー]]の作品と同等の評価を得ることとなった{{Sfn|Hertsgaard|1996|p=297, 300}}{{Sfn|Miles|2001|p=355-356}}。


レノンと同様に、マッカートニーやスターも高く評価しており<ref>{{Cite news |url=http://time.com/3394132/original-abbey-road-review-1969/ |title=Original ''Abbey Road'' Review: Record 'Crammed With Musical Delights' |last=Rothman |first=Lily |work=[[タイム (雑誌)|Time]] |date=2014-09-26 |accessdate=2020-09-07 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20150204072043/http://time.com/3394132/original-abbey-road-review-1969/ |archivedate=2015-02-04 |url-status=live}}</ref>{{sfn|Winn|2009|p=326}}、スターは本作と「[[ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス]]」を「これまでに書いた最高のラブソング」として挙げており{{Sfn|The Beatles|2000|p=340}}、マッカートニーは「ジョージの最高傑作だと思う」と評価している{{Sfn|The Beatles|2000|p=340}}{{Sfn|Abbey Road|2019|p=6}}。また、[[エルトン・ジョン]]は「おそらくこれまでで最高のラブソングの1つ。『[[イエスタデイ]]』よりも遥かに優れている」と語っている{{Sfn|The Editors of ''Rolling Stone''|2002|p=233, 235}}。
レノンと同様に、マッカートニーやスターも高く評価しており<ref>{{Cite news |url=http://time.com/3394132/original-abbey-road-review-1969/ |title=Original ''Abbey Road'' Review: Record 'Crammed With Musical Delights' |last=Rothman |first=Lily |work=[[タイム (雑誌)|Time]] |date=2014-09-26 |accessdate=2020-09-07 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20150204072043/http://time.com/3394132/original-abbey-road-review-1969/ |archivedate=2015-02-04 |url-status=live}}</ref>{{sfn|Winn|2009|p=326}}、スターは本作と「[[ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス]]」を「これまでに書いた最高のラブソング」として挙げており{{Sfn|The Beatles|2000|p=340}}、マッカートニーは「ジョージの最高傑作だと思う」と評価している{{Sfn|The Beatles|2000|p=340}}{{Sfn|Abbey Road|2019|p=6}}。また、[[エルトン・ジョン]]は「おそらくこれまでで最高のラブソングの1つ。『[[イエスタデイ (ビートルズの曲)|イエスタデイ]]』よりも遥かに優れている」と語っている{{Sfn|The Editors of ''Rolling Stone''|2002|p=233, 235}}。


1970年7月に本作は、[[アイヴァー・ノヴェロ賞]]の最優秀ソングを受賞{{Sfn|Badman|2001|p=12}}。1970年代後半までに150組以上のアーティストによってカバーされ{{Sfn|Hertsgaard|1996|p=297}}、ビートルズの楽曲では「イエスタデイ」に次いで2番目に多くカバーされた楽曲となった{{Sfn|The Editors of ''Rolling Stone''|2002|p=178}}<ref name="RollingStone100" />。2004年に[[ローリング・ストーン]]誌が発表した[[ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500]]では278位<ref>{{Cite web |title=500 Greatest Songs of All Time |url=https://www.rollingstone.com/music/music-lists/500-greatest-songs-of-all-time-151127/the-beatles-something-45818/ |website=Rolling Stone |publisher=Penske Business Media |date=2011-04-07 |accessdate=2020-09-07 }}</ref>、2010年に同誌が発表した「グレイテスト・ビートルズ・ソング100」では6位にランクインした<ref name="RollingStone100" />。
1970年7月に本作は、[[アイヴァー・ノヴェロ賞]]の最優秀ソングを受賞{{Sfn|Badman|2001|p=12}}。1970年代後半までに150組以上のアーティストによってカバーされ{{Sfn|Hertsgaard|1996|p=297}}、ビートルズの楽曲では「イエスタデイ」に次いで2番目に多くカバーされた楽曲となった{{Sfn|The Editors of ''Rolling Stone''|2002|p=178}}<ref name="RollingStone100" />。2004年に[[ローリング・ストーン]]誌が発表した[[ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500]]では278位<ref>{{Cite web |title=500 Greatest Songs of All Time |url=https://www.rollingstone.com/music/music-lists/500-greatest-songs-of-all-time-151127/the-beatles-something-45818/ |website=Rolling Stone |publisher=Penske Business Media |date=2011-04-07 |accessdate=2020-09-07 }}</ref>、2010年に同誌が発表した「グレイテスト・ビートルズ・ソング100」では6位にランクインした<ref name="RollingStone100" />。

