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藤田金一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

藤田 金一郎(ふじた きんいちろう、1902年 - 1987年[1])は、日本の建築工学者。建築防災学者。初代建築研究所長。東北工業大学名誉教授。日本建築学会 名誉会員[1]

経歴

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1926年、東京帝国大学工学部卒業後、旧司法省技手任用、大臣官房会計課勤務。1927年に技師就任。1931年、旧大蔵省技師、営繕管戦局技師[2]、工務部勤務。1939年、陸軍技師兼任、陸軍省経理局に附し1945年に免兼官し、同年11月から戦災復興院技師。1946年から仙台復興院総裁官房技術研究所長就任。1948年の建設院発足後は第二技術研究所長就任。同年7月から旧建設省建築研究所長に。1951年、工学博士。1955年に建設省辞職。1956年文部教官、1957年から1966年まで東北大学で教鞭を執り[3]、その後は東北工業大学建築学科を創設。[2][4]

1982年、日本建築学会賞大賞受賞[5]

著書に 『高等建築学』[6]他、多数。

脚注

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  1. ^ 柴田明徳「東北大学における自然災害研究の歩み-地震災害を中心に-
  2. ^ 中外商業新報 1938.5.29(昭和13)
  3. ^ 東北大学退職教員業績目録
  4. ^ 名誉会員藤田金一郎先生を偲ぶ / 入澤恒『都市計画』 1987年4月号 36(1)(145) 日本都市計画学会 編
  5. ^ 『施工』1982年5月号(彰国社)
  6. ^ 高等建築学. 東京: 常磐書房. (1933). https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000761189-00