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2023年3月22日 (水) 11:54時点における版
コールドプレイ | |
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基本情報 | |
出身地 | イングランド ロンドン |
ジャンル | |
活動期間 | 1996年 - |
レーベル | |
公式サイト | コールドプレイ 公式サイト |
メンバー |
コールドプレイ(英語: Coldplay)は、イギリス・ロンドン出身の4人組ロックバンド、および21世紀を代表する音楽グループである。代表曲として「Viva La Vida」「Yellow」「Fix You」「A Sky Full of Stars」「The Scientist」「Hymn for the Weekend」「My Universe」「Clocks」 「Paradise」などがある。
メンバー4人はユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の学生寮で出会った。1996年にバンドを結成し、複数回の改名を経て1998年にデビューEP、2000年にデビューアルバムをリリース。これまでリリースしたスタジオ・アルバム9作全てが全英アルバムチャートで1位を獲得している。
特徴として、哀愁を帯びた美しいメロディー、繊細で壮麗なサウンド、叙情的で優しい歌声、メッセージ性に富む哲学的な歌詞、音楽性の変化や多彩さ、多幸感溢れるカラフルなライブなどが挙げられる[7]。
21世紀のポピュラー音楽を象徴するアーティストの一つとして、世界中の音楽シーンに大きな影響を与えている。
グラミー賞7回受賞(39回ノミネート)[8][注釈 1]、イギリスのグループにおけるグラミー賞の歴代最多受賞記録[注釈 2][注釈 3]と最多ノミネート記録を保持している。
前回のワールドツアー『A Head Full of Dreams Tour』は、当時のコンサートツアー史上歴代3位の興行成績を記録した[9]。現在の『Music of the Spheres World Tour』は、世界各地でチケットセールスの記録を塗り替えるなど[10][11][12][13][14]、大きな話題となっている。
概要
1996年にロンドンで結成される。1998年に現在の名前の「コールドプレイ(Coldplay)」に改名後、自主制作でデビューEP『Safety』をリリース。1999年にメジャーレーベルのパーロフォンと契約し、2000年にデビュー・アルバム『パラシューツ』をリリース。
メンバーは、クリス・マーティン(ボーカル・ギター・ピアノ)、ジョニー・バックランド(ギター)、ガイ・ベリーマン(ベース)、ウィル・チャンピオン(ドラムス)から構成される。名門ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の学生寮ラムゼー・ホールで4人は知り合い、共に学生生活を過ごしながらバンド活動に打ち込んだ。現在まで同じメンバーで活動している。クリエイティブ・ディレクター(元マネージャー)のフィル・ハーヴェイは、クリス・マーティンの13歳からの親友であり、「5人目のメンバー」と呼ばれている。バンド名は、フィリップ・ホーキーの『チャイルド・リフレクションズ』(1997年発売)に収録されている詩「Cold Play」に由来している。Pectoralz、Big Fat Noises、Starfishなど複数回の改名を経て「Coldplay」としてデビューした。
2000年、デビュー・アルバム『パラシューツ』とシングル「Yellow」の大ヒットにより世界的な成功を得た。1stアルバム『パラシューツ』は全世界で約900万枚、2ndアルバム『静寂の世界 』は約1500万枚、3rdアルバム『X&Y』は約1300万枚のセールスを記録し、『X&Y』は2005年に世界で最も売れたアルバムとなった。『パラシューツ』、『静寂の世界』、『X&Y』はイギリス史上最も売れたアルバム50選(2019年公式チャート発表)にも選ばれ[15]、アーティストとして単独最多のランクイン数を記録している[16]。2ndアルバム『静寂の世界』は初期のコールドプレイの代表作と評されることも多く、BBCラジオのリスナーの史上最も好きなアルバムの1位にも選出されている[17]。
2008年には、4thアルバム『美しき生命』をリリース。プロデューサーには、ブライアン・イーノやジョン・ホプキンス、Rik Simpsonらを迎えた。約1100万枚のセールスを記録し、2008年に世界で最も売れたアルバムかつ2000年代に世界で最もダウンロードされたアルバムとなった。収録曲『美しき生命』は、アメリカのシングルチャートBillboard Hot 100と全英シングルチャートで初登場1位を獲得した。コールドプレイの音楽性にとって大きな転換点となったアルバムであり、オルタナティブ・ロック、ブラックミュージック、エレクトロニカ、アンビエント、クラシック音楽などの境界を取っ払った作風は多くのアーティストに影響を与えている。
2010年代には、5thアルバム『マイロ・ザイロト』、6thアルバム『ゴースト・ストーリーズ』、7thアルバム『A Head Full of Dreams』、8thアルバム『Everyday Life』をリリースした。アルバムごとに音楽性の急進的な変化が見られ、エレクトロニカ、EDM、R&B、ヒップホップ、ファンク、ゴスペルなどを大胆に取り入れている。旧来のロック音楽の枠をはみ出した先駆的な作風は常に賛否を呼んだが、多くが現在の世界のiTunesアルバムチャートでも上位にランクインし続けており[18]、ダフト・パンクの『ランダム・アクセス・メモリーズ』やアデルの『21』などと並ぶ2010年代屈指のロングセラー作品となっている。
2015年の7thアルバムのリリース後には、大規模ワールドツアー『A Head Full of Dreams Tour』が約1年7カ月にわたり行なわれた。巨大モニター、レーザー、花火、観客が腕に巻く自動制御式のLEDリストバンドなどを駆使したスペクタクルな演出、圧巻の音楽と視覚効果が織り成す壮大なエンターテインメントは全122公演で約539万人を動員し、興行成績は5億2300万ドル以上で当時のコンサートツアー史上歴代3位を記録した[9]。
2018年11月14日には、20年間の軌跡を追ったドキュメンタリー映画『コールドプレイ:ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』(A Head Full of Dreams)が映画館で1日限定で公開され、2日後にAmazonプライム・ビデオで配信がスタートした。同年12月7日には、ライブアルバム『Live in Buenos Aires』 『Live in Tokyo』 をリリースした。
2021年には、9thアルバム『ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ』(Music of the Spheres)をリリース。BTSとタッグを組んだ2ndシングル「My Universe」は、欧米とアジアそれぞれを代表するグループのコラボレーションとして注目を集め、アメリカのシングルチャートBillboard Hot 100では初登場1位を記録した。2022年3月からワールドツアー『Music of the Spheres World Tour』を行っている。2022年12月現在までに64公演で約380万人を動員し、タイムズ誌が「史上最高のライブ」と評するなど、大きな話題となっている[19]。
2000年代は「Yellow」「The Scientist」「Clocks」「Fix You」「Viva La Vida」など、2010年代は「Every Teardrop Is a Waterfall」「Paradise」「A Sky Full of Stars」「Magic」「Adventure of a Lifetime」「Hymn for the Weekend」「Something Just Like This」など、2020年代は「Higher Power」「My Universe」など、20年以上に渡って数多くのスタンダード・ナンバーを生み出している。
現在までに総計1億枚以上のアルバムセールスを記録し[20]、21世紀を代表する世界的なバンドである[21]。これまでスタジオ・アルバムを9作リリースし、全てのアルバムが全英アルバムチャートで1位を獲得している。9作以上のスタジオ・アルバムをリリースして現在まで全英アルバムチャートで1位を逃したことのないアーティストは、歴史上コールドプレイのみとなっている。グラミー賞やブリット・アワードなどを多数受賞し、歴史上最も多く賞を受賞したグループの一つである。イギリスのグループとしてグラミー賞[8]とブリット・アワードそれぞれの歴代最多受賞記録と最多ノミネート記録を持っている(詳細は#業績/受賞歴を参照)。
コールドプレイは、U2、レディオヘッド、ビートルズなどをはじめとする多くのアーティストの影響を受けている。オルタナティブロックだけでなく、ポップ・ミュージック、ブラックミュージック、エレクトロニカなどを含む様々なジャンルを横断し、ボーダレスに向かうポピュラー音楽の潮流を牽引している。常に新しいスタイルに取り組んで音楽性を大胆に変化させ、アルバムごとにユニークなテーマを提示し、ジャンルや人種の垣根を越えたコラボレコーションも積極的に行っている。ジェイ・Z、リアーナ、アヴィーチー、ビヨンセ、ノエル・ギャラガー、ザ・チェインスモーカーズ、ジェイコブ・コリアー、BTS、セレーナ・ゴメスなどのアーティストや、ブライアン・イーノ、ジョン・ホプキンス、スターゲイト、マックス・マーティンなどの音楽プロデューサーとこれまで作品をリリースをしている(詳細は#音楽的影響/ルーツ、#音楽の特徴、#コラボレーションを参照)。
最も影響力のあるアーティストの一つであり、世界中の数多くのアーティスト、バンド、アイドル、音楽プロデューサーなどから称賛を受けている。コールドプレイやボーカルのクリス・マーティンについて、ジェイ・Zは「現代のシェイクスピア」[22]、カニエ・ウェストは「史上最高のバンド」[23]、テイラー・スウィフトは「永遠に大ファン」[24]、エド・シーランは「とてつもない天才」[25]と絶賛している。藤井風の全曲のプロデュースなどを手掛けているYaffleは「音楽に本当にのめり込むきっかけとなった」[26] [27]、サカナクションの山口一郎は「めちゃくちゃ参考にしたボーカリスト」[28]、松任谷由実は「大好きな現役バンド」[29]と話している。
フィニアス・オコネル(ビリー・アイリッシュ)、ハリー・スタイルズ、フランク・オーシャン、SZA、フランク・オーシャン、デュア・リパ、カニエ・ウェスト、テイラー・スウィフト、エド・シーラン、フューチャー、トラヴィス・スコット、BTS、J・バルヴィン、イマジン・ドラゴンズ、ワン・リパブリック、デヴィッド・ゲッタ、カイゴ、ジェイコブ・コリアー、アイス・スパイスなどに大きな影響を与えている。フランク・オーシャン、ドレイク、リゾ、チャンス・ザ・ラッパー、デュア・リパ、ケイシー・マスグレイヴスなどが楽曲をカバー・サンプリングしている。日本では、米津玄師、宇多田ヒカル、Yaffle(藤井風)、松任谷由実、坂道グループ、サカナクション、BUMP OF CHICKEN、亀田誠治などが影響を受けている。ライブの演出や取り組みも同様に、世界中のアーティストによって採用されており、LEDリストバンドの使用などを普及させた。一方でコールドプレイは、ロックバンドとしての先駆的な音楽性や姿勢などに対して、一部のメディアや人々から否定的な評価や誹謗中傷を受けることもあった(詳細及び出典は#影響/評価参照)。
映画やドラマ、スポーツといった現代のポップカルチャーとの関わりも深い。作家の村上春樹やサッカー監督のペップ・グアルディオラ、Appleの創業者スティーブ・ジョブズなど、他分野の著名人にも多くのファンが存在する。コールドプレイはこれまでに、スティーブ・ジョブズの社内追悼式のパフォーマー、ロンドンパラリンピック閉会式のヘッドライナー、スーパーボウル50周年記念のハーフタイムショーのヘッドライナーなどを務めた(詳細は#文化/スポーツ参照)。
コールドプレイはフェアトレードやアムネスティ・インターナショナルなどの社会的・政治的運動を活発に支持している。バンド・エイドやLIVE 8などの慈善コンサートにおいても公演を行っており、グローバル・シチズン・フェスティヴァルでは2015年から2030年までのキュレーターを任されている。LGBTQコミュニティを積極的に支持している。近年は「持続可能なツアー」「インクルーシブ&アクセシブル」を目指して地球環境や聴覚障害者に配慮したワールドツアーを行っている(詳細は#政治/社会的姿勢を参照)。
歴史
結成まで(1996-1998)
1996年9月、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の学生だったクリスとジョニーは、学年最初の週に学生寮のラムゼー・ホール(Ramsay Hall)で知り合い、その後1年間バンド結成の計画を練った。2人はPectoralzという名前でグループを結成し、1997年には一緒に最初の曲を書き始め、毎晩練習した。
同年ティム・ライス=オクスリーに出会い、キーボードプレイヤーとして参加するように頼んだが、すでにキーンのメンバーとして活動していたために断られている。
その後、同じ学生寮に住むガイがベースとして仲間に加わり、バンド名はビッグ・ファット・ノイズ(Big Fat Noises)に変更された。クリスは、オックスフォード大学で西洋古典学を専攻していた旧友のフィル・ハーヴェイにバンドのマネージャーになるよう依頼した。「5人目のメンバー」とも呼ばれているフィルは、2002年までマネージャーを務め、2006年以降はクリエイティブ・ディレクターに就いている。
1998年初め、同じ学生寮に住んでいたウィルがドラマーとして加わり、現在のバンドの編成が完成した。ウィルがメンバーになった数日後にはローレル・ツリーでのデビューライブを予定していたため、「慌てて」バンド名をスターフィッシュ(Starfish)に改名した。多才なウィルは、すでにピアノやギター、ベース、ヴァイオリン、そしてティン・ホイッスルまでも演奏できたので、バンドに加わるとドラムに転向し、経験がほとんどなかったにもかかわらずすぐに習得してしまった。数週間後、同じ大学の学生だった友人ティム・クロンプトンから「コールドプレイ」というバンド名を譲り受け、自らのバンドの名前にした。
インディーズ時代 (1998-1999)
コールドプレイは1998年5月にEP『Safety』をリリースする。このEPは500枚ほど生産されたが、その多くがメンバーの友人等の手に渡ったため、実際に販売されたのは50枚ほどとなった。さらに12月にはインディーズレーベルのFierce Pandaと契約し、翌1999年4月に、2月にたった4日間で収録を済ませていたEP『Brothers & Sisters』をリリースした。このEPはまず2500枚ほどが生産された。この頃になるとコールドプレイの曲はイギリスBBCのラジオ局Radio 1で流れ始め、次第にイギリス全土へと支持を広げていった。
1999年春にEMIの傘下パーロフォンと契約した。グラストンベリー・フェスティバルに初登場後、コールドプレイは新しいEPの製作に取り掛かる。『The Blue Room』と名づけられたEPは10月に5000枚がリリースされ、シングルカットされた『Bigger Stronger』はRadio 1で放送、知名度獲得の一助となった。その途中クリスとウィルがバンドの方針をめぐって喧嘩をしてしまう。その後和解するが、U2やR.E.M.のようなバンドを見習い、メンバー個人の尊重やドラッグをしないというバンドとしてのルールが決められた。ちなみに、ウィルの脱退騒動は、1stアルバム『パラシューツ』の収録曲「Trouble」のインスピレーションとなった。
パラシューツ(1999-2001)
コールドプレイは1999年11月からデビューアルバムの製作に取り組んでいたが、発売に先立って2000年3月にシングル「Shiver」をリリースした。これが全英チャートトップ40に入り、このシングルで初めてMTVに登場した。続けて6月にリリースした「Yellow」は全英チャート4位に入り、注目を浴びる。さらに1stアルバム『パラシューツ』(Parachutes)をリリースし、ついに全英チャート1位を獲得する。パーロフォン側は4万枚程度のセールスを予想していたが、実際は2000年末までにイギリスだけで160万枚のセールスを記録した。そしてこのアルバムはマーキュリー賞などイギリスの数々の音楽賞を総なめにする。『パラシューツ』は『ザ・ベンズ』から『OKコンピューター』の頃のレディオヘッドから強い影響を受けている。
コールドプレイは2000年8月に日本でサマーソニックに出演。アメリカでは、「Yellow」や「Trouble」がラジオで流れ人気を博す。『パラシューツ』は11月にアメリカでも発売され、プロモーションのため全米ツアーを敢行する。このツアーはアメリカのクラブを回るものだったが、『サタデー・ナイト・ライブ』や『レイト・ナイト・ウィズ・コナン・オブライエン』、『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』といったテレビ番組にも出演した。『パラシューツ』はビルボード誌において最高51位まで上がる。2002年には、グラミー賞の「最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム」を受賞した。
静寂の世界(2001-2004)
2002年8月に2ndアルバム『静寂の世界』(A Rush of the Blood to the Head)をリリースした。オープニング・トラックの「Politik」はアメリカ同時多発テロ事件の数日後に書かれた。このアルバムで人気を博した「In My Place」、「クロックス(Clocks)」、そしてバラード曲である「The Scientist」といった数々の曲が生まれた。
バンドは2002年6月から2003年9月まで1年以上にわたってグラストンベリー・ロック・フェスティバルなどのロック・フェスを皮切りに、「A Rush of Blood to the Head Tour」を行った。このツアーで真のスタジアムバンドを確立するまでの過程が見られる。同時期に行われたU2のエレヴェイション・ツアーを彷彿とさせる、手の込んだ照明や個性的なスクリーンを多くの公演で採用した。延長公演のシドニー、Hordern Pavilionにおける公演でライブ2003のDVDとCDを収録した。このライブアルバムのプロモーション曲として新曲の「Moses」が選ばれた。この世界ツアーでは自らの曲だけでなく、アクアの「Barbie Girl」などのカバーも演奏した。2003年7月26日には日本のフジ・ロック・フェスティバルに出演した。
2003年12月にはローリング・ストーン誌の読者が選ぶその年のベスト・アーティストとベスト・アルバムに呼び名をあげられた。同時期にはバンドはプリテンダーズの1983年のヒット曲、「2000 miles」をカバーし公式サイトの配信でのみリリースした。楽曲は年間ダウンロードチャートの1位を飾り、セールスからの収益金はFuture Forestsや銃抑止キャンペーンといった慈善団体に寄付された。『静寂の世界』は第45回グラミー賞において「最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム」を含む二つの賞を受賞した。翌年の同賞では「クロックス」で「最優秀レコード賞」を受賞し、さらには2003年ローリング・ストーン誌が選ぶ偉大なロック・アルバム500枚の473位にランクインした。
X&Y(2004-2006)
ツアーや3rdアルバムのレコーディングの休暇中も年中スポットライトを浴びていたように、2004年は完全にコールドプレイ・イヤーとなった。2004年から新しいアルバムの製作に取り掛かったが、思ったような曲ができなかった(メンバー自身が後に振り返っている)。そこで気分転換のため、メンバーが一緒に過ごす時間を増やしたという。この3rdアルバムの他のアーティストからの影響については、ガイが「デヴィッド・ボウイ、ブライアン・イーノ、ピンク・フロイドからデペッシュ・モード、ケイト・ブッシュ、クラフトワーク、そして常に聞くようにしているのだがU2まで、さまざまなアーティストの曲を聞いた」と後に語っている。
バンドの3枚目のアルバム、『X&Y』は前作と同様に日本で先行リリースされ、本国イギリスでは2005年6月6日にリリースされた。このアルバムは発売が遅れたので、所属するEMIの次年度に経常収支が引き継がれ、EMIの株価が大幅に下がってしまった。結局は全世界で830万枚を売り上げ、2005年に最も売れたアルバムとなった。先行シングルである「スピード・オブ・サウンド(Speed Of Sound)」は4月18日にラジオやネット配信で解禁となり、2005年5月23日にCDフォーマットでリリースされた。『X&Y』は28ヶ国で初登場1位を獲得し、イギリスのチャート史において最も早く売れたアルバム第3位となる(ちなみに第1位はオアシス、1997年のアルバム『Be Here Now』)。同アルバムからのシングルカット曲「フィックス・ユー(Fix You)」、「トーク(Talk)」はそれぞれ同年9月、12月に発売された。2006年5月にはシングルカット曲「ザ・ハーデスト・パート(The Hardest Part)」をイギリス以外の各国でリリースした。X&Yに対する批評家の反応は肯定的なものも多かったが、ネガティブな評価を下すメディアも存在した。ニューヨーク・タイムズ紙は「この十年でもっとも気にくわないバンド」と酷評した。
2005年6月から2006年7月にかけて、コールドプレイはグラストンベリー・フェスティバル含む「Twisted Logic Tour」という世界ツアーを行った。そして初の単独日本公演である7月18日・19日の日本武道館公演でこのツアーが終了した。
2006年2月にコールドプレイは『X&Y』でブリット賞「ベスト・アルバム賞」、「スピード・オブ・サウンド」で同賞「ベスト・シングル賞」を受賞した。その授賞式でクリスが前述のバンドを批判し続ける人々に向け、自虐まじりで「みんな、僕達にうんざりしてるだろ、僕達もだ。これから何年もの間僕達を見ることはないだろう。」と発言し、解散説が流れたが、本人たちは否定している。
