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| 選手名 = 田中 正義
| 選手名 = 田中 正義
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| 所属球団 = 福岡ソトバンクホクス
| 所属球団 = 北海道日本ハムァイタ
| 背番号 = 25
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| 画像サイズ = 280
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2023年1月9日 (月) 17:03時点における版

田中 正義
北海道日本ハムファイターズ
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 神奈川県横浜市
生年月日 (1994-07-19) 1994年7月19日(30歳)
身長
体重
188 cm
93 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2016年 ドラフト1位
初出場 2018年4月1日
年俸 1200万円(2023年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
派遣歴

田中 正義(たなか せいぎ、1994年7月19日 - )は、神奈川県横浜市出身のプロ野球選手投手)。右投右打。福岡ソフトバンクホークス所属。



愛称は名前の「正義」を英単語で表した「ジャスティス[2]

経歴

プロ入り前

小1から投手として野球を始める[3]創価高等学校1年生の秋ごろに右肩の痛みからいったんは外野手となるが[4]創価大学に入ってから再び投手となる[3]池田隆英は高校・大学を通じてチームメイトで、大学の3学年先輩に石川柊太がいる。

創価大学時代
(2016年10月15日)

創価大学2年春、東京新大学野球連盟のリーグ戦共栄大学戦で公式戦初登板し、最高球速151km/h、11奪三振完封勝利[4]。3年春から東京新大学野球連盟所属のリーグ戦において、無失点を記録し[3]、6月末のユニバーシアード代表NPB選抜の対戦では、NPB選抜から7打者連続で三振を奪った[3]。同年秋の東京新大学野球連盟所属のリーグ戦でノーヒットノーランを記録した[3]。4年春にはリーグ戦の試合中に高校1年生の頃に発症した右肩の痛みを再発し[5]、ほとんど登板することができず[6]、7月中旬には右足の太ももの裏の肉離れを発症した[5]。秋には痛めていた右肩が回復し[6]、リーグ戦で自己最速記録156km/hにあと1km/hと迫る155km/hを記録した[7]

当初はMLBを希望したが、後に進路をNPB12球団に絞り、目標を「最速160km/h超え」と「シーズン200投球回」に設定した[5]。翌10月3日にプロ志望届を正式に提出した[8]。10月20日のドラフト会議では、5球団が競合し本人も望んでいたソフトバンクが交渉権を獲得[9][10]

11月19日に入団交渉を行い、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円(金額は推定)で契約し[11]、同月22日にソフトバンクの新人選手入団会見が行われ、入団が正式に発表された。背番号は「25」、球場で表示される登録名は「田中正義[12]

プロ入り後

2017年シーズンは、3月中旬から右肩に違和感を覚え、リハビリ組での調整となる。6月23日に行われた西部ガスとの三軍戦において、宮崎春季キャンプ中の紅白戦以来、4か月ぶりの実戦登板とプロ野球での対外試合初登板[13]。その後もリハビリ組での投球フォームの改造など、調整を続ける[14]。9月23日に行われたウエスタン・リーグ阪神戦において先発登板し、3回を2安打2失点、最速149km/hで二軍公式戦初登板[15]。一軍公式戦の登板機会はなく、二軍公式戦も上記の1試合のみの登板で[16]、三軍戦においても7試合の登板にとどまった[17]

2018年シーズンは、宮崎春季キャンプとオープン戦で結果を残し[18]、開幕一軍選手登録される[19]。4月1日に福岡ヤフオク!ドームで行われた対オリックス戦において、9回表に5番手の中継ぎ投手として一軍公式戦初登板を果たす[20]。以降10試合に中継ぎ投手として登板したが、7月に体調を崩し、1か月の自宅療養を余儀なくされる[21]。8月中旬にはリハビリ組に復帰したが[22]、以降の登板機会はなかった。シーズンオフの11月19日、契約更改交渉に臨み、50万円ダウンの年俸1400万円(金額は推定)でサインした[21]

