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== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
* [[オウィディウス]]『[[変身物語]](上)』[[中村善也]]訳、[[岩波文庫]](1981年)
* [[オウィディウス]]『[[変身物語]](上)』[[中村善也]]訳、[[岩波文庫]](1981年)
* [[パウサニアス]]『ギリシア記』飯尾都人訳、龍渓書舎(1991年)
* [[パウサニアス (地理学者)|パウサニアス]]『ギリシア記』飯尾都人訳、龍渓書舎(1991年)
* [[ヘシオドス]]『[[神統記]]』[[廣川洋一]]訳、岩波文庫(1984年)
* [[ヘシオドス]]『[[神統記]]』[[廣川洋一]]訳、岩波文庫(1984年)
* 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』[[岩波書店]](1960年)
* 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』[[岩波書店]](1960年)

2021年11月15日 (月) 11:12時点における版

マイアンドロス
Μαίανδρος
河神
マイアンドロスを描いた2世紀頃の
アンティオキア銅貨
住処 マイアンドロス川
オーケアノステーテュース
兄弟 ポタモイアルペイオスエーリダノスアケローオスシモエイスペーネイオスラードーンスカマンドロス)、オーケアニデス
子供 キュアネー、サミアー、カリロエー
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マイアンドロス古希: Μαίανδρος, Maiandros)は、ギリシア神話の神である。大洋神オーケアノステーテュースの息子の1人で[1]、小アジアのマイアンドロス川(現在の大メンデレス川)の河神。マイアンドロス川はアナトリア半島西部のプリュギア地方とカーリア地方を流れてミーレートス近くでエーゲ海に注ぐ。伝説によるとマイアンドロス川の水は海に流れ込むとそこからペロポネーソス半島に達し、シキュオーンを流れるアーソーポス川の水になるという[2]。そこでマルシュアースもマルシュアース川からマイアンドロス川に流れ込み、その後アーソーポス川に浮かんでシキュオーンの川岸に流れ着いたと伝えられている[3]。娘キュアネー[4]、サミアー[5]カリロエー[6]カラモス[7]、マルシュアース、バビュスの父[8]

脚注

  1. ^ ヘーシオドス、339行。
  2. ^ パウサニアス、2巻5・3。
  3. ^ パウサニアス、2巻7・9。
  4. ^ オウィディウス、9巻450行。
  5. ^ パウサニアス、7巻4・1。
  6. ^ ビューザンティオンのステパノス英語版
  7. ^ ノンノスディオニューソス譚』11巻370行-481行。
  8. ^ 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』p.270a。

参考文献