美しき生命(2006-2009)
2006年12月初旬、バンドはブライアン・イーノ、マーカス・ドラヴスをプロデューサーに迎え、4枚目となるスタジオ・アルバム『美しき生命』(Viva la Vida or Death and All His Friends)のレコーディングにとりかかり始めた。この二人に加え、ティンバランドとのコラボレートの予定もあったという。バンドはこの後しばしのレコーディング休暇をとるが2007年初頭、チリやアルゼンチン、ブラジル、メキシコでのバンド初となる南米ツアーが敢行された。ツアー中には南米各地の教会などでアルバム収録を行っている。
『美しき生命(VIVA LA VIDA)』はコールドプレイの新しい境地。」とクリスは語る。過去三枚のアルバムを「三部作」とし、「これまでとはまた違う変化を持たせた。ファルセットを抑え、ヴォーカルの位置づけを下げることを最優先に考えた。例えばディストーション・リフを用い、ブルージーな低いトーンのヴォーカル、『ヴァイオレット・ヒル』がある。」としている。「ヴァイオレット・ヒル(Violet Hill)」はリード・シングルとして2008年4月29日にラジオ・オン・エアーとなった。ラジオでの解禁後、公式サイトから同シングルが1週間、フリーで配信となり200万ダウンロードを達成した。UKチャートではトップ10入り、USではトップ40入りのチャートアクションと健闘するが、セカンド・シングル「美しき生命(Viva La Vida)」はiTunesからのみ解禁となり、Billboard Hot 100では堂々1位を獲得、UKでもダウンロードチャート1位を獲得した。6月16日、コールドプレイはロンドン、ブリクストン・アカデミーでの45分間、二日間連続のフリーライブを皮切りにViva la Vida Tourを始めた。このパフォーマンスはBBCテレビセンターからテレビ放送された。
6月15日、アルバム『美しき生命』はリリースからたった3日でUKチャートNo.1を獲得した。
2009年初頭、ブリット・アワード(BRIT Awards)にて、シングル「Viva La Vida」で「British Single」、アルバム『Viva La Vida or Death And All His Friends』で「British Album」、バンド本体で「British Group」など計4つの賞にノミネートした。また、第51回グラミー賞では楽曲「Viva La Vida」で「最優秀楽曲賞」、アルバム「Viva La Vida or Death And All His Friends」で「最優秀ロックアルバム」など計3つの賞を勝ち取った。
マイロ・ザイロト(2009-2012)
2009年末、再びブライアン・イーノと共同し5枚目となるスタジオ・アルバムのレコーディングを開始した。プロデューサーには、前作『美しき生命』でも携わったマーカス・ドラヴス、リック・シンプソンに加え、新たにダニエル・グリーンを迎えている。
2010年12月1日にはクリスマスに向けたシングル「クリスマス・ライツ(Christmas Lights)」(5枚目のスタジオ・アルバムには未収録)をリリース、全英13位、全米25位を記録し、メディアからは多くの高い評価も得た。
2011年6月、5thスタジオ・アルバム『マイロ・ザイロト』(Mylo Xyloto)からのリード・シングルとして「ウォーターフォール 〜一粒の涙は滝のごとく(Every Teardrop Is A Waterfall)」をリリースした。全英シングルチャートで6位、全米ビルボード・ホット100で14位を記録、イギリスを含む15カ国以上でトップ10入りを果たした。また、同曲は2012年5月公開の映画『宇宙兄弟』の主題歌に起用されている。同年9月にはセカンド・シングル「パラダイス」をリリース。
5thアルバム『マイロ・ザイロト(MX)』は日本先行で2011年10月19日、イギリスを含む全世界で同年10月24日にリリースされ、全英アルバムチャート及び全米アルバムチャート、またカナダやオーストラリアなど数ヶ国で初登場1位を記録した。また、これによりコールドプレイは、ビートルズ、オアシスに次いで史上3番目のデビューからアルバム5作品連続で初登場1位を獲得したバンドグループとして名を連ねることとなった。さらに、2012年に入ると、セカンド・シングル「パラダイス」がリリースから約4ヵ月後にしてバンド2枚目となる全英シングルチャート1位に輝いた。同曲はアルバム『マイロ・ザイロト』、楽曲「ウォーターフォール 〜一粒の涙は滝のごとく」とともに第54回グラミー賞にノミネートしている。
2011年10月19日にApple本社で行われたスティーブ・ジョブズの社内追悼式では楽曲を演奏した[30]。
2012年9月9日に行われたロンドン・パラリンピック閉幕式典ではヘッドライナーを務めた[31]。ジェイ・Zとリアーナも特別ゲストとして出演した。コールドプレイは、ジェイ・Zとはコールドプレイの楽曲「Paradise」、リアーナとはコールドプレイの楽曲「Princess of China」とリアーナの楽曲「We Found Love」でコラボし、さらに三者でジェイ・Zの楽曲「Run This Town」を披露した。コールドプレイは15曲以上の楽曲を披露し、最後に「Every Teardrop Is A Waterfall」を演奏してロンドンパラリンピック及びロンドンオリンピックの最後を締めた。
ゴースト・ストーリーズ(2013-2014)
2013年11月(日本では12月)に公開の映画『ハンガー・ゲーム2』の公式主題歌として新曲「Atlas」を書き下ろし、同映画のサウンドトラックにも収録された。
2014年2月、突如6thアルバムからの新曲「Midnight」をPVとともに発表し、間もなくして3月には6枚目となるアルバム『ゴースト・ストーリーズ』(Ghost Stories)のリリースおよび先行シングル「マジック(Magic)」を発表した。
アルバムのプロデューサーとしてダニエル・グリーン、リック・シンプソン、ジョン・ホプキンスらに加えて、ポール・エプワースを迎えた。
2014年5月に全世界でリリースされた6thアルバム『ゴースト・ストーリーズ』は、本国イギリスやアメリカを始め世界20ヶ国以上で1位を記録した。また、本作は第57回グラミー賞の最優秀ポップ・ボーカル・アルバムにノミネートしている。
2014年6月12日に約3年ぶりに来日し、TOKYO DOME CITY HALLにてライヴを行った。この模様はJ-WAVEで生中継された。その翌日には、音楽番組『ミュージックステーション』に出演し、コ・プロデューサーとしてアヴィーチーを起用した楽曲「ア・スカイ・フル・オブ・スターズ」を、「美しき生命」とともに披露した。
2014年12月には再び、アンジェリーナ・ジョリー製作・監督の映画『不屈の男 アンブロークン』(同年12月25日アメリカ公開)の為に楽曲「Miracles」を書き下ろし、シングルおよび同映画のサウンドトラックとともにリリースされた。
ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ(2015-2018)
2015年11月、前作『ゴースト・ストーリーズ』から僅か1年と7ヶ月ぶりにリリース予定の7thアルバムに向けたリード・シングル「アドヴェンチャー・オブ・ア・ライフタイム(Adventure Of A Lifetime)」を発表し、同年12月4日に7thアルバム『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』(A Head Full of Dreams)を、日本も含めた全世界で同時リリースした。プロデューサーには、前作に引き続き長年コールドプレイの作品に携わっているリック・シンプソンらに加え、ノルウェーのプロダクション・チーム、スターゲイトを迎えている。また、ビヨンセやトーヴ・ロー、ノエル・ギャラガーなど多数のゲスト・ミュージシャンを迎え、さらにはクリスの前妻であるグウィネス・パルトロウ、間接的ではあるが米大統領のバラク・オバマも参加している。
クリス曰く、今作は前作『ゴースト・ストーリーズ』とのいわゆる「連作」であり、前作が陰を表し内省的な内容であるのに対し、今作『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』は陽を表し意欲的な内容であるという。
一方アルバムは、本国イギリス[注釈 4]を始めアメリカやカナダ、オーストラリア、イタリア、スイスなどで初登場2位、ドイツやアイルランド、ポルトガル、スウェーデンなどで初登場3位と、多くの国で初登場1位を逃した[32]。そのほとんどでコールドプレイを退け、初登場1位を獲得したのは同時期に発売されたアデルの『25』であった。
2016年2月、アメリカ合衆国の国民的行事である第50回スーパーボウルにおいて、ブルーノ・マーズ、ビヨンセとともにハーフタイムショーを行った。ジャンルや人種、性別の垣根を越えた世界的アーティストの共演および過去の音楽史を振り返るような構成で好評を博した。このパフォーマンスの数日後、アルバム『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』は発売約2ヵ月後にして見事全英1位に返り咲いた。
2016年から2017年まで開催された『A Head Full of Dreams Tour』は興行収益5億2303万ドル以上、総動員数538万9586人となり[33]、「史上最も成功したコンサートツアー」で当時の3位にランクインした。2017年4月19日には、キャリア初となる東京ドームにて約3年ぶりの来日公演を行った。
2017年2月22日に、ザ・チェインスモーカーズとのコラボ楽曲「サムシング・ジャスト・ライク・ディス(Something Just Like This)」をリリース。同年7月14日には、7thアルバム『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』の兄弟盤として13作目のEP『カレイドスコープ EP』(Kaleidoscope EP)をリリースした。楽曲とEPはそれぞれ2018年のグラミー賞にノミネートした。
2018年11月14日に、バンドの20周年を記念してドキュメンタリー映画『コールドプレイ:ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』(A Head Full of Dreams)が映画館で1日限定で公開され、2日後にAmazonプライム・ビデオで配信がスタートした。バンドを結成した大学生時代から現在までの軌跡をまとめた映画となっている。同年には、書籍『LIFE IN TECHNICOLOR A CELEBRATION OF COLDPLAY』も発売された[34]。
同年12月7日に、ライブアルバム『Live in Buenos Aires』『Live in Tokyo』をリリースした。
同年11月30日に、Los Unidades名義で『Global Citizen – EP 1 』をリリースし、ファレル・ウィリアムズ、Wizkid、ストームジーなどとコラボした。
エヴリデイ・ライフ (2019-2020)
2019年9月、ファンに宛てた手紙の中で、8枚目となるスタジオアルバムの題が『エヴリデイ・ライフ』(Everyday Life)だと発表し、同年11月22日にリリースした。長年コールドプレイのプロデューサーを務めているリック・シンプソンらに加え、マックス・マーティンやジェイコブ・コリアーが制作に関わっている。同日には、リリースを記念してヨルダンの首都アンマンで開催するコンサートの模様がYouTubeで全世界に生配信された[35]。イギリスで1位を記録し、90年代以降では、オアシスの記録を抜き8作連続1位を獲得した初のバンドとなった。また、本作は第63回グラミー賞の最優秀アルバム賞と最優秀レコーディング・パッケージ賞にノミネートした。
2020年3月には、NPRの『Tiny Desk Concert』に出演し、『エヴリデイ・ライフ』からの楽曲や故プリンスの楽曲「1999」など計5曲を披露した。
ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ (2021-現在)
2021年4月、新曲「ハイアー・パワー(Higher Power)」をリリース。同年9月、BTSとのコラボレーション曲「マイ・ユニヴァース(My Universe)」をリリース[36]。同曲はアメリカのシングルチャートBillboard Hot 100で初登場1位を獲得した。
同年10月15日、9thスタジアアルバム『ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ』(Music of the Spheres)をリリース。リック・シンプソンやジョン・ホプキンス、マックス・マーティンらに加え、オスカー・ホルターが制作に参加している。イギリスでは初登場1位を獲得し、2019年発売のエド・シーランのアルバム『No.6 コラボレーションズ・プロジェクト』以降で最高初週売上を記録したアルバムとなった。本作は第65回グラミー賞の最優秀アルバム賞及び最優秀ポップ・ボーカル・アルバムにノミネートした。収録曲の「ハイアー・パワー」「マイ・ユニバース」もそれぞれ第64回、第65回グラミー賞にノミネートした。
アルバム発売前日の10月14日には、8度目のコンサートツアー『ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ・ワールド・ツアー』を発表した。2022年3月にコスタリカのサンホセで始まり、3大陸を訪れる予定で、今後さらにツアー日程が発表される。クリスはインタビューで、このツアーではコンサート参加者の動きによってコンサートに動力を与えるキネティック・フローリングやそれと同じ仕組みの自転車を採用することでショー全体が再生可能エネルギーで動くことを説明した。クリスは「ツアーを可能な限り環境面で持続可能なものにしたい」と語っている。
2022年10月には、『ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ・ワールド・ツアー』のブエノスアイレス公演のコンサート映像を81カ国で劇場公開した[37]。2023年3月には、同コンサート映像作品を再び劇場公開することを発表した。昨年上映された時には観られなかった映像も盛り込まれるとのことで、舞台裏映像や新たなインタヴューも収録されている。イギリスでは、4月19日と4月23日に劇場公開される予定となっている。
メンバー
クリス・マーティン (Chris Martin、1977年3月2日 - ) / ボーカル・ギター・ピアノ
- イングランド南西部のデヴォン州生まれ。レディオヘッド、U2、ビートルズ、R.E.M.、トラヴィス、ジェフ・バックリィ、A-ha、ブルース・スプリングスティーンらに影響を受けている。音楽教師の母親のピアノに幼少時から興味を持ち、調律がおかしくなるまで弾き続けた。7歳からクラシックピアノのレッスンを始めた[38]。11歳のときには新任のピアノの先生の影響で作曲に打ち込むようになり、ギターも弾くようになった。男子全寮制のパブリックスクールでは、友人同士で「The Rockin' Honkies」というバンドを組み、ソウルやブルース、R&Bのコピー演奏をしていた。バンドではボーカルではなくキーボードを担当していた。クリエイティブ・ディレクター(元マネージャー)のフィル・ハーヴェイは、13歳からの親友で同じバンドに所属していた。名門ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)では、西洋古典学を専攻し、ラテン語とギリシャ語のファーストクラスの学士号を取得して同校を卒業している。ソロでは、ジェイ・Z、カニエ・ウェスト、アヴィーチー、デュア・リパ、バーナ・ボーイなどの楽曲に参加している。親友であるジェイ・Z、ビヨンセ夫妻の長女ブルー・アイビーの名付け親である。純粋で誠実な人柄で知られている。ステージ上では、情熱的なパフォーマンスやウィットに富んだトークで観客を沸かせる。
ジョニー・バックランド (Jonny Buckland、1977年9月11日 - ) / ギター
- ロンドン生まれ。幼少期からジミ・ヘンドリックスやエリック・クラプトンに触れる。その後兄の影響でギターを始め、多くのアーティストを教わった。ザ・ストーン・ローゼズ、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、U2、ジョージ・ハリソン、ソニック・ユース、マッシヴ・アタックらに影響を受けている。ボーカルのクリスをして「ジョニー・バックランドなくしてコールドプレイの音楽は存在しない」「曲を完成させる完璧な旋律を奏でる」「美しいメロディーの源泉」と言わしめる存在。U2のジ・エッジは「ジョニーは多くのギタリストの憧れだ」と称賛している。スライドバーやディレイペダルを駆使した薄く繊細なアレンジが特徴で、キメが細かく鳴りの良い音色を奏出る。ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンでは天文学と数学を専攻した。クリスと1番親しいメンバーである。俳優のサイモン・ペッグとともにクリスの娘アップルの名付け親となった。サイモン主演の映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』にはクリスとともにカメオ出演した。物静かで穏やかな人柄。カーキ色のキャップがトレードマークとなっている。
ガイ・ベリーマン (Guy Berryman、1978年4月12日 - ) / ベース
- スコットランド生まれ。幼少期にスティーヴィー・ワンダーの曲を聴いたことがきっかけでソウル・ミュージックやファンク、モータウンの虜になった。13歳からベースを始め、ジェームス・ブラウン、クール&ザ・ギャング、ファンク・ブラザーズ、ビートルズ、ピンク・フロイドらに影響を受けている。珍しいレコードの収集を趣味としている。大学入学前に所属していたTime Outというバンドでは、ジェネシスなどのカバー演奏をしていた。スクールバンドでは、トランペットやドラムを演奏していた。ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンでは、途中で専攻を機械工学から建築学に変えたが、最終的には中退している。プライベートでは、クラシックカーの収集をはじめ、ファッションや写真、デザイン、アート、アンティークなどの創作活動に打ち込み、ファッションブランド「Applied Art Forms」[39]や自動車メディア「The Road Rat」[40]も設立している。メンバー曰く「ハンサムで無口」「スタジオの技術的な分野で本当に賢い」。2008年には、A-haのマグネ・フルホルメンらとバンドApparatjikを結成した。デビュー前の18歳のころにバックパッカーとして日本各地を訪れたこともある。
ウィル・チャンピオン (Will Champion、1978年7月31日 - ) / ドラムス
- イングランド南部のハンプシャー生まれ。両親が趣味でDJをしていたこともあり、あらゆる音楽に囲まれて育った。特にボブ・ディラン、トム・ウェイツ、ニック・ケイヴ、アイルランド音楽などに影響を受けた。また、ギター、ピアノ、ベース、ヴァイオリン、ティン・ホイッスル、ヴィブラフォーンなど様々な楽器に触れていた。コールドプレイに参加する以前はドラムはたまに演奏したことがある程度だったが、多くの楽器を経験していたのですぐに上達していった。ドラムを本格的に始める前に他の楽器の経験があったことが、他のドラマーとは異なる視点やスタイルを持つことに役立ったと語っている。コールドプレイ加入前は「Fat Hamster」というバンドで活躍していた。好きなドラマーとしてジンジャー・ベイカー(クリーム)、ジョン・ボーナム(レッド・ツェッペリン)、デイヴ・グロール(元ニルヴァーナ)の名前を挙げている。ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンでは人類学を専攻した。サッカー好きでサウサンプトンFCのファンである。ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』には、ドラマーとしてカメオ出演した。メンバーはウィルを「人間ジュークボックス」「絶対的な信頼性」「バンドの土台」と表現している。バックコーラスを担当することも多い。
フィル・ハーヴェイ (Phil Harvey、1976年8月29日 - ) / クリエイティブ・ディレクター
- イングランド西部のブリストル生まれ。1998年から2002年までコールドプレイのマネージャーを務め、2006年以降はクリエイティブ・ディレクターを担当している。「5人目のメンバー」と呼ばれる存在であり、ボーカルのクリスは「自分たちの中で最も重要なメンバー」と話したこともある。クリスとはパブリックスクールからの親友で、「The Rockin' Honkies」というバンドに共に所属していた。オックスフォード大学で西洋古典学を専攻していたが、中退してコールドプレイのマネージャーを務めることになった。過労などの理由で、3rdアルバム『X&Y』前後の4年間はバンドを離れていたが、その時期についてフィルは、ライブのデザイン、ビデオの制作、A&R、「ただ隙間を埋めるようなこと」を発見することを含む「役に立つことを学んだ」と話している。4thアルバム『美しき生命』の制作時期からクリエイティヴ・ディレクターとしてバンドに復帰している。多くのコールドプレイのミュージックビデオにカメオ出演している。コールドプレイのソーシャルメディアでもしばしばファンからの質問やリクエストに答えている。
ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム
年 | アルバム名 | 各国チャート最高位 | |||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
英国 | 米国 | 加 | 独 | 墺 | 瑞 | 仏 | 愛 | 伊 | 豪 | 新 | 蘭 | 葡 | 典 | 諾 | 丁 | 芬 | 日本 | ||
2000 | 『パラシューツ』 - Parachutes