2019年シーズンは、宮崎春季キャンプの紅白戦において球速149km/hを記録するなど好調だったが[23]、右肩の張りを訴え、リハビリ組での調整となる[24]。結局、一軍での登板は1試合のみに終わった。シーズンオフにはプエルトリコウィンターリーグに派遣された[25]

2020年は右肘痛の影響もあり、一軍登板なしに終わった。

2021年は救援で自己最多18試合に登板し、防御率2.16で、11月の秋季キャンプでは、体作りと変化球の精度向上をテーマにトレーニングに励み、藤本博史監督から投手陣のMVPとの評価を受けた[26]

2022年は先発ローテーション入りを争いながらも右肩痛のため、シーズン開幕直前に離脱。調整は長く続き、二軍での実戦復帰は7月半ばまでずれ込んだ。8月13日に一軍に昇格したものの、新型コロナウイルス陽性判定を受け再離脱し、僅か5試合の登板にとどまった。オフの契約更改交渉では100万円減の推定年俸1200万円を提示されたが、「来年も野球をできるのはありがたい、しかないです」と契約を更改した[27]

選手としての特徴

最速は156km/h[28]の直球、スライダーフォークなどを軸に投球を組み立てる[3]。一番得意な変化球はフォーク[29]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2018 ソフトバンク 10 0 0 0 0 0 1 0 0 .000 64 13.2 18 6 6 0 0 15 0 0 13 13 8.56 1.76
2019 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 5 0.2 1 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0.00 4.50
2021 18 0 0 0 0 0 0 0 1 ---- 67 16.2 9 2 8 0 0 14 3 0 5 4 2.16 1.02
2022 5 0 0 0 0 0 0 0 1 ---- 16 5.0 2 0 0 0 0 6 0 0 0 0 0.00 0.40
通算:4年 34 0 0 0 0 0 1 0 2 .000 152 36.0 30 8 16 0 0 35 3 0 18 17 4.25 1.28
  • 2022年度シーズン終了時

年度別守備成績



投手












2018 ソフトバンク 10 1 3 0 0 1.000
2019 1 0 0 0 0 ----
2021 18 3 0 0 0 1.000
2022 5 0 0 0 0 ----
通算 34 4 3 0 0 1.000
  • 2022年度シーズン終了時

記録

初記録

背番号

  • 25(2017年 - )

登場曲

[30]

