福岡県第3区
福岡県第3区 | |
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行政区域 |
福岡市城南区西部・早良区・西区、糸島市 (2024年1月1日現在) |
比例区 | 九州ブロック |
設置年 |
1994年 (2017年区割変更) |
選出議員 | 古賀篤 |
有権者数 |
447,385人 1.973 倍(一票の格差・鳥取1区との比較) (総務省・2023年9月1日) |
福岡県第3区(ふくおかけんだい3く)は、日本の衆議院における選挙区。1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置。
区域
[編集]現在の区域
[編集]2017年(平成29年)公職選挙法改正以降の区域は以下のとおりである[1][2][3]。2017年の区割り変更により、福岡市城南区の一部が2区から移動された。
2017年以前の区域
[編集]2013年(平成25年)公職選挙法改正から2017年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである[4]。
- 福岡市
- 早良区
- 西区
- 糸島市
1994年(平成6年)公職選挙法改正から2013年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである[5]。
歴史
[編集]第42回以降、自由民主党(太田誠一、古賀篤)と民主党→立憲民主党(藤田一枝、山内康一)の事実上の一騎討ちが続いている。 第47回までは敗れた側はいずれの選挙でも比例復活できていなかった。 第43回では民由合併による躍進と選挙直前の太田の失言、第44回の郵政選挙、第45回の民主旋風、第46回の民主逆風と46回までは風に影響されやすい選挙区であった。 第46回以上は古賀の鉄板区となり安定して当選を続けているが 第48回は数々の政党と選挙区を渡り歩いた山内康一が藤田の後任で福岡3区の支部長となりその後の民進党分裂で立憲に参加。立憲への追い風により山内が比例復活した。 しかし第49回では立憲の比例の伸び悩みと数々の政党を渡り歩いた山内に風がふかず、比例復活もできなかった。
小選挙区選出議員
[編集]選挙名 | 年 | 当選者 | 党派 |
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第41回衆議院議員総選挙 | 1996年 | 太田誠一 | 自由民主党 |
第42回衆議院議員総選挙 | 2000年 | ||
第43回衆議院議員総選挙 | 2003年 | 藤田一枝 | 民主党 |
第44回衆議院議員総選挙 | 2005年 | 太田誠一 | 自由民主党 |
第45回衆議院議員総選挙 | 2009年 | 藤田一枝 | 民主党 |
第46回衆議院議員総選挙 | 2012年 | 古賀篤 | 自由民主党 |
第47回衆議院議員総選挙 | 2014年 | ||
第48回衆議院議員総選挙 | 2017年 | ||
第49回衆議院議員総選挙 | 2021年 | ||
第50回衆議院議員総選挙 | 2024年 |
選挙結果
[編集]時の内閣:第1次石破内閣 解散日:2024年10月9日 公示日:2024年10月15日
当日有権者数:44万7948人 最終投票率:53.45%(前回比:0.97%) (全国投票率:53.85%(2.08%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
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当 | 古賀篤 | 52 | 自由民主党 | 前 | 95,074票 | 41.19% | ―― | ○ | |
仁戸田元氣 | 45 | 立憲民主党 | 新 | 65,835票 | 28.52% | 69.25% | ○ | ||
瀬尾英昇司 | 49 | 日本維新の会 | 新 | 23,289票 | 10.09% | 24.50% | ○ | ||
奥田芙美代 | 47 | れいわ新選組 | 新 | 22,661票 | 9.82% | 23.84% | ○ | ||
重松雄子 | 65 | 参政党 | 新 | 12,887票 | 5.58% | 13.55% | |||
山口湧人 | 35 | 日本共産党 | 新 | 11,059票 | 4.79% | 11.63% |
時の内閣:第1次岸田内閣 解散日:2021年10月14日 公示日:2021年10月19日
当日有権者数:44万3603人 最終投票率:54.42%(前回比:0.06%) (全国投票率:55.93%(2.25%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
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当 | 古賀篤 | 49 | 自由民主党 | 前 | 135,031票 | 57.87% | ―― | ○ | |
山内康一 | 48 | 立憲民主党 | 前 | 98,304票 | 42.13% | 72.80% | ○ |
時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:43万5814人 最終投票率:54.48%(前回比:4.38%) (全国投票率:53.68%(1.02%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
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当 | 古賀篤 | 45 | 自由民主党 | 前 | 136,499票 | 59.02% | ―― | 公明党推薦 | ○ |
比当 | 山内康一 | 44 | 立憲民主党 | 元 | 94,772票 | 40.98% | 69.43% | ○ |
- 山内は第47回は埼玉13区より民主党公認で立候補。
- 藤田は立憲民主党公認で比例九州ブロック単独で立候補したが落選。
時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日
当日有権者数:40万8175人 最終投票率:50.10%(前回比:8.89%) (全国投票率:52.66%(6.66%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 古賀篤 | 42 | 自由民主党 | 前 | 114,093票 | 57.43% | ―― | 公明党推薦 | ○ |
藤田一枝 | 65 | 民主党 | 元 | 65,395票 | 32.92% | 57.32% | ○ | ||
川原康裕 | 33 | 日本共産党 | 新 | 19,164票 | 9.65% | 16.80% |