|
1 | 51 | 19 | 54 | 41 | 38 | 31 | 14 | 11 | 2 | 4 | 29 | 4 | 20 | 1 | 29 | 29 | - |
2002 | 『静寂の世界』 - A Rush of Blood to The Head
|
1 | 5 | 1 | 1 | 10 | 1 | 4 | 2 | 1 | 1 | 2 | 3 | 8 | 5 | 1 | 1 | 4 | 23 |
2005 | 『X&Y』
|
1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 6 |
2008 | 『美しき生命』 - Viva la Vida or Death and All His Friends
|
1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 | 3 |
2011 | 『マイロ・ザイロト』 - Mylo Xyloto
|
1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 3 |
2014 | 『ゴースト・ストーリーズ』 - Ghost Stories
|
1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 7 |
2015 | 『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』 - A Head Full of Dreams
|
1 | 2 | 2 | 3 | 4 | 2 | 4 | 3 | 2 | 2 | 4 | 2 | 3 | 3 | 1 | 4 | 7 | 7 |
2019 | 『エヴリデイ・ライフ』 - Everyday Life
|
1 | 7 | 3 | 4 | 5 | 1 | 1 | 5 | 3 | 1 | 2 | 1 | 2 | 9 | 1 | 6 | 8 | 10 |
2021 | 『ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ』
2021年10月15日 |
1 | 4 | 2 | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 | 4 | 1 | 2 | 1 | 1 | 3 | 2 | 6 | 4 | 13 |
TBA | 『ムーン・ミュージック』
- Moon Music
未定 |
シングル
- 1999年:Brothers & Sisters
- 2000年:Shiver
- 2000年:Yellow
- 2000年:Trouble
- 2001年:Don't Panic
- 2002年:In My Place
- 2002年:The Scientist
- 2003年:Clocks
- 2003年:God Put a Smile upon Your Face
- 2005年:Speed of Sound
- 2005年:Fix You
- 2005年:Talk
- 2006年:The Hardest Part
- 2008年:Violet Hill
- 2008年:Viva La Vida
- 2008年:Lost! / Lost+ (Feat. Jay-Z)
- 2009年:Life in Technicolor II
- 2009年:Strawberry Swing
- 2010年:Christmas Lights
- 2011年:Every Teardrop Is a Waterfall
- 2011年:Paradise
- 2012年:Charlie Brown
- 2012年:Princess of China (with Rihanna)
- 2012年:Hurts Like Heaven
- 2013年:Atlas
- 2014年:Magic
- 2014年:A Sky Full of Stars
- 2014年:True Love
- 2014年:Ink
- 2015年:Adventure of a Lifetime
- 2016年:Hymn for the Weekend
- 2016年:Up&Up
- 2016年:A Head Full of Dreams
- 2016年:Everglow
- 2017年:Something Just Like This (with The Chainsmokers)
- 2017年:Miracles (Someone Special) (with Big Sean)
- 2019年:Orphans
- 2019年:Arabesque
- 2021年:Higher Power
- 2021年:My Universe (with BTS)
- 2022年:Let Somebody Go (with Selena Gomez)
プロモーショナル・シングル
- 2003年:Moses
- 2006年:What If
- 2008年:Lovers in Japan
- 2012年:Up with the Birds / U.F.O
- 2012年:Up in Flames
- 2014年:Midnight
- 2019年:Everyday Life
- 2020年:Champion of the World
- 2020年:Flags
- 2021年:Coloratura
- 2022年:People of the Pride
- 2022年:Biutyful
- 2022年:Humankind
EP
- Ode to Deodorant/Brothers & Sisters[注釈 5] / 1998年
- Safety EP[注釈 6] / 1998年
- Brothers & Sisters[注釈 7] / 1999年
- The Blue Room EP[注釈 8] / 1999年
- Acoustic (Sparks EP)[注釈 9] / 2000年
- Trouble - Norwegian Live EP[注釈 10] / 2001年
- Mince Spies[注釈 11] / 2001年
- Remixes EP[注釈 12] / 2003年
- プロスペクツ・マーチ[注釈 13] / 2008年
- Every Teardrop Is a Waterfall - EP / 2011年
- iTunes Festival: London 2011/ 2011年
- Live in Madrid / 2011年
- A Sky Full of Stars - EP[注釈 14] / 2014年
- Live from Spotify London (Spotify) / 2016年
- カレイドスコープ EP[注釈 15] / 2017年
- Global Citizen – EP 1 / 2018年
- Coldplay: Reimagined (Apple Music) / 2020年
- Live from Climate Pledge Arena (Amazon Music) / 2021年
- Infinity Station Sessions (Apple Music) / 2021年
- Spotify Singles (Spotify) / 2022年
ライブ・アルバム
- 『ライブ 2003』 - LIVE 2003 / 2003年12月3日
- LeftRightLeftRightLeft[41] / 2009年5月15日
- 『ライブ 2012』 - Coldplay Live 2012 / 2012年11月21日
- 『ゴースト・ストーリーズ ライヴ 2014』 - Ghost Stories Live 2014 / 2014年12月3日
- 『ライヴ・イン・ブエノスアイレス』 - Live in Buenos Aires / 2018年12月7日
- 『ラヴ・イン・トーキョー』 - Love in Tokyo[42] / 2018年12月7日
ビデオ・アルバム
- Coldplay Live 2003 (DVD) / 2003年11月4日
- Coldplay Live 2012 (DVD・Blu-ray) / 2012年11月20日
- Ghost Stories Live 2014 (DVD・Blu-ray) / 2014年12月3日
- The Butterfly Package [Live in Buenos Aires (CD) / Live in São Paulo (DVD) / Coldplay: A Head Full of Dreams (DVD) ] / 2018年12月7日
映像作品
- Coldplay: A Head Full of Dreams (Amazon プライム・ビデオ) / 2018年
- Everyday Life - Live in Jordan (YouTube) / 2019年
- Coldplay: Reimagined (Apple Music) / 2020年
コンピレーション・アルバム
- The Singles 1999-2006 / 2007年3月26日
- 『美しき生命〜プロスペクツ・マーチ・エディション』 / 2009年1月14日
来日記念盤
- クロックスEP -ジャパン・ツアー・ミニ・アルバム- / 2003年7月24日
- X&Y SPECIAL EDITION / 2006年6月28日
- ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ (ジャパニーズ・ツアー・エディション) / 2017年3月29日
カバー曲
- Bitter Sweet Symphony(ザ・ヴァーヴのカバー, リチャード・アシュクロフトとの共演)/ 2005年 (『Live 8 (Live, July 2005)』収録)
- In The Sun(ジョセフ・アーサーのカバー, マイケル・スタイプ&クリス・マーティン名義)/ 2006年 (『In the Sun (Gult Coast Relief)』収録)
- 恋を抱きしめよう(We Can Work It Out)(ビートルズのカバー)/ 2015年(DVD『A MusiCares Tribute To Paul McCartney』収録)
- 幼き恋の日々(We All Fall in Love Sometimes)(エルトン・ジョンのカバー)/ 2018年 (『Revamp: Reimagining the Songs of Elton John & Bernie Taupin』収録)
- Day 'n' Nite(キッド・カディのカバー)/ 2022年 (『Spotify Singles』収録)
音楽の特徴
コールドプレイはキャリアを通じて多くの音楽スタイルを探求しており、一般的にジャンルはオルタナティブ・ロック、オルタナティブ・ポップ、ポップロック、ポスト・ブリットポップ、ソフトロック、ポップなどとされることが多い。2009年にグラミー賞の最優秀ロックアルバム賞を受賞した後、クリス・マーティンは受賞スピーチで、「ハードロック」に対して自分たちは「ライムストーンロック」だと述べた。
特徴として、哀愁を帯びた美しいメロディー、繊細で壮麗なサウンド、叙情的で優しい歌声、メッセージ性に富む哲学的な歌詞、音楽性の変化や多彩さ、多幸感溢れるカラフルライブなどが挙げられる [43]。コールドプレイの音楽は、ボーカル/作曲/作詞を手がけるクリスの「尽きることのない感情表現の試行錯誤」であるとされる。コールドプレイのファンでもある松任谷由実は、「グルーミィなロンドンの雲を突き抜けて光が遠くまで届くような、寂寥感とそれを包み込むような優しさがこのバンドの特徴」とラジオで解説している。
日本で発売されたアルバムやその収録された曲には、元のアルバムタイトルや曲とは違う、曲のイメージだけで連想させたような邦題が、日本のレコード会社によりつけられていることもある。
大きく分けると、コールドプレイは、1stアルバム『パラシューツ』(2000年発売)から3rdアルバム『X&Y』(2005年発売)まで、4thアルバム『美しき生命』(2008年発売)から7thアルバム『A Head Full of Dreams』(2015年発売)まで、8thアルバム『Everyday Life』(2019年発売)から現在まで、という3つの時期に区切ることができる。『パラシューツ』から『X&Y』まではロックの融合(クロスオーバー)、『美しき生命』から『A Head Full of Dreams』までは音楽の融合、『Everyday Life』から現在までは世界の融合というテーマが窺える。
これまでのコールドプレイのアルバムを辿ると、(特に4thアルバム『美しき生命』以降は顕著に)前作に対する反動が次の作品に表れるという傾向がある。静と動、内省と開放といった相反する性格を反復するサイクルのようだと評論家は分析している[44]。
楽曲制作の方法
ベーシストのガイ・ベリーマンは、楽曲ができる前にバンドとしてタイトルやコンセプトを既に決めていることが多く、それが「テーマ的に作業できる枠組み」を提供する役割を担っていると語っている。2019年に行われたYouTube向けのインタビューで、ヴォーカルのクリス・マーティンは、自分たちの曲作りの方法を「一連のドア」と表現し、通常彼はギタリストのジョニー・バックランドに最初のアイデアを持ち込み、彼はそれに反対するか意見を言う。同じことがジョニー・バックランドからガイ・ベリーマン、そしてドラマーのウィル・チャンピオンにも起こり、各メンバーが芸術的に表現することを可能にする。しかし、このプロセスは必ずしも直線的ではないことが知られており、「Magic」や「Adventure of a Lifetime」などの曲では、ガイとジョニーのベースとギターのリフからそれぞれ始まっている。
アルバム/楽曲別の特徴
- EP『Safety EP』『Brothers & Sisters』『The Blue Room EP』(1998-99年)
1990年代後半、バンドがリリースした『Safety EP』『Brothers & Sisters』『The Blue Room EP』は、将来のリリースとは異なるドリームポップの特徴を備えていた[45]。「Such A Rush」「Easy To Please」などの楽曲では、レディオヘッドの影響が色濃く感じられる。
- 1stアルバム『Parachutes』(2000年)
1stアルバム『パラシューツ』は、「歪んだギターリフの断片とうねったパーカッション」を組み合わせた「メロディック・ポップ」と評され、同様に「絶妙に暗く、芸術的に研磨されている」ものであった[46]。ベースの ガイ・ベリーマンは「静かで丁寧なレコード」と呼び[47]、ドラムスのウィル・チャンピオンは、歌詞をルー・リードの「パーフェクト・デイ」と比較し、「かなりムーディ」だが「楽観を暗示するひねり」があり、音楽は「本当に悲しい」のに結局「美しく、幸せ」にしていると述べた。また、「サウンドと歌詞によって異なるムードを作り出すことができるようなもの」であると付け加えた[48]。
- 2ndアルバム『A Rush of the Blood to the Head』(2002年)
2ndアルバム『静寂の世界』は、「個々の楽曲は胸が張り裂けんばかりの激情のメロディーであり、バンドの新しい境地」と称賛された。評論家は、前作より大きく[49]、暗い、冷たいサウンドだと評し[50]、コールドプレイが「新たに得た自信」示したものだとして賞賛した[51]。『静寂の世界(A Rush of the Blood to the Head)』の本来の英語タイトルの意味は「頭に血が上る」である。クリスは「アルバムのタイトルは、衝動的な行動を意味しているんだ。時間には限りがある。友人がみんなずっとそばにいてくれるわけじゃない。一度きりしかできないこともあるだろう。祖父にいつも言われてた。今できることは今すぐやれって。手にしたものも、永遠にそこにあるわけじゃないから」と語っている[52]。
- 3rdアルバム『X&Y』(2005年)
3rdアルバム『X&Y』では、前作のスタイルがほぼ維持されたが[53]、エレクトロニックな影響とシンセサイザーの多用が加わり[54]、サウンドと実存的テーマの両面でより壮大なスケールを持つようになった[55]。『ガーディアン』のクレイグ・マクリーンは「ますます駆動しパンチ力のあるバンドの作品」と呼び、メロディは「ド迫力のギターラインと感情的なピアノによる心からの作品」であると説明している[56]。 このレコードの歌詞は「クリスの疑念、恐怖、希望、愛についての反芻」とされており、彼の言葉は「切実で曖昧なので、リスナーは曲の中の根本的な概念に共感できる」と評価された[57]。評論家は、「ジョニー・バックランドのきらびやかなギターサウンドがアルバムに陶酔的な輝きを与える」と書き、歌詞では「試みることの重要性と、世界の混乱の不協和音の中での基本的なコミュニケーションの必要性が貫かれている」と述べている[53]。
- 4thアルバム『Viva la Vida or Death and All His Friends』(2008年) / EP『Prospekt's March』(2008年)
4thアルバム『美しき生命 』とそれに続くEP『プロスペクツ・マーチ』(いずれも2008年発売)では、コールドプレイはさらにスタイルを多様化させ、前作で3部作のアルバムを完成させた後に新しい領域を開拓した[58]。よりレイヤー化されたプロダクションを使用しながら、エレクトリック・ヴァイオリン、タック・ピアノ、サントゥール、オーケストラを含む多くの異なる楽器で実験した[59][60]。また、プロデューサーのブライアン・イーノからの提案で、独特の曲構成やボーカルを試み[61]、東洋、ヒスパニック、アフリカ、中東のサウンドから影響を受けている[62]。タイトル曲の「美しき生命」はバロック・ポップとされ、4thシングル「Strawberry Swing」はサイケデリックなインスピレーションがあると評された[63]。彼らは隠しトラック「Chinese Sleep Chant」でもシューゲイザーに手を出している[64]。 歌詞は以前の作品と比較してより普遍的で、「愛、人生、戦争、死を掘り下げる」ようになり、より集団的になった[65]。クリス・マーティンは、革命のモチーフはヴィクトル・ユーゴーの小説『レ・ミゼラブル』(1862)からインスピレーションを得たとコメントしている[66]。
タイトル曲「Viva La Vida」の曲名「ヴィヴァ・ラ・ヴィダ」はスペイン語である。言葉そのままの意味は「人生を生きる」であり、[67]。日本語にすると「人生万歳」という意味になる。邦題はそれをさらに意訳して「美しい生命」と付けられた。楽曲の歌詞には「かつて世界を支配していた」という主人公の語り口による栄枯必衰と革命の物語が描かれている。この曲について聞かれたベーシストのガイ・ベリーマンは、「この曲は王国を失った王についての物語なんだ。アルバムのアートワークはすべて革命家とゲリラのアイデアに基づいていて、歌詞の一部には反権力的な視点が忍び込んでいる。政府に囲まれていることの代償でもあるんだけど、人間には感情があり、みんな死んでしまうし、毎日我慢しなければならないことの愚かさもあるんだ。だからアルバム・タイトルにしたんだ」と答えている[68]。
『美しき生命』からの3rdシングルとして、2008年に「Lovers In Japan」をリリースした。アルバムでは、「Lovers In Japan/Reign Of Love」という形で、1つのトラックに2曲が収録されている。EP『プロスペクツ・マーチ』には、「Lovers In Japan (Osaka Sun Mix) 」として1曲単体で収録されている。タイトルは「日本の恋人たち」という意味で、クリス・マーティンが日本を訪れたときに代々木公園や大阪で見た風景からインスパイアされて作られた。インタビューでクリスは、「僕は代々木公園を歩いていて、“こんなロマンティックな場所は初めてだ”と感じたんだよ。それで“ラヴァーズ・イン・ジャパン”というタイトルにしたんだ。すごくシンプルに、東京は、誰かと訪れるのにいい場所だと思ったんだよね。西洋の人たちは日本というとテクノロジーを連想して、セクシーな感じやロマンティックな感覚を日本と繋げない人たちもいる。でも、僕は日本にいるとそういうことを、すごく感じるんだ。こんなこと言ったら、日本の人たちに失礼かな?」「初めて日本に行った時に大阪に滞在したんだけど、到着してから何もかもが目新しくて、僕たち全員眠ることができないでいたんだ。そして、太陽が埠頭から昇ってくるのを見ていたところ、“僕の人生もずいぶんと変わったな”と、ふと感じたんだよね。だから、すごく幻想的なイメージなんだよ」と語っている[69][70]。
- 5thアルバム『Mylo Xyloto』(2011年)
前作のアルバム『美しき生命』のテーマは、東洋的な影響の一部とともに、5thアルバム『マイロ・ザイロト』にも残っており[71]、ロック・オペラのスタイルで2人の人物の物語を描いたコンセプト・アルバムとなった。全体主義社会に生きる人々とそれを監視する"メジャー・マイナス"(Major Minus)率いる政府との「音」と「色」を巡る戦争や、人々の反抗を制圧するべく政府によって送り込まれた軍隊の一人"マイロ"(Mylo)と、全体主義世界の住民の一人で政府に最重要人物として狙われている"ザイロト"(Xyloto)との愛の行方、といったストーリーが描かれている。以前よりもエレクトロニックな要素を含むことでコールドプレイのサウンドのスペクトルを広げ、初めてアップビートな音色を主にフィーチャーし、「モダン、アーバン、ダンス」のメロディーを持つポップ・ロックのスタイルとなった。 ドラムスのウィル・チャンピオンによると、バンドはもともとアコースティックなアルバムを作りたかったので、楽曲「Paradise」が形になり始めたときには、別のエレクトロニックアルバムとして楽曲に取り組もうと考えていた。しかし、最終的にこの2枚は1枚の作品となり、「Charlie Brown」や「Us Against the World」などの曲は現在のバージョンに作り直された。ベースのガイ・ベリーマンは、自分たちが「多くの自信」を持ってこのプロジェクトに取り組んだと話している。 歌詞の面では、クリス・マーティンは、古い学校のアメリカのグラフィティ、白いバラ(白バラ抵抗運動)、そして「誰もが反対しているように見えても、自分の情熱に従って発言することができる」ことに触発されたと語っている。2013年には、マーク・オズボーンと共同で、アルバムの筋書きに基づくコミック・ブックがリリースされた。