代表歴

脚注

出典

  1. ^ ソフトバンク - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2022年12月3日閲覧。
  2. ^ “正義、ネットの呼び名「ジャスティス」公認 愛称定着へ「結果残していく」”. 西日本スポーツ. (2016年11月21日). https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/290595/ 2021年6月25日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f “12球団競合あるぞ! 田中正義投手ドラフトロード”. 日刊スポーツ. (2016年6月20日). http://www.nikkansports.com/baseball/news/1590251.html 2016年10月25日閲覧。 
  4. ^ a b 和田美保 (2015年12月31日). “創価大・田中正義、あるぞ史上初の12球団競合”. 日刊スポーツ. http://www.nikkansports.com/baseball/news/1586132.html 2016年10月8日閲覧。 
  5. ^ a b c 鹿野雄太 (2016年10月3日). “創価大・田中メジャー封印、プロ志望届12球団OK”. 日刊スポーツ. http://www.nikkansports.com/baseball/news/1718995.html 2016年10月8日閲覧。 
  6. ^ a b “創価大・田中正義投手、プロ志望届を提出へ”. 読売新聞. (2016年10月2日). http://www.yomiuri.co.jp/sports/yakyu/20161002-OYT1T50069.html 2016年10月8日閲覧。 
  7. ^ 松井いつき (2016年10月3日). “創価大・正義 悩んだ末に…国内経由でメジャーの道 12球団OK”. スポニチ Sponichi Annex. http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/10/03/kiji/K20161003013465420.html 2016年10月8日閲覧。 
  8. ^ “創価大・田中正義がプロ志望届を提出”. 日刊スポーツ. (2016年10月3日). http://www.nikkansports.com/baseball/news/1719202.html 2016年10月8日閲覧。 
  9. ^ 【ドラフト】1位は田中正義投手!計10人を指名”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2016年10月21日). 2016年11月1日閲覧。
  10. ^ 田中正義 同学年大谷と「比較されるような選手ではない」も「成長できたら」”. スポニチ Sponichi Annex (2016年10月20日). 2016年11月1日閲覧。
  11. ^ ソフトバンク1位田中正義「ローテ入りを目指す」”. 日刊スポーツ (2016年11月19日). 2017年1月6日閲覧。
  12. ^ “ソフトBドラ1正義 目標は沢村賞“満点受賞”11年マー君が最後”. スポニチ Sponichi Annex. (2016年11月22日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/11/23/kiji/K20161123013772470.html 2016年11月23日閲覧。 
  13. ^ リハビリ4カ月…ソフトBドラ1正義、第一歩そして土台固め”. スポニチ Sponichi Annex (2017年7月3日). 2017年11月23日閲覧。
  14. ^ ソフトバンク田中正義フォーム改造着手「ぶち壊す」”. 日刊スポーツ (2017年7月27日). 2017年11月23日閲覧。
  15. ^ ソフトバンク田中正義3回2失点「間違いなく前進」”. 日刊スポーツ (2017年9月23日). 2017年11月23日閲覧。
  16. ^ 2017年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2017年11月23日閲覧。
  17. ^ 3軍選手成績 非公式戦個人成績 投手成績 2017/11/16(金)現在”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2017年11月16日). 2017年11月23日閲覧。
  18. ^ ソフトバンク田中正義3戦連続0封「前に進んでる」”. 日刊スポーツ (2018年3月12日). 2018年4月6日閲覧。
  19. ^ ソフトバンク 開幕1軍登録メンバー一覧”. 日刊スポーツ (2018年3月29日). 2018年4月6日閲覧。
  20. ^ ソフトバンク田中が153キロデビュー 被弾に反省”. 日刊スポーツ (2018年4月1日). 2018年4月6日閲覧。
  21. ^ a b ソフトバンク田中正義は今年も減額「期待裏切った」”. 日刊スポーツ (2018年11月19日). 2018年4月6日閲覧。
  22. ^ ソフトバンク田中正義1カ月ぶりにリハビリ組合流”. 日刊スポーツ (2018年8月15日). 2018年4月6日閲覧。
  23. ^ 出た~~160キロ!ソフトバンク田中正義2回0封”. 日刊スポーツ (2019年2月16日). 2018年4月6日閲覧。
  24. ^ ノースロー続くソフトバンク田中正義がリハビリ組へ”. 日刊スポーツ (2019年2月28日). 2018年4月6日閲覧。
  25. ^ ソフトバンク田中正義背水WL派遣…もがくしかない”. 日刊スポーツ (2019年11月2日). 2020年3月1日閲覧。
  26. ^ 田中正義 5球団競合のドラ1位、今秋は投手陣MVP”. 西日本スポーツ (2021年12月2日). 2021年12月12日閲覧。
  27. ^ “鷹・田中正義、減俸にも感謝「ありがたいの一言」 6年目もプロ未勝利で100万円減”. Full-Count. (2022年12月2日). https://full-count.jp/2022/12/02/post1313456/ 2023年1月9日閲覧。 
  28. ^ 鷹16年ドラ1田中正義が自己最速156キロマーク! 退団する内川のラストマッチで存在感”. Full-Count (2020年11月1日). 2021年6月25日閲覧。
  29. ^ “鷹魂の継承 田中正義x斉藤和巳対談 「期待を上回るような魅力あるピッチャーに」”. 週刊ベースボールONLINE. (2016年11月24日). http://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=001-20161205-01 2016年11月25日閲覧。 
  30. ^ チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2021年3月10日閲覧。
  31. ^ 2014年 第27回 ハーレムベースボールウィーク 出場選手一覧”. 野球日本代表侍ジャパンオフィシャルホームページ. 2017年4月16日閲覧。

関連項目

外部リンク