2021年9月20日 (月) 13:41時点における版

ビートルズ > ビートルズの作品 > サムシング (ビートルズの曲)
ビートルズ > ビートルズの曲名一覧 > サムシング (ビートルズの曲)
シャーリー・バッシー > サムシング (ビートルズの曲)
フランク・シナトラ > サムシング (ビートルズの曲)
サムシング
ビートルズシングル
初出アルバム『アビイ・ロード
A面 カム・トゥゲザー(両A面)
リリース
規格 7インチシングル
録音
  • 1969年5月2日、5日、7月11日、16日、8月15日[1]
ジャンル
時間
レーベル アップル・レコード
作詞・作曲 ジョージ・ハリスン
プロデュース ジョージ・マーティン
ゴールドディスク
後述を参照
チャート最高順位
後述を参照
ビートルズ シングル U.K.U.S. 年表
ビートルズ シングル 日本 年表
アビイ・ロード 収録曲
カム・トゥゲザー
(A-1)
サムシング
(A-2)
マックスウェルズ・シルヴァー・ハンマー
(A-3)
ミュージックビデオ
「Something」 - YouTube
テンプレートを表示

サムシング」(Something)は、ビートルズの楽曲である。1969年9月に発売された11作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバム『アビイ・ロード』に収録された。翌10月に「カム・トゥゲザー」との両A面シングルとしてシングル・カットされ、アメリカのBillboard Hot 100で最高位1位[3]全英シングルチャートで最高位4位を獲得した[4]。作詞作曲はジョージ・ハリスンで、ハリスンがレノン=マッカートニーの作品と同等の評価を得た楽曲となっている。また、ビートルズ時代の公式発表曲の中で唯一シングルのA面曲となったハリスンの作品[注釈 1]でもある。

「サムシング」は、当時の妻であるパティ・ボイドへのラブソングとして書かれたとされているが、ハリスンは歌詞のインスピレーションについて別の人物を挙げている。楽曲は他のビートルズのメンバーやプロデューサーのジョージ・マーティンから賞賛され、ジョン・レノンは「『アビイ・ロード』で一番の曲」と評した。

1970年にアイヴァー・ノヴェロ賞の最優秀ソングを受賞し、1970年代後半までに150組以上のアーティストによってカバーされ、ビートルズの楽曲では「イエスタデイ」に次いで2番目に多くカバーされた楽曲となった[5][6]

背景

ハリスンは、アルバム『ザ・ビートルズ』のレコーディング・セッション中に「サムシング」を書き始めた。ハリスンは「ポールが何かのオーバー・ダビングをしているときに、時間が空いた僕は誰もいないスタジオに篭って書きはじめた。ミドル・セクションだけはまとめるのに時間がかかった」と振り返っている[7][1]。ヴァースのメロディがすぐに頭に浮かんだため、ハリスンは「こんなにシンプルに聴こえるからには、きっと無意識のうちに既存の曲からメロディを拝借したに違いないと考えたけど、そうじゃなかった」とも明かしている[8][1]

歌詞の冒頭のフレーズは、当時アップル・レコードに属していたジェームス・テイラーの「彼女の言葉のやさしい響き」から引用されており[9][10]、ハリスンは「歌詞は全然思いつかなかった。ジェームズ・テイラーの曲に『彼女の言葉のやさしい響き(Something in the Way She Moves)』があって、それが冒頭の歌詞に入ってるんだけど、僕は後で手直しをするつもりだった。でも最初に書いたときに降りてきたのがそれで、最終的にそのまま残すことになった」と語っている[1]。歌詞のインスピレーションは、当時の妻であるパティ・ボイドとされていたが[11][12]、ハリスンは「曲を書いているときに、頭の中で思い描いていたのはレイ・チャールズだった」と振り返っている[13][1]