- 6thアルバム『Ghost Stories』(2014年)
6thアルバム『ゴースト・ストーリーズ』では、エレクトロニカ、R&B、シンセポップ、アンビエントの影響を取り入れながら、デビュー作を思わせるメランコリックで静かなスタイルを採用した。 前作『Mylo Xyloto』よりも明らかに暗くミニマルであり、「沈黙を恐れず」「多くの音を重ねすぎず」「空間の感覚を保つ」という彼らの願いを反映した、疎なアレンジを持つ。 別れのアルバムとも考えられており、人生の過去の出来事(亡霊)が現在にどう影響を与えるかを叙情的に探る 。マーティンは妻グウィネス・パルトロウとの離婚後、今作を「無条件の愛について学ぶ旅」と呼んだ。
- 7thアルバム『A Head Full of Dreams』(2015年)
1年後にリリースされた7thアルバム『A Head Full of Dreams』は、前作とセットになるような作品であり、代わりに明るく高揚感のある音色が特徴で、前作とのコントラストを作りながらディスコとファンクの要素を取り入れた。特にシングル「Adventure of a Lifetime」で顕著である。歌詞では、団結、夢見ること、親になること、許し、癒し、感謝といったテーマに取り組んだ。
- EP『Kaleidoscope EP』(2017年)
2017年には、7thアルバム『A Head Full of Dreams』の姉妹作品として『カレイドスコープ EP』を発売した。EPにはザ・チェインスモーカーズとコラボしたEDM楽曲「Something Just Like This」の東京ドームライブバージョン、そして「Aliens」でのブライアン・イーノとの再タッグ作品が含まれていた。 一方、「All I Can Think About Is You」や「Hypnotised」といったトラックでは、コールドプレイの新たなポップ・スタイルと彼らのオルタナティブ・ロックのルーツを混ぜ合わせ、アルバム『美しき生命』での実験とオーガニックなサウンドに回帰しつつ、ゴスペル、ブルース、クラシック音楽から影響を受けた次作『Everyday Life』の枠組みを構築している。
- 8thアルバム『Everyday Life』(2019年)
8thアルバム『エヴリデイ・ライフ』では、前述したようにゴスペル、ブルース、クラシック音楽などに影響を受けた。「Orphans」とともにリードシングルとしてリリースされた「Arabesque」は、ジャズ・フュージョンとアフロビートの影響を受けている。バンドは前向きな姿勢、平等、希望、遺産、人間性という歌詞のテーマを継続したが、損失、痛み、人種差別、警察の残虐行為、銃規制、難民危機などの政治的・社会的問題についての音声が加えられた。
- 9thアルバム『Music of the Spheres』(2021年)
前作『Everyday Life』のマルチスタイルのアプローチは、ポップなサウンドに傾いているものの、2021年の9thアルバム『Music of the Spheres』でも同様に採用された。ベースのガイ・ ベリーマンによれば、このアルバムはライブパフォーマンスを考慮して制作したため、それが全体のエネルギーレベルや選曲に影響した。 クリス・マーティンは『スター・ウォーズシリーズ』に影響を受けたことを明かし、モス・アイズリー ・カンティーナのバンドパフォーマンスを見て、宇宙をまたぐアーティストとはどんな感じなのだろうかと思いを馳せたと話している。 新しい音楽的影響としては、「Human Heart」と「Coloratura」がある。前者はR&BデュオのWe Are Kingとジェイコブ・コリアーとのアカペラのコラボレーションであり、後者は10分18秒のプログレッシブロックバラードで、バンドがリリースした曲としては最長となった。 「誰もがどこかでエイリアンである (Everyone is an alien somewhere) 」というフレーズは、プロジェクトを推進するために頻繁に使用された。ドラムスのウィル・チャンピオンによると、「別の惑星の視点から見れば、我々はエイリアンである」ので、プロジェクトは、人々を互いに離れたままにするものではなく、代わりに一緒にするものに人々の目が向けられることを意図している。
音楽的影響/ルーツ
コールドプレイは、オルタナティブ・ロックを基調としつつ、ブラックミュージック、ポップ・ミュージック、ダンス・ミュージック、エレクトロニカ、クラシック、ジャズなど、多種多様なジャンルに影響を受けている。
「5人目のメンバー」としてクリエイティブ・ディレクターを務めているフィル・ハーヴェイによると、初期の頃は、U2、レディオヘッド、エコー&ザ・バニーメン、R.E.M.、ザ・フレーミング・リップスなど、バンドのサウンドに多大な影響を与えた特定のバンドがいた[72]。時が経つにつれて、バンドはより幅広い音楽を好むようになった[72]。メンバーは文字通り何でも聴くようになり、すべてから影響を受けるようになったと話している[72]。
U2、レディオヘッド、ビートルズ、R.E.M.、トラヴィス、ジェフ・バックリィ、a-ha、ブルース・スプリングスティーン、エコー&ザ・バニーメン、ポリス、ザ・フレーミング・リップス、シガー・ロス、ブライアン・イーノ、デヴィッド・ボウイ、オアシス、ザ・ストーン・ローゼズ、ピンク・フロイド、ザ・スミス、ソニック・ユース、マッシヴ・アタック、マーヴィン・ゲイ、ジェームス・ブラウン、マイケル・ジャクソン、スティーヴィー・ワンダー、ボブ・ディラン、ニック・ケイヴ、ニーナ・シモン、トム・ウェイツ、AC/DC、ガンズ・アンド・ローゼズ、アレサ・フランクリン、ファッツ・ドミノ、ボブ・マーリーなどに、特に初期の頃は影響を受けている。
他にも多くのアーティストに影響を受けている。例えば、1stアルバム『パラシューツ』では、ニール・ヤング、2ndアルバム『静寂の世界 』では、ジョージ・ハリスン、PJ ハーヴェイ、ミューズ、3rdアルバム『X&Y』では、ジョニー・キャッシュ、クラフトワーク、ケイト・ブッシュ、4thアルバム『美しき生命 』では、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、ブラー、アーケイド・ファイア、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、ジャスティン・ティンバーレイクなどにも影響を受けている。
アルバム『美しき生命 』以降、ブライアン・イーノやジョン・ホプキンス、リック・シンプソンなどをプロデューサーに迎えてからは、より広い音楽要素を取り込んだ作品を発表するようになる。
個別の楽曲では、「Yellow」はニール・ヤング、「The Scientist」はジョージ・ハリソン、「Clocks」はミューズ、「Fix You」はエルボーやジミー・クリフ、「A Sky Full of Stars」はニルヴァーナやケイティー・ペリーなどに影響を受けている。
コールドプレイは、主にレディオヘッドやU2の音楽性を継承して発展させたとされる。2006年には、クリスはU2について「自分が全ての作品を暗記している唯一のバンド」と記し、1991年に自身が14歳のときに当時発売されたばかりのU2のアルバム『アクトン・ベイビー』を聴いて衝撃を受け、半年に1枚のペースで過去のU2の作品を購入したことを明かしている[73]。また、2008年には、ボーカルのクリス・マーティンは、「時々、彼ら(=レディオヘッド)がナタで道を切り開き、僕らが後からやってきて、ショッピングモールを建てたように感じるんだ」「レディオヘッドの『OK コンピューター』と同じくらい良いものを書くためなら、僕はまだどんな犠牲も厭わないよ」と話し、自身が大きな影響を受けたレディオヘッドへのリスペクトを語っている。
クリスは、幼少期に初めて好きになった曲として、a-haの「テイク・オン・ミー」とマイケル・ジャクソンの「バッド」を挙げている[74]。また、子供の頃に映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を見て、主人公のマーティ・マクフライがチャック・ベリーの「ジョニー・B.グッド」を演奏するシーンに感銘を受けたことで、バンドがやりたくなったと語っている[75]。
2021年のインタビューでは、最も好きな曲として、ボーカルのクリス・マーティンは映画『オズの魔法使』の劇中歌であるジュディ・ガーランドの「虹の彼方に」、ギターのジョニー・バックランドはマッシヴ・アタックの「Teardrop」、ベースのガイ・ベリーマンはマーヴィン・ゲイの「悲しいうわさ」、ドラムスのウィル・チャンピオンはザ・ポーグスとカースティ・マッコールの「ニューヨークの夢」を挙げている。
クリスは、ビートルズやブルース・スプリングスティーンの大ファンでもある。トラヴィスは、初期のコールドプレイの作品に大きな影響を与えた。クリスの歌唱はジェフ・バックリィに影響を受けている[74]。R.E.M.にも多大な影響を受けており、「僕たちはR.E.M.を崇拝しているんだ」「コールドプレイの曲の材料には、必ずR.E.M.がひとつまみ入っている」と話している[74]。コールドプレイは、自身の楽曲「Princess of China」[76]でシガー・ロスの「Takk...」をサンプリングしている。2013年には、オアシスに対する敬意を語り、「自分のことで精一杯になったときには、オアシスの『モーニング・グローリー』を聴けば、自分はまだこれからだと気づくんだ」と書いている[77]。ボブ・ディランについては「僕にとっては、すべてがラディカルでクールなんだ」と称賛している[74]。2021年には、一番好きなアーティストがボブ・マーリーだと投稿している[78]。
クリスはボノ(U2)、ジ・エッジ(U2)、ジェイ・Z、サイモン・ペッグ、ブルース・スプリングスティーン、ニック・ケイヴ、マイケル・スタイプ(元R.E.M.)、エド・オブライエン(レディオヘッド)、フラン・ヒーリー(トラヴィス)、 ダニー・マクナマラ(エンブレイス)などと親交があり、2022年には長年にわたってサポートを受けたことへの感謝を語っている[79]。
ギターのジョニー・バックランドは、1960年代から90年代までの各年代別のプレイリストを公開している[80][81][82][83]。それぞれのプレイリストでは、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、ファンカデリック、ダイアナ・ロス、ジョニ・ミッチェル、キャロル・キング、ロキシー・ミュージック、ジョイ・ディヴィジョン、トーキング・ヘッズ、ザ・キュアー、ドナ・サマー、N.W.A、ケイト・ブッシュ、プリテンダーズ、プリンス、ブライアン・イーノ、マッシヴ・アタック、ザ・ストーン・ローゼズ、ビョーク、ベック、プライマル・スクリーム、ジ・オーブなどの楽曲を選んでいる。
ドラムスのウィル・チャンピオンは、アイルランド音楽を、ボブ・ディラン、ニック・ケイヴ、トム・ウェイツなどともに、自身の原点の一つとして挙げている。好きなドラマーとしては、ジンジャー・ベイカー(クリーム)、ジョン・ボーナム(レッド・ツェッペリン)、デイヴ・グロール(元ニルヴァーナ)の名前を挙げている。
R&B、ヒップホップ、ファンク、ソウルなどのブラックミュージックの影響も強く感じられる。クリスは、パブリックスクール時代にブルースのコピーバンドに参加していた。同じコピーバンドに参加し、現在はコールドプレイのクリエイティブ・ディレクターを務めているフィル・ハーヴェイと一緒に当時夢中になった音楽として、クリスはR.E.M.、U2、ポリスなどのロックバンドの他に、モータウンを挙げている[84]。
2008年にリリースされた4thアルバム『美しき生命』は、前述したビートルズやアーケイド・ファイアなどのロックミュージックやエレクトロ、アンビエントなどの音楽などに加えて、ブラックミュージックを大胆に取り込んだ最初のコールドプレイのアルバムである。特に、マイケル・ジャクソンやジャスティン・ティンバーレイクなどに強い影響を受けている。2008年のインタビューでクリスは、「(アルバム『美しき生命』の制作をしていた)去年はマイケル・ジャクソンの音楽を一番聴いたんだ。特に『オフ・ザ・ウォール』をたくさん聴いたよ」と答えている[74]。クリスは、幼少期に初めて好きになった曲の一つとして、マイケル・ジャクソンの「バッド」を挙げている。
ブラックミュージックのアーティストやプロデューサーとも積極的にコラボエーションを行っている。例えば、ビヨンセ、リアーナ、BTS、ジェイコブ・コリアー、ジェイ・Z、ビッグ・ショーン、ファレル・ウィリアムスなどのアーティストや、スターゲイト、メトロ・ブーミン、ティンバランド、マイク・ディーンなどのプロデューサーと楽曲をリリースしている。
ベースのガイ・ベリーマンは、幼少期にスティーヴィー・ワンダーの「マイ・シェリー・アモール」を聴いたことがきっかけで、ソウルミュージックやファンク、モータウン、スタックス・レコードの音楽に夢中になった。特に、ジェームス・ブラウン、クール&ザ・ギャング、ファンク・ブラザーズらに影響を受けており、ビートルズらと並んで、現在までガイの音楽性の軸となっている。ベースの初心者に対しては、「できるだけ多くのモータウンの曲、特にジェームス・ジェマーソンが演奏した曲を覚えてみてください」とアドバイスしている[85]。尊敬するベーシストとしては、ジェームス・ジェマーソン、バーナード・エドワーズ、ポール・マッカートニーの名前を挙げている[86]。過去にインタビューでは、おすすめの音楽を求められた際に、カニエ・ウェストやリトル・シムズなど、ヒップホップアーティストの名前も出している。
エレクトロニカやアンビエント、EDMなどにも大きな影響を受けている。これまでに、ブライアン・イーノ、ジョン・ホプキンス、アヴィーチー、マデオン、ザ・チェインスモーカーズなどと、楽曲でコラボレーションしている。コールドプレイは、自身の楽曲「Talk」[87]でクラフトワークの「Computer Love」をサンプリングしている。ブライアン・イーノは、アルバム『美しき生命』『Mylo Xtloto』では、プロデューサーとして全面的に関わった。ジョン・ホプキンスは、『美しき生命』以降の多くの作品に参加している。アヴィーチーは、コールドプレイの楽曲「A Sky Full of Stars」[88]「Hymn for the Weekend」[89] の制作に携わった。 ジャンル区分が曖昧になり、ジャンルをまたいだ(クロスオーバーさせた)音楽スタイルが一般化していく現在の音楽シーンの潮流を象徴する存在である。オルタナティブ・ロック、ロック、ポップ、R&B、ヒップホップ、ソウル、ファンク、ディスコ、EDM、シンセポップ、エレクトロニカ、アンビエント、フォーク、カントリー、ブルース、ゴスペル、ラテン音楽、アフリカ音楽、アラブ音楽、東洋音楽、ワールドミュージック 、ジャズ、クラシック、現代音楽、映画音楽など、様々なジャンルを自身の音楽性に取り込んでいる。
4thアルバム『美しき生命 』以降の多くのコールドプレイの楽曲に携わっているジョン・ホプキンスは、「コールドプレイはとても実験的な音楽センスを持っている」「彼らは音楽の趣味がめちゃくちゃ広いんだ」と2013年のインタビューで語り、ボーカルのクリス・マーティンがビートルズとハドソン・モホークの大ファンであることを例に出している[90]。
様々なジャンルの楽曲をライブや番組などでカバーしている[91]。例えば、プリンスの「1999」「Nothin’ Compares 2 U」、ビートルズの「We Can Work It Out」、エルトン・ジョンの「We All Fall in Love Sometimes」、キッド・カディの「Day 'n' Nite」、ポール・サイモンの「Graceland」、ビースティ・ボーイズの「(You Gotta) Fight For Your Your Right (To Party)」、ジョン・レノンの「Imagine」、エイミー・ワインハウスの「Rehab」、デヴィッド・ボウイの「Heroes」、エミネムの「Lose Yourself」、ジーン・ワイルダーの「Pure Imagination」、J・バルヴィンとバッド・バニーの「La Canción」、ソダ・ステレオの「De música ligera」、ビージーズの「Stayin' Alive」、ザ・ヴァーヴ「Bitter Sweet Symphony」などが挙げられる。
クラシック音楽にも強く影響を受けている。コールドプレイの楽曲は、ピアノとストリングスを多用した作風となっている。クリス・マーティンは7歳からクラシックピアノを習っていた[38]。母親は音楽教師の仕事をしていた。クラシックやオペラのコンサートで姿を目撃されることも多く[92]、ジョン・ダウランドの曲をSNSで披露したこともある。
賛美歌にも影響を受けている。クリスは「小さい頃はいつも教会にいたから、賛美歌をよく聞いていたんだ。僕たちの音楽の中にある根本的なものは、おそらくそこからきているのだろう」とインタビューで答えている[74]。クリスはクリスチャンの家庭で育ったが、現在は特定の宗教を信仰していない。
ライブの特徴
コールドプレイは、レーザー、花火、紙吹雪、自動制御式のLEDリストバンドを駆使したビジュアル・ショーによって「ライトアップされた輝かしい壮大なライブツアー」を行うことで知られている。インタラクティブなLEDリストバンドは2012年にコールドプレイが初めて使用し、他のアーティストにも広めたとされているため、彼らのパフォーマンスの特徴的な部分と考えられている。
ライブアルバム『Live in Buenos Aires』(2018)をレビューした際、ピッチフォークのサム・ソドムスキーは、「21世紀の最も不朽のライブ・アクトの一つであるコールドプレイによる遺産を強く主張している」と述べ、ガーディアンのアレクシス・ペトリディスもバンドのセットリストを「いかにコールドプレイが巨大化し、そして巨大化し続けたかという強く気づかせる」と評した上で、この視点に同調している。また、両者は、ボーカルのクリス・マーティンが各楽曲の演奏の合間にしばしば一般客と交流していることについてもコメントしている。
2014年の『Ghost Stories Tour』では、Royal Albert HallやBeacon Theatreといった会場で親密なセットを披露した。2019年の『Everyday Life』でも同様のアプローチがとられ、チャリティのための小規模な公演や、ヨルダンのアンマン城塞での特別ライブストリームが行われた。後者をレビューしたNMEのダン・スタッブスは、「ステージ上こそコールドプレイが生き生きとする場所であり、彼らが最も意味を成す場所だ」と評している。
2022年にウィル・チャンピオンは、ザ・フレイミング・リップスのツアーについて「不思議な感覚と楽しさがあり、僕たちはそれにとても反応する」と述べ、コンサートがいかに楽しいものであるかという考えを形成する上で、ザ・フレイミング・リップスが重要であったと語っている。
近年は「持続可能なツアー」「インクルーシブ&アクセシブル」を目指して地球環境や聴覚障害者に配慮したワールドツアーを行っている(詳細は#政治/社会的姿勢を参照)。
業績/受賞歴
コールドプレイは21世紀で最も成功したバンドである[93]。全世界で1億枚以上のアルバムを売り上げ、これまでリリースしたスタジオ・アルバム9作全てが全英アルバムチャートで1位を獲得している。9作以上のスタジオ・アルバムをリリースし、現在まで全英アルバムチャートで1位を逃したことのないアーティストは、歴史上コールドプレイのみとなっている。
グラミー賞[8]では、2022年時点で39回のノミネート、うち7回受賞を果たしている。イギリスのグループとしてのグラミー賞の歴代最多受賞記録と最多ノミネート記録を保持している。主要部門では、「Clocks」で最優秀レコード賞、「Viva La Vida」で最優秀楽曲賞を受賞し、最優秀アルバム賞には3回ノミネートされている。
イギリス版グラミー賞とも称されるブリット・アワードでは、2022年現在、30回のノミネートから9回受賞している。グループとしての歴代最多受賞記録と最多ノミネート記録を持っている。また、史上初めて最優秀アルバム賞を3回、最優秀グループ賞を4回受賞したアーティストであり、この2部門の最多ノミネート記録も保持している。
2000年代にリリースした1stアルバム『パラシューツ』, 2ndアルバム『静寂の世界 (A Rush of the Blood to the Head)』、3rdアルバム『X&Y』はイギリス史上最も売れたアルバム50選 (2019年公式チャート発表) に選ばれ、ビートルズやクイーン、マイケル・ジャクソン等を上回り、アーティストとして単独最多のランクイン数を記録した。3rdアルバム『X&Y』と4rdアルバム『美しき生命』 (Viva la Vida or Death and All His Friends)はそれぞれ2005年[94]、2008年[95]に世界で最も売れたアルバムとなった。4thアルバム『美しき生命』は、2000年代において世界で最もダウンロードされたアルバムでもある。
2010年代にリリースした5thアルバム『マイロ・ザイロト』、6thアルバム『ゴースト・ストーリーズ』、7th『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』(A Head Full of Dreams)は、現在の世界のiTunesアルバムチャートで上位にランクインし続けており、ダフト・パンクの『ランダム・アクセス・メモリーズ』、アデルの『21』『25』、エド・シーラン『x』『÷』などのアルバムと並ぶ2010年代屈指のロングセラー作品となっている[18]。
2012年のロンドンパラリンピック閉会式のヘッドライナーに選ばれた。15曲以上の楽曲を披露し、前年にリリースした「Every Teardrop Is A Waterfall」でロンドンパラリンピック及びロンドンオリンピックの最後を締めた。2013年にはフォーブスによって世界で最も影響力のあるイギリスの有名人に選ばれた。世界最大級の音楽フェスティバルであるグラストンベリー・フェスティバルのトリを歴代最多の5回務めている。コーチェラ・フェスティバルでも2005年にトリを務めている。 2016年の第50回スーパーボウルのハーフタイムショーでのパフォーマンスは、グループや男性アーティストとして史上最多の視聴者数を記録した。2016年から2017年まで行なわれたワールドツアー『A Head Full of Dreams Tour』は全122公演で約539万人を動員し、興行成績は5億2300万ドル以上で当時のコンサートツアー史上歴代3位を記録した[9]。
