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* 以下の日程で、第1週 - 第3週および、各週のウィークリーダイジェストが再放送された<ref>{{Cite web|url=https://mantan-web.jp/article/20210604dog00m200056000c.html|title=おかえりモネ:第1〜3週を“イッキ見”できる! 清原果耶主演朝ドラ一挙再放送|website=[[MANTANWEB]]|work=株式会社MANTAN|date=2021-06-04|accessdate=2021-06-16}}</ref>。 |
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** [[6月9日]] 2時39分 - 3時54分(8日 深夜26時39分 - 27時54分)第1週(第1話 - 第5話) |
** [[6月9日]] 2時39分 - 3時54分(8日 深夜26時39分 - 27時54分)第1週(第1話 - 第5話) |
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** [[6月10日]] 2時07分 - 3時22分(9日 深夜26時07分 - 27時22分)第2週(第6話 - 第10話) |
** [[6月10日]] 2時07分 - 3時22分(9日 深夜26時07分 - 27時22分)第2週(第6話 - 第10話) |
2021年10月15日 (金) 09:12時点における版
この記事はプロジェクト:連続テレビ小説の編集方針を採用しています。編集される方はご一読下さい。(2020年5月) |
おかえりモネ | |
---|---|
ヒロインの故郷モデル地・気仙沼市大島 | |
ジャンル | テレビドラマ |
作 | 安達奈緒子 |
演出 |
一木正恵 梶原登城 桑野智宏 押田友太 中村周祐 原英輔 |
出演者 |
清原果耶 鈴木京香 坂口健太郎 永瀬廉 蒔田彩珠 浜野謙太 でんでん 今田美桜 清水尋也 森田望智 恒松祐里 玉置玲央 菅原小春 前田航基 高田彪我 平山祐介 藤竜也 塚本晋也 マイコ 井上順 浅野忠信 高岡早紀 西島秀俊 夏木マリ 竹下景子 内野聖陽 |
ナレーター | 竹下景子 |
音楽 | 高木正勝 |
オープニング | BUMP OF CHICKEN「なないろ」[1] |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
時代設定 | 2014年 - 2020年[2] |
製作 | |
制作統括 |
吉永証 須崎岳 |
プロデューサー | 上田明子 |
撮影地 |
日本 宮城県気仙沼市 日本 宮城県登米市 日本 東京都 |
制作 | NHK放送センター |
製作 | 日本放送協会 |
放送 | |
放送チャンネル | NHK総合 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2021年5月17日 - 10月29日(予定) |
放送時間 | 月曜 - 金曜 8:00 - 8:15 |
放送枠 | 連続テレビ小説 |
放送分 | 15分 |
回数 | 120 |
公式サイト |
『おかえりモネ』は、2021年度前期放送のNHK「連続テレビ小説」第104作として、5月17日[3]から放送中の日本のテレビドラマ。
宮城・気仙沼湾沖の島で育ち登米で青春を過ごしたヒロインが、魅力と可能性を感じることができた[4]天気予報を通じて人々の役に立ちたいと気象予報士を目指して上京し、やがて故郷の島へ戻り予報士としての能力を活かして地域に貢献する姿を描く[5]。安達奈緒子作。清原果耶主演[2]。
制作
2020年5月27日に、NHKより2021年度前期の連続テレビ小説の制作が発表。
東日本大震災から10年の節目にあたる年に、NHK東日本大震災プロジェクト・未来へ 17アクションの一環として、東北の現在と未来に焦点を当てた物語を制作する[6]。作品の舞台は宮城県気仙沼市と登米市で、宮城県が連続テレビ小説の主な舞台となるのは『繭子ひとり』『はね駒』『天花』に続き、17年ぶり4度目となる[7]。
同じく、東日本大震災の被災・復興を主な題材にした『あまちゃん』以来8年ぶりとなる平成生まれの人物を主人公とした作品であり(2015年度上半期の『まれ』と2018年度上半期の『半分、青い。』は現代(平成)を題材としていたが、主人公は前者は昭和50年代、後者は昭和40年代生まれだった)、令和以降の年代が初めて描かれる[8]。
現代を舞台に気象予報士を目指すヒロインを清原果耶が演じる。ヒロインが気象予報士を目指す作品は『まんてん』の前半部[注 1]以来となる[9]。2019年度前期放送の『なつぞら』などでの好演により「次の朝ドラヒロインに」と期待の声も高く、抜群の演技力と将来性に加え[2]「凛とした佇まい」と「思いの強さを感じさせる真っすぐな眼差し」が作品を通じて伝えたいメッセージを託すのに最も相応しいとして、ヒロインオーディションを開催することなくキャスティングにより起用が決定した[8][10]。2018年度後期放送の『まんぷく』の安藤サクラ以降、本作で6作連続でのキャスティングによる主演起用となる[11]。
ヒロイン以外のキャストは、第1弾の「気仙沼の家族」編が2020年9月11日に[12]、第2弾の「百音が登米で出会う人々」編が同年9月14日に[13]、第3弾の「百音の同級生たち」編が同年9月28日に[14]発表された。
9月28日、登米でクランクイン[15]。11月中旬ころまで登米と気仙沼で撮影が行われ[15]、11月下旬から東京・渋谷の放送センターでのスタジオ収録に入った[16]。
11月6日、番組のタイトルロゴが発表された[17]。
2021年2月10日、放送開始日が5月17日に決まったことが発表された[3]。
2021年3月1日、主題歌がBUMP OF CHICKENの新曲「なないろ」に決定したことが発表された[1]。
2021年4月23日、土曜日放送の『朝ドラ1週間・おかえりモネ第〇週』(おさらい)の担当MCをサンドウィッチマン(伊達みきお・富澤たけし。ともに宮城県出身)が務めることが発表された[18]。
2021年7月21日、同年10月29日をもって最終回を迎えることが同局より発表された[19]。
2021年9月1日、同年9月27日から「気仙沼編」に入ることが同局より発表された[20]。気仙沼のコミュニティFMが舞台になる[注 2]。
2021年9月3日、気仙沼市でのロケをもって撮影が終了した[21]。
本作はヒロインの幼少期のシーンは制作されておらず(回想シーンにのみ子役が登場する)、第1話より清原が18歳の役を演じている[22]。
ロケ地など
- 宮城県登米市
- 寺池園 - サヤカの自宅[23][24]。
- 長沼ボート場クラブハウス - よねま診療所[25]。
- 石ノ森章太郎ふるさと記念館[26]
- 宮城県栗原市
- 朝野堂 - 百音が気象予報士試験の参考書を購入する斎藤書店[27]。
- 宮城県気仙沼市
- 亀山レストハウス - 中学生時の百音が所蔵する吹奏楽部が「アメリカン・パトロール」を演奏した「亀島ゆずまつり」の会場[28]。
- 宮城県仙台市
- 常磐木学園高等学校 - 百音が受験した仙台青葉学園高等学校[29]。
- 東京都中央区
- 明石町聖路加ガーデン前船着場-上京した百音が水上バスから降り立った船着場[30]。
- 隅田川テラス - 上京した百音が船着場から汐見湯に向かうシーン[30]。
ロケ地ギャラリー
-
伝統芸能伝承館森舞台(登米能が開催された舞台)[32]
-
旧登米高等尋常小学校校舎(百音が林間学校生を案内した施設)[33]
-
レモンガススタジアム平塚(車いすマラソン強化指定選手選考会会場)[35]
あらすじ
この節の加筆が望まれています。 |
各種メディアにおいて第1週 - 第9週を登米・気仙沼編[36][37][38]、第10週 - 第19週を東京編[38][39]、第20週 - を気仙沼編[40][41]と報じていることから、節タイトルはこれに準じる。
登米・気仙沼編
宮城県気仙沼市・亀島の港町で育った永浦百音(モネ)は高校卒業後、島を出たい一心で登米市の山林地域である米麻町に移り住み森林組合に就職する。2014年5月、18歳の百音は夢や目標が無いことに悩むある日、下宿先の家主・新田サヤカに彩雲を教えられて魅了され、気象予報士の朝岡覚と出会い天気を予測し的中させる様子に驚愕する[42][話 1]。
