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第36回将棋日本シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第36回 将棋日本シリーズ
開催期間 2015年6月27日 - 2015年11月15日
前JT杯覇者 渡辺明
第36回JT杯覇者 三浦弘行(初優勝)
将棋日本シリーズ
第35回第37回 >
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第36回将棋日本シリーズ(だい36かいしょうぎにっぽんシリーズ)は、2015年平成27年)に行われた将棋日本シリーズの36回目の大会である。本記事では、第36回の出場者と対局結果・対局日について記述する。

今大会では、決勝戦で三浦弘行九段が深浦康市九段に勝利し、初優勝を果たした[1]

出場棋士

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  • グループ分けは2015年2月末時点の状況に基づく。
  • 【】内の数字は【出場回数-優勝回数】を表す。
  • 出典:棋士プロフィール | 将棋日本シリーズ - JT ウェブサイト(2016年1月5日時点でのアーカイブ)
2回戦からの出場棋士 (4名)
II-(1) 前年度優勝者
(1名)
  1. 渡辺明 JT杯覇者 【10-1】[2]
II-(2) タイトル保持者
(2名)
  1. 羽生善治 名人(王位・王座・棋聖) 【26-5】[3]
  2. 糸谷哲郎 竜王【初出場】[4]
II-(3) 2014年獲得賞金ランキング上位者
(1名)
  1. 森内俊之 九段 【21-1】[5]
1回戦からの出場棋士 (8名)
I-(1) 2014年獲得賞金ランキング上位者
(8名)
  1. 郷田真隆 王将 【18-3】[6][7]
  2. 豊島将之 七段 【初出場】[8]
  3. 行方尚史 八段 【 3-0】[9]
  4. 三浦弘行 九段 【12-0】[10]
  5. 深浦康市 九段 【10-0】[11]
  6. 佐藤康光 九段 【21-2】[12]
  7. 木村一基 八段 【 7-0】[13]
  8. 丸山忠久 九段 【18-2】[14]

トーナメント表

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  1回戦 2回戦 準決勝 決勝
II-(2) 糸谷哲郎 竜王 -
糸谷
( Bye ) 00000 -
0 三浦
I-(1) 三浦弘行 九段
三浦 優勝
I-(1) 丸山忠久 九段
0 三浦弘行 九段
I-(1) 行方尚史 八段
行方
I-(1) 木村一基 八段
0 渡辺
( Bye ) 00000 -
渡辺
II-(1) 渡辺明 JT杯 -
II-(2) 羽生善治 名人 -
羽生
( Bye ) 00000 -
0 豊島
I-(1) 豊島将之 七段
豊島
I-(1) 佐藤康光 九段
0 深浦康市 九段
I-(1) 郷田真隆 王将
深浦
I-(1) 深浦康市 九段
0 深浦
( Bye ) 00000 -
森内
II-(3) 森内俊之 九段 -

対局結果

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1回戦 第1局~第4局

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1回戦(先手番 4勝 - 後手番 0勝)
局数 / 対局地 / 対局日 先手 後手 解説者 聞き手 読み上げ 戦型
第1局 仙台 6月27日 三浦弘行
九段
075手 丸山忠久
九段
鈴木大介
八段
上田初美
女流三段
伊藤明日香
女流初段
一手損
角換わり
第2局 金沢 7月11日 行方尚史
八段
123手 木村一基
八段
橋本崇載
八段
甲斐智美
倉敷藤花
井道千尋
女流初段
横歩取り
第3局 福岡 7月18日 豊島将之
七段
107手 佐藤康光
九段
豊川孝弘
七段
本田小百合
女流三段
藤田綾
女流初段
矢倉早囲い
第4局 静岡 7月25日 深浦康市
九段
109手 郷田真隆
王将
青野照市
九段
高群佐知子
女流三段
高橋和
女流三段
角換わり
腰掛け銀

2回戦 第1局~第4局

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2回戦(先手番 3勝 - 後手番 1勝)
局数 / 対局地 / 対局日 先手 後手 解説者 聞き手 読み上げ 戦型
第1局 札幌 8月29日 三浦弘行
九段
093手 糸谷哲郎
竜王
屋敷伸之
九段
鈴木環那
女流二段
久津知子
女流初段
陽動振り飛車
第2局 広島 9月05日 行方尚史
八段
297手 渡辺明
JT杯
山崎隆之
八段
中村桃子
女流初段
山口恵梨子
女流初段
藤井矢倉
渡辺明
JT杯
075手 行方尚史
八段
角換わり
第3局 熊本 9月12日 羽生善治
名人
092手 豊島将之
七段
井上慶太
九段
香川愛生
女流王将
飯野愛
女流1級
角換わり
腰掛け銀
第4局 高松 9月26日 深浦康市
九段
143手 森内俊之
九段
谷川浩司
九段
室谷由紀
女流二段
北尾まどか
女流二段
角換わり
腰掛け銀

準決勝・決勝

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準決勝・決勝(先手番 2勝 - 後手番 1勝)
局数 / 対局地 / 対局日 先手 後手 解説者 聞き手 読み上げ 戦型
準決勝
第1局
名古屋 10月12日 渡辺明
JT杯
124手 三浦弘行
九段
杉本昌隆
七段
村田智穂
女流二段
熊倉紫野
女流初段
角換わり
腰掛け銀
準決勝
第2局
大阪 10月24日 深浦康市
九段
147手 豊島将之
七段
久保利明
九段
室田伊緒
女流二段
長谷川優貴
女流二段
角交換
四間飛車
決勝 東京 11月15日 三浦弘行
九段
099手 深浦康市
九段
森下卓
九段
山田久美
女流四段
真田彩子
女流二段
角換わり
腰掛け銀
【決勝まで】
今期最少手数:1回戦 第1局、2回戦 第2局(持将棋指し直し局)(75手) / 今期最多手数:2回戦 第2局(持将棋局)(297手)
先手番 9勝 - 後手番 2勝(全11対局)

脚注

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出典

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  1. ^ 2015年度 将棋日本シリーズ 東京大会 JTプロ公式戦 決勝戦”. JT ウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2016年1月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月23日閲覧。
  2. ^ 渡辺 明/棋士プロフィール”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2015年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月23日閲覧。
  3. ^ 羽生善治/棋士プロフィール”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2015年9月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月23日閲覧。
  4. ^ 糸谷哲郎/棋士プロフィール”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2015年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月23日閲覧。
  5. ^ 森内俊之/棋士プロフィール”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2015年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月23日閲覧。
  6. ^ 郷田真隆/棋士プロフィール”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2015年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月23日閲覧。
  7. ^ 郷田真隆九段は2015年3月27日、王将獲得。
  8. ^ 豊島将之/棋士プロフィール”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2015年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月23日閲覧。
  9. ^ 行方尚史/棋士プロフィール”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2015年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月23日閲覧。
  10. ^ 三浦弘行/棋士プロフィール”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2016年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月23日閲覧。
  11. ^ 深浦康市/棋士プロフィール”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2016年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月23日閲覧。
  12. ^ 佐藤康光/棋士プロフィール”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2015年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月23日閲覧。
  13. ^ 木村一基/棋士プロフィール”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2015年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月23日閲覧。
  14. ^ 丸山忠久/棋士プロフィール”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2015年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月23日閲覧。

外部リンク

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