グラミー賞受賞歴
2023年3月現在、グラミー賞39回ノミネート(7度受賞)。
年[注釈 16] | 対象 | カテゴリー | 結果 | Ref. |
---|---|---|---|---|
2002 | Parachutes | Best Alternative Music Album | 受賞 | [96] |
Yellow | Best Rock Song | ノミネート | ||
Best Rock Performance by a Duo or Group with Vocals | ノミネート | |||
2003 | A Rush of Blood to the Head | Best Alternative Music Album | 受賞 | [97] |
In My Place | Best Rock Performance by a Duo or Group with Vocals | 受賞 | ||
2004 | Clocks | Record of the Year | 受賞 | [98] |
The Scientist | Best Short Form Music Video | ノミネート | ||
2005 | Live 2003 | Best Long Form Music Video | ノミネート | [99] |
2006 | X&Y | Best Rock Album | ノミネート | [100] |
Speed of Sound | Best Rock Song | ノミネート | ||
Best Rock Performance by a Duo or Group with Vocals | ノミネート | |||
2007 | Talk [注釈 17] | ノミネート | [101] | |
2009 | Viva la Vida or Death and All His Friends | Album of the Year | ノミネート | [102] |
Best Rock Album | 受賞 | |||
Viva la Vida | Song of the Year | 受賞 | ||
Record of the Year | ノミネート | |||
Best Pop Performance by a Duo or Group with Vocals | 受賞 | |||
Violet Hill | Best Rock Song | ノミネート | ||
Best Rock Performance by a Duo or Group with Vocals | ノミネート | |||
2010 | Life in Technicolor II | ノミネート | [103] | |
Best Short Form Music Video | ノミネート | |||
2012 | Paradise | Best Pop Duo/Group Performance | ノミネート | [104] |
Every Teardrop Is a Waterfall | Best Rock Song | ノミネート | ||
Best Rock Performance | ノミネート | |||
2013 | Mylo Xyloto | Best Rock Album | ノミネート | [105] |
Charlie Brown | Best Rock Performance | ノミネート | ||
2014 | Atlas | Best Song Written for Visual Media | ノミネート | [106] |
Live 2012 | Best Music Film | ノミネート | ||
2015 | Ghost Stories | Best Pop Vocal Album | ノミネート | [107] |
A Sky Full of Stars | Best Pop Duo/Group Performance | ノミネート | ||
Ghost Stories Live 2014 | Best Music Film | ノミネート | ||
2017 | Up&Up | Best Music Video | ノミネート | [108] |
2018 | Kaleidoscope EP | Best Pop Vocal Album | ノミネート | [109] |
Something Just Like This (with The Chainsmokers) | Best Pop Duo/Group Performance | ノミネート | ||
2021 | Everyday Life[注釈 18] | Album of the Year | ノミネート | [110] |
2022 | Higher Power | Best Pop Duo/Group Performance | ノミネート | [111] |
2023 | Music of the Spheres | Album of the Year | ノミネート | [112] |
Best Pop Vocal Album | ノミネート | |||
My Universe (with BTS) | Best Pop Duo/Group Performance | ノミネート |
ブリット・アワード受賞歴
2023年3月現在、ブリット・アワード30回ノミネート(9回受賞)。
年[注釈 19] | 対象 | カテゴリー | 結果 | Ref. |
---|---|---|---|---|
2001 | Coldplay | British Group | 受賞 | [113] |
British Breakthrough Act | ノミネート | |||
Parachutes | British Album of the Year | 受賞 | ||
Yellow | British Single of the Year | ノミネート | ||
British Video of the Year | ノミネート | |||
2002 | Trouble | ノミネート | [114] | |
2003 | Coldplay | British Group | 受賞 | [115] |
A Rush of Blood to the Head | British Album of the Year | 受賞 | ||
2006 | Coldplay | British Group | ノミネート | [116] |
British Live Act | ノミネート | |||
X&Y | British Album of the Year | 受賞 | ||
Speed of Sound | British Single of the Year | 受賞 | ||
2009 | Coldplay | British Group | ノミネート | [117] |
British Live Act | ノミネート | |||
Viva la Vida or Death and All His Friends | British Album of the Year | ノミネート | ||
Viva la Vida | British Single of the Year | ノミネート | ||
2010 | A Rush of Blood to the Head | British Album (Last 30 Years) | ノミネート | [118] |
Clocks | British Live Performance (Last 30 Years) | ノミネート | ||
2012 | Coldplay | British Group | 受賞 | [119] |
Mylo Xyloto | British Album of the Year | ノミネート | ||
2013 | Coldplay | British Live Act | 受賞 | [120] |
Princess (with Rihanna) | British Single of the Year | ノミネート | ||
2015 | Coldplay | British Group | ノミネート | [121] |
2016 | 受賞 | [122] | ||
A Head Full of Dreams | British Album of the Year | ノミネート | ||
2017 | Hymn for the Weekend | British Single of the Year | ノミネート | [123] |
British Video of the Year | ノミネート | |||
2020 | Coldplay | British Group | ノミネート | [124] |
2022 | ノミネート | [125] | ||
British Alternative/Rock Act | ノミネート |
影響/評価
コールドプレイは最も影響力のあるアーティストの一つである。ポップ、R&B、ヒップホップ、ロック、ダンス・ミュージック、ラテン音楽、K-POP、J-POPなど、様々なジャンルの音楽に多大な影響を与えている。
コールドプレイやボーカルのクリス・マーティンは、多くのアーティストから称賛を受けている。ジェイ・Zは「現代のシェイクスピア」[22]、カニエ・ウェストは「史上最高のバンド」[23]、テイラー・スウィフトは「永遠に大ファン」[24]、エド・シーランは「自分のキャリアを通じてずっと研究してきた存在」「とてつもない天才」[25]、アデルは「魔法のような存在」[126]、ハリー・スタイルズは「音楽を愛する理由であり自分のアイドル」[127]、フューチャーは「永遠の伝説」[128]、フィニアス・オコネルは「自分にとって本当に大きな存在」[129]、リアム・ギャラガーは「人々に愛と沢山の光をもたらす素晴らしい存在」[130]、BTSのVは「自分のロールモデルだった」[131]、ジョングクは「スタジアムツアーの王様」[131]と絶賛している。
ライブの演出や取り組みに関しても同様に、多くのアーティストによって取り入れられている。LEDリストバンドは、コールドプレイが採用したことがきっかけで世界中に広まった。
一方でコールドプレイは、ロックバンドとしての先駆的な音楽性や姿勢などに対して、一部のメディアや人々から否定的な評価や誹謗中傷を受けることもあった。
音楽的影響/ルーツの前提
コールドプレイのクリス・マーティンは、2021年のインタビュー[132][133]で自身が影響を受けた音楽について語り、現代の音楽は全て始まりまで遡ることができるものだと話している。「僕が音楽についてすごく好きなのは、偉大な人は誰でも、他の偉大な人に影響を受けたり、教えられてきたってことなんだ」「だから、音楽というのは絶え間ない会話によるもので、人々が骨や岩を打って、『いい音だ』と言っていた起源まで遡れるものなんだよ」と彼は続けている[132][133]。クリスはさらにポップ・ミュージックにおける競争という概念に疑問を呈し、「その意味で一つのベスト・アクトがいるというものだとは思えないんだ。音楽とは全体の共有体験なんだ」と語っている[132][133]。
例えば、コールドプレイ自身は、U2やレディオヘッドなどに多大な影響を受けた[134]。そして、U2[135]やレディオヘッド[136]がビートルズやパンク・ポストパンクのバンドなどに影響を受けたように、ビートルズ[137]はチャック・ベリー、リトリ・リチャードなどに影響を受けた。また、個別の楽曲も同様である。例えば、コールドプレイの代表曲「イエロー」はニール・ヤング、「The Scientist」はジョージ・ハリソン、「A Sky Full of Stars」はニルヴァーナやケイティー・ペリーなどにインスピレーションを受けて作られた(コールドプレイ自身のルーツの詳細は#音楽的影響/ルーツを参照)。
日本の音楽/アーティスト
米津玄師、宇多田ヒカル、BUMP OF CHICKEN、坂道グループをはじめとする多くのアーティストがコールドプレイに影響を受けている。
藤井風の全曲のプロデュースなどを手掛けるYaffleは「音楽に本当にのめり込むきっかけとなった」[26] [27]、サカナクションの山口一郎は「めちゃくちゃ参考にしたボーカリスト」[28]と明かしている。
松任谷由実や亀田誠治(スピッツや椎名林檎などの楽曲を手掛ける音楽プロデューサー・ベーシスト)は、コールドプレイの大ファンである。
ソロアーティスト
松任谷由実は、愛聴しているアーティストとしてコールドプレイの名前を10年以上にわたって出しており[29]、自分のライブ期間中に来日公演があったときには「思わず抜け出して行っちゃおうかなと画策したぐらい」[138]大好きなアーティストだと話している。ラジオではコールドプレイのアルバムや楽曲を解説して称賛している[29]。音楽プロデューサーの松任谷正隆は、これまで体験したベストライブの一つにコールドプレイを挙げている[139]。
宇多田ヒカルの「桜流し」は、コールドプレイの影響を感じさせるような楽曲になっている[140]。
米津玄師は、自身の楽曲「Nighthawks」(2017年)について、自分のルーツを遡って行った先にコールドプレイやU2があることも踏まえて制作したと話している[141]。
米津玄師の多くのヒット曲に携わっている音楽プロデューサーの蔦谷好位置は、コールドプレイへの称賛を何度も口にしている(詳細は#プロデューサー参照)。2019年以降の多くの楽曲の共編曲を手掛けている音楽家の坂東祐大も同様に、2020年のコールドプレイのNPRの『タイニーデスクコンサート(Tiny Desk Concert)』について、「本当に素晴らしい」「胸熱」と感想を書いている[142]。
藤井風の全曲のプロデュースなど、多くのアーティストの楽曲を手掛けている音楽家のYaffleは、「音楽に本当にのめり込むきっかけとなった」存在だと話し[26]、高校時代にコールドプレイに感動していなければ音楽家になることはなかったと明かしている[27]。2014年のアルバム『ゴースト・ストーリーズ』リリース時には「素晴らしい」と絶賛し[143]、過去には「(コールドプレイの)最新の世界ツアーの映像データを視聴して久々に感動が体を貫く」[27]「徹夜で作業した後のColdplayの心への染み入りっぷりったら尋常ではない」[144]とも書いている。藤井風は、コールドプレイの曲「イエロー」について「朝焼けを見ると絶対にこの曲を聴きたくなる」と話している[145]。
バンドアーティスト
サザンオールスターズの「東京VICTROY」は、コールドプレイの「Viva La Vida」に影響を受けている[146]。
スピッツの草野マサムネは、自身の楽曲「ヒビスクス」について、コールドプレイをオマージュして作った楽曲だとインタビューで答えている[147]。ラジオでは、コールドプレイの「Clocks」について、「(20年近く前に)音楽で涼しくなることってあるんだなぁと思い知った曲」と紹介して曲を流している[148]。那覇の真夏の猛暑の日に、車のエンジンを掛けたらラジオから、ちょうどこの曲が流れて来て、車のクーラーをかける前にヒンヤリとしてきたと当時を回想している。
2002年リリースの『三日月ロック』以降のすべてのスピッツのオリジナルアルバムの共同プロデュースを手掛けている音楽家の亀田誠治は、海外のライブにも足を運ぶほどのコールドプレイの大ファンである(詳細は#プロデューサー参照)。
BUMP OF CHICKENの楽曲や演出のルーツには、コールドプレイの存在があるとされる[149]。特に、アルバム『RAY』『Butterflies』以降の作風の変化は、コールドプレイとの同時代性が感じられる[150]。
RADWIMPSは、2017年に東京ドームで行われたコールドプレイのライブのオープニングアクトを務めた[151]。
サカナクションの山口一郎は、「めちゃくちゃ参考にしたボーカリスト」がコールドプレイのクリス・マーティンだと明かしている[28]。北海道での活動時期に小樽から札幌のスタジオを往復していたときには、車でコールドプレイのライブ音源[152]を聴きながら歌っていた。コールドプレイやクリスの歌い方がすごい好きだったため、初期の楽曲「Yellow」「In My Place」などをひたすら練習して真似をしたと話している[28]。サカナクションの楽曲「human」はコールドプレイを意識して作ったと明かしている[153]。
indigo la Endの川谷絵音は「素敵でした」、ドラムスの佐藤栄太郎は「頭がおかしくなるほど最高だった」[154]とライブの感想をSNSに投稿し、コールドプレイを称賛している[155]。川谷絵音は、以前にもコールドプレイの曲「Amazing Day」について「名曲過ぎる」と投稿している[156]。
アイドルグループ
SMAPをはじめとするジャニーズのグループ、ももいろクローバーZをはじめとするスターダストのグループ、でんぱ組.inc、DISH//、ゆずなどの数多くの楽曲を手掛けている音楽家の前山田健一(ヒャダイン)は、コールドプレイを世界で最も影響力のあるイギリスのロックバンドと評し、注目曲に「Higher Power」を選んで「バンドであるコールドプレイまでもシンセウェイヴサウンドに挑戦しているというのが僕はとてもいい時代だなと思っている」と語っている[157]。
乃木坂46の多くの代表曲を含む坂道グループの楽曲などを手掛けている作曲家・編曲家の杉山勝彦は、自身が影響を受けたアーティストとして、Mr.Childrenなどとともに[158]、コールドプレイを挙げている[159]。同様に坂道グループやAKBグループなどの人気曲を数多く手掛けている青葉紘季[160]は、「改めてすげえバンドだ。感動するわ」「素晴らしすぎて震える」「Coldplayの新作が良すぎる」と度々絶賛し[161]、自身の楽曲制作への影響としても言及している[162]。同様に多数の楽曲を手掛けているツキダタダシは、「何故こんなにガンガン琴線に触れるのだろうか」「Coldplay聴いてたら頑張れそうな気がしてきた」など称賛を投稿している[163]。坂道グループやジャニーズグループなどの楽曲を多数手掛けている辻村有記は、理想とするアーティストにコールドプレイを挙げている[164][165]。欅坂46の元メンバーの平手友梨奈は、2017年の東京ドームのライブを観に行ったことを明かしている[166]。欅坂46・けやき坂(現在の櫻坂46・日向坂46)の元メンバーの長濱ねるは、コールドプレイのライブ映像について「いつ見ても何度見ても高ぶる」と書いている[167]。
プロデューサー
スピッツ、椎名林檎、MISIA、平井堅、いきものがかり、JUJU、GLAY、ポルノグラフィティ、エレファントカシマシなど数多くのアーティストの楽曲を手掛けている音楽プロデューサーであり、東京事変のベーシストを務める亀田誠治は、海外も含め多くのライブに足を運んでおり、 「今日のライブ、深く胸に刻み込みました。全身で音楽を伝えるクリスは幸せを運ぶ使者でした」[168]「もう愛しかないライブ 」[169]「コールドプレイの光るリストバンドの発明は演出のノーベル賞」[170]「Coldplay素晴らしかった。クオリティが超高いのに、敷居は超低い。こんなにみんなの大合唱が響くドームははじめて」[171]と何度も絶賛している。2018年のドキュメンタリー映画 『コールドプレイ:ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』 を見たときには、「泣きました。バンドは絆だ」と投稿している[172]。
米津玄師、Official髭男dism、back number、Mrs. GREEN APPLE、ゆず、Superfly、絢香、エレファントカシマシなど、数多くのアーティストの楽曲を手掛けている音楽プロデューサーの蔦谷好位置は、イギリスのグラストンベリー・フェスティバル(2011年)のコールドプレイのライブの録画番組を観た感想として「もの凄いヒット曲の数々でこれは圧倒的だな。凄いわ」とブログに感想を書いている[173]。2017年の東京ドームのライブについては「アンセムと多幸感の連続に圧倒された」[174]「全曲知ってるって凄い」[175]「今まで自分が観てきた東京ドームのライブの中で一番良かった」[174]と絶賛している。コールドプレイが近年地球環境に配慮したワールドツアーを行っていることに対しても称賛を述べている[176]。
韓国の音楽/アーティスト
BLACKPINKのメインボーカルを務めているロゼは、Instagramの配信ライブで「Fix You」、YouTubeの動画で「Viva La Vida」をカバーしている[177]。コールドプレイは「素晴らしい歌声だ」とロゼのカバーを称賛している[178]。
BTS
BTSのVは「自分のロールモデルでもあったクリスにはこれまで多大な影響を受けてきた」、ジョングクは「スタジアムツアーの王様」、SUGAは「彼らの曲の多くは、現代の文化の一部となっている」とコールドプレイを称賛している[131]。
2018年にメンバー全員で加平にプライベート旅行をしたときには、バーベキューをしながらコールドプレイの曲「Fix You」を流していた[179]。2021年には、Vの発案でBTSは「Fix You」をMTVアンプラグドでカバーしている[180]。
BTSが2019年にロンドンでコンサートを行った時には、事前の記者会見で、「コラボしてみたいイギリスのアーティストはいますか?」という質問に対して、メンバーはコールドプレイの名前を答えていた[181]。メンバーのVは「長い間、僕はコールドプレイが大好きで、いつも彼らの音楽を楽しんで聴いていました。みんなでイギリスで車に乗ったときもコールドプレイの音楽をかけました」と語った[181]。また、メンバーのRMは「何年か前にJ-HOPEとコールドプレイのコンサートに行きました。クリス・マーティンをはじめ、他のバンドメンバーにも会えたし、いい思い出になりました。僕たちみんなColdplayが大好きだと思います」と答えていた[181]。RMとJ-HOPEは、2017年にソウルのコールドプレイのライブを二人で観た際には、SNSに写真を投稿している[182]。