アルバム『ザ・ビートルズ』のレコーディング時にアシスタントを担当したクリス・トーマスは、1968年9月に初期段階の「サムシング」を聴いており、ハリスンから曲の出来について尋ねられたと振り返っている[1]。その時にハリスンはジャッキー・ロマックス英語版に本作を提供することを考えたが、既に「サワー・ミルク・シー」を提供していたため断念。その代わりとして、ハリスンはジョー・コッカーに本作を提供することにした[1]

レコーディング

リハーサル 〜 デモ・セッション

1969年1月にアップル・スタジオで行われたセッションにて、ハリスンは「サムシング」を提出した。同月28日のリハーサル時[14]、ハリスンは歌詞に関する提案を求め、「僕を惹きつけるものが何なのかが思いつかない」と打ち明けた[1]。レノンは「ちゃんとした歌詞が出来るまでは『カリフラワーみたいに僕を惹きつける』とか、その時に思いついたことをそのまま口にすれば良いんだ」とアドバイスし、それに対してハリスンは「『ザクロみたいに僕を惹きつける』―これありかも」とジョークで返した[1]。この翌日に「サムシング」の新しいバージョンをレコーディングした[1]

ハリスンの26歳の誕生日である1969年2月25日、EMIスタジオにて「オール・シングス・マスト・バイ」や「オールド・ブラウン・シュー」と共にデモ音源が録音された[15][16][1]。デモ音源は完成版のCメジャーより1音半低いAメジャーで演奏されており、4トラック・レコーダーのトラック1とトラック4にギターボーカル、トラック2と3に2種類のピアノのパートが収録された[1]。この時点で歌詞が完成しているが、完成版でギターソロとなるパートにも歌詞が入っていた[17][1]。当時のデモ音源は、1996年に発売された『ザ・ビートルズ・アンソロジー3[18][注釈 2]や2019年に発売された『アビイ・ロード (スーパー・デラックス・エディション)』のCD2[1]に収録された。

EMIスタジオでのレコーディング

1969年4月16日、「オールド・ブラウン・シュー」のレコーディングの後に本作のファースト・バージョンが13回録音された[1]。同日はリンゴ・スターが映画『マジック・クリスチャン』の撮影のため不参加となっており、「オールド・ブラウン・シュー」から引き続きポール・マッカートニードラムスを叩いた[1]。これはトラック2に録音され、残るトラック1にレノンのベース、トラック3にハリスンのエレクトリック・ギター、トラック4にジョージ・マーティンのピアノが収録された[1]

5月2日のセッションからスターが復帰し、コントロール・ルームにはグリン・ジョンズが迎えられた[21]。この日は36回録音され、トラック1にマッカートニーのベース、トラック2にスターのドラムス、トラック3にハリスンのギターが収録された[21]。なお、同日のセッションで、レノンはピアノを演奏した[21]。テイク9以降は、ハリスンのギターから2つのアウトプットがとられ、8トラック・レコーダーのトラック6にレスリースピーカーを通したギターの音が収録された[21]。テイク27では演奏終了後に、レノンがピアノのリフを基調としたコーダを演奏し、そこからジャム・セッションが始まり[21]、総演奏時間は8分となった[9]。しかし、このジャムのパートは、メンバーが蛇足であると判断したためカットされることとなった[21]

5月5日にオリンピック・スタジオでオーバー・ダビングのセッションが行われ[21]、マッカートニーのベースの録り直しとハリスンのリードギターのオーバー・ダビングが行われた[22]。7月11日にEMIスタジオで作業が行われ、ビリー・プレストンオルガンなど多数のパートが収録されていた[21]。16日にハリスンのボーカルが新しく録音され[23]、ミドルエイトにはマッカートニーのハーモニー・ボーカル、スターのシンバルハイハットが加えられた[22]。その後、レノンのピアノが消去された[21]