時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日 最終投票率:58.99% (全国投票率:59.32%(9.96%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
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当 | 古賀篤 | 40 | 自由民主党 | 新 | 118,299票 | 51.21% | ―― | 公明党推薦 | ○ |
藤田一枝 | 63 | 民主党 | 前 | 57,472票 | 24.88% | 48.58% | 国民新党推薦 | ○ | |
寺島浩幸 | 51 | みんなの党 | 新 | 42,126票 | 18.24% | 35.61% | 日本維新の会推薦 | ○ | |
川原康裕 | 31 | 日本共産党 | 新 | 13,093票 | 5.67% | 11.07% |
時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日 (全国投票率:69.28%(1.77%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
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当 | 藤田一枝 | 60 | 民主党 | 元 | 142,489票 | 52.84% | ―― | ○ | |
太田誠一 | 63 | 自由民主党 | 前 | 108,236票 | 40.14% | 75.96% | ○ | ||
川原康裕 | 27 | 日本共産党 | 新 | 14,551票 | 5.40% | 10.21% | |||
吉冨安彦 | 49 | 幸福実現党 | 新 | 4,364票 | 1.62% | 3.06% |
時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日 (全国投票率:67.51%(7.65%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
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当 | 太田誠一 | 59 | 自由民主党 | 元 | 139,428票 | 54.07% | ―― | ○ | |
藤田一枝 | 56 | 民主党 | 前 | 104,734票 | 40.61% | 75.12% | ○ | ||
中園辰信 | 53 | 日本共産党 | 新 | 13,723票 | 5.32% | 9.84% |
時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日 (全国投票率:59.86%(2.63%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
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当 | 藤田一枝 | 54 | 民主党 | 新 | 101,742票 | 48.03% | ―― | ○ | |
太田誠一 | 58 | 自由民主党 | 前 | 95,839票 | 45.24% | 94.20% | ○ | ||
中園辰信 | 51 | 日本共産党 | 新 | 14,257票 | 6.73% | 14.01% |
時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日 (全国投票率:62.49%(2.84%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
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当 | 太田誠一 | 54 | 自由民主党 | 前 | 104,346票 | 50.10% | ―― | ○ | |
藤田一枝 | 50 | 民主党 | 新 | 80,729票 | 38.76% | 77.37% | ○ | ||
熊谷敦子 | 48 | 日本共産党 | 新 | 18,691票 | 8.97% | 17.91% | |||
窪川数枝 | 64 | 自由連合 | 新 | 4,493票 | 2.16% | 4.31% |
時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 (全国投票率:59.65%(8.11%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
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当 | 太田誠一 | 50 | 自由民主党 | 前 | 88,953票 | 48.95% | ―― | ||
楢崎欣弥 | 53 | 新進党 | 新 | 66,788票 | 36.75% | 75.08% | |||
高田裕治 | 32 | 日本共産党 | 新 | 21,421票 | 11.79% | 24.08% | |||
矢野匡 | 31 | 自由連合 | 新 | 4,560票 | 2.51% | 5.13% |
- 楢崎は第42回以降は4区へ国替え。
脚注
[編集]- ^ “衆議院トップページ >立法情報 >制定法律情報 >第193回国会 制定法律の一覧 >衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び公職選挙法の一部を改正する法律の一部を改正する法律 法律第五十八号(平二九・六・一六)”. 衆議院 (2017年6月16日). 2021年10月3日閲覧。住居表示などにより変更する可能性がある。
- ^ “福岡県”. 総務省. 2021年10月3日閲覧。
- ^ “福岡県福岡市”. 総務省. 2023年1月10日閲覧。
- ^ “衆議院トップページ >立法情報 >制定法律情報 >第183回国会 制定法律の一覧 >衆議院小選挙区選出議員の選挙区間における人口較差を緊急に是正するための公職選挙法及び衆議院議員選挙区画定審議会設置法の一部を改正する法律の一部を改正する法律 法律第六十八号(平二五・六・二八)”. 衆議院 (2013年6月28日). 2021年10月3日閲覧。地名は2013年(平成25年)当時のものである。
- ^ “衆議院トップページ >立法情報 >制定法律情報 >第131回国会 制定法律の一覧 >法律第百四号(平六・一一・二五)”. 衆議院 (1994年11月25日). 2021年10月3日閲覧。地名は1994年(平成6年)当時のものである。