そういったBTSのラブコールがクリスの耳に入り、2021年のコールドプレイとBTSのコラボ曲「My Universe」のリリース[183]や2022年のジンのソロデビューシングル「The Astronaut」の 楽曲提供[184]に繋がった。ジンは、以前からコールドプレイの大ファンを公言していた[185]。
クリスはコラボを通してBTSのメンバーと交流を深め、コールドプレイのファンであるジンにはギターをプレゼントした[186]。ジンは、コールドプレイのブエノスアイレス公演に招待され、コールドプレイ提供のソロデビュー曲「The Astronaut」を観客の前で初披露した[187]。クリスは BTSとのコラボについて、「バンドとして最も楽しく、満たされた関係の一つとなった」と話している[187]。2023年には、コールドプレイはサタデー・ナイト・ライブで「The Astronaut」のセルフカバーを披露した[188]。
世界の音楽/アーティスト
コールドプレイの影響を受けている世界のアーティストとしては、テイラー・スウィフト[189]、エド・シーラン[190]、フランク・オーシャン[191][192]、SZA[193][194]、カニエ・ウェスト[195]、J・バルヴィン[196]、フィニアス・オコネル[129]、ハリー・スタイルズ[197]、、トラヴィス・スコット[198][199]、フューチャー[200]、BTS[201][202]、ラムシュタイン[203]、ブルーノ・マーズ[204][205]、デュア・リパ[206]、ホールジー[207]、ピンク[208]、リゾ[209]、ジャスティン・ティンバーレイク[210][211]、ティンバランド[212][213]、マイク・ウィル・メイド・イット[214]、アイス・スパイス[215]、リル・ヨッティ[216] [217]、イマジン・ドラゴンズ[218][219]、トゥエンティ・ワン・パイロッツ[220]、ワン・リパブリック[221]、ザ・キラーズ[222]、パラモア[223][224]、アヴリル・ラヴィーン[225]、マムフォード・アンド・サンズ[226]、レイニー[227]、U2[228][229]、ニック・ケイブ[230]、ティエスト[231][232]、デヴィット・ゲッタ[233]、スウェディッシュ・ハウス・マフィア[234]、マーティン・ギャリックス[235][236]、ザ・チェインスモーカーズ[237]、カイゴ[238][239]、ラウヴ[240]、チェルシー・カトラー[241]、、H.E.R.[242]、ブランディ[243]、ジェイコブ・コリアー[244][245]、ジョン・メイヤー[246]、ショーン・メンデス[247]、アレッシア・カーラ[248]、レオナ・ルイス[249]、マレン・モリス[250]、ザ・スクリプト[251]、アメリカン・オーサーズ[252]、シグリッド[253]、イ・ジス[254]などが挙げられる(詳細は後述)。
ポップ
ポップの分野では、テイラー・スウィフト[189]、エド・シーラン[190]、ビリー・アイリッシュ[129]、ハリー・スタイルズ[197]、デュア・リパ[206]、ブルーノ・マーズ[204][205]をはじめ、多くのアーティストの作品にコールドプレイは影響を与えている。
テイラー・スウィフトは、「私は永遠にクリス・マーティンの大ファンであり、もし彼と仕事ができたら最高だ」と話している[24]。また、人気曲「Wildest Dreams」などで影響を受けている[255]。テイラー・スウィフトは、番組でコールドプレイの「Viva La Vida」のカバーを披露している[256]。
アデルは、「コールドプレイはまるで魔法のようだ」とライブの感想を写真とともにSNSに投稿している[126]。アデルは、2016年にグラストンベリー・フェスティバルのトリを初めて務めることが決まったときには、不安になってアドバイスをもらおうと思い、ボーカルのクリス・マーティンに連絡した[257]。するとクリスは、自分のことのように泣いて喜んでくれ、2人で一緒に号泣したと、アデルは自身のドキュメンタリー番組で語っている[257]。クリスは、コールドプレイとしてグラストンベリー・フェスティバルのトリを当時既に3回(2022年現在は歴代最多の5回)経験しており、アデルに様々なことを伝えた[257]。
エド・シーランは、「自分のキャリアを通してずっとコールドプレイを勉強してきた」「コールドプレイはとんでもない天才だ」と語り、自身が今後リリースしたいアルバムをコールドプレイのアルバムに喩えている[25]。コールドプレイとエド・シーランは、ライブで共演することもあり、コールドプレイの「Fix You」[258]「Yellow」[259]、エド・シーランの「Shivers」「Shape of You」[260]などを共に披露している。
デュア・リパは、クリス・マーティンについて「私にとって本当に尊敬するアーティストであり、インスピレーションを与えてくれる存在でもあり、私はずっと彼の音楽を聴いてきた」とインタビューで答えている[206]。クリス・マーティンは、デュア・リパのデビューアルバムの収録曲「Homesick」の制作にも携わっており、同曲はコールドプレイの「Everglow」をサンプリングしている[261]。コラボの経緯について、インタビューでデュア・リパは、「ある会合で、誰かが "誰と仕事をしたいですか?"と聞いてきたので、"クリス・マーティンと一緒に曲を作りたいですね "と言いました。すると、その場にいた女性の一人が、"あら、彼とはしばらく一緒に仕事をしているのよ。喜んで彼にあなたの曲を送るわよ"と答えたんです。それで何曲か選んだんだけど、どうなるかはよくわからなかった。思い切った決断でした。するとメールが来て、"クリスが君に会いたがっている。マリブにある彼のスタジオに来ないか"と。緊張したと同時に、とても興奮しました。どう振る舞えばいいのかわからなかった」と明かしている[262]。デュア・リパは、コールドプレイの『A Head Full of Dreams Tour』の2017年のラテンアメリカ公演のオープニングアクトも務めた[263]。
ビリー・アイリッシュの全ての楽曲をプロデュースしているフィニアス・オコネルは、自身の音楽のルーツを聞かれた際には「コールドプレイは自分にとって本当に大きな存在だ」と語り[129]、「飛行機に乗るときは大抵コールドプレイのアルバム『美しき生命 』を最初の曲から最後まで通して聴いている」と話している[264]。2021年の「グローバル・シティズン・ライブ」では、コールドプレイはビリー・アイリッシュとフィニアス・オコネルとともに「Fix You」を披露した[265][266]。
ハリー・スタイルズは、「クリス・マーティンは自分が音楽を愛する理由であり、自分のアイドルだ」とSNSに投稿している[267]。2017年のソロデビューシングル「Sign of the Times」はコールドプレイの「The Scientist」の影響を受けている[268]。クリスは、ワン・ダイレクション時代からハリーやグループのファンを公言しており[269]、2022年に自身のライブで「Sparks」を披露する際には、「ハリー・スタイルズが誰なのか知る前から、僕たちは彼についてこんな風に感じていたんだ」と曲を紹介している[270]。
R&B/ヒップホップ
R&B・ヒップホップの分野では、カニエ・ウェスト[195]、フューチャー[200]、トラヴィス・スコット[198][199]、アイス・スパイス[215]などのラッパー、フランク・オーシャン[191][192]、SZA[193][194]、ブルーノ・マーズ[204][205]、ジャスティン・ティンバーレイク[210][211]などのR&Bアーティスト、ティンバランド[212][213]、マイク・ウィル・メイド・イット[214]などの音楽プロデューサーが、コールドプレイに大きな影響を受けている。他にもリゾ、ジェイコブ・コリアーなど、多くのアーティストが影響を受けている。コールドプレイやクリス・マーティンは、ジェイ・Z[271][272][273][274][275]、ビヨンセ[276][277]、リアーナ[274][278]など、多くのアーティストと共演している。
- R&B
ビヨンセは、コールドプレイがヘッドライナーを務めた、2016年の第50回スーパーボウルのハーフタイムショーの客演をブルーノ・マーズとともに務めた[276]。ビヨンセは、コールドプレイの楽曲「Hymn for the Weekend」にも客演として参加している[277]。コールドプレイの「Yellow」は、ビヨンセの最も好きな曲の一つであり、ビヨンセのドキュメンタリー映画「ライフ・イズ・バット・ア・ドリーム」[279]には、夫のジェイ・Zと二人で「Yellow」を歌っている様子が映っている。
ジャスティン・ティンバーレイクは、インタビューでコールドプレイに受けた影響を語っている[210][211]。
リアーナは、コールドプレイがヘッドライナーを務めた、 2012年のロンドンパラリンピック閉会式の客演をジェイ・Zとともに務めた[274][280]。リアーナは、コールドプレイの楽曲「Princess of China」にも、客演として参加している[278]。ジェイ・Zとビヨンセの離婚危機の際には、クリスとリアーナは心配して2人でレストランで話し合った[281]。
ブルーノ・マーズの人気曲「Marry You」は、コールドプレイのドラムを大胆に引用している[282]。 同様に、ブルーノ・マーズのヒット曲「Generade」は、コールドプレイの「Clocks」のピアノリフに影響を受けているとされる[205]。ブルーノ・マーズは、コールドプレイがヘッドライナーを務めた、2016年の第50回スーパーボウルのハーフタイムショーの客演をビヨンセとともに務めた[276]。
フランク・オーシャンは、自身のソロデビュー作品であるミックステープ『Nostalgia Ultra』[283]の1曲目「Street Fighter」でコールドプレイの楽曲「Life in Technicolor」「Lovers in Japan / Reign of Love」「Ceremonies of London」の3曲をサンプリングし[191]、2曲目で「Strawberry Swing」の歌詞を一部変えてカバーしている[192]。全4曲ともにコールドプレイのアルバム『美しき生命』の収録曲であり、フランク・オーシャンの同アルバムへの傾倒が表れている[284]。オルタナティブ・ロック、ブラックミュージック、エレクトロニカ、アンビエント、クラシックなどを横断したアルバム『美しき生命』の作風は、フランク・オーシャンの音楽性に通底している[285][286][287]。同作 『Nostalgia Ultra』 は革新的な作品として様々な方面から絶賛され[288]、オルタナティブR&Bという新たなジャンルの潮流を作り出した[286][287]。後のザ・ウィークエンド、SZA、ミゲル などのアーティストのブレイクにも繋がっている[286][287]。
それ以前のフランク・オーシャンは、ジャスティン・ビーバーやジョン・レジェンドなどへの匿名の楽曲提供で生計を立てていた[289][290]。ミックステープ『Nostalgia Ultra』のリリースは、ジェイ・Zやカニエ・ウェスト、ビヨンセとのコラボレーションにもつながり[291][292]、その後飛躍していく礎となった[293]。さらには、フランク・オーシャンは、2012年のコールドプレイの『マイロ・ザイロト・ツアー』のヨーロッパツアーのオープニングアクトを務めることとなった[294]。最終的には、フランク・オーシャンはフェスの出演も含めたヨーロッパの予定をすべて直前にキャンセルしたため[295]、オープニングアクトの代役をチャーリー・XCXが務めた[296]。
SZAは、2014年にコールドプレイの「ゴースト・ストーリーズ・ツアー」にオープニングアクトとして帯同したことについて、「自分の芸術性や精神を子供の頃に真に形成してくれたバンドのオープニングアクトを務めることができたのは、計り知れないほど幸運だった」と感謝を伝えている[193]。SZAの楽曲「Special」は、コールドプレイの「Scientist」のメロディーに影響を受けている[194]。
- ヒップホップ
ジェイ・Zは、「自分はこの業界に長くいるので、天才を前にするとわかるが、クリス・マーティンはまさにその天才であり、イギリスはいずれクリスが現代のシェイクスピアだったと振り返ることになるだろう」「もしコールドプレイのライブを観る機会があれば必ず行くべきだ」とインタビューで絶賛している[297]。ジェイ・Zは楽曲やライブで何度もコールドプレイやクリス・マーティンとコラボレーションをしており[271][272][273][274][275]、コールドプレイのライブ会場でも度々目撃されている[298]。
カニエ・ウェストは、2005年のインタビューで自身の目指す音楽性を「コールドプレイ、ポーティスヘッド、フィオナ・アップルのスタイル」と呼んだ[195]。カニエは自身の曲「Big Brother」(2007年)の歌詞などにおいて、「コールドプレイのクリス・マーティンとコラボして曲を作った」とジェイ・Zに伝えたところ、ジェイ・Zも続いてクリスと曲を作り、コラボ曲を自分より先にリリースしたと主張し、ジェイ・Zを非難した[299]。一方でジェイ・Zは、「そもそもカニエがクリスとコラボできたのは自分のおかげであり、友人であるクリスの電話番号を教えて紹介してあげたからだ」と反論するとともに、「カニエと違って自分はコラボした曲”Beach Chair”をシングルカットしていない」と弁明している[299]。
カニエ・ウェストは、自身の代表作となるアルバム『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』のリリース直前に受けた2010年のインタビューでも同様にコールドプレイへの愛を熱弁している[23]。「クリスはソングライターとしてもパフォーマーとしてもジョン・レノンと並ぶ天才だ」「30年後にはコールドプレイは歴史上最も偉大なバンドだったと人々は回顧するだろう」と絶賛している[23]。カニエは、自身の楽曲「Homecoming」(2007年)で既にクリスとコラボレーションをしていたが、「今度はバンド全員ともコラボしたい」とインタビューで話している。コールドプレイと一緒に史上最高のアルバムを作ることが夢だとも語っている。当時の最新アルバム『美しき生命』(2008年)をはじめとするコールドプレイの音楽性は、2010年リリースのカニエのアルバム『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』に通じるものがある[300]。2020年には、カニエは自身のプロジェクト「Sunday Service」のライブで、コールドプレイの「フィックス・ユー」をカバーしている[301]。
フューチャーは、コールドプレイのメロディーが好きで影響を受けていると度々話しており[200]、「コールドプレイは永遠の伝説だ」とSNSに投稿している[128]。 ドレイク、キッド・カディ、マック・ミラーなど、マチズモを強調しない内省的な歌詞を特徴とするラッパーが2010年代以降増えたが[302]、コールドプレイは、2000年代以降において、そのような作風が受け入れられる土壌をロックバンドとして形成したとも言える。コールドプレイが世界的な人気を博す以前のアメリカのロックシーンでは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、グリーン・デイ、パール・ジャムなど、力強さや荒々しさを前面に出したバンドが中心を担っていた。ドレイクは自身の楽曲「Congratulations」[303]、マック・ミラーは「Cut the Check」[304]において、それぞれコールドプレイの「Viva La Vida」をサンプリングしている。コールドプレイは、キッド・カディの「Day 'n' Nite」のカバーを「Spotify Singles」としてリリースしている[305]。
トラヴィス・スコットは、コールドプレイのメロディーのセンスや暗い感じなどがとても好きだと語り、大きな影響を受けたアーティストの一つに挙げている[198][306][307]。自身の曲「Way Back」の歌詞でもコールドプレイに言及している[308]。
チャンス・ザ・ラッパーは、自身の楽曲でコールドプレイの「In My Place」をサンプリングし[309]、ライブでも「Fix You」をカバーしている[310]。
リル・ヨッティは、コールドプレイの大ファンであり[311]、コールドプレイを聴いて育ったことが自身の音楽性の背景にあると語っている[216]。最も好きなアルバムとして「ゴースト・ストーリーズ」を挙げている[217]。
アイス・スパイスは、好きなアーティストの一つとしてコールドプレイを挙げている[215]。
- ブラックミュージック
ジャスティン・ティンバーレイク、ミッシー・エリオット、ジェイ・Z、ナズ、アリーヤ、リアーナ、マドンナ、マイケル・ジャクソンなどのヒット曲を手掛け[312]、2000年代のブラックミュージックを象徴する音楽プロデューサーとなったティンバランドは、コールドプレイの熱烈なファンである[213][313]。コールドプレイのアルバム『X&Y』を自分を定義する7つのアルバムに選んでいる[212]。コールドプレイの楽曲「True Love」に参加している。
ケンドリック・ラマーの「HUMBLE.」「DNA.」、ビヨンセの「Formation」、レイ・シュリマーの「Black Beatles」、マイリー・サイラスの「We Can't Stop」など、多数のヒット曲を手掛けている[314]音楽プロデューサーのマイク・ウィル・メイド・イットは、影響を受けたアーティストや最も好きなバンドの一つとして、コールドプレイを挙げている[214]。
リゾは、コールドプレイの「Yellow」をサンプリングした自身の楽曲に「Coldplay」というタイトルをつけた[209]。「クリスの詩的な歌詞で人々を感動させる能力は驚くべきものだ」と称賛している[209]。
ジェイコブ・コリアーは、「コールドプレイが自分の人生に与えてきた影響は、正直言って言葉では言い表せない」と投稿している[244]。自身のアルバム『Djesse Vol. 3』に関するインタビューでも、コールドプレイからの影響を明かしている[245]。ジェイコブ・コリアーは、コールドプレイのアルバム『Everyday Life』『Music of the Spheres』にも参加している。
コールドプレイは、これまで差別が常態化し、ジャンルや人種ごとの分断の激しかった音楽業界の変革を牽引している。ブルース・スプリングスティーンが「白人至上主義と白人の優遇は、自分が思っていたよりもずっと根深いってことを思い知らされた」と証言しているように[315]、現在も人種差別や音楽ジャンルの隔離・不平等は大きな問題となっている[316]。
コールドプレイは、ツアーのオープニングアクトとして、ジェイ・Z、SZA、H.E.R.など、R&Bやヒップホップのアーティストを迎えることも多い。
2008年には、ジェイ・Zは、世界最大級のイギリスの音楽フェス「グラストンベリー・フェスティバル」のヘッドライナーに抜擢されて激しいバッシングを受けた。クリス・マーティンは「彼は世界1のラッパー。(ジェイ・Z抜擢の)この騒ぎにはちょっと恥ずかしいとさえ思ってるよ」とジェイ・Zを擁護するコメントを発した。オアシスのノエル・ギャラガーがグラストンベリーでのヒップホップは「間違っている」「あり得ない」と主張するなど、マスコミを騒がせていた。 渦中のジェイ・Z本人は、この時代、ロックやヒップホップといったジャンルに境界線があるほうがおかしいと主張。「音楽を分類したがる奴らもいる。でも、今の若者は音楽をそういう風に聴いてないだろ?俺はどんなタイプのものでも聴く。そうであるべきだと思ってる。それが今の世界だ。いろんなカルチャーがミックスされてるべきだ。(分けるとしたら)いい音楽か、悪い音楽かってだけだ。」そして「新しいものを受け入れないで、どうやって発展していくって言うんだ?全くもって古い考え方だ。世の中の動きについていってない。(批判されて)ほんと驚いた」と反論した(詳細は別記事グラストンベリー・フェスティバルの#2008年・ジェイ・Zのヘッドライナー出演を巡る騒動を参照)。
ちなみに、オアシスのメンバーとコールドプレイの関係は良好であり、ノエル・ギャラガーは2016年にリリースされたコールドプレイの楽曲「Up&Up」にギターで参加しており[317]、コールドプレイへの称賛を語っている[318](詳細は#ロック/オルタナティブを参照)。
2011年には、クリス・マーティンは、グラストンベリー・フェスティバルにヘッドライナーとして出演するビヨンセを後押しした[319]。ビヨンセは、夫ジェイ・Zが2008年に出演した際、様々な意見が飛び交ったことから自身の同フェスティバルへの出演に対して悩んでいたが、そんなビヨンセをクリスが説得したと、共同主催者を務めるエミリー・イーヴィスが『ラジオ・タイムズ』誌に明かしている[319]。
コールドプレイがヘッドライナーを務めた 、2012年のロンドンパラリンピック閉会式と2016年の第50回スーパーボウルのハーフタイムショーでは、前者にジェイ・Zとリアーナ[274]、後者にビヨンセとブルーノ・マーズ[276]が客演として参加した。ジャンルや人種、性別の垣根を越えた世界的アーティストの共演は2010年代の音楽シーンを象徴するパフォーマンスの一つとなった。自分たちだけではなく、他のアーティストと共に出演することを望んだクリス・マーティンの思いからハーフタイムショーでの共演は実現した[276]。「一体感を演出したかった。僕たちの世界、音楽界にあるできるだけ多くのものを取り入れようと考えたんだ」とクリスは話している[276]。当初はクリスの誘いをブルーノ・マーズは断っていたが、クリスはブルーノをスタジオに招き、ブルーノとマーク・ロンソンの大ヒット曲「アップタウン・ファンク」を三人で一緒に披露したいという希望を明かした[320]。ブルーノは「スター同士の共演はお粗末な内容になるケースも多い」との思いからまだ懐疑的だったため、ビヨンセの考えを聞いてみるようにクリスに提案した。クリスがすぐに二人の動画をビヨンセに送ったところ、ビヨンセも参加に乗り気だったため、共演が実現した[320]。人種も性別も違う三者が歌い踊ることで音楽が人を繋げることをステージで体現し、さらにスーパーボウルや音楽の歴史を振り返る構成によって先人たちへのリスペクトを表現した[276]。このステージは世界中の音楽ファンから称賛を浴びる一方、ビヨンセとブルーノの鮮烈な印象から「コールドプレイは脇役だった」という共演の背景や意図を無視した心無い意見も多くあったが、スーパーボウル後の会見でクリスは「ビヨンセとブルーノをよりカッコよく見せることができたなら僕は幸せだよ」と笑顔で答えている[276]。
