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{{日本の高等学校
{{Infobox 日本の学校
| 校名 = 青森山田中学高等学校
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| 画像 = Aomori Yamada Junior and Senior High School.JPG
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2022年10月7日 (金) 02:53時点における版

青森山田中学高等学校
地図北緯40度48分14.0秒 東経140度44分57.5秒 / 北緯40.803889度 東経140.749306度 / 40.803889; 140.749306座標: 北緯40度48分14.0秒 東経140度44分57.5秒 / 北緯40.803889度 東経140.749306度 / 40.803889; 140.749306
過去の名称 山田裁縫教授所
青森山田家政女学校
山田高等学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人青森山田学園
校訓 誠実・勤勉・純潔・明朗
設立年月日 1918年
創立者 山田きみ
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 併設型
分校 (通信制)札幌校
(廃止)東京・千葉・静岡・大分・山梨
課程 全日制課程
通信制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 (通信制)普通科
(全日制)普通科・情報処理科・自動車科・調理科
学科内専門コース 特進コース
吹奏楽コース
美術コース
演劇コース
キャリアアップコース
スポーツコース
(すべて全日制普通科)
専攻科 自動車専攻科
学期 3学期制
学校コード D102310000057 ウィキデータを編集(高等学校)
C102310000013 ウィキデータを編集(中学校)
高校コード 02505E
中学校コード 020242
所在地 030-8520
青森県青森市青葉三丁目13番40号
外部リンク 中学校公式サイト
高等学校公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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青森山田中学高等学校(あおもりやまだちゅうがくこうとうがっこう)は、青森県青森市青葉三丁目に所在する中高一貫私立中学校高等学校。1918年創立[1]。なかでもサッカー卓球硬式野球バドミントン自転車競技柔道新体操などの部活動が全国レベルの活躍をしており、多くのスポーツ選手を輩出している。

沿革

  • 1918年大正7年) - 創立者山田きみが青森県青森市新町の自宅で裁縫塾を開く
  • 1919年(大正8年) - 山田高等家政女学校に改称
  • 1931年昭和6年)3月5日 - 各種学校令による青森家政学園設立許可(青森市長島町156番地)
  • 1933年(昭和8年)3月31日 - 文部大臣の許可を受け、実業学校令による山田高等家政女学校認可(本科4年、家政科2年、研究科1年)(青森市浦町)
  • 1934年(昭和9年) - 家庭科を増設
  • 1948年(昭和23年)3月11日 - 財団法人組織として山田学園設立。山田高等学校認可
  • 1949年(昭和24年) - 中学校を併設
  • 1951年(昭和26年)3月12日 - 財団法人山田学園を学校法人山田学園に改組。高等学校男子部を設置
  • 1962年(昭和37年)1月20日 - 法人名を学校法人山田学園から学校法人青森山田学園と改称。山田高等学校を青森山田高等学校に改称
  • 1977年(昭和52年) - 校舎移転
  • 1981年(昭和56年) - 高等学校に調理科を増設
  • 1982年(昭和57年)1月23日 - 2級自動車整備士養成施設として高等学校に自動車専攻科認可
  • 1985年(昭和60年) - 土木科を土木建築科に改める
  • 1989年平成元年) - 高等学校の普通科に特進、教養、体育コースを設ける
  • 1998年(平成10年)3月31日 - 青森山田高等学校通信制普通科設置認可
  • 2001年(平成13年)3月30日 - 青森山田中学校を青森市浜田板橋23に認可
  • 2005年(平成17年) - 高等学校の土木建築デザイン科を建築デザイン科に改める
  • 2012年(平成24年) - 高等学校の建築デザイン科、生徒募集停止
  • 2014年(平成26年) - 高等学校通信制普通科の千葉校、東京校、山梨校、静岡校、大分校の生徒募集停止

設置学科

青森山田高等学校には以下の課程・学科(コース)がある。

  • 全日制課程
    • 普通科(特進コース・吹奏楽コース・美術コース・演劇コース・キャリアアップコース・スポーツコース)
    • 情報処理科
    • 自動車科
    • 調理科
    • 自動車専攻科
  • 通信制課程
    • 普通科
      • 青森校(本部校;募集区域・青森、岩手、秋田の3県)
      • 札幌校(募集区域・北海道全域)