百音が森林組合に正式採用された日、父・耕治が心配のあまり登米を訪れ、互いの思いを語り合う。その直後、百音は林間学校でやってきていた小学生の一人・福本圭輔と山中で突然の雷雨に見舞われ遭難するが、朝岡と診療所の医師・菅波光太朗の電話での指示に従い無事救助される。圭輔の父から「あなたのおかげで助かりました」と感謝された百音だが、菅波からはその言葉は麻薬だと言われ、さらに職員としての意識の低さを叱責される。
一方で朝岡から「海を知り、山を知ろうとしているなら、空のことも知るべき」と勧められた百音は気象予報士試験の参考書を読み、合格率わずか5%の難関であると知って驚くが、「気象予報士はいのちを守る仕事です」との文言に興味を抱く[話 2]。参考書の難しさに面食らう百音だったが、気になった天気を携帯電話で撮影しては名前を調べ勉強する。
やがて8月になり帰省した百音は、3年前の震災での暗い記憶が甦る。しかし、家族や幼馴染との日々を過ごす中で、漁師となった幼馴染の及川亮や、牡蠣の地場採苗に取り組む妹の未知、祖父の龍己との会話から、漁業と天気の予測が密接に関わっていること、登米の山を豊かにすることが気仙沼の漁業にもつながっていることを知る。そして朝岡の勧めを思い出し、気象を学ぶことで人の役に立てる道があるという希望を胸に亀島を後にする[話 3][話 4]。
登米に戻った百音はサヤカに広葉樹の商品開発を命じられ、地元小学校の学童机の製作を思いつく。コストと納期の問題で頓挫しそうになるが、気象の勉強や職人との会話からヒントを得た百音の再提案を契機に、問題は解決し納品まで辿りつく。同じ頃、菅波のアドバイスで天気の仕組みの絵本を読んでも疑問だらけだった百音は、彼に気象の原理から教えてもらうようになり、2015年1月、初めて気象予報士試験を受験する。
一方、登米でジャズ喫茶を営み、モネの両親とも親交がある田中知久はステージ4の肺がんを患い診療所に通っていたが、次第に病状が悪化して通院が難しくなる。菅波の指導医・中村信弘が訪問診療を始めたが、菅波は回復が絶望的な状況で患者と深くかかわることを恐れ、訪問診療を拒む。百音から余命のあり方に迷っている田中の心境を聞いた菅波は、彼に「迷う時間を作るための積極治療」を提案し、中村の下で訪問診療に挑戦することになる[話 5][話 6]。
百音の気象予報士試験の受験は2度にわたり不合格となり、森林組合の仕事にも忙殺される。そんな中、朝岡が部下を連れて訪れ、彼らのフィールドワークに協力した百音は気象予報士の仕事への興味が蘇る。サヤカや職場からは登米の森林を守る後継者として期待されるが、菅波に相談するなかで自身の気持ちを確認し、気象予報士を目指す意思を固める[話 7]。
年末に百音は帰省し、直前に迫った気象予報士試験の勉強に打ち込む。そんな中、母・亜哉子が酒浸りとなっていた亮の父・新次の通院に付き添っていることを知るが、その直後に新次は、震災で失った及川宅跡地で泥酔しているところを保護される。亮の大漁自慢を聞き、喜びを分かち合える妻・美波を震災で失った喪失感に改めて直面したためだった。亮は自らも抱えていた悲しみが堪えきれず、父と思いを分かち合うために母の愛唱歌を歌うが、新次は立ち直ることを拒絶。耕治と亜哉子はそんな新次に寄り添い続ける覚悟を決め、一方で亮は、悲しい過去に囚われず好きな道に進むべきとの思いを幼馴染たちに語る。百音は、気象予報士になったからといって役に立てるとは限らない現実を目の当たりにするが、それでもこの道を進むしかない、と意志を固める[話 8]。
その後、3度目の挑戦となった試験に合格したものの、百音はサヤカにそれを告げることができず、不合格と嘘をつき彼女を不機嫌にさせる。菅波に事情を聞かれた百音は、震災の日、自分の夢のために島を離れた時に身近な人が辛い目に遭ったこと、同じ状況になって怖くなったことを告白する。菅波からサヤカと話すよう促された百音は、嘘をついたことをサヤカに謝って和解。百音は実家に戻り、家族に震災から抱えた苦悩と島を出た理由を話し、未来を予測して誰かを守ることができる気象の仕事をするために上京する意志を伝える。家族はその思いを受け止め、再び登米に戻った百音は、菅波や森林組合の人々に見送られた後、サヤカに旅立ちを告げ新天地へと向かっていく[話 9]。
東京編
2016年4月、東京に着いた百音はシェアハウス「汐見湯」に落ち着くと、面接を受ける予定の気象情報会社「ウェザーエキスパーツ」(以下「WE社」と記す)の下見に出かける。この時、登米で知り合っていた野坂碧と再会した百音は、一時的な人手不足に陥っていたWE社で社員の代役に駆り出され、Jテレ(JAPAN UNITED TELEVISION)の番組で気象コーナー制作の裏舞台を目の当たりにする。百音はその中での貢献が評価されてWE社に採用が決まり、同僚の神野マリアンナ莉子が出演する屋外気象中継の担当となる。また、先に上京していた幼馴染の野村明日美も汐見湯で百音の隣の部屋に住むことになる[話 10]。4か月後、局地的な豪雨でアンダーパスが冠水する事故が発生したことから水難事故の注意喚起ばかり繰り返すようになり、「子供が海を怖がる様になった」と視聴者の苦情が寄せられる。汐見湯のコインランドリーで思い悩んでいたところ、菅波と再会し、そのアドバイスで肩の力を抜いて取り組めるようになる[話 11]。
その後、台風8号[注 3]が東北地方を直撃することを知った百音は、統計上前例がなく過去の経験が役に立たないことを危惧し、具体的な対策を実家に伝え、朝岡の気象解説にも同様の内容を盛り込んでもらう。後日、父や祖父から感謝され喜ぶが、神野には「人の役に立ちたいと思うのは、結局自分のため」と言われる。その直後、車いすマラソン選手・鮫島祐希を気象面からサポートすることになり、菅波もドクターとして加わる。サポートが功を奏し、鮫島は9月の選考レースで強化指定選手に選ばれるが、その中で鮫島の期待に応えようとする思いが先走って鮫島と衝突した経験から、菅波にかつて言われた「『あなたのおかげ』という言葉は麻薬」の真意を訪ねる。新人時代、ホルン奏者・宮田彰悟の肺がんを発見したことを感謝され、半年後の演奏会に出演したいという希望に応えようとするあまり判断ミスで演奏家生命を奪った菅波の後悔を聞いた百音は、うなだれる彼の背中を優しく手でさする[話 12][話 13]。
10月に入り、東北地方のある町で土石流が発生したとの報道で朝岡の表情が一変する。8年前の豪雨の際、家の中の安全な場所で過ごすよう呼びかけたものの、大規模な土砂崩れで集落ごと飲み込まれたことに衝撃を受けていた。さらにその後、同じ場所で災害が頻発するようになり、そうした地に住み続けることの意味について思い悩む。一方、カキの品評会の受賞のため上京した龍己と耕治が汐見湯に突然現れ、百音と菅波が親しくしていることを知る。翌日、耕治はWE社で朝岡と出会い、朝岡が吐露した悩みに対して、土地に住み続ける人はそこに宿る人々の思いも受け継ごうとしているように見えることや、娘たちには土地に縛られずに明るい未来へ向かってほしいという思いを語る。耕治の話から、それぞれの土地で大切なものを守る人々に気象情報を伝えることで幸せや喜びを届けることができる信念を朝岡と確認しあった百音は、神野の後任として打診されていた中継キャスターを引き受けることを決める[話 14]。
やがて、静岡出張のついでに汐見湯を訪れた未知に、菅波に会ってみたいと言われた百音は、翌週末に会う約束を取り付ける。その頃、美波の母・横山フミエに美波の死亡届提出を促された新次は苦悩し、再び酒に溺れて暴れる。築地見学のついでに汐見湯を訪ねていた亮は、騒動を知り帰りの漁船に戻らず行方をくらますが、百音からの電話には応答する。亮に片思いする未知は、亮が自分ではなく百音に本音を漏らすのを聞き、以前から抱えていた百音への嫉妬を爆発させる[話 15]。
翌朝、百音は亮を連れ戻しに向かい、菅波が汐見湯を訪ねるが、未知は菅波に姉は通じ合っている幼馴染のもとに向かったと言い、明日美に窘められる。やがて百音と亮は汐見湯に戻り、仙台から幼馴染の後藤三生、早坂悠人も駆けつける。それぞれの震災への思いを語る中、今の境遇に諦めを見せる亮に、三生は諦める必要はない、もう普通に笑おう、と訴える。その後、亮は縋るように百音の好意を求めたが拒まれ、やがて未知らとともに汐見湯を後にする。一方、気仙沼では新次が、亮が戻ったらちゃんと話をすることを耕治と亜哉子に伝える。翌日、菅波が百音を訪ね、東京を離れて登米での地域医療に専念したいことを伝えると、百音は、前日に亮を拒んだにもかかわらず、菅波と離れるのは怖いと思ってしまう自責の念を語る。繋いだ手を引こうとした百音を抱き寄せた菅波は、百音が抱える痛みをわかりたいと思う、と告げる[話 16]。