その後リダクションが行われて、テイク37と38が作成された。8月15日にマーティンがアレンジしたストリングスがオーバー・ダビングされた[21]。この時点で2本目のテープ・リールのテイク39には、トラック1にハリスンのリードギターと下降するピアノ、トラック2にパーカッションとまとめてミックスされたドラムス、トラック5に新たに録られたマッカートニーのベース、トラック6にレスリースピーカーを通したギター、トラック7にダブルトラッキングされたハリスンのボーカルとマッカートニーのハーモニー・ボーカルが収録されており、ストリングスはトラック8に録音された[21]

リリース

「サムシング」は、1969年9月26日に発売されたアルバム『アビイ・ロード』のA面2曲目に収録された[24]。レノンは本作について「『アビイ・ロード』で一番の曲」と称賛しており[25]アラン・クレインに『アビイ・ロード』から「サムシング」をシングル・カットすることを勧めた[26]。10月6日にアメリカで同じく『アビイ・ロード』に収録の「カム・トゥゲザー」との両A面シングルとしてリカット[注釈 3]され、10月31日にイギリスでも発売された[27][28]。なお、ビートルズにとってアルバムで先にリリースした曲を、後からシングル・カットするのはイギリスでは初の例であり、イギリス・アメリカ共にハリスンの作品がシングルA面曲となった唯一の例となった[29]

1969年11月29日付のBillboard Hot 100で第1位を獲得[3][注釈 4]し、1969年度年間ランキングでは第83位を獲得した。キャッシュボックス誌では、両A面別々にランキングされたままで計3週2位が最高位だった[30]。年間ランキングでは66位。全英シングルチャートでは最高位第4位[4]。アメリカでは200万枚以上のセールスを記録したが、イギリスでのセールスは20万枚を超える程度だった。

プロモーション・フィルム

「サムシング」のプロモーション・フィルムは、1969年10月下旬に撮影された[31]。シングル発売が決定した時点で、既にグループとしての活動は停止していたため、メンバーがそれぞれの妻と一緒に自宅の庭を散歩している様子を撮影したフィルムが作られた。プロモーション・フィルムは、ニール・アスピノールによって編集された[31]

このプロモーション・フィルムは、現在は映像作品『ザ・ビートルズ・アンソロジー Vol.8』と2015年に発売された『ザ・ビートルズ1』に付属のDVD/Blu-rayで見ることができる。

評価

「サムシング」は、多数の雑誌で肯定的な評価を得ており、タイム誌は「『アビイ・ロード』で最高のトラック」[32]サタディ・レビュー英語版誌のエレン・サンダーは「ジョージ・ハリスンが今まで書いた曲の中で、最も美しい曲の1つ」と評した[33]。これにより、ハリスンは「ヒア・カムズ・ザ・サン」と共にレノン=マッカートニーの作品と同等の評価を得ることとなった[34][35]

レノンと同様に、マッカートニーやスターも高く評価しており[36][37]、スターは本作と「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」を「これまでに書いた最高のラブソング」として挙げており[38]、マッカートニーは「ジョージの最高傑作だと思う」と評価している[38][1]。また、エルトン・ジョンは「おそらくこれまでで最高のラブソングの1つ。『イエスタデイ』よりも遥かに優れている」と語っている[39]

1970年7月に本作は、アイヴァー・ノヴェロ賞の最優秀ソングを受賞[40]。1970年代後半までに150組以上のアーティストによってカバーされ[41]、ビートルズの楽曲では「イエスタデイ」に次いで2番目に多くカバーされた楽曲となった[42][5]。2004年にローリング・ストーン誌が発表したローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500では278位[43]、2010年に同誌が発表した「グレイテスト・ビートルズ・ソング100」では6位にランクインした[5]

ハリスンによるライブでの演奏やトリビュート・ライブでの演奏

ハリスンは、1971年8月1日にニューヨークで開催された『バングラデシュ難民救済コンサート』で、「サムシング」を演奏した[44]。このライブがソロ・アーティストとして初となるライブであり、スター、プレストン、クラプトン、レオン・ラッセルが演奏で参加した[45][46]。後に発売されたライブ・アルバム『バングラデシュ・コンサート』や同名のフィルム・コンサートには、夕方の公演で本編ラストナンバーとして演奏された時の音源・映像が収録された[47]