青森山田中学校には、以下のコースがある。

  • 特進コース
  • 普通コース

著名な部活動

サッカー部

サッカー部は、1970年に創部[2]1989年田口光久が監督に就任した頃から強化が始まり、1991年には全国高等学校サッカー選手権大会(選手権)と全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会(インターハイ)の全国大会に初出場を果たした。

1995年、当時25歳の黒田剛が田口の後任としてサッカー部の監督に就任すると、雪国である青森のハンデを逆手に取り、雪の上での練習(雪中サッカー)と筋力トレーニングを兼ねた雪かきを練習に取り入れるなどして強化を進め[3]1996年以降の選手権には毎年出場する全国高校サッカー選手権の強豪校となった。

高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグでは、トップチームが最上位カテゴリのプレミアリーグに在籍するほか、東北地方の強豪校が戦うプリンスリーグ東北にセカンドチームが参戦している。2016年シーズンには、高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグ第95回全国高等学校サッカー選手権大会で共に優勝、ユース世代二冠を達成している。2005年シーズンには、第40回全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会で優勝している。

また中学校も2012年に全国大会で優勝し、2014年から2017年にかけて4連覇を達成している。

タイトル

卓球部

青森山田高校卓球部は総監督を吉田安夫がつとめ、全国高等学校総合体育大会卓球競技大会で男子団体が17回、女子団体が4回全国優勝するなどの実績を残した。この他、国民体育大会卓球競技全国高等学校選抜卓球大会全日本卓球選手権大会でも実績を残した。出身者には水谷隼松平健太福原愛丹羽孝希などがいる。

2015年度で強化が休止された[4]

硬式野球部

青森山田高校硬式野球部は全国高等学校野球選手権大会に11回、選抜高等学校野球大会に2回、明治神宮野球大会に1回出場している。

男子新体操部

1982年の創部以来、39年間で36回の団体全国優勝、17回の個人全国優勝の実績を持つ[5]