心が通じ合った2人だが、菅波が東京を去る直前の2017年3月、菅波の多忙で会えない日々が続く。一方、Jテレでは気象キャスターを務める神野のコーナーで視聴率が落ち、改善を求められる。朝岡の提案で同じチームの内田衛もキャスターに起用され、しかも内田の方が数字が取れている事実に神野はさらに落ち込む。汐見湯で百音に「傷ついた経験がある人は強い」と言う神野に、それを聞いた大家の井上菜津が、人は傷つく必要はないこと、それでも何らかの事情で目の前にいない人を思い出してほしいことを語る。その後、神野は悪天候に落胆する視聴者の姿を想像し、語りかけるように伝えるようになる。やがて菅波の引っ越しが迫った日、忙しい合間にようやく会えた菅波に、百音はずっと会いたかった思いを吐き出す。菅波は今後、百音の思いはすべて受け止めると彼女に誓う[話 17]。
時は流れて2019年9月。百音はWE社の仕事にも慣れ、全国の市区町村に気象予報士を派遣し気象に関するコンサルティングを行う新事業を提案する。しかし社長の安西和将から、これが実現したら地元に帰るのかと問われ答えに窮する。その頃、関東の南から台風が接近し対応に追われるが、首都圏では最悪の事態を免れて落ち着くかに見えた矢先、長野県の指定河川・番場川で氾濫の危険が迫っていることを朝岡が発見。Jテレでは情報収集に追われたため出演できない内田・神野の代わりにデスクの高村沙都子が自ら出演して緊急事態を伝え、WE社では朝岡がインターネット配信で避難を呼びかける。やがて番場川は氾濫し、百音はどれだけの人が避難できたのかと気に掛けるが、その頃WE社の気象サイトに、百音の実家の近くで竜巻が発生したとの投稿が寄せられる[話 18]。
家族の無事を知り、汐見湯に戻った百音を訪ねた菅波は、結婚したい思いと、近々東京に戻ることを告げる。その時、明日美から実家の牡蠣棚が被害を受けていることを知らされた百音は急いで実家に駆けつける。回収した牡蠣の出荷作業に加わる中、三生が実家の寺を継ぐことを宣言し、その場で幼馴染や父の手で剃髪が行われる。やがて百音と未知は、互いに震災から抱えてきたわだかまりを打ち明け、家に戻りたいという百音に、未知は2人で気仙沼を盛り上げようと応える。百音は菅波に気仙沼へ戻ることを告げ、結婚は保留となる。そしてWE社で気象予報士の派遣について再提案を行い、基本給のみの待遇と2年で結果を出すことを条件に気仙沼へ派遣されることになる[話 19]。
気仙沼編
2019年11月、気仙沼に戻った百音はボランティアでコミュニティFMの天気予報を始める。永浦家に幼馴染が集まった夜、地域のために仕事がしたいという思いを亮から「きれいごとにしか聞こえない」と言われるが、「そう言われても仕方ない」と返す。ラジオで放送を続ける中、地域の人々との交流があり、天候に左右されるアワビの開口(資源保護のため日時を限定したアワビ漁)の実施日の判断や、秋祭りの当日に強風が吹くことを事前に伝えて危険を回避するなど、気象予測が役に立って人々から感謝される。
百音はラジオの活性化のため三生をパーソナリティに起用することを提案し、地域の気象防災の実現に向けて亀島から着手する。一方未知は、研究が評価されて東京の大学に誘われていること、祖父の龍己が牡蠣の養殖業を終わらせたい意向であること、そして亮との仲が進展しないことで、何を選んで進むべきか思い悩んでいた。龍己は、亜哉子が義母(雅代)の介護のために小学校の教員をやめたと思い、これ以上負担をかけたくないと考えていたが、亜哉子は介護が理由ではなく、被災時に教員と母親としての葛藤から抱いた罪悪感や、震災後の大変な状況のために続けることができなかったというこれまで秘めていた本音を語り、今後も龍己の手伝いをしたいと告げる。龍己は、竜巻の被害を免れた残りの牡蠣棚で事業を続けることを決め、耕治は子供と触れ合う仕事を望む亜哉子に塾の開設を提案する。
登場人物
永浦家
- 永浦百音(ながうら ももね)
- 演 - 清原果耶(2歳時:池村碧彩、幼稚園時:吉田帆乃華、小学2年生時:池村咲良、小学高学年時:櫻井歌織)
- 本作の主人公。愛称は「モネ」で、劇中では多くの人物にこの名で呼ばれる。
- 1995年9月17日[43]、台風で海が荒れた日に誕生し、気仙沼の離島・亀島で育つ。父・耕治の影響で幼い頃からの音楽好きだった。
- 中学校では吹奏楽部を一から立ち上げアルトサックスを担当し、仙台の高校の音楽コースを受験するが不合格。合格発表の帰りに父と仙台のジャズバーに寄り道するなかで東日本大震災に遭遇。数日後、父と共に亀島に戻ったが、家族や同級生がそれぞれの立場で懸命に生き抜く中、被災経験を共有できず、何の力にもなれなかったことに苦悩を抱え続けることになる。
- 大学受験に失敗した後、祖父と親交がある新田サヤカの家に下宿し、登米市の米麻町森林組合に就職する。誰かの役に立つ生き方を模索する中、朝岡と出会い、漁業(家業)にも、林業(森林組合)にも役立ち、命を守る仕事という点に惹かれ気象予報士を志すようになる。
- 3回目の挑戦で気象予報士試験に合格した後、上京して朝岡が勤めるウェザーエキスパーツに入社。テレビ局で報道番組の気象コーナーの制作に加わった後、中継キャスターとして出演するようになるが、その後、マスコミよりも地元での仕事を志すようになり、気象予報士を地域に派遣する事業を提案し、営業所への転勤という形で故郷に戻る。
- 気仙沼ではコミュニティFMで天気予報を伝えつつ、気象情報を地域に役立てようとしている。
- 登米で出会った菅波と心が通じ合い、結婚の意思を伝えられたが、帰郷のため保留となっている。
- 永浦耕治(ながうら こうじ)
- 演 - 内野聖陽[12][44][45]
- 百音の父で、みやぎ銀行の行員。
- 気仙沼支店に勤めているが、2020年4月からの本店営業部長への異動を打診されている。
- 若かりし頃はジャズトランペット奏者を目指していたが、自身の発する音質に暗さや哀愁が無く適性が無いことを悟り断念。大学卒業時のバブル景気末期、日々命がけで仕事をする漁師よりもやりたい仕事として銀行に就職した。百音の中学時代は吹奏楽部の指導者を買って出た。百音の高校受験の合格発表を一緒に見に行き、不合格に落ち込む彼女を励まそうと昔馴染みのジャズバーに寄り道中、東日本大震災に被災した。
- 娘2人やその幼馴染たちの進路を気にかけているが、心配性な面もあり、特に次女の未知にはやや煙たがられている。
- 永浦亜哉子(ながうら あやこ)
- 演 - 鈴木京香[12][44][45]
- 百音の母で元教員。牡蠣の養殖業を手伝っている。
- 仙台出身で、若かりし頃は、耕治が奏でる明るいトランペットの音に心奪われ彼に恋をした。交際を申し込むも「島に忘れられない女がいる」と断わられるが、彼のトランペットの音を肯定し音楽界に怒りをぶつけたことを機に彼の心を掴むこととなった。東日本大震災発生時は、亀島を離れて職場である気仙沼の小学校にいた。第21週で、この学校での避難のため自宅に戻れず、自分の娘たちへの心配が募るあまり、娘たちよりも幼い生徒たちを置いての職場放棄を考えた「10分間」があり、その罪悪感と震災後の対応の大変さから教員をやめる決意をしたことを初めて家族たちに告白する。
- 亀島と本土(気仙沼の市街地)を結ぶ亀島大橋が開通したのを機に、雅代が営んでいた民宿を再開したいと考えている。
- 永浦未知(ながうら みち)
- 演 - 蒔田彩珠(5歳時:寺田藍月)[12][44][45]
- 百音の2歳年下の妹。愛称は「みーちゃん」。亮に対し好意を抱き続けている。
- 中学時代は百音らに説得され吹奏楽部に入部、クラリネットを担当した。部活の卒業コンサートの練習中に東日本大震災に被災、他の家族は島にいなかったため、雅代を1人で避難誘導した。
- 地元漁業の活性化のため研究者になりたいと水産高校に通い、大人たちが突きつける現実にもめげずに牡蠣の地場採苗の研究に取り組む。
- 高校卒業後は宮城県の公務員となり、希望が叶って水産研究科(気仙沼水産技術センター)に配属された。
- ワカメに関する研究が評価され、東京の大学教授から、本格的に研究をするよう誘われている。
- 永浦龍己(ながうら たつみ)