1974年に行われたラヴィ・シャンカルとの北米ツアーでは、セットリストにビートルズ時代の楽曲を加えることに消極的であったが[48]、リハーサル時にシャンカルとプレストンの説得により加えられることとなった[49]

1991年に行われたクラプトンとの日本ツアーでも演奏されており、ライブ・アルバム『ライヴ・イン・ジャパン』にも収録された[50]

ハリスンの死後、ブルース・スプリングスティーンがヴァイオリニストのスージー・タイレル英語版と共にアコースティック・バージョンを演奏し、2002年4月のライブでエルトン・ジョンが演奏した[51]。2002年に開催されたハリスンの追悼コンサート『コンサート・フォー・ジョージ』では、マッカートニーが本作を演奏した。同コンサートでは、マッカートニーがウクレレを弾きながら歌い始めたのち、2番目のヴァースからエリック・クラプトンジェフ・リンビリー・プレストンリンゴ・スターらが加わってくるという構成になっている[52][1]。このコンサート以降、マッカートニーはソロのライブでも度々演奏している[1]

カバー・バージョン

シャーリー・バッシーによるカバー

サムシング
シャーリー・バッシーシングル
初出アルバム『サムシング英語版
B面 イージー・トゥ・ビー・ハード英語版
リリース
規格 7インチシングル
ジャンル
時間
レーベル ユナイテッド・アーティスツ
作詞・作曲 ジョージ・ハリスン
プロデュース
チャート最高順位
後述を参照
シャーリー・バッシー シングル 年表
  • シー・アンド・サンド
  • (1970年)
  • サムシング
  • (1970年)
サムシング英語版 収録曲
サムシング
(A-1)
スピニング・ホイール
(A-2)
テンプレートを表示

1970年にシャーリー・バッシーによるカバー・バージョンがシングル盤として発売され、同年には同名のアルバムが発売された[53]。シングル盤のB面にはスリー・ドッグ・ナイトのカバー曲「イージー・トゥ・ビー・ハード英語版」が収録された。シングル盤は全英シングルチャートで最高位4位を獲得し[54]、全英チャートでの上位10位入りは1963年に発売の『何もない私英語版』以来となった。また、ヨーロッパ諸国のチャートでは上位20位以内にチャートインし[55]ビルボード誌のイージーリスニングチャートでは最高位6位を獲得した[56]

なお、ハリスンは後にバッシーに向けた「When Every Song Is Sung(後の「アイ・スティル・ラヴ・ユー」)」という曲を書いている[57]

フランク・シナトラによるカバー

フランク・シナトラは、「サムシング」に感銘を受け、「過去50年の間で最も優れたラブソング」と評した[58]。複数のライブで演奏されたほか[59]、1970年10月にリプリーズ・レコードよりシングル盤が発売され、1980年に発売されたアルバム『Trilogy: Past, Present & Future』には、新たにレコーディングされた音源が収録された[60]。シングル盤は、ビルボード誌のイージーリスニングチャートで最高位22位を獲得した[61]

なお、シナトラはライブで演奏する際に、誤って「レノン=マッカートニーの曲」と紹介したというエピソードが残っている[62]

その他のアーティストによるカバー

ハリスンはレコーディング前にジョー・コッカーに本作を提供しており、コッカーによる演奏は『アビイ・ロード』より1か月後に発売されたアルバム『ジョー・コッカー&レオン・ラッセル』に収録された[63]。同時期にペギー・リー[64]トニー・ベネット[65]によるカバー・バージョンも発表された。1970年にレナ・ホーンがギタリストのハリー・ベラフォンテと共にカバーした音源がアルバム『Harry & Lena』に収録された[66]。同年4月にブッカー・T&ザ・MG'sがアルバム『McLemore Avenue』でインストゥルメンタルとしてカバーしており、1970年8月のBillboard Hot 100で最高位76位を獲得した[67]。このほか、エルヴィス・プレスリー[68]デラ・リー英語版ナンシー・シナトラ[69]ペリー・コモ[70]レイ・コニフ[71]ジェリー・バトラーシャドウズ[72]ヒメーシュ・パテル[73]らによるカバー・バージョンが発表され、2002年11月にボブ・ディランがライブで本作を演奏した[74]