主な卒業生

サッカー

各国の全国リーグ(日本の場合、JSL、J1、J2、J3、JFL)に所属したWikipediaに記事のある選手のみ。卒業年順。

名前 出身 Pos 進学先 入団クラブ 現所属または主な経歴
佐々木仁 岩手県 1973 1991 GK フジタ ラインメール青森FC GKコーチ
河端和哉 北海道 1981 1999 DF 札幌大学 コンサドーレ札幌 札幌大学サッカー部 監督
ジュニーニョ ブラジル 1982 2001 MF 清水エスパルス
千葉貴仁 北海道 1984 2002 DF セレッソ大阪 青森山田高校サッカー部 コーチ
大河内英樹 愛知県 1985 2003 MF ベガルタ仙台
三澤純一 北海道 筑波大学
盛礼良レオナルド ブラジル 2004 FW JSC 東京ヴェルディ1969 FCマルヤス岡崎
那須川将大 北海道 1986 DF 中京大学 東京ヴェルディ 藤枝MYFC
橋本和 滋賀県 大阪体育大学 柏レイソル FC岐阜
小寺優輝 和歌山県 MF 阪南大学 ファジアーノ岡山FC
川邊裕紀 東京都 1987 2005 DF 国士舘大学 FC町田ゼルビア
櫛引祐輔 北海道 MF 中央大学 SAGAWA SHIGA FC
松本怜 早稲田大学 横浜F・マリノス 大分トリニータ
小澤竜己 愛知県 FW FC東京 JPVマリキナFC
伊東俊 北海道 MF 国士舘大学 モンテディオ山形 ロアッソ熊本
ロメロ・フランク ペルー 2006 流通経済大学 水戸ホーリーホック 鹿児島ユナイテッド
李澤忍治 青森県 1988 仙台大学 ソニー仙台FC
川西翔太 奈良県 FW 大阪体育大学 ガンバ大阪 カターレ富山
三浦修 北海道 1989 2007 DF 同志社大学 ガイナーレ鳥取 アルテリーヴォ和歌山
岩崎晃也 MF 国士舘大学 佐川印刷
藤本憲明 大阪府 FW 近畿大学 ヴィッセル神戸
大津一貴 北海道 関東学院大学 T.F.S.C. FCウランバートル
菅原渉 愛知県 1990 2008 DF 大阪体育大学 ツエーゲン金沢
椎名伸志 北海道 1991 2009 MF 流通経済大学 松本山雅FC カターレ富山
野間涼太 千葉県 明治大学 FKルダル・プリェヴリャ SKAハバロフスク
柴崎岳 青森県 1992 2010 鹿島アントラーズ デポルティーボ・ラ・コルーニャ
三田尚希 長野県 法政大学 ラインメール青森 AC長野パルセイロ
橘一輝 大阪府 国士舘大学 ガイナーレ鳥取
櫛引政敏 青森県 GK 清水エスパルス ザスパクサツ群馬
差波優人 1993 2011 MF 明治大学 ベガルタ仙台 ラインメール青森
舛沢樹 DF 中央大学 ヴァンラーレ八戸 Cobaltore女川
高橋晃司 宮城県 MF 仙台大学 Cobaltore女川
室屋成 大阪府 1994 2012 DF 明治大学 FC東京 ハノーファー96
山田将之 埼玉県 法政大学 大宮アルディージャ
池上丈二 熊本県 MF 大阪体育大学 レノファ山口FC
丹代爽弥 青森県 FW 仙台大学 ソニー仙台FC
菅原啓祐 千葉県 MF
篠田朋宏 愛知県 東洋大学 FC大阪 アルテリーヴォ和歌山
八戸雄太 東京都 1995 2013 DF 桐蔭横浜大学 Honda FC
田中雄大 宮城県 GK SC相模原 ブラウブリッツ秋田
菊池流帆 岩手県 1996 2014 DF 大阪体育大学 レノファ山口FC ヴィッセル神戸
松木駿之介 神奈川県 MF 慶応義塾大学 ファジアーノ岡山FC ラインメール青森
平松遼太郎 奈良県 DF 環太平洋大学 FC今治 奈良クラブ
山下優人 千葉県 MF 桐蔭横浜大学 いわきFC
常田克人 埼玉県 1997 2015 DF ベガルタ仙台 松本山雅FC
神谷優太 山形県 MF 湘南ベルマーレ 清水エスパルス
原山海里 埼玉県 DF 東京学芸大学 いわてグルージャ盛岡 ヴァンラーレ八戸
廣末陸 東京都 1998 2016 GK FC東京 ラインメール青森
高橋壱晟 青森県 MF ジェフユナイテッド千葉
三國スティビアエブス 東京都 DF 順天堂大学 水戸ホーリーホック FC岐阜
住永翔 北海道 MF 明治大学 AC長野パルセイロ
佐々木快 青森県 DF 新潟医療福祉大 ヴァンラーレ八戸
橋本恭輔 東京都 東京23FC Y.S.C.C.横浜
小山新 青森県 関西大学 FC岐阜
嵯峨理久 MF 仙台大学 いわきFC
郷家友太 宮城県 1999 2017 ヴィッセル神戸
中村駿太 千葉県 FW モンテディオ山形 カマタマーレ讃岐
蓑田広大 神奈川県 DF 法政大学 湘南ベルマーレ SC相模原
堀脩大 東京都 MF 中央大学 カターレ富山
檀崎竜孔 宮城県 2000 2018 MF 北海道コンサドーレ札幌
三國ケネディエブス 東京都 DF アビスパ福岡
天笠泰輝 群馬県 MF 関西大学 ザスパクサツ群馬
バスケス・バイロン チリ いわきFC 東京ヴェルディ
武田英寿 宮城県 2001 2019 浦和レッズ 大宮アルディージャ
古宿理久 神奈川県 横浜FC Y.S.C.C.横浜
藤原優大 青森県 2002 2020 DF 浦和レッズ SC相模原
タビナス・ポール・ビスマルク 東京都 いわてグルージャ盛岡
松木玖生 北海道 2003 2021 MF FC東京
宇野禅斗 福島県 FC町田ゼルビア

卓球

プロ野球

バドミントン

テニス

柔道

ボクシング

自転車

フィギュアスケート

スノーボード

スポーツその他

芸能

脚注

  1. ^ 先輩の暴力か…青森山田野球部員が死亡”. 日刊スポーツ (2011年12月20日). 2022年8月27日閲覧。
  2. ^ サッカー部”. 青森山田高等学校公式サイト. 2021年12月20日閲覧。
  3. ^ 黒田剛 (2017年5月22日). “サッカー弱小高が全国2冠王者に育ったワケ 柴崎岳を輩出した青森山田高校の育成哲学”. 東洋経済オンライン. 2019年1月16日閲覧。
  4. ^ 男子優勝の青森山田、最後も優勝で締めた - Nittaku
  5. ^ 男子新体操部 - 青森山田高校

関連項目

外部リンク