- 演 - 藤竜也[12][44][45]
- 百音の祖父。気仙沼で牡蠣の養殖業「永浦水産」[46]を営んでいる。かつては遠洋漁業をしていた。
- サヤカが催した植樹祭に孫の百音や未知を連れて訪ねるなど、以前からサヤカと親交があった。
- その理由について、登米の山から北上川を流れる水が石巻で育てる種牡蠣の養分になり、それを買って育てている気仙沼の養殖業にもつながるからと百音に語る。
- 年齢による身体の衰えと、竜巻で牡蠣棚の一部が被災したことから事業を畳もうと考えるが、亜哉子や未知の説得で考え直し、残った牡蠣棚で続けることを決める。
- 永浦雅代(ながうら まさよ) / 語り
- 演 - 竹下景子[注 4][12][44][45]
- 百音の祖母で、本作の語り手。
- かつては永浦家で民宿を営み、「島の里親制度」[注 5]の受け入れも行っていた。
- 劇中では故人で[注 6]、死後は牡蠣に生まれ変わって登場人物たちを見守り続けていたが[47]、龍己が汐見湯でふるまったカキとして食べられた[48]後、百音が持つ小さな木の笛(百音が米麻町森林組合に就職した頃、連れ戻そうとした耕治が百音のために作ったもの)に転生して芽を出す。
- 百音がそれを育て、鉢植えとなって帰郷している。
百音の同級生とその家族
- 及川亮(おいかわ りょう)
- 演 - 永瀬廉[49][50]
- 百音の幼馴染で同級生。未知が通う水産高校のOB。愛称は「りょーちん」。
- 中学時代は百音に誘われ吹奏楽部に入部しトランペットを担当。卒業コンサートの練習中に東日本大震災に被災し、母の美波を失う。
- 高校卒業後に漁師となり、失意で酒に溺れた父と暮らしつつ、中古の漁船を買うために資金を貯めている。
- 野村明日美(のむら あすみ)
- 演 - 恒松祐里[49][50]
- 百音の幼馴染で同級生。愛称は「スーちゃん」。
- 中学時代はモネに誘われ吹奏楽部に入部しフルートを担当。卒業コンサートの練習中に東日本大震災に被災した。
- 高校卒業後に亀島を出て、仙台の短期大学の保育科を卒業。SNSを通して誘われた東京のアパレルショップに就職する。
- 上京後は都内のリロケーション物件に住む予定であったが、家主が急に結婚して帰宅することになったため入居できなくなり、百音と一緒に汐見湯に入居する。
- 亀島では亮に好意を寄せ続けていたが、上京後、百音の先輩の内田が元モデルと知って関心を持ち、服選びを手伝ったのを機に恋仲となる。
- 百音の帰郷後も東京で暮らしている。
- 後藤三生(ごとう みつお)
- 演 - 前田航基[49][50]
- 百音の幼馴染で同級生。西暦894年に創設された寺「星明寺」の住職の息子。まわりからは「みつお」と呼ばれる。
- 中学時代はモネに誘われ吹奏楽部に入部しトロンボーンを担当。卒業コンサートの練習中に東日本大震災に被災した。
- 高校卒業後は仙台の仏教系大学に進学するが、震災で多くの人を見送ったのを目の当たりにしたことから一時は寺を継ぐことを拒み、ロックバンドやラップに傾倒する。
- しかし2019年の秋、島の人々や幼馴染の前で寺を継ぐことを宣言する。
- 早坂悠人(はやさか ゆうと)
- 演 - 髙田彪我[49][50]
- 百音の幼馴染で同級生。卒業コンサートの練習中に東日本大震災に被災した。
- 中学時代は百音に誘われ吹奏楽部に入部し、ユーフォニアムを担当した。
- 仙台の大学を卒業後、気仙沼市に就職する。
- 百音が気仙沼で仕事を始めるにあたり、上司の遠藤との間を取り持ったり、百音の業務スペースを確保するなど協力をしている。
- 及川新次(おいかわ しんじ)
- 演 - 浅野忠信[49][50]
- 亮の父で耕治の幼馴染。腕の良さで評判の漁師。
- 百音を出産する際に産気づいた亜哉子を、海が荒れるなかにも関わらず船で本土へ送り届けた。
- 東日本大震災で自宅や建造したばかりの自身の漁船を流され、妻の美波も失う。それ以来、酒に溺れ度々警察の世話になるが、亜哉子の助けで治療のために病院に通っている。
- 震災後、耕治の強い勧めで再度船を持とうとしたものの、隠していた他の借金が発覚し銀行から融資を断られた経緯から耕治とは疎遠になっていた。しかし、2016年の台風8号の襲来の際、耕治の懇願を受け、亀島の漁船を避難させる。
- 及川美波(おいかわ みなみ)
- 演 - 坂井真紀[51]
- 亮の母。東日本大震災に被災し行方不明となっている。
- 新次や耕治とは幼馴染で、耕治の初恋の相手だった。
- 誰とでも仲良くなれる明るい性格で、酒に酔うと決まってカラオケの十八番である「かもめはかもめ」を歌っていた。
- 横山フミエ
- 演 - 草村礼子
- 美波の実母。美波の死亡届を出すよう新次に依頼する。
- 後藤秀水(ごとう ひでみ)
- 演 - 千葉哲也
- 三生の父親。「星明寺」の住職。
- 大学に進学後、寺を継ぐことを逡巡していた三生を黙って見守り、三生が寺を継ぐことを決めた際には自ら息子の髪を剃る。
宮城の人々
登米の人々
- 新田サヤカ(にった さやか)
- 演 - 夏木マリ[13][52]
- 百音の下宿先の大家で資産家。登米市に広大な山林を保有し、米麻町森林組合の創設者でもある。
- 伊達家家老の子孫とも言われ、周囲から「姫」と呼ばれることもあるが、新田家の血を引いているわけではなく、カスリーン台風の混乱の中で生まれ、新田家に引き取られたことを語っている。
- 震災後には、復興支援で派遣された人たちのために所有する建物を開放していた。
- 龍己とは旧知の仲で度々連絡を取り合っている。
- 菅波光太朗(すがなみ こうたろう)
- 演 - 坂口健太郎[13][52]
- 東京の大学病院に勤める医師。専門は外科。
- 2014年、指導医である中村の誘いで米麻町森林組合に併設している「よねま診療所」に着任し、彼と交代の隔週勤務で登米市と東京を往復する生活を送っていたが、2017年4月より診療所での地域医療に専念する。
- しかし、進歩する医学を学ぶ機会が必要との中村の判断で、2019年秋に東京に戻る。
- 百音が森林組合に勤めていた頃、気象予報士試験の合格を目指すモネに気象の基礎を教え、迷いを見せる彼女を励ましながら合格へと導いた。
- 百音の上京後、東京で再会したことを機に仲を深め、遠距離恋愛の末に結婚したい意思を伝えたが、その頃、菅波は東京に戻ることになり、百音が気仙沼に戻ることを決めたため保留となる。
- 佐々木翔洋(ささき しょうよう)
- 演 - 浜野謙太[13][52]
- 森林組合の課長。
- 伝統芸能「登米能」をこよなく愛好し、普段の所作にも能らしい動きが表れる。
- 山林の伐採の現場に立ち合うことが多く、伐採作業員と関係が深い。
- 川久保博史(かわくぼ ひろし)
- 演 - でんでん[13][52]
- 森林組合の古参職員(参事)。
- 登米出身の石ノ森章太郎の大ファン。
- 木材が安く買い叩かれ、林業が奮わない現状を憂いている。
- 木工職人と関係が深く、森林組合で学童机を製作する際には引退した職人たちの協力を取り付ける。
- 田中知久(たなか ともひさ)
- 演 - 塚本晋也[53]
- ジャズ喫茶のマスター。通称:トムさん。
- ジャズトランペット奏者を目指していた若かりし頃の耕治と、耕治に惚れ込み、口説き落とした亜哉子のことをよく知っており、その馴れ初めをモネに語る。
- 2014年10月、ステージ4の肺がんの診断書を持ってよねま診療所を訪ねる。積極治療を受けるか迷っていたが、菅波の説得により決断する。
- 浮気を繰り返したため妻子とは離縁しており、元妻に一目会いたいとメールを送るものの断られてしまうが、その後、孫の写真を送ってもらい、いつか会えることを願って仙台の病院に入院する。
- 中村信弘(なかむら のぶひろ)
- 演 - 平山祐介[53]
- 「よねま診療所」の医師で菅波の恩師。
- 菅波とは対象的に体育会系でおおらかな性格。
- 震災後、災害派遣で登米に滞在していたことがある。
- 菅波を登米に招いた後、診療所を拠点に訪問診療を始める。当初は菅波に協力を拒否されていたが、やがて心境が変化した菅波から積極的な協力を得られるようになる。
気仙沼の人々
- 遠藤克敏(えんどう かつとし)
- 演 - 山寺宏一
- 気仙沼市役所「はまらいん課」課長。コミュニティFM「はまらいん気仙沼」(災害FMが前身から)を立ち上げた。
- 災害FMの時から番組のDJを務めている[注 7]。
- 小山繁樹(こやま しげき)
- 演 - 佃典彦
- コミュニティFM「はまらいん気仙沼」の代表。