演奏

※出典[1]

デモ・バージョン
ファースト・バージョン
リメイク・バージョン

チャート成績

認定(ビートルズ版)

国/地域 認定 認定/売上数
イギリス (BPI)[93] Silver 200,000double-dagger
アメリカ合衆国 (RIAA)[94] 2× Platinum 2,000,000^

^ 認定のみに基づく出荷枚数
double-dagger 認定のみに基づく売上数と再生回数

収録アルバム

ジョージ・ハリスン

ポール・マッカートニー

関連項目

脚注

注釈

  1. ^ B面を含めたシングル収録曲としては通算3曲目
  2. ^ ただし、ピアノのパートは含まれていない[19][20]
  3. ^ 過去、ビートルズの両A面シングルは『恋を抱きしめよう / デイ・トリッパー』、『イエロー・サブマリン / エリナー・リグビー』、『ストロベリー・フィールズ・フォーエバー / ペニー・レイン』の3作(いずれもイギリスのみ)。
  4. ^ アメリカのBillboard Hot 100においては、両A面でないシングルのB面も単独でランクインすることが多かった。「サムシング」、「カム・トゥゲザー」とも当初それぞれ単独の曲としてランクインし、「サムシング」は3位、「カム・トゥゲザー」は2位まで到達したが、ちょうど両曲ともトップ10内にランクされていた時にチャート集計方法が変更され、両面ヒットは単独の作品として数えられるようになったため、両曲のポイントが合算されて『カム・トゥゲザー / サムシング』として1位になった。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w Abbey Road 2019, p. 6.
  2. ^ Unterberger, Richie. Something - The Beatles | Song Info - オールミュージック. 2020年9月7日閲覧。
  3. ^ a b c The Hot 100 Chart”. Billboard (1969年11月29日). 2020年9月7日閲覧。
  4. ^ a b c "Official Singles Chart Top 100". UK Singles Chart. 2020年9月7日閲覧。
  5. ^ a b c 100 Greatest Beatles Songs: 6. 'Something'”. Rolling Stone. Penske Business Media (2020年4月10日). 2020年9月7日閲覧。
  6. ^ Sullivan, Michael (2001年12月10日). “His Magical, Mystical Tour”. Time. オリジナルの2007年7月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20070709030928/http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,1001409-4,00.html 2020年9月7日閲覧。 
  7. ^ Harrison 2002, p. 152.
  8. ^ Clayson 2003, p. 250.
  9. ^ a b MacDonald 1998, p. 306.
  10. ^ Du Noyer, Paul (January 2002). “George Harrison's Uncertain Something”. Mojo. オリジナルの2013-05-26時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130526073720/http://www.pauldunoyer.com/pages/journalism/journalism_item.asp?journalismID=238. 
  11. ^ Clayson 2003, p. 250-251, 271.
  12. ^ Welch, Chris (2001年12月1日). “George Harrison 1943-2001”. The Guardian (Guardian Media Group) 
  13. ^ The Editors of Rolling Stone 2002, p. 177.
  14. ^ Sulpy & Schweighardt 1997, p. 291-92.
  15. ^ Miles 2001, p. 335.
  16. ^ Winn 2009, pp. 264–265.
  17. ^ Leng 2006, p. 41.
  18. ^ Spizer 2005, p. 225.
  19. ^ Winn 2009, p. 264.
  20. ^ Unterberger 2006, p. 265.
  21. ^ a b c d e f g h i j k Abbey Road 2019, p. 7.
  22. ^ a b Everett 1999, p. 249.
  23. ^ Winn 2009, p. 315.
  24. ^ Miles 2001, p. 354.
  25. ^ The Editors of Rolling Stone 2002, pp. 177–178, 201.
  26. ^ Sheff 2010, p. 166.
  27. ^ Castleman & Podrazik 1976, p. 81.
  28. ^ Lewisohn 2005, pp. 193, 200.
  29. ^ Lewisohn 2005, p. 193.
  30. ^ a b Whitburn, Joel (2015). The Comparison Book. Menonomee Falls, Wisconsin: Record Research Inc.. p. 37. ISBN 978-0-89820-213-7 
  31. ^ a b ザ・ビートルズ・ワークス 2008, p. 427.
  32. ^ Schaffner 1978, p. 124.
  33. ^ Sander, Ellen (25 October 1969). “The Beatles: Abbey Road”. Saturday Review: 69. 
  34. ^ Hertsgaard 1996, p. 297, 300.
  35. ^ Miles 2001, p. 355-356.
  36. ^ Rothman, Lily (2014年9月26日). “Original Abbey Road Review: Record 'Crammed With Musical Delights'”. Time. オリジナルの2015年2月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150204072043/http://time.com/3394132/original-abbey-road-review-1969/ 2020年9月7日閲覧。 
  37. ^ Winn 2009, p. 326.