ロック/オルタナティブ
ロックの分野では、イマジン・ドラゴンズ[218][219]、トゥエンティ・ワン・パイロッツ[220]、ワン・リパブリック[221]、マムフォード・アンド・サンズ[226]、ザ・キラーズ[222]、パラモア[223][224]、ザ・スクリプト[251]、レイニー[227]など、多くのアーティストがコールドプレイに影響を受けている。
ポール・マッカートニーがミュージケアーズ・パーソン・オブ・ザ・イヤーを授与されたときには、トリビュート・コンサートのパフォーマーの一組にコールドプレイが選ばれ、ビートルズの「恋を抱きしめよう(We Can Work It Out)」を演奏した[321]。
ローリング・ストーンズのミック・ジャガーは、コールドプレイのライブを観て楽しんでいる動画をSNSに投稿し、「素晴らしい時間を過ごした」と書いている[322][323]。
ブルース・スプリングスティーン[324][79]、マイケル・スタイプ(元R.E.M.)[325][326][79]、エド・オブライエン(レディオヘッド)[79]、ベック[327][328]などと親交があり、ステージや楽曲でコラボすることも多い。
ニック・ケイヴは、自身のバンド「ニック・ケイヴ・アンド・ザ・バッド・シーズ」の楽曲「Waiting for You」(2019年リリース)は、クリスの助言を取り入れて作り直したものだと明かし、「私はいつもクリスの寛大な精神と世界との関わり方に惹かれている」「彼は優しい男で、私の大切な友人だ」と話している[230]。
U2のアルバム『ソングス・オブ・イノセンス』(2014年リリース)はコールドプレイに大きな影響を受けている[228][329]。U2のボノは、楽曲「Every Breaking Wave」は、友人のクリス・マーティンの助言がなければ完成させることができなかったと話している[329]。U2のジ・エッジは「ジョニー・バックランドは多くのギタリストの憧れだ」と称賛している[38]。
元オアシスのノエル・ギャラガーは、コールドプレイの楽曲「Yellow」について、「初めて聴いたとき、とっさギターを引っ掴んで叫んだよ。ちくしょう!どうして俺がこの曲を書かなかったんだ!ってね」と明かしている[318]。2016年にリリースされたコールドプレイの楽曲「Up&Up」には、ギターで参加している[317]。
元オアシスのリアム・ギャラガーは、過去にはコールドプレイに対して否定的な発言もしてきたが、2017年には、アリアナ・グランデがマンチェスター・アリーナの爆破事件を受けて開催した慈善コンサート「One Love Manchester」で共演し、オアシスの「リヴ・フォーエヴァー 」をともに披露した[330]。その後は「自分が今まで彼らについて言ってきた発言全てを撤回する」「クリスもバンドメンバーもクールなやつだ」「とてもかっこいいバンドで驚いた」と語っている[331]。現在は「クリス・マーティンは人々に愛と沢山の光をもたらす素晴らしい奴だ」と話している[130]。
ザ・キラーズのデイヴィッド・キューニングは、「僕たちはただ、可能な限り最高の曲を作ろうとしている。コールドプレイと同じくらいいいバンドになろうとしているんだと思う」とインタビューで話し、コールドプレイに大きな影響を受けていることを明かしている[222]。
パラモアの楽曲「The Only Exception」は、コールドプレイのアルバム『パラシューツ』からの影響が指摘されている[223][224][332]。
ワン・リパブリックの初期の作品は、コールドプレイのアルバム『パラシューツ』に大きな影響を受けている[221]。
マムフォード・アンド・サンズは、コールドプレイに大きな影響を受けている[226]
イマジン・ドラゴンズの音楽性は、コールドプレイとマムフォード・アンド・サンズの融合と称されることも多い[218][219]。ボーカルのダン・レイノルズは、コールドプレイのアルバム『パラシューツ』が大好きだと話している[218]。
トゥエンティ・ワン・パイロッツのタイラー・ジョゼフは、「初めて彼らを聴いたときから、僕は夢中になった」「あの人たちや彼らの創造性、個性は、尊敬し、インスパイアされるものだと思うんだ」「コールドプレイを好きにならないなんてありえない、許容されないと思う」と話している[220]。
レイニーのポール ・クラインは、「音楽の指導を受けたいと思うのは、クリス・マーティンです。私は彼をずっと見てきました」とインタビューで語り、いつもハッピーな気分にさせてくれる曲として、コールドプレイの「Every Teardrop is a Waterfall」を挙げている。
フィービー・ブリジャーズは、自身が好きなナダ・サーフの楽曲「Inside of Love」をコールドプレイの音楽に喩え、ときどき聴くと他の音楽がしばらく存在しなくなるくらい素晴らしい曲だと紹介している[333][334]。
ダンス/エレクトロニック
ダンス・ミュージックの分野では、ティエスト[231][232]、デヴィット・ゲッタ[233][335]、スウェディッシュ・ハウス・マフィア[234]、マーティン・ギャリックス[235][236]、ザ・チェインスモーカーズ[237]、カイゴ[238][239]などがコールドプレイに影響を受けている。
ティエストは、コールドプレイについて「最も好きなバンドの一つ」と話し[231]、「コールドプレイ を聴くと、いつも幸せなメランコリックな気持ちになる」と投稿している[232]。
デヴィッド・ゲッタは、EDMブームの始まり[336][337]とも称されるヒット曲「When Love Takes Over」でコールドプレイの「Clocks」のリフを引用している[233]。ダンスミュージック以外に影響を受けているアーティストとしてコールドプレイを挙げている[335]。
スウェディッシュ・ハウス・マフィアは、コールドプレイについて「人生で最もインスピレーションを与えてくれたバンド」と評している[234]。コールドプレイの楽曲「Every Teardrop Is a Waterfall」のリミックスを手掛けたことについて、「あの曲のパートを全部手に入れて、トラックに僕らのタッチを加えることができたのは最高だった」と語っている[234]。
世界最高のDJ[338][339]とも称されるマーティン・ギャリックスは、コールドプレイの大ファンを公言し[235]、たびたびコンサートを観に行っている[236]。
アヴィーチーは、コールドプレイの楽曲「A Sky Full of Stars」[88]「Hymn for the Weekend」[89]にプロデューサーとして関わっている。また、コールドプレイのクリス・マーティンは、アヴィーチーの「Heaven」[340]「True Believer」[341]の制作およびボーカルに参加している。
ザ・チェインスモーカーズは、「僕たちからすでに出ている音楽の多くは、コールドプレイから多大な影響を受けていると思う。特にColdplayが持っている感情、つまり、彼らのすべての曲で得られるメランコリーでほろ苦い感情に影響されている」と話している[237]。ザ・チェインスモーカーズとコールドプレイは、2017年に楽曲「Something Just Like This」でコラボレーションした[342]。コールドプレイのクリス・マーティンは、ザ・チェインスモーカーズの「Riptide」の制作に参加した[343]。
カイゴは、最も影響を受けているアーティストや好きなアーティストの一つにコールドプレイを挙げている[239][238]。カイゴは、コールドプレイやマックス・マーティンなどと共に、BTSのジンのソロデビュー曲「The Astronaut」の制作に携わった[344]。
エレクトロニック・ミュージック界を牽引し、ブライアン・イーノの作品や4thアルバム『美しき生命 』以降の多くのコールドプレイの楽曲にも携わっているジョン・ホプキンスは、「コールドプレイはとても実験的な音楽センスを持っている」「彼らは音楽の趣味がめちゃくちゃ広いんだ」と2013年にインタビューで語っている[90]。また、ホプキンスは別のインタビューで「あまりによくできたポップソングは、なぜだが簡単に作られたように思われるんだけれど、実際に作ってみようとすれば、何千人ものひとを一瞬で虜にする曲を書くことがどれだけ難しいか、よくわかると思う」「たとえばコールドプレイは誰もがくちずさんでしまう曲を書く、それどころか、スタジアム全体を合唱させてしまう。それは決して簡単なことではないよ」「ある程度聴き手を選ぶ音楽を作るほうがきっと簡単だろう」と語っている[345]。
ライブ/ツアー
Veja誌のFelipe Branco Cruzは、コールドプレイは「アリーナロックの概念を再発明した」と述べている。彼らのライブパフォーマンスは、ファンを単なる観客ではなくライブの主人公に変え、ピンク・フロイド、クイーン、U2のようなグループが確立した「音楽を超越した」ショーの遺産を受け継ぐことになった[346]。また、コンサートでのLEDリストバンドの普及もコールドプレイの功績である[347]。レディー・ガガ[348]、テイラー・スウィフト[349]、ワンリパブリック[349]、ザ・ウィークエンド[350]、ジェイ・Z[349]など、コールドプレイの演出を取り入れたアーティストも多数存在する。
Le SoirのDidier Zacharieによると、『Music of the Spheres World Tour』(2022-23)が提案したエコロジー計画は、スタジアムツアーとしては「前例がない」とし[351]、バンドが環境に優しいツアーの「青写真を描いた」と評価されている[352]。2022年、世界最大級のライブ・エンタテイメント企業であるライブ・ネイションのLucy August-Pernaは、Coldplayはそれまでの5年間に同社が開発してきたフレームワークをさらに構築するのを手助けし、コールドプレイの成功事例と計画は、より多くのアーティストに「持続可能なツアーの選択肢を提供」するために標準化されるとコメントしている[353]。Uproxxとビルボードは、コールドプレイがビリー・アイリッシュの『Happier Than Ever, The World Tour』[354]とショーン・メンデスの『Wonder:The World Tour』[355]のツアーに与えた影響について評価している。
ステージのLED機材のためのJohn Wiseman(Worldwide Sales社)、Frederic Opsomer(PRG Projects社)とのパートナーシップによる仕事は、「これまでに存在しなかった」製品を生み出すことになった。例えば、膨らませることができる立体的な球体は、通常のモデルを保管・運搬するために必要なスペースを劇的に縮小した[356]。Opsomer氏は、コールドプレイのツアーのために開発されたカスタム技術は、ライブエンターテインメント業界において「数年後には当たり前のものになる」とも語り、この試みの「ビジョンとバックボーンを持っている」バンドへの感謝を語った[356]。
メディア/評論家
フォーブスのスティーブ・バルティンによると、コールドプレイは現在のオルタナティブロックの音楽シーンにおけるスタンダードとなり、「一貫した演奏と冒険的な仕事を通じて」「すべての音楽の中で最も優れたライブバンドのひとつ」に成長し続けている[357]。Afishaに寄稿したセルゲイ・ステパノフは、彼らは「ヒットメーカーの能力と潜在的な重さ」という点で「21世紀のビートルズ」であり、U2の「オルタナティブ・ロックを主流にする」能力も受け継いでいるとコメントしている[358]。
レコーディングアカデミーによる『Parachutes』20周年レビューでジョン・オブライエンは、この作品が現在でもバンドにとって最も影響を与えたアルバムで、ザ・フレイ、スノウ・パトロールやワンリパブリックといったバンドの作品に影響を与えていると述べた[359]。 また、「コールドプレイや、より小さい程度ではあるがトラヴィスは、ロックンロール・スターの考え方に賛同しない人々のために門戸を開く手助けをした」とも論じている[360]。
コールドプレイの大ヒット曲「Yellow」は、ピッチフォークによって2000年代のベストトラックの1つとされ[361]、音楽において最も重要である曲の1つであるとしてロックの殿堂の「ロックンロールを形作った曲」のリストに選出された[362]。ロック史における重要な出来事について論じたガーディアン紙は、バンドがこの曲でその後のメインストリーム・ロックの方向性を定め、「高揚感に支えられた切望した哀愁という新しい音楽性を生み出した」と称賛した[363]。
2ndアルバム『静寂の世界 (A Rush of the Blood to the Head)』(2002年)は、ロイヤル・メールによって過去40年間のイギリスのクラシックなアルバム・カバーを称える切手セットに選ばれ[364]、ロックの殿堂[365]、ローリング・ストーン[366]、NME[367]によって史上最高のアルバムの1つに選ばれた。 ローリング・ストーンは「Clocks」と「Fix You」を、NMEは「Yellow」と「The Scientist」を史上最高の曲の1つに位置づけた。ローリング・ストーンとBBCアメリカは、「美しき生命 (Viva La Vida)」を2000年代のベストトラックの1つとして称賛した。『静寂の世界』はBBCのラジオ2局のリスナーによる歴代最も好きなアルバムの1位に選出された[17]。
2010年、VH1は音楽業界の専門家の投票に基づき「史上最も偉大な100人のアーティスト」の一つにコールドプレイを選出した[368]。 翌年、バンドは『Mylot Xyloto』をリリースし、Qの「過去30年間の偉大なアルバムリスト」に加えられた[369]。ローリング・ストーンはリードシングル「Every Teardrop Is a Waterfall」を2010年代のベストトラックの1つに選出した[370]。 iHeartRadioは2014年にバンドがリリースした「A Sky Full of Stars」を2010年代のオルタナティブ・ロックを代表する1曲とした[371]。英国レコード産業協会は英国音楽の世界輸出を押し上げたアーティストとしてアデルやエド・シーランと共にコールドプレイを挙げている。
日本のメディア/評論家
音楽雑誌rockin'onの創刊者の渋谷陽一は、9thアルバム『Music Of The Spheres』について、「アルバム・コンセプトにしっかり物語性を持たせ、それをジャケット・デザインやMVによってひとつの世界観として作り上げていく、その手法は相変わらず見事だし、真面目だ」と評している[372]。収録曲「Coloratura」については、プログレッシブ・ロックを生んだUKロックの伝統文化の継承を見事なエンターテイメントにして見せていると称賛している[373]。
rockin'onの現編集長の山崎洋一郎は、コールドプレイは「他のどんな英バンドとも違う、アメリカのバンドとも違う、独特の」メロディーを持っていると分析している。2014年のライブの感想として「極上のライブ。至福の時間だった」「終わってロビーに出た時に日本のアーティストに何人も会ったが、一人残らずみんな興奮しまくっていた」と絶賛している[374]。
rockin'onの元編集長の粉川しのは、8thアルバム『Everyday Life』について「宗教や文化、人種や価値観の差を音楽によって融和していこうとする本作は、この分断の時代を乗り越える決意が宿った、力強いメッセージ・アルバムでもある」と評している[375]。
音楽雑誌MUSICAの創刊者であり、音楽フェス『VIVA LA ROCK』のプロデューサーを務めている鹿野淳は、コールドプレイの2017年の東京ドームライブの感想として「あれだけ彼ら(=コールドプレイ)のエンターテイメントに影響されたバンドによる音楽とライヴが世界中に溢れ、それを目撃し続けているのに、やはり大元のライヴは一味違うし、誰よりも大胆でキレがあった。何度見ても楽しいし、何度見ても知り合いにバカスカ会う(笑)」と称賛している[376]。
音楽ライターの池城美菜子はファンを公言し[377]、「Viva La Vida」の歌詞を絶賛している[378]。
否定的な評価
コールドプレイに否定的な立場をとるメディアも存在する。一部のメディアやロックのファンダムは、ロックバンドは労働者階級出身であるべきだとする価値観を持っており[379]、中流階級や上流階級出身のロックアーティストは批判対象となることも多いとされる。こうした風潮はロックが歴史的にカウンターカルチャーの象徴的存在として受容されてきたことと関係し、ビートルズやボブ・ディランなどは、下流階級や辺境、不良などの「アウトサイダー」に魅力があるということを強く訴えていた。オアシスやニルヴァーナなどは、労働者階級の代弁者として人気を集めた。反支配層・反中央という指標を満たすことが「ロックであること」にとっての本質であるとされた。ロック音楽文化にコミットする人やメディアが音楽の価値を論じるときには、「下方向」「埒外」への指向性や出自によって判断される度合いも大きかったと言われている。欧米圏ではそのような風潮が現在も残っており、階級社会であるイギリスにおいて顕著である。コールドプレイが多くのトップアーティストから称賛されているのにも関わらず、一部の評論家やリスナーから見合った評価を得ていない理由として、クリス・マーティンやメンバーの恵まれた生い立ち[注釈 20][注釈 21]や経歴、品行方正な振る舞いなどが伝統的なロックスター観と相容れないことが背景にあるという指摘がある[380]。クリスが2003年にハリウッド女優のグウィネス・パルトローと結婚したことや、労働者階級を象徴していたロック音楽にストリングス・ピアノなどのクラシック音楽の要素を積極的に導入したことなども反発を呼んだ。
コールドプレイの中性的な音楽性や歌詞に対して「弱々しくて男らしくない」「女々しい」というマチズモ(男性優位主義)に基づく批判も多数存在した。「男らしさ」「女らしさ」といった旧来のジェンダー観が一般的だった頃は、メディアや世間は、荒々しく力強い男性像を多くのロックバンドに対して求めていた。
コールドプレイは、ブラックミュージック、ダンスミュージック、ポップミュージック、クラシックなど、他ジャンルとの融合・コラボレーションを積極的に行い、自身の持つボーダレスな作風・姿勢を強めているが、ロックの原理主義者は「ロックの魂を売って擦り寄った」「ミーハーで軽薄」とコールドプレイを非難した。その一方で、コールドプレイ批判の急先鋒であるピッチフォーク・メディアは、2000年代にインディー・ロックを象徴する音楽メディアとして脚光を浴びたが、2010年代以降その権威や影響力を失った[381]。
日本でも同様に、伝統的なロック観やジェンダー観の維持、音楽ジャンルの区別や差別化にこだわる保守的なメディアやリスナーから誹謗中傷されることが多い。
コールドプレイへの批判やアンチの存在に対して、2016年にボーカルのクリス・マーティンはインタビューで「もし誰かが僕たちのアルバムを好きでなくても、それは全く問題ないんだ。僕は本当に気にしないよ。2枚前のアルバム(『マイロ・ザイロト』)を作るときに、すべての人を喜ばせようとする概念を手放すことにしたんだ。なぜなら、それは結局、誰も喜ばせることができないからね。僕たちを酷いと思ってもらうことで誰かに喜びを与えられるのであれば、それに越したことはないんだ。音楽はレストランと同じで、みんなが同じものを好きなわけじゃない。僕は自分たちの作る音楽料理が好きだけど、君がそうである必要はない。もし、君が好きでなくても、僕は何も恨まないし、全く問題ないよ。それ自体が解放感なんだ。自分の心や直感に耳を傾けるべきなんだ」と話している[382]。
文化/スポーツ
コールドプレイは、映画やドラマ、スポーツ、テクノロジーなどをはじめとする現代のポップカルチャーや社会とも密接に結びついている。作家の村上春樹やサッカー監督のペップ・グアルディオラ、Apple創業者のスティーブ・ジョブズなど、著名人や文化人にもファンが多い。
世界的なベストセラー作家で音楽好きとしても知られている村上春樹は、自身の日課のランニングの最中に聴くアーティストとして、コールドプレイやゴリラズなどを挙げている[383]。
『6才のボクが、大人になるまで』『クレイジー・リッチ!』『SUITS/スーツ』『ペーパー・ハウス』『SING/シング: ネクストステージ』『トロールズ』『ハンガー・ゲーム2』『宇宙兄弟』などの映像作品にコールドプレイの楽曲が使用されている。また、『ゲーム・オブ・スローンズ』『モダン・ファミリー』『ラリーのミッドライフ★クライシス』『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ブルーノ』『AVICII: TRUE STORIES』『エキストラ:スターに近づけ!』などの映像作品にメンバーがカメオ出演している(詳細は#映像作品/俳優で後述)。
2008年のAppleの「iPod + iTunes」のCMでは、コールドプレイの「Viva La Vida」が使用された。2011年にApple本社で行われたスティーブ・ジョブズの追悼式典では、コールドプレイは式の最後に「Fix You」「Every Teardrop Is a Waterfall」など計4曲を演奏し、コールドプレイのファンでもあったジョブズに捧げた[384]。Appleが2014年に初めてApple Watchをイベントで発表する際の動画では、コールドプレイの「A Sky Full of Stars」が使われた。2021年には、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツの娘のジェニファー・ゲイツの結婚式に招かれて楽曲を演奏した。
スポーツとの関わりも深く、2012年のロンドンパラリンピック閉会式や2016年のスーパーボウル50周年記念のハーフタイムショーではヘッドライナーを務めた。閉会式では15曲以上の楽曲を披露し、前年にリリースした「Every Teardrop Is A Waterfall」でロンドンパラリンピック及びロンドンオリンピックの最後を締めた。ペップ・グアルディオラ、スティーヴン・ジェラード、フィルジル・ファン・ダイク、ペトル・チェフ、オリヴィエ・ジルーなど、多くのサッカー関係者がファンを公言している(詳細は#サッカーで後述)。アメリカの元フィギュアスケート選手のアダム・リッポンは、2018年平昌オリンピックなどのフリープログラムでコールドプレイの楽曲「O(オー)」を使用していた。