- 水野一花(みずの いちか)
- 演 - 茅島みずき
- 東京の大学を休学して気仙沼に滞在していた学生。町づくりについて学んだことを活かすために活動していたが、休学を終わらせて東京に戻る。
- 高橋美佳子(たかはし みかこ)
- 演 - 山口紗弥加
- 居酒屋を営む女性。以前、遠藤と共に前身の災害FMを経験したことがあった。
- 太田滋郎(おおた じろう)
- 演 - 菅原大吉
- 漁協組合長。
- 石井あかり(いしい あかり)
- 演 - 伊東蒼
- 亜哉子が小学校の教員をしていた頃の教え子。
- 震災後、6年間気仙沼を離れていたが、両親の意向で戻ってきている。
東京の人々
ウェザーエキスパーツの人々
- 朝岡覚(あさおか さとる)
- 演 - 西島秀俊[13][52](大学生時:粟大和[54])
- 気象予報会社・ウェザーエキスパーツに所属するベテランの気象予報士。気象キャスターとして人気を博していたが、降板してスポーツ気象に専念している。
- 震災救援ヘリのための気象データ収集で、登米市を拠点として活動していたことがある。
- 石ノ森章太郎の大ファンで、原画展のために登米を訪れた際に百音たちと出会い、近い将来の天気の変化を何度も言い当て、感銘を受けた百音が気象予報士を目指す最初のきっかけとなる。
- その後も海や山を知り、自然の怖さも知る百音に気象の仕事に関わってもらいたいと願い、機会をとらえて気象の仕事の魅力と意義を伝え続けた結果、百音は朝岡のもとで働きたいと上京する。
- 早明大学在学中は"風の神"と称される駅伝の有名選手であったが、「神宮全日本大学駅伝」で想定外の気象変化に対処できず棄権を余儀なくされた経験から、気象予測をスポーツに活かしたいと考えており、鮫島のサポートが成功したのを機にスポーツ気象に専念する。
- 神野マリアンナ莉子(じんの マリアンナ りこ)
- 演 - 今田美桜[55][56]
- 報道キャスターを目指す若手の気象予報士。ミドルネームの「マリアンナ」は本名[57]。
- Jテレの朝の報道番組「あさキラッ」にて屋外からの中継キャスターを担当していたが、朝岡の後任で気象キャスターを務めている。
- 高村から神野に仙台中央放送からローカルニュース番組のキャスターのオファーがあることを紹介された。
- 現場では常に笑顔を見せているが、舞台裏では物事をはっきりと言う性格で、辛辣な本音や、百音には秘めた胸の内を語ることがある。
- 内田衛(うちだ まもる)
- 演 - 清水尋也[55][56]
- ウェザーエキスパーツの社員で、百音と同じ報道気象班の先輩となる若手気象予報士。
- 百音と同時に朝の報道番組「あさキラッ」のサポート担当となった。
- 社員の中ではあまり目立たず控え目だが、プレゼンには説得力があると評価される。気象大学校卒業で、気象予報士試験は一発合格した秀才で、データ分析の能力に優れている。
- 花粉症が悩みであり、花粉症の対策アプリの開発を目指していた[注 8]が、社内プレゼンの結果、社長に採用された。
- 朝岡の意向で、イメチェンとリハーサルを済ませた上で、神野と交代で「あさキラッ」の気象キャスターを担当する。
- 高校生時代にファッションモデル経験があるが、自身はファッションに関心がなく、見かねた明日美に服を見立ててもらっている。彼女に「マモちゃん」と呼ばれ、東京編終盤には相思相愛のカップルとなっている。
- 野坂碧(のさか みどり)
- 演 - 森田望智[55][56]
- ウェザーエキスパーツの社員で、モネと内田の先輩になる若手の気象予報士。三宮出身。
- 交通関係機関に気象情報を提供する交通気象班に所属しているが、朝岡が「あさキラッ」から降板した後は、チームのサポートに加わっている。
- 木の保水量に着目した防災の研究を行っており、社内でも事業化のプレゼンを繰り返している。
- 安西和将(あんざい かずまさ)
- 演 - 井上順[55][56]
- ウェザーエキスパーツの社長で創業者[注 9]。
- 自ら考案した気象予報のマスコットキャラクター「コサメちゃん」と「傘イルカくん」をヒットさせる長年の夢は、百音が報道番組の屋外中継に活用したことで叶えられた。
- 飄々とした性格だが、「スポーツ気象は金にならない」と辛口を発したり、社員からの新事業のプレゼンにも次々と改善点を指摘するなど、経営者としてシビアな一面も見せている。
- 審査員
- 演 - 異儀田夏葉
- 安西社長と社内プレゼンの審査を担当した。
- 審査員
- 演 - 斉田季実治
- 朝岡の同僚。
- 審査員
- 演 - 山神明理
- 星野光助
- 演 - もう中学生
- ウェザーエキスパーツの社員で「流通気象班」所属。
- 社内プレゼンで「宇宙天気プロジェクト」[注 10]を提案するも却下された。
Jテレの人々
テレビ局の正式名称は「JAPAN UNITED TELEVISION」だが、劇中で設定されている通称の「Jテレ」[注 11]で記述する。
- 沢渡公平(さわたり こうへい)
- 演 - 玉置玲央[55][56]
- 気象庁担当の社会部記者。
- 気象庁への取材結果や番組構成変更の情報を高村に伝えたり、朝岡の依頼で気象庁に取材するなど、気象コーナーと関係が深い。
- 高村沙都子(たかむら さとこ)
- 演 - 高岡早紀[55][56]
- 社会部気象班デスク・元報道キャスター[60]。正確な情報を伝えることをモットーとしている。
- 朝岡とは飲み仲間である[61]と同時に互いの方針の違いで対立することもある。
- 制作方針を巡りキャスターを務めた番組を自ら降板した過去がある、ハプニングにより台風の報道特別番組で数分間ながらキャスターに復帰した[62]
- 照井達也
- 演 - 関太(タイムマシーン3号)
- 「あさキラッ」のキャスター。
- 板谷沙織
- 演 - 袴田彩会
- 「あさキラッ」のキャスター。
- 益田
- 演 - 長友郁真
- 「あさキラッ」のディレクター。
- 等々力
- 演 - 長村航希
- 「あさキラッ」のアシスタントディレクター。
- 秋山
- 演 - 興津正太郎
- 「あさキラッ」のアシスタントディレクター。
- 宮川祐介[63]
- 演 - 松田泰成
- 「あさキラッ」で仙台市から出演した中継レポーター。
- 久原大志[64]
- 演 - 達淳一
- 「ニュースナイトJ」のキャスター。
- 岸谷加奈子[65]
- 演 - 粕谷聡子
- 「ニュースナイトJ」のキャスター。
- ナイトJディレクター
- 演 - 鈴木翔吾
汐見湯の人々
- 井上菜津(いのうえ なつ)
- 演 - マイコ[55][56]
- 汐見湯の大家。美術大学出身。
- 小倉肇(おぐら はじめ)
- 演 - 沼田爆
- 菜津の祖父。
- 小倉光子(おぐら みつこ)
- 演 - 大西多摩恵
- 菜津の祖母。
- 宇田川
- 演 - 非公表[注 12]
- シェアハウスの男性住人。愛称は「ヒロくん」。
- 肇・光子が世話になった人の孫で、菜津の幼馴染。幼い頃から絵や漫画や書道に秀でていた。美術大学卒業後は芸術とは別分野に約8年勤務するも環境が合わず心身不調を起こし休みがちになり退職。以来、長い間引きこもり人前には姿を見せていないが、明け方には密かに汐見湯の浴室掃除をしている。
- 百音の誕生日祝いや鮫島の応援ボードなどで書道の腕前を披露している。
その他の東京の人々
- 鮫島祐希(さめじま ゆうき)
- 演 - 菅原小春[55][56]
- 大阪府出身。車いすマラソン(T54)選手。関西弁を話す。
- リオデジャネイロパラリンピックの代表選考レースで気候を読み違えて熱中症になり、日本代表から外れる。
- その直後、朝岡と知り合ったのを機にウェザーエキスパーツのサポートを受けて再起し、2019年、東京パラリンピックの日本代表に選出される。
- 宮田彰悟
- 演 - 石井正則
- 菅波が初めて担当した患者。ホルン奏者であった。
- 肺がんの手術によってプロ活動が続けられなくなった後はボイラー技士になり、汐見湯の修理に訪問した際に菅波と再会する。
ゲスト
第1週
- 菊地里乃(きくち りの)
- 演 - 佐藤みゆき[66]
- カフェ「椎の実」のスタッフ。
- 木村慎一(きむら しんいち)
- 演 - アベラヒデノブ[66]
- 森林組合の職員。
- 山崎有香(やまざき ゆか)
- 演 - 佐藤真弓[66]
- 森林組合の職員。
- 吉田みよ子(よしだ みよこ)
- 演 - 大島蓉子[66]
- 「椎の実」の常連客。
