田中尚 (建築学者)
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田中 尚(たなか ひさし、1923年- )は、日本の建築構造学者。東京大学生産技術研究所教授を歴任[1][2]。
著書に『建築骨組の力学』〈基礎編、応用編、演習編〉[3][4]『構造物の極限解析』[5][6] (建築構造学大系 彰国社、1966年)『建築物のリミットデザイン』[7] (理工図書)『骨組の塑性力学』(建築構造講座 5、コロナ社)[2]
主な構造設計作品・研究対象には右京区消防署(1951年、京都市右京区)川崎大師平間寺(1952年)光寿無量院本堂(宗林寺聖徳堂、石川県金沢市、1954年)釧路仏舎利塔(1955年、北海道釧路)など[2]。
「建築構造学、特に極限解析、塑性設計の研究、教育の発展に対する貢献」で1999年度日本建築学会賞大賞受賞[8]。
脚注
[編集]- ^ 施工者に幸あれ第79回 構造の詩人 構造家・増田一眞 (PDF)
- ^ a b c 高梨 晃一「名誉会員 田中尚先生の逝去を悼む(名誉会員追悼)」『建築雑誌』 (1666), 83, 2015-01-20
- ^ 田中尚、宇田川邦明『建築骨組の力学基礎編』東洋書店、1979年。ISBN 978-4-88595-001-8 。
- ^ “『建築骨組の力学―演習編』|感想・レビュー”. 読書メーター. 2019年12月11日閲覧。
- ^ “Kobe Library Network Materials Search”. www.lib.city.kobe.jp. 2019年12月11日閲覧。
- ^ 『構造物の極限解析』彰国社、1966年 。
- ^ 横尾, 義貫 (1956-08). “建築物のリミットデザイン 小野 薫 田中 尚 共著”. 建築雑誌 (837): 70 .
- ^ “Prize99”. www.aij.or.jp. 2019年12月11日閲覧。
外部リンク
[編集]- 日本の研究.com:529310