コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

福島県道371号湯の岳別所線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
福島県道371号標識
福島県371号湯の岳別所線
いわき市常磐藤原町(2015年4月)

福島県道371号湯の岳別所線(ふくしまけんどう371ごう ゆのだけべっしょせん)は、福島県いわき市にある一般県道である。

概要

[編集]

かつての有料道路「常磐湯の岳パノラマライン」が無料開放された道路。500mの標高差を一気に駆け上がる路線で、頂上にはパラグライダーの離陸場があり、眺望に優れる。

路線データ

[編集]
  • 起点 : いわき市内郷高野町字川平
  • 終点 : いわき市常磐藤原町字班堂(至近に路線名称になっている常磐藤原町字別所との境界がある)
  • 総延長 : 9.377km[1]
    • 実延長:総延長に同じ
  • 路線認定年月日:1974年3月12日[2]

路線状況

[編集]

全線対向2車線で、一部の区間を除いて追い越しが可能である。傾斜区間は冬季すべり止め対策用に、すべり止め用砂が道路わきのボックスに設置されている。湯ノ岳中腹の道路わきに、いわき市勿来〜小名浜港方面が眼下に見渡せる駐車場と展望台のスペースがある。

異常気象時通行規制区間

[編集]
  • いわき市常磐藤原町湯ノ岳地内(延長5.8km):落石崩壊の危険のため連続雨量120mmにて通行止め[3]

地理

[編集]

湯ノ岳の山麓から山頂までの傾斜区間は、つづら折りの急カーブが連続する道路で最大傾斜10%の勾配がある。山頂付近まで上り詰めると、湯ノ岳の稜線に沿って緩い勾配の道路になる。全体的に、道路周辺は山林に囲まれる。

通過する自治体

[編集]

交差する道路

[編集]

周辺

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 道路現況(一般県道) - 福島県土木部
  2. ^ 福島県路線図 - 福島県土木部
  3. ^ 異常気象時通行規制区間 (PDF)”, 平成27年度管内概要 (福島県いわき建設事務所): pp. pp.32-33 

関連項目

[編集]