- 井上千代子(いのうえ ちよこ)
- 演 - 髙栁葉子[66]
- 「椎の実」の常連客。
- 小野文子(おの ふみこ)
- 演 - 関えつ子[66]
- 「椎の実」の常連客。
- 町内会長
- 演 - 渡辺憲吉[66]
- 登米の町内会長。
第2週
- 福本圭輔(ふくもと けいすけ)
- 演 - 阿久津慶人[66]
- 迫川小学校の児童。
- 林間学校で森林組合を訪ねた際、山中で遭難して長時間豪雨に晒され、低体温症で意識を失いかけたが、付き添った百音の看護によって一命をとりとめる。
- この時、もうすぐ生まれてくる弟にあげようと木とんぼを作っていたが、その後、無事に生まれたことを百音に報告している。
- 圭輔の父親
- 演 - 猪俣三四郎[66]
- 圭輔の遭難を知り森林組合に駆けつけ、無事救助されたことに安堵し、百音に感謝の言葉をのべる。
- 谷口先生
- 演 - 山口森広[66]
- 林間学校の引率の先生。
- 川村先生[66]
- 演 - 菊池佳南
- 林間学校の引率の先生。
- 千葉颯太
- 演 - 土田諒[66]
- 片山大輔
- 演 - 神尾優典[66]
- 女子児童
- 演 - 磯谷萌々子[66]
第3週
- 野村道子(のむら みちこ)
- 演 - 冨樫真[66]
- 明日美の母。
- 早坂香織(はやさか かおり)
- 演 - 相築あきこ[66]
- 悠人の母。
- 街の人
- 演 - 多田木亮佑
- サックス演奏者
- 演 - 海野あゆみ
- 戸倉のおばちゃん
- 演 - 千葉登喜代[66]
第4週
第5週
- 伊藤さん(いとう さん)
- 演 - 原金太郎[66]
- 木工職人。
- 木工以外も行っているが特に木工を好んでおり、森林組合で学童机を製作する際には引退した職人仲間を集めて協力する。
- 熊谷さん(くまがい さん)
- 演 - 山本亨[66]
- 作業員。通称は「クマさん」。
- 山番頭と呼ばれ、山林の植生に精通している。複雑な地形の中で気象を読むことにも長けている。口数は少ない。
第7週
用語・設定
- 亀島
- 気仙沼湾の沖に存在する、モネが育った島。
- 亀島のシーンは気仙沼市の大島(気仙沼大島)で撮影された[67]。
- 米麻町
- 百音が高校卒業後に住む登米市内の町。山林のシーンは旧・登米町の地域で撮影された[68]。
- 米麻町森林組合
- 百音の最初の勤務先。組合事務所の他、「よねま診療所」「カフェ 椎の実」が併設された複合施設で、地元の憩いの場となっている。山主の新田サヤカが利便性を考えて、診療所を誘致し、カフェを作った。
- 永浦水産
- 百音の祖父・龍己が営む牡蠣の養殖を主とした水産業。
- みやぎ銀行
- 百音の父・耕治の勤務先。
- 気仙沼水産技術センター[69]
- 百音の妹・未知の就職先。
- 登米能
- 伊達家の時代から登米市で受け継がれている伝統芸能。
- 実在する登米能は、登米市のうち旧・登米町(とよままち)の地域で受け継がれてきたため「とよまのう」と読むが、劇中では「とめのう」と呼ばれている。
- 桃津駅
- 鉄道および気仙沼まで運行されているBRT(バス高速輸送システム)の駅。
- 桃津駅のシーンはJR気仙沼線の柳津駅で撮影され[70]、BRTが導入された経緯も2014年時点での気仙沼線BRTの状況に即して説明されている。
- 汐見湯
- 上京した百音と明日美が入居する銭湯をリノベーションしたシェアハウス。築地の東成大学附属病院近隣に立地し、併設するコインランドリーは菅波も度々利用している[71]。
- 外観は東京都大田区にある銭湯「明神湯」で撮影された[72]。
- 東成大学附属病院
- 菅波が勤務する東京築地界隈の大学病院。
- 晴見
- ウェザーエキスパーツ本社の所在地[73]。
- ウェザーエキスパーツ (Weather Experts)[74]
- 百音の転職先で、朝岡が所属する東京都中央区晴見に本社を置く民間気象予報会社。
- 1Fに「お天気ふれあいコーナー」、2Fに「交通気象班」・「報道気象班」、3Fに「流通気象班」・「総務・営業」・「企画開発班」がある[75]。
- 劇中では新たに「スポーツ気象班」と「ウェザーエキスパーツ気仙沼営業所」が立ち上げられた。
- 本作の台本考証及び美術協力[注 13]を担当するウェザーニューズが気象サービスについて考証し[77]、独自開発した花粉測定器『ポールンロボ』の使用や[78]、2015年ラグビー日本代表への協力[79][80]など、同社を彷彿とさせる事柄が作中に登場する。
- 東京都中央区晴海にあるイベントスペース「CROSS DOCK HARUMI」で撮影された[30]。
- Jテレ (JAPAN UNITED TELEVISION)
- 東京のテレビ局。
- ウェザーエキスパーツが気象予報士を派遣し、朝の報道番組「あさキラッ」や夜の番組「ニュースナイトJ」、その他緊急報道番組の気象コーナーの制作に加わっている。
- 傘イルカくん・コサメちゃん
- ウェザーエキスパーツ本社ビル1Fの「お天気ふれあいコーナー」に常駐する傘を持ったイルカとサメのパペット人形のキャラクター。
- 社長の安西がキャラクターを考案した。
- Jテレで神野が担当する朝の天気コーナーに登場したことを機にインターネットのトレンドワード上位にランキングされることとなる。
- チーム・サメジマ
- 車いすマラソン選手・鮫島をサポートするためのチーム。
- 都立いずみの森陸上競技場
- 鮫島が出場した「車いすマラソン強化指定選手選考記録会」の会場。
- 明岩市(あきいわし)・石音町(いしねまち)
- 東北地方にある架空の市と町。どの県にあるかは明らかになっていない。
- 現地を訪ねた朝岡が、帰路にサヤカと出会い登米の美しい森を見せられたというエピソードは位置関係を推測する材料になる。
- 亀島大橋
- 本土と亀島を繋ぐ橋。橋が開通するまで本土と亀島を行き来する交通手段は連絡船のみであったが、2017年に橋梁架設が完了し、2019年9月時には既に一般道路として開通している。気仙沼大島大橋で撮影された[81]。
- 海のまち市民プラザ
- 気仙沼市の施設で「気仙沼市役所出張所 はまらいん課」・「はまらいん気仙沼」・「ウェザーエキスパーツ気仙沼営業所」が入居している。
- 気仙沼市役所出張所 はまらいん課
- 気仙沼市役所の部署。
- 遠藤が課長を務めている。
- はまらいん気仙沼
- 気仙沼市のコミュニティFM。2011年震災直後、情報伝達を目的に市と市民で発足した災害FMが前身。
- ラヂオ気仙沼・女川さいがいFMなどの災害FMを参考にしている[82]。
- シマノミドリ
- はまらいん気仙沼のAIアナウンサー。百音が同局の天気予報を担当する前は、気象台の情報を勝手に取得し放送していた。
- 仙台中央放送
- 仙台のローカルテレビ局。
- 神野が2020年1月から同局の番組「夕方ほっと」のキャスターに着任する。
東日本大震災に関する表現
この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
本作は「制作」の節にある通り、NHK東日本大震災プロジェクトなどの一環として制作されている。
本作で東日本大震災を扱うことについて、制作統括の吉永証は、震災から10年目の春というタイミングから震災を背景にしないことは考えられなかった[83]とし、震災で個々人に起こったことは千差万別で、それぞれの気持ちに寄り添うことを表現したいという意図を語っている[84]。
劇中では、冒頭の百音の出生の場面を除いて2014年5月から始まり、過去の出来事としての震災の回想は第15回に登場する。起承転結の「起」の部分で記憶として描くことについて、過去のNHK連続テレビ小説の作品で「転」の部分に震災を置いた『あまちゃん』や『半分、青い。』との違いが指摘されている[85]。
なお、震災の一部である福島第一原子力発電所事故については劇中では描かれていない。
震災を示す言葉
劇中では「東日本大震災」「東北地方太平洋沖地震」など、この震災を示す固有名詞は登場していない。しかし、第14回にてその発生日が2011年3月11日と示されていることから、意味しているものは明確であり、本記事では記述の便宜上、劇中のできごととして「東日本大震災」の語を用いている場合がある。
なお、登米編・東京編(第85回まで)では多くの場合、「あの日」「○年前」「あれから」といった言葉で語られており、2019年となった第86回以降は「震災」の語で表現されることが多い。
災害の表現
