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第18旅団 (ウクライナ国家親衛隊)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第18旅団
創設 1966年10月2日
所属政体 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
 ウクライナ
所属組織 ウクライナ国家親衛隊
部隊編制単位 旅団
兵科 国家憲兵
兵種/任務 治安部隊
所在地 ドネツィク州スラヴャンスク
愛称 スラヴャンスク
上級単位 東部作戦地域司令部
戦歴 アフガニスタン紛争
ナゴルノ・カラバフ戦争
ドンバス戦争
ロシアのウクライナ侵攻
指揮官 セルゲイ・ボジコ大佐
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第18旅団(だい18りょだん、ウクライナ語: 18-та Слов'янська бригада)は、ウクライナ国家親衛隊旅団東部作戦地域司令部隷下。

概要

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ソ連国内軍

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1966年10月2日、ソ連国内軍第26特殊自動車化警察大隊としてウクライナ・ソビエト社会主義共和国ルハーンシク州ルハーンシクで創設された[1]

1980年1月からアフガニスタン紛争に投入された[2]

1986年4月、チェルノブイリ原子力発電所事故に災害派遣された[2]

1989年、ナゴルノ・カラバフ戦争に投入され、治安維持軍としてナゴルノ・カラバフに駐留した。

ウクライナ国家親衛隊/ウクライナ国内軍

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1992年1月、ソビエト連邦の崩壊ウクライナの独立で創設されたウクライナ国家親衛隊に編入し、第4師団隷下の第13連隊に改編された[1]

1995年1月、ウクライナ国内軍に編入し、第15独立特殊自動車化警察連隊に改編された。

ドンバス戦争

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第15独立連隊

2014年3月、ウクライナ国内軍の廃止で創設されたウクライナ国家親衛隊に編入し、第15独立連隊ウクライナ語: 15-й окремий полк)に改編された。

2014年5月、ドンバス戦争で東部ルハーンシク州ルハーンシクルガンスク人民共和国に占領され、駐屯地を東部ドネツィク州スラヴャンスクに移駐した[2]

2016年9月、第18特務連隊隷下から第2特務大隊ドンバスが配属された。

2019年8月23日、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領から、名誉称号「スラヴャンスク」を授与された[3]

ロシアのウクライナ侵攻

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東部・セベロドネツク戦線

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2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵攻では、ルガンスク人民共和国と接する東部ルハーンシク州セヴェロドネツィク地区に配備されたが、7月にリシチャンシクが陥落し、ロシア軍はルハーンシク州全域を占領した[4][5]

東部・北ドネツク戦線

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2022年3月、1個大隊が東部ドネツィク州クラマトルシク地区に配備され、6月までスヴャトヒルシク守備隊を撤退支援した。9月上旬には第103独立領土防衛旅団と合同で攻勢を開始し、オゼルネ、ザリチネ(リマン・フロマーダ)を解放した[6][7]

2022年9月2日、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領から、勇気と勇敢さに対する栄誉賞を授与された[8]

東部・スヴァトヴェ-クレミンナ戦線

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2023年4月、ドンバス大隊が東部ルハーンシク州セヴェロドネツィク地区に再配置され、クレミンナに展開した[9]

2023年12月、部隊増強に伴い、第18旅団に改編された[10]

編制

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  • 旅団司令部(スラヴャンスク
  • 第1歩兵大隊
  • 第2歩兵大隊
  • 第3歩兵大隊
  • 第2特務大隊ドンバス(スラヴャンスク)
  • パトカー中隊
  • 対戦車砲中隊
  • 警備中隊
  • 補給中隊
  • 教育中隊
  • 衛生中隊
  • 歩兵中隊(予備役)
  • 軍楽隊

脚注

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出典

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外部リンク

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