  38. ^ a b The Beatles 2000, p. 340.
  39. ^ The Editors of Rolling Stone 2002, p. 233, 235.
  40. ^ Badman 2001, p. 12.
  41. ^ Hertsgaard 1996, p. 297.
  42. ^ The Editors of Rolling Stone 2002, p. 178.
  43. ^ 500 Greatest Songs of All Time”. Rolling Stone. Penske Business Media (2011年4月7日). 2020年9月7日閲覧。
  44. ^ Badman 2001, p. 43-44.
  45. ^ Lavezzoli 2006, p. 188, 189.
  46. ^ The Editors of Rolling Stone 2002, p. 42.
  47. ^ Madinger & Easter 2000, p. 437–438.
  48. ^ Woffinden 1981, p. 83.
  49. ^ The Editors of Rolling Stone 2002, p. 128.
  50. ^ Simmons, Michael (November 2011). “Cry for a Shadow”. Mojo: 86. 
  51. ^ Friedman, Roger (2002年4月15日). “Sting Strips for Charity, Elton Puts on Pearls”. FoxNews.com (Fox News Network). オリジナルの2013年12月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20131205133149/http://www.foxnews.com/story/2002/04/15/sting-strips-for-charity-elton-puts-on-pearls/ 2020年9月7日閲覧。 
  52. ^ Sounes 2010, pp. 519, 561–63.
  53. ^ Bush, John. Something [EMI] - Shirley Bassey | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年9月7日閲覧。
  54. ^ a b "Official Singles Chart Top 100". UK Singles Chart. 2020年9月7日閲覧。
  55. ^ a b "Dutchcharts.nl – Shirley Bassey – Something" (in Dutch). Single Top 100. 2020年9月7日閲覧。
  56. ^ a b "Shirley Bassey Chart History (Adult Contemporary)". Billboard. 2020年9月7日閲覧。
  57. ^ Inglis 2010, p. 56.
  58. ^ MacDonald 1998, pp. 305–06.
  59. ^ White, Timothy (15 December 2001). The Answer's at the End: George Harrison, 1943-2001. Billboard. p. 86. https://books.google.com/books?id=XBIEAAAAMBAJ&q=George+Harrison#v=snippet&q=George%20Harrison&f=false 
  60. ^ Erlewine, Stephen Thomas. Trilogy: Past, Present & Future - Frank Sinatra | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年9月7日閲覧。
  61. ^ Billboard Top 40 Easy Listening. (13 February 1971). p. 29. https://books.google.com/books?id=6ggEAAAAMBAJ&q=Reprise+0981#v=snippet&q=Reprise%200981&f=false 
  62. ^ “The Movable Buffet: Los Angeles Times”. Vegasblog.latimes.com. (2006年12月13日). オリジナルの2006年12月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20061217022025/http://vegasblog.latimes.com/vegas/2006/12/sinatra_elvis_a.html 2020年9月7日閲覧。 
  63. ^ Henderson, Alex. Is That All There Is? - Peggy Lee | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年9月7日閲覧。
  64. ^ Cook, Stephen. Is That All There Is? - Peggy Lee | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年9月7日閲覧。
  65. ^ Ruhlmann, William. Tony Bennett's Something - Tony Bennett | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年9月7日閲覧。
  66. ^ Jurek, Thom. Lena & Gabor - Lena Horne, Gabor Szabo | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年9月7日閲覧。
  67. ^ Billboard. 82. (15 August 1970). p. 72. https://books.google.co.jp/books?id=kikEAAAAMBAJ&q=Booker+T&redir_esc=y#v=snippet&q=Booker%20T&f=false 
  68. ^ Simpson 2004, p. 212.
  69. ^ Erlewine, Stephen Thomas. Sheet Music - Nancy Sinatra | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年9月7日閲覧。
  70. ^ Ruhlmann, William. It's Impossible - Perry Como | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年9月7日閲覧。