劇中では、地震の発生、津波の襲来といった災害の発生状況については省略されている。第14回の最後に「PM2:46」を示した時計が表示された後、第15回では午後10時、仙台にいた百音と父の耕治が気仙沼に向かっているシーンから始まっている。
こうした表現について、放送コラムニストの高堀冬彦は、震災を直接的に描かなかったことで、逆にリアリティーが生まれたと評している[86]。また、ライターの佐野華英は、まだ震災の恐怖を克服できていない視聴者への配慮という点を指摘している[87]。
東日本大震災以外の震災の扱い
本作では、劇中の期間(2014年以降)で実際に発生した震災については扱われていない。ただし、東京編で百音の会社の先輩として登場する野坂は神戸市三宮の出身と設定され、幼い頃に震災(名称は語られていない)を経験したことから、防災を志すようになったことが語られている。
エンディング
本編を放送する月 - 金曜日のエンディングは、「あなたの身近な観天望気」と題して、視聴者から気象現象にまつわるエピソードに、ことわざあるいは写真を添えて募集したコーナーを送る[88]。
スタッフ
- 作 - 安達奈緒子
- 語り - 竹下景子[12]
- 土曜日『おかえりモネ「第〇週」』
- 音楽 - 高木正勝[89](編曲:足下憲治)
- 主題歌 - BUMP OF CHICKEN「なないろ」(トイズファクトリー)[1][90]
- 制作統括 - 吉永証、須崎岳
- プロデューサー - 上田明子
- 広報プロデューサー - 川口俊介
- 演出 - 一木正恵、梶原登城、桑野智宏、押田友太、中村周祐、原英輔
- 気象考証 - 斉田季実治
- 気象情報会社考証 - 村田泰謁(ウェザーニューズ)
- 気象キャスター指導 - 山神明理
- コミュニティFM考証 - 大嶋智博
- 副音声解説 - 山崎健太郎
- 制作・著作 - NHK
放送日程
週 | 回 | 放送日 | サブタイトル | 演出 | 週平均視聴率 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 - 5 | 2021年 | 5月17日 - 5月21日天気予報って未来がわかる? | 一木正恵 | 18.4%[91] |
2 | 6 - 10 | 5月24日 - 5月28日 | いのちを守る仕事です | 17.1%[92] | |
3 | 11 - 15 | 5月31日 - 6月 4日 | 故郷(ふるさと)の海へ | 梶原登城 | 17.1%[93] |
4 | 16 - 20 | 6月 7日 - 6月11日 | みーちゃんとカキ | 16.4%[94] | |
5 | 21 - 25 | 6月14日 - 6月18日 | 勉強はじめました | 桑野智宏 | 17.2%[95] |
6 | 26 - 30 | 6月21日 - 6月25日 | 大人たちの青春 | 16.8%[96] | |
7 | 31 - 35 | 6月28日 - 7月 2日 | サヤカさんの木 | 一木正恵 | 16.7%[97] |
8 | 36 - 40 | 7月 5日 - 7月 9日 | それでも海は | 桑野智宏 | 16.7%[98] |
9 | 41 - 45 | 7月12日 - 7月16日 | 雨のち旅立ち | 一木正恵 | 16.2%[99] |
10 | 46 - 50 | 7月19日 - 7月23日 | 気象予報は誰のため? | 梶原登城 | 16.4%[100] |
11 | 51 - 55 | 7月26日 - 7月30日 | 相手を知れば怖くない | 16.5%[101] | |
12 | 56 - 60 | 8月 2日 - 8月 6日 | あなたのおかげで | 一木正恵 | 15.5%[102] |
13 | 61 - 65 | 8月 9日 - 8月13日 | 風を切って進め | 桑野智宏 | 16.0%[103] |
14 | 66 - 70 | 8月16日 - 8月20日 | 離れられないもの | 押田友太 | 16.3%[104] |
15 | 71 - 75 | 8月23日 - 8月27日 | 百音と未知 | 一木正恵 | 16.0%[105] |
16 | 76 - 80 | 8月30日 - 9月 3日 | 若き者たち | 梶原登城 | 16.1%[106] |
17 | 81 - 85 | 9月 6日 - 9月10日 | わたしたちに出来ること | 中村周祐 | 16.1%[107] |
18 | 86 - 90 | 9月13日 - 9月17日 | 伝えたい守りたい | 桑野智宏 原英輔 |
16.1%[108] |
19 | 91 - 95 | 9月20日 - 9月24日 | 島へ | 梶原登城 | 15.4%[109] |
20 | 96 - 100 | 9月27日 - 10月 1日 | 気象予報士に何ができる? | 一木正恵 | 16.2%[110] |
21 | 101 - 105 | 10月 | 4日 - 10月 8日胸に秘めた思い | 田中諭 舩田遼介 |
16.0%[111] |
22 | 106 - 110 | 10月11日 - 10月15日 | 嵐の気仙沼 | 桑野智宏 | |
期間平均視聴率:(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム) |
再放送
- 以下の日程で、第1週 - 第3週および、各週のウィークリーダイジェストが再放送された[112]。
総集編
以下の日程で総集編が放送された。
総集編 前編
第1週 - 第9週を「前編」として総集編が放送された。
放送時間変更
- 6月23日(総合テレビ・再放送) - 『令和3年度沖縄戦没者慰霊式典』に伴い、放送時間が2分繰り下げ(12時47分 - 13時02分)で放送された。
- 7月26日(総合テレビ・再放送) - 『東京2020オリンピック スケートボード 女子ストリート決勝』中継に伴い、90分繰り下げ(14時15分 - 14時30分)で放送された[注 14]。
- 8月4日(総合テレビ・再放送) - 『東京2020オリンピック スケートボード 女子パーク決勝』中継に伴い、80分繰り下げ(14時05分 - 14時20分)で放送された
- 8月6日(総合テレビ・本放送) - 『広島平和記念式典』に伴い、広島などの中国地方は、7時45分からの先行放送(東京本部からの発信)、その他地域は、8時35分から放送予定だったが式典放送延長のため、39分繰り下げ(8時39分 - 8時54分)で放送された。
- 8月14日(総合テレビ・【1週間】再放送) - 広島県・ 福岡県・佐賀県・長崎県に発令された大雨特別警報の特設ニュースに伴い10分繰り下げ(12時55分 - 13時10分)で放送された。
- 8月26日(総合テレビ・再放送) - 『東京2020パラリンピック 車椅子バスケットボール 女子』中継に伴い、20分繰り下げ(13時05分 - 13時20分)で放送された。
- 8月28日(総合テレビ・再放送) - 『東京2020パラリンピック』中継に伴い、10分繰り下げ(12時55分 - 13時10分)で放送された。
- 9月3日(総合テレビ・再放送) - 『東京2020パラリンピック』中継および、菅義偉自民党総裁が次期自民党総裁選挙不出馬を役員会で表明したことに伴う報道特番に伴い、30分繰り下げ(13時15分 - 13時30分)で放送された。
関連番組
NHKでは、2021年度からの大型キャンペーン企画「未来へ 17アクション」と銘打って、SDGsと向き合う様々な番組やイベントを展開していくが、その一環として当作品も参加。番組宣伝も兼ねた「おかえりモネ×未来へ17action モネで見つけるSDGs」と題した5分間/本のミニ番組を、土曜日の週間総集編のナビゲートを務めるサンドウィッチマンと、女優・歌手の長濱ねるが進行役を務め、劇中に登場するSDGsにかかわる件をピックアップし、それについて専門家の解説で紹介する。[114]
放送テーマ
- 海の豊かさは陸の豊かさがつくる!? ゲスト・斉田季実治
- 年輪から災害対策を行う!?(ゲスト同上)
- 気象と福祉とスポーツと ゲスト・花岡伸和
関連商品
- Blu-ray・DVD
-
- BOX1 第1週 - 第8週
- 『連続テレビ小説 おかえりモネ 完全版 ブルーレイ BOX1』(2021年9月24日、NHKエンタープライズ、NSBX-25128)
- 『連続テレビ小説 おかえりモネ 完全版 DVD-BOX1』(2021年9月24日、NHKエンタープライズ、NSDX-25131)
