第127独立領土防衛旅団 (ウクライナ陸軍)

第127独立領土防衛旅団
創設	2022年1月1日
所属政体	ウクライナ
所属組織	ウクライナ陸軍
部隊編制単位	旅団
兵科	機械化歩兵
兵種/任務	郷土防衛隊
人員	2,000人
所在地	ハルキウ州ハルキウ
通称号/略称	A7383
上級単位	東部作戦管区
戦歴	ロシアのウクライナ侵攻
指揮官	ユーリ・クルプコ大佐
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第127独立領土防衛旅団（だい127どくりつりょうどぼうえいりょだん、ウクライナ語: 127-ма окрема бригада територіальної оборони）は、ウクライナ陸軍の旅団。東部作戦管区隷下。

概要

ドンバス戦争

2022年1月1日、ドンバス戦争の影響に伴い、ウクライナ領土防衛隊の動員が開始され、ハルキウ州ハルキウで創設された^[2]。

ロシアのウクライナ侵攻

北東部・ハルキウ戦線

2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵攻でロシアと国境を接する北東部ハルキウ州ハルキウ地区に配備され、5月にロシア軍を撃退して国境まで押し戻した^[3]^[4]。9月にハルキウ方面で攻勢を開始し、当初は陽動とみられていたが集落を次々と解放していき、ハルキウ州の大部分を解放した^[2]^[5]。

2023年1月、ハルティア義勇大隊が第13「ハルティヤ」特務旅団（ウクライナ語版、英語版）に改編され、ウクライナ国家親衛隊に編入した。

2023年2月、イギリス供与のFV103 スパルタンが配備され、ウクライナ領土防衛隊で最初の機械化部隊となった^[6]。

東部・バフムート戦線

2023年2月、激戦地の東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、バフムート市内を防御したが、2023年5月に陥落した^[7]。

2023年5月、第228独立領土防衛大隊が東部ドネツィク州ホルリウカ地区に再配置され、第24独立機械化旅団と共にバフムート南のホルリウカ方面に展開した^[8]。

2023年7月、第225独立領土防衛大隊が第225独立強襲大隊に改編され、ウクライナ陸軍に編入した

南部・ザポリージャ戦線

2023年9月、南部ザポリージャ州ポロヒー地区に再配置され、フリャイポレ方面に展開した^[9]。

2024年2月、ウクライナ領土防衛隊からウクライナ陸軍に編入した^[10]。

北東部・ハルキウ戦線

2024年5月、第227独立領土防衛大隊がロシアと国境を接する北東部ハルキウ州ハルキウ地区に再配置され、ハルキウ北のリプツィ方面でロシア軍の攻勢をまともに受け、通信が途絶して2日間音信不通となり、司令部から全滅と判断されていたが、他の守備隊が早期撤退したのとは対照的に救援が到着するまで戦線を維持した^[11]。