  71. ^ Campbell, Al. Jean/Bridge Over Troubled Water - Ray Conniff | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年9月7日閲覧。
  72. ^ Thompson, Dave. Yesterday [Original Motion Picture Soundtrack] - Original Motion Picture Soundtrack | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年9月7日閲覧。
  73. ^ Shades of Rock - The Shadows | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年9月7日閲覧。
  74. ^ Pareles, Jon (2002年11月16日). “Dylan's After-Hours Side”. New York Times (The New York Times Company). オリジナルの2007年10月16日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20071016194047/http://query.nytimes.com/gst/fullpage.html?res=9B0CE0D81530F935A25752C1A9649C8B63&n=Top%2FReference%2FTimes+Topics%2FPeople%2FD%2FDylan%2C+Bob 2020年9月7日閲覧。 
  75. ^ Go-Set Australian Charts - 20 December 1969”. poparchives.com.au. 2015年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月7日閲覧。
  76. ^ "Austriancharts.at – The Beatles – Something" (in German). Ö3 Austria Top 40. 2020年9月7日閲覧。
  77. ^ "Ultratop.be – The Beatles – Something" (in French). Ultratop 50. 2020年10月1日閲覧。
  78. ^ RPM Top Singles - Volume 12, No. 15”. RPM. Library and Archives Canada (1969年11月29日). 2015年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月7日閲覧。
  79. ^ Search by Artist > The Beatles”. irishcharts.ie. 2011年7月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月23日閲覧。
  80. ^ Search NZ Listener > 'The Beatles'”. Flavour of New Zealand. 2019年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月7日閲覧。
  81. ^ "Norwegiancharts.com – The Beatles – Something". VG-lista. 2020年9月7日閲覧。
  82. ^ Swedish Charts 1969-1972/Kvällstoppen - Listresultaten vecka för vecka > 'December 1969' (in Swedish)”. hitsallertijden.nl. 2013年2月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月7日閲覧。
  83. ^ Whitburn, Joel (1993). Top Adult Contemporary: 1961-1993. Record Research. p. 25 
  84. ^ The Beatles Single-Chartverfolgung (in German)”. musicline.de. 2013年12月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月7日閲覧。
  85. ^ Go-Set Australian Charts - 16 January 1971”. poparchives.com.au. 2015年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月7日閲覧。
  86. ^ "Austriancharts.at – Shirley Bassey – Something" (in German). Ö3 Austria Top 40. 2020年9月7日閲覧。
  87. ^ "Ultratop.be – Shirley Bassey – Something" (in Dutch). Ultratop 50. 2020年9月7日閲覧。
  88. ^ Tous les Titres par Artiste > Shirley Bassey (in French)”. infodisc.fr. 2013年9月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月7日閲覧。
  89. ^ Search by Artist > Shirley Bassey”. irishcharts.ie. 2020年9月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月7日閲覧。
  90. ^ The Hot 100 Chart”. Billboard (1970--11-07). 2020年9月7日閲覧。
  91. ^ Shirley Bassey - Something”. dutchcharts.nl. 2015年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月7日閲覧。
  92. ^ "Official Singles Chart Top 100". UK Singles Chart. 2020年10月17日閲覧。
  93. ^ "British single certifications – Beatles – Something". British Phonographic Industry. 2020年9月7日閲覧
  94. ^ "American single certifications – The Beatles – Something". Recording Industry Association of America. 2020年9月7日閲覧

参考文献

外部リンク

先代
Billboard Hot 100 ナンバーワン・シングル
1969年11月29日(1週)
次代
  • スティーム
  • 「ナナ・ヘイ・ヘイ・キス・ヒム・グッバイ」