- BOX1 第1週 - 第8週
脚注
注釈
- ^ 『まんてん』の後半部はヒロインが宇宙飛行士を目指す内容になっている。
- ^ コミュニティFMが舞台になるのは『つばさ』以来となる。
- ^ 日本の南海上で迷走後に東側から北上。実際に同様の経路をたどった台風として平成28年台風第10号がある。
- ^ 語りを兼任。
- ^ 劇中での描写から離島留学の一種と考えられる。
- ^ 過去の場面では登場している。回想シーンで登場しない時のクレジットは「語り」のみ。震災では未知に助けられて無事だったが、その後病死している。
- ^ 演じる山寺は「バズーカ山寺」名義でラジオDJをしている。
- ^ 32話で内田が設置する花粉観測機はウェザーニューズの「ポールンロボ」が使用されている[58]。
- ^ ウェザーマップの創業者で気象予報士の森田正光は演じる井上がウェザーニュース創業者の石橋博良と似ているとTwitterでコメントしている[59]。
- ^ もう中学生の「段ボール芸」で説明した。
- ^ J:COMチャンネルのJテレとは無関係。
- ^ 55話で声のみ登場したが、オープニングの役者表示はノーテロップである。
- ^ セットの小道具の一部はウェザーニュースの幕張本社から、渋谷のNHKスタジオにレンタルされたものである[76]。
- ^ 当初は80分繰り下げ(14時5分 - 14時20分)の予定だった。
あらすじ出典
- ^ “あらすじ 第1週「天気予報って未来がわかる?」”. NHK. 2021年5月17日閲覧。
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- ^ “あらすじ 第3週「故郷(ふるさと)の海へ」”. NHK. 2021年8月8日閲覧。
- ^ “あらすじ 第4週「みーちゃんとカキ」”. NHK. 2021年8月8日閲覧。
- ^ “あらすじ 第5週「勉強はじめました」”. NHK. 2021年8月8日閲覧。
- ^ “あらすじ 第6週「大人たちの青春」”. NHK. 2021年8月8日閲覧。
- ^ “あらすじ 第7週「サヤカさんの木」”. NHK. 2021年8月8日閲覧。
- ^ “あらすじ 第8週「それでも海は」”. NHK. 2021年8月8日閲覧。
- ^ “あらすじ 第9週「雨のち旅立ち」”. NHK. 2021年8月8日閲覧。
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- ^ “あらすじ 第11週「相手を知れば怖くない」”. NHK. 2021年9月27日閲覧。
- ^ “あらすじ 第12週「あなたのおかげで」”. NHK. 2021年9月27日閲覧。
- ^ “あらすじ 第13週「風を切って進め」”. NHK. 2021年9月27日閲覧。
- ^ “あらすじ 第14週「離れられないもの」”. NHK. 2021年9月27日閲覧。
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- ^ “あらすじ 第16週「若き者たち」”. NHK. 2021年9月27日閲覧。
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出典
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- ^ 59話2:40からの発言
- ^ 90話より
- ^ 46話8:07のテロップより
- ^ 46話10:47のポスターより
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- ^ “おかえりモネ:第11週視聴率16.5% 「相手を知れば怖くない」百音、ついに菅波先生と東京で再会!”. MANTANWEB (MANTAN). (2021年8月2日) 2021年8月2日閲覧。
- ^ “おかえりモネ:第12週視聴率15.5% 「あなたのおかげで」百音、ずっと前に菅波に言われたある事を…”. MANTANWEB (MANTAN). (2021年8月10日) 2021年8月10日閲覧。
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- ^ “おかえりモネ:第14週視聴率16.3% 「離れられないもの」“初めて出会った”耕治と朝岡”. MANTANWEB (MANTAN). (2021年8月23日) 2021年8月23日閲覧。
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- ^ “おかえりモネ:第16週視聴率16.1% 最後は菅波が百音をぎゅっ…“コインランドリーの奇跡””. MANTANWEB (MANTAN). (2021年9月6日) 2021年9月6日閲覧。
- ^ “おかえりモネ:第17週視聴率16.1% 弱音を吐く莉子 菜津の思い 菅波は登米へ…”. MANTANWEB (MANTAN). (2021年9月13日) 2021年9月13日閲覧。
- ^ “おかえりモネ:第18週視聴率16.1% 「伝えたい守りたい」大型台風が日本列島に 対応に追われる百音たち”. MANTANWEB (MANTAN). (2021年9月21日) 2021年9月21日閲覧。
- ^ “おかえりモネ:第19週視聴率15.4% 東京編ラスト! 菅波からプロポーズも…百音は帰郷を決意”. MANTANWEB (MANTAN). (2021年9月27日) 2021年9月27日閲覧。
- ^ “おかえりモネ:第20週視聴率16.2% 帰郷した百音 りょーちん「なぜ島へ戻ってきた」”. MANTANWEB (MANTAN). (2021年10月4日) 2021年10月4日閲覧。
- ^ “おかえりモネ:第21週視聴率16.0% 亜哉子さん、教え子と6年ぶり再会 涙の告白…”. MANTANWEB (MANTAN). (2021年10月11日) 2021年10月11日閲覧。
- ^ “おかえりモネ:第1〜3週を“イッキ見”できる! 清原果耶主演朝ドラ一挙再放送”. MANTANWEB. 株式会社MANTAN (2021年6月4日). 2021年6月16日閲覧。
- ^ “総集編 前編”. 日本放送協会 (2021年7月16日). 2021年7月26日閲覧。
- ^ 未来へ 17アクション関連番組一覧
関連項目
- 気象庁
- 予報業務許可事業者
- ウェザーニューズ - 台本考証と美術協力を担当している。
- 臨時災害放送局
- コミュニティ放送
- ラヂオ気仙沼
- 女川さいがいFM
- 透明なゆりかご - 清原果耶主演、安達奈緒子脚本のNHKドラマ。
- まんてん - 連続テレビ小説第67作。本作同様、天気予報がモチーフのひとつ。
- つばさ - 連続テレビ小説第80作。本作同様、コミュニティFMが登場する。
- ラジオ (テレビドラマ)
- お天気お姉さん(曖昧さ回避)
外部リンク
- NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』
- 【公式】「おかえりモネ」 (@asadora_nhk) - X(旧Twitter)
- 連続テレビ小説「おかえりモネ」 (@nhk_okaerimone) - Instagram
- おかえりモネ - NHK_PR - NHKオンライン
- おかえりモネ - NHKプラス
- 連続テレビ小説 おかえりモネ | NHK放送史(動画・記事)
- おかえりモネ - TMDb
NHK 連続テレビ小説 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
おかえりモネ
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NHK総合 土曜日8:00 - 8:15枠 | ||
おちょやん「第○週」
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おかえりモネ「第○週」
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カムカムエヴリバディ「第○週」
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