映像作品/俳優
映画・ドラマ・アニメなどの映像作品にコールドプレイの楽曲が使用されることも多い。
アメリカの人気テレビドラマ『SUITS/スーツ』(2011-19年放送)の最終回では、楽曲「Viva La Vida」(2008年リリース)がエンディングで流された。第46回国際エミー賞で最優秀ドラマ・シリーズを受賞したNetflix屈指の人気シリーズ[385]『ペーパー・ハウス』(2017-21年放送)の最終回では、楽曲「Fix You」(2005年リリース)が使われた。
2013年の全米興行収入1位を記録した『ハンガー・ゲーム2』では、「Atlas」が主題歌に使われた。映画技術史上の金字塔的作品として絶賛された『6才のボクが、大人になるまで』(2014年公開)では、冒頭からコールドプレイの「Yellow」(2000年リリース)が流れて映画が始まる。1993年以来で初めて主要キャストがすべてアジア系のハリウッド作品として脚光を浴び、大成功を収めた映画『クレイジー・リッチ!』(2018年公開)では、楽曲「Yellow」(2000年リリース)が使われた[386]。アジア人の蔑称として使われる「Yellow (イエロー)」を美しい言葉として歌った同曲にジョン・M・チュウ監督が感銘受けて「映画の主題歌に使いたい」とコールドプレイに直訴した[387]。
アニーション映画『トロールズ』(2016年公開)では「Adventure of a Lifetime」(2015年リリース)が劇中歌に使われている。2021年公開のアニメーション映画『SING/シング: ネクストステージ』では、「A Sky Full of Stars」(2014年リリース)が劇中歌に使われている。
川村元気が企画・プロデュースした日本の実写映画『宇宙兄弟』(2012年公開)では、「Every Teardrop Is a Waterfall」(2011年リリース)が主題歌に使われている。川村元気と『宇宙兄弟』の原作者の漫画家小山宙哉は、その後コールドプレイの楽曲「Something Just Like This」の日本版MVの脚本・監督・プロデュース、キャラクターデザインをそれぞれ担当し、小松菜奈がMVの主演を務めた。
多くの映画やドラマなどにメンバーがカメオ出演している。
ボーカルのクリス・マーティンは、映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004年公開)、『ブルーノ』(2009年公開)、『AVICII: TRUE STORIES』(2017年公開)、テレビドラマ『エキストラ:スターに近づけ!』(2006年放送のシーズン2のエピソード4)、『モダン・ファミリー』(2017年放送のシーズン9のエピソード8)、『ラリーのミッドライフ★クライシス』(2020年放送のシーズン10のエピソード6)などにカメオ出演している。
ギターのジョニー・バックランドは、映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004年公開)にクリスと共にカメオ出演している。ドラムスのウィル・チャンピオンは、21世紀を代表するテレビドラマの一つである『ゲーム・オブ・スローンズ』(2013年放送のシリーズ3のエピソード9)にドラマーとしてカメオ出演している。
俳優ロバート・ダウニー・ジュニアはクリス・マーティンと親交があり、度々コールドプレイのコンサートを観に行っている。自身が主演した映画『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』にはクリスのアイデアが多数使われていると明かしている[388]。俳優マット・デイモンやクロエ・グレースモレッツ、トム・ヒドルストンなど海外セレブのコンサート会場での目撃情報が報じられることも多い。
サッカー
ペップ・グアルディオラ監督時代(2008-12年)のFCバルセロナでは、監督の意向で試合に向かうバスの中で毎回コールドプレイの曲を流していた[389]。「Viva La Vida 」はチーム「ペップ・バルサ」の象徴的な楽曲となり、欧州サッカーリーグで6大トロフィーを全て獲得した歴史的な2008-09シーズンのFCバルセロナのシーズンエンディング曲としても使用された。その後指揮したFCバイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・シティFCといった他の強豪クラブでも同様に、「Viva La Vida」「Fix You」などのコールドプレイの楽曲を、選手に見せる動画などで使用している[390][391]。
2021年5月30日、FCバルセロナのジェラール・ピケのカンプ・ノウでの最後の試合でも「Viva La Vida」が流れ、25年間にわたるFCバルセロナでのキャリアに終止符を打つこととなった[392]。欧州サッカー連盟は、2012年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝とヨーロッパリーグ決勝のゴールセレブレーションソングとして「Viva la Vida」を使用した[393]。
世界屈指の名門クラブとして知られるリヴァプールFCでは、2019年に30年ぶりのリーグ優勝を成し遂げた際に、選手たちは祝賀会で流す曲としてコールドプレイの「A Sky Full of Star」を選んだ[394]。優勝の立役者としてPFA年間最優秀選手賞を受賞したフィルジル・ファン・ダイクは、自分が一番好きな曲が「Viva La Vida」だと話し[395]、別のインタビューではコールドプレイの「Paradise」を称賛している[396]。リヴァプールFCの元キャプテンのスティーヴン・ジェラードは、最も好きなバンドがコールドプレイだと話し、コールドプレイのコンサートはこの世のものとは思えないほど素晴らしいと、インタビューでガリー・ネヴィルに対して語っている[397]。
イングランドの強豪クラブチェルシーFCでは、以前 フローラン・マルダの呼びかけにより ディディエ・ドログバ、 ジョー・コール、ジョン・テリーも含めた4名でコールドプレイに影響されたバンドを結成する計画があった[398][399][400]。元チェルシーFCのペトル・チェフはコールドプレイのファンであると話し、自身のYouTubeチャンネルでは楽曲をドラムでカバーしている[401]。
イングランドの強豪クラブアーセナルFCに所属していたオリヴィエ・ジルーやアーロン・ラムジーは、コールドプレイのファンだと話している[402][403]。ジルーは試合前に聴く曲として「Evert Teardrop Is A Waterfall」を挙げていた[404]。
ボーカルのクリス・マーティンはエクセター・シティFC、ギターのジョニー・バックランドはトッテナム・ホットスパーFC、ベースのガイ・ベリーマンはレイス・ローヴァーズFC、ドラムスのウィル・チャンピオンはサウサンプトンFCのファンである。ウィル・チャンピオンは2007年のチャリティーマッチ、ルイス・フィーゴチームvs世界選抜でフィーゴチームに後半17分から途中出場してプレーした。2019年にはチェルシーFCの本拠地スタンフォード・ブリッジで、元マンチェスター・ユナイテッドFCのスター選手リオ・ファーディナンドなどとサッカーをした。2013年にボーカルのクリス・マーティンは、ラッパーで親友のジェイ・Zと共にアーセナルFC対マンチャスター・ユナイテッドFCの試合を観戦する姿を報じられている。2012年のインタビューでクリスは自分たちをマンチェスター・ユナイテッドFCに喩えている[405]。
クリス・マーティンは2000年リリースの代表曲「Yellow」の制作秘話として[406]、曲が浮かんだ際にスタジオのラウンジにいるジョニーとウィルに聴かせたが、2人はサッカーゲームのFIFAシリーズを夢中でプレーしていたため、空返事しか貰えなかったことを明かしている。クリスは曲のサビができてからまたラウンジに戻って演奏したが、2人はまだサッカーゲームに夢中だったので、同じようにただ「いいね」と答えるだけだったという。
クリスは2022年のカタールワールドカップの前には、リオネル・メッシを史上最も偉大な選手と称賛し、決勝の対戦カードをイングランド対アルゼンチンと予想した[407]。スコアは3対3で延長戦やPK線にもつれ込むだろうと語っていた。イングランドは準々決勝でフランスに敗れ、決勝戦はアルゼンチンとフランスの対決となった。決勝戦は、スコアは3対3でPK戦までもつれ込み、アルゼンチンが優勝した[408]。メッシは自身のワールドカップ初優勝を成し遂げるとともに、大会最優秀選手(MVP)のゴールデンボール賞を受賞し、歴史的な大会となった。
政治/社会的姿勢
バンドの利益の10%を慈善団体に寄付している。コールドプレイは現在30以上の団体を支援している。アムネスティ・インターナショナルの支持者である。また、フェアトレード推進活動を支援し、2005年にスコットランドで行われた先進国首脳会議にむけて活動していたオックスファムの「Make Trade Fair」キャンペーンの参加者であった。クリスは実際の現場を見るために自らガーナやハイチにも行っている。
バンド・エイドやLIVE 8、グローバル・シチズン・フェスティヴァルなどの慈善コンサートにおいても公演を行っている。グローバル・シチズン・フェスティヴァルでは、2015年から2030年までのフェスのキュレーターに就任した[409]。2017年にはアリアナ・グランデがマンチェスター・アリーナの爆破事件を受けて開催し、事件の被害者とその家族を支援するための資金を集めた慈善コンサート「One Love Manchester」に出演し、アリアナ・グランデやリアム・ギャラガーと共演した。コールドプレイの「Fix You」「Viva La Vida」やオアシスの「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」「リヴ・フォーエヴァー 」などを演奏した。
2004年のグラミー賞の授賞式では当時のアメリカ大統領ジョージ・ウォーカー・ブッシュとイラク戦争を批判し、民主党の大統領候補だったジョン・ケリーを支持した。2008年の大統領選では民主党から立候補したバラク・オバマを支持した。2015年にリリースされた楽曲「Keleidoscope」では、当時のオバマ大統領が歌った「アメイジング・グレイス」がサンプリングされている。2015年にアメリカ初の黒人教会で起きたチャールストン教会銃撃事件で亡くなった州上院議員クレメンタ・C・ピンクニーの葬儀の際に、オバマは同曲を歌ったが、その時の歌声が楽曲「Keleidoscope」に使われている。コールドプレイのファンでもあるオバマは特別に使用許可を与え、「彼らの歴史の一部になることができて嬉しい」と話している。2020年のジョー・バイデンのアメリカ大統領選の勝利演説集会では、コールドプレイの「A Sky Full of Stars」が流された[410]。バイデンの息子ポー・バイデンはコールドプレイのファンだったが、2015年に脳腫瘍で亡くなっている。「A Sky Full of Stars」は息子の1番好きな曲だった。ボーカルのクリス・マーティンは当時の彼の葬儀で、コールドプレイの楽曲「Til Kingdom Come」を演奏している。
LGBTQコミュニティを支持しており、2016年の第50回スーパーボウルのハーフタイムショーでのパフォーマンスでは、ショーの最後の瞬間、観客が "Believe In Love" と書かれた虹色のプラカードをひっくり返す演出を行った。2021年にリリースされた楽曲「People of the Pride」は、人種差別や性差別などによって奪われた人権がテーマとなっている[411]。ブラック・ライヴス・マターやゲイ・プライドといった社会運動からインスパイアされて作られた。
コールドプレイは2022年のブエノスアイレス公演でイラン人女優のゴルシフテ・ファラハニと共演して、抗議活動のアンセムとなっている曲「Baraye」を披露している[412]。イランでは政府の基準に従ってヒジャブを着用しなかったとして「道徳警察」に首都テヘランで逮捕された22歳の女性マフサ・アミニが死亡したことを受けて、抗議活動が行われている。クリスは、「今、イランで多くの人に歌われている曲を歌いたい」「みんながニュースを観ているかどうか分からないけど、若い女性や若い人々が自分たちの自由や権利のために闘っている。バンドとして他の人を傷つけるのでなければ、誰もが自由であるべきだと思っている。自由のために闘う勇敢な若者に愛と応援を送るよ」「この曲はシャーヴィン・ハージーポアの“Baraye”という曲で、当局と揉めている人物が自由であることについて書いた曲なんだ」と曲を紹介している。
近年は地球環境問題や気候変動への取り組みに力を入れている。2019年に自分たちが行うツアーの環境負荷を懸念し、「環境対策ができるまではツアーを中止する」と発表した[413]。その際、BBCの取材に対し、「今後1~2年かけて、地球環境を持続させるだけでなく、地球をより良くするための、ツアーのあり方を検討していく」と語っていた。2年後の2021年には、環境に配慮したワールドツアー『ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ・ワールド・ツアー』を発表した。2016年〜2017年に行なった前回のツアー『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』ツアーの時と比較して、二酸化炭素の排出量を50%削減するほか、会場では、ほとんどすべての動力を再生可能エネルギーでまかなうと宣誓した[414]。観客が動くことで発電するキネティックフローリングやソーラーパネルを会場に設置し、チケットが1枚売れるごとに木を1本植えるなど、様々な取り組みをしている。
「インクルーシブ&アクセシブル」をテーマに、あらゆる人がライブを楽しめるように様々な取り組みを実施している[415]。2021年にはツアーの全公演で聴覚障害者をサポートすると発表。コンサート手話通訳士を起用すると同時に、SUBPACという、振動を通して低音などを感じることができるウェアラブルベストを提供している[7]。
ツアー/日本公演
ワールドツアー
回 | ツアー名 | 日程 | 対応アルバム |
---|---|---|---|
1st | Parachutes Tour | 2000-2001年 | 1stアルバム『パラシューツ』 |
2nd | A Rush of Blood to the Head Tour | 2002-2003年 | 2ndアルバム『静寂の世界』 |
3rd | Twisted Logic Tour | 2005-2007年 | 3rdアルバム『X&Y』 |
4th | Viva La Vida Tour | 2008-2010年 | 4thアルバム『美しき生命』 |
5th | Mylo Xyloto Tour | 2011-12年 | 5thアルバム『マイロ・ザイロト』 |
6th | Ghost Stories Tour | 2014年 | 6thアルバム『ゴースト・ストーリーズ』 |
7th | A Head Full of Dreams Tour | 2016-2017年 | 7thアルバム『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』 |
8th | Music of the Spheres World Tour | 2022年-現在 | 9thアルバム『ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ』 |
ワールドツアーでは、対応するアルバムの収録曲に加えて過去の代表曲などを網羅したようなセットリストが組まれることが多い。
日本公演
年 | 公演・フェス | 日程 | 会場 |
---|---|---|---|
2000年 | SUMMER SONIC '00 | 8月5日 | 富士急ハイランドコニファーフォレスト |
2002年 | 招待制シークレット公演 | 12月6日 | 東京・新宿LIQUIDROOM |
2003年 | FUJI ROCK FESTIVAL '03 | 7月26日 | 新潟・苗場スキー場 |
2005年 | FUJI ROCK FESTIVAL '05 | 7月29日 | 新潟・苗場スキー場 |
2006年 | Twisted Logic Tour | 7月15日 | 大阪・インテックス大阪5号館 |
7月17日 | 名古屋・レインボーホール | ||
7月18日 | 東京・日本武道館 | ||
7月19日 | |||
2008年 | SUMMER SONIC '08 | 8月9日 | 大阪・舞洲特設会場 |
8月10日 | 千葉マリンスタジアム | ||
2009年 | Viva la Vida Tour | 2月11日 | さいたまスーパーアリーナ |
2月12日 | |||
2月14日 | 神戸・ワールド記念ホール | ||
2月15日 | |||
2011年 | FUJI ROCK FESTIVAL '11 | 7月29日 | 新潟・苗場スキー場 |
2014年 | スペシャルクラブショー | 6月12日 | TOKYO DOME CITY HALL |
2017年 | A Head Full of Dreams Tour | 4月19日 | 東京ドーム |
注釈
注釈
- ^ 2023年1月現在、コールドプレイのグラミー賞ノミネート回数は39回と書かれる場合と34回と書かれる場合がある。グラミー賞の公式サイトでは、個々のメンバーのページでは39回と表示され、グループのページでは34回と表示される。理由としては、楽曲のソングライティングのクレジットに掲載されている者だけに与えられる賞の存在があり、そのような賞ではグループの曲であっても、グループ名ではなくクレジットの個人名で授与される。コールドプレイは基本的にどの楽曲に対してもメンバー全員の個人名をクレジットに載せている。メンバー全員に対して個人名で与えられた賞を実質グループとして与えられたと考えて回数に含めるかどうかという判断はメディアによって分かれているため、コールドプレイの通算ノミネート数は媒体によって異なる。
- ^ 原則としてグラミー賞の公式サイトに準じている。サイトやメディアによって受賞回数やノミネート回数のカウントの仕方が異なる。曲のソングライティングに携わったものだけに与えられる賞、アートディレクターなどに与えられる賞、レコーディング・エンジニアなどに与えられる賞、通常の賞とは別の特別賞などを含むか含まないかの違いである。
- ^ グラミー賞の公式サイトではビートルズの受賞回数は7回で、コールドプレイと並んでイギリスのグループとして最多となっている。これには特別賞や一部のメンバーのみに与えられた賞、アルバムのアートディレクターに贈られた賞などが含まれていない。公式サイトでは他のアーティストに対しても同様のカウント方法が採られている。受賞回数に含めるどうかはメディアによって異なり、ビートルズの受賞回数について特別賞等を含んで9回、もしくは11回受賞などと報じている媒体なども一部存在する。
- ^ なお、イギリスにおいて本作で初登場1位を獲得していた場合、オアシスと並ぶ「デビューアルバム以来7作連続で初登場1位を獲得したバンド」となる快挙だった。
- ^ 自主制作デモテープ音源。
- ^ 英国のみ500枚限定の自主制作音源。
- ^ 英国のインディーズ・レーベル、Fierce Pandaから発表された1500枚限定音源。シングルも同様。
- ^ 米国ではEMI International、イギリスではパーロフォンレーベルから発表された、メジャーファーストリリース。
- ^ パーロフォンから発表されたエンハンスドEP。2000年10月29日に英国の日刊紙、インデペンデントの付録として配布された。
- ^ ノルウェーのみEMIから発売された、ノルウェーで収録されたライブ音源。シングルとして発表された同名タイトルとは異なる。
- ^ 当時のファンクラブでのみ発表された1000枚限定クリスマスEP。
- ^ 12インチレコードとして発表された1000枚限定リミックスEP。
- ^ 世界限定35万枚生産。『美しき生命』の続編的作品。
- ^ 『ゴースト・ストーリーズ』の未収録音源集。
- ^ 『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』の兄弟的作品。
- ^ 授賞式の開催年を指す
- ^ リミックス曲「Talk (Thin White Duke Mix)」はBest Remixed Recording, Non-Classicalを受賞したが、コールドプレイではなくプロデューサーのJacques Lu Contに贈られた賞である。[146]
- ^ アルバム『Everyday Life』はグラミー賞「ベスト・レコーディング・パッケージ賞」にもノミネートされた。該当の賞はアーティストではなくアートディレクターに与えられる賞であり、アルゼンチン人のピラール・セタの名前でノミネートされた。
- ^ 授賞式の開催年を指す
- ^ クリス・マーティンの父親は公認会計士で、母親は音楽教師であった。夏時間の提唱者であるウィリアム・ウィレットは曽曽祖父である。祖父は会社を興して成功した後、クリスが生まれ育ったデヴァン州エクセターの執政長官と市長を務め、大英帝国勲章の第3位CBEを叙勲している。遠い親戚には、ウィンストン・チャーチルがいる。クリスは広大な敷地の中にある、6つの寝室をそなえたマナー・ハウスで育った。中高は全寮制のパブリックスクールに通い、大学は名門ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンをファーストクラスの学士号を取得して卒業している。
- ^ メンバーの多くは、親が大学や学校の教師であった。また、デビュー当時は、メンバー全員、名門大学ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの学生だった。
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