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向日市

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西土川から転送)

むこうし ウィキデータを編集
向日市
向日市旗 向日市章
向日市旗
1982年 (昭和57年)
10月1日制定
向日市章
1982年 (昭和57年)
10月1日制定
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 京都府
市町村コード 26208-1
法人番号 1000020262081 ウィキデータを編集
面積 7.72km2
総人口 55,812[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 7,230人/km2
隣接自治体 京都市長岡京市
市の木 サクラモウソウチク
市の花 ヒマワリツツジ
向日市役所
市長 安田守
所在地 617-8665
京都府向日市寺戸町中野20番地
北緯34度56分55秒 東経135度41分54秒 / 北緯34.94872度 東経135.69828度 / 34.94872; 135.69828座標: 北緯34度56分55秒 東経135度41分54秒 / 北緯34.94872度 東経135.69828度 / 34.94872; 135.69828
向日市役所
地図
市庁舎位置
外部リンク 公式ウェブサイト

向日市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト

向日市(むこうし)は、京都府の南西に位置する

概要

京都盆地の南西端に位置し、西方には小塩山をはじめとする西山連峰を望み、市外東方には桂川が流れる。このため、全般に北西方向が高地に南西方向が低地となる平坦な地形となっている。市域をほぼ縦断する形でJR西日本東海道本線阪急京都本線西国街道が貫いている。なお面積は7.72km2で、全国の市では蕨市狛江市に次いで3番目に狭く、西日本では最も狭い。人口密度は京都府内の市町村でも群を抜いて高く、全国でも上位に入る。

名称

地名について

向日町警察署向日町駅向日町郵便局京都向日町競輪場向日町簡易裁判所向日町区検察庁・イオン向日町店、その他金融機関の支店名など、官公庁・民間問わず「向日町」の旧町名を市制施行後の今でも地名のように使っている施設等がある。町制時代の町名や今も駅や様々な施設に残る「向日町」の読みは「むこうまち」だが、市制施行後に向日市内に出来た「向日町」は「むこうちょう」と読む[1]

地理

中心部の合成空中写真。2020年撮影。
向日市中心部周辺の空中写真。1987年撮影の4枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

地形

山岳

主な山
山岳はないが、西部に西京区との境界をなす細長い丘陵地・西ノ岡丘陵(向日丘陵、長岡丘陵とも)があり竹林を形成している。

河川

主な川
  • 深田川 - 秦河勝が造った潅漑用水路(西ノ岡用水、寺戸用水とも呼ばれる)
  • 寺戸川
  • 小畑川

湖沼

主な沼
  • はり湖池

人口

平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、1.28%減の54,339人であり、増減率は府下26市町村中9位、36行政区域中17位。

向日市と全国の年齢別人口分布(2005年) 向日市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 向日市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
向日市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 36,988人
1975年(昭和50年) 45,886人
1980年(昭和55年) 50,604人
1985年(昭和60年) 52,216人
1990年(平成2年) 52,928人
1995年(平成7年) 53,290人
2000年(平成12年) 53,425人
2005年(平成17年) 55,041人
2010年(平成22年) 54,328人
2015年(平成27年) 53,380人
2020年(令和2年) 56,859人
総務省統計局 国勢調査より

隣接自治体・行政区

京都府の旗京都府
向日市はその周囲のうち、北西東を京都市と接し、南を長岡京市と接する。なお、東側は旧乙訓郡久世村・久我村・羽束師村であり、西側は旧乙訓郡大原野村・大枝村であったが、それぞれ京都市への編入により旧向日町が乙訓郡から京都市に突出する形で残ったものである。また、京都市と向日市は市街地が連続しており、現地でも一目で市境を判別するのは難しい。

歴史

古代

古くは山城国乙訓郡に属し、長岡京が設置された。市域からは大極殿跡が発掘されている。 長岡京が平安京に移されてのちはその後背地として農業を産業の中心とした。 古くから乙訓郡の中心地であり、現在も、郡役所の名残である京都府乙訓総合庁舎や、長岡京市、大山崎町、京都市伏見区の一部を管轄する向日町警察署など、周辺地域を代表する施設が設置されている。

町村制施行以降、昭和・平成の大合併の時期を含めて一度も合併を経験していない自治体のひとつであり、京都府下の「市」のでは唯一の存在である[* 1]

近代

明治時代
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い向日町、物集女村、寺戸村、森本村、鶏冠井村、上植野村の区域を以って乙訓郡向日町が発足。

現代

昭和時代

政治

行政

京都府乙訓総合庁舎

市長

  • 安田守(2015年4月30日就任、2期目)
歴代市長
氏名 就任日 退任日 備考
初代 中山仙三 1972年10月1日 1975年4月29日 旧向日町長
2代 民秋徳夫 1975年4月30日 1995年4月29日
3代 岡﨑誠之 1995年4月30日 2003年4月29日
4代 久嶋務 2003年4月30日 2015年4月29日
5代 安田守 2015年4月30日 現職

議会

市議会 [2]

  • 定数:18名
  • 任期:2023年8月10日 - 2027年8月9日
  • 院内勢力

Japan Muko City City Council 2023


市政与党

  日本維新の会 無所属の会(日本維新の会3・無所属1): 4 議席
  自民クラブ(自由民主党2・無所属1): 3 議席
  MUKOクラブ(立憲民主党1・無所属1): 2 議席
  公明党議員団: 2 議席
  会派に属さない議員(社会民主党): 1 議席


市政野党

  日本共産党議員団: 4 議席
  明日の向日(無所属2): 2 議席


府議会

  • 定数:1名
  • 任期:2019年4月30日 - 2023年4月29日

国会

衆議院
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
泉健太 47 立憲民主党 89,259票
木村弥生 56 自由民主党 61,674票
井上博明 64 日本維新の会 34,288票

出先機関・施設

国家機関

法務省

検察庁

裁判所

府政機関

  • 京都府乙訓総合庁舎
  • 京都府乙訓保健所

施設

京都向日町競輪場

警察

警察署
交番
  • 向日町駅前交番
  • 物集女交番
  • 西向日交番

消防

消防署

医療・福祉

主な病院
  • 真生会向日回生病院
組合

郵便局

主な郵便局
  • 向日町郵便局:617-00xx
    • 隣接する長岡京市(617-08xx)の集配も担当している。
  • 向日上植野郵便局
  • 向日町駅前郵便局
  • 向日町寺戸郵便局
  • 向日森本郵便局
  • 向日物集女郵便局

文化施設

  • 向日市立図書館
  • 向日市立文化資料館
  • 公民館 - 中央公民館と地区公民館が5館
  • コミュニティセンター 市内に6か所
  • 向日市天文館
  • 向日市民会館
  • 向日市観光交流センター(まちてらすMUKO)

運動施設

対外関係

姉妹都市・提携都市

国内

提携都市
都市名 都道府県 地方名 提携年月日
綾部市 京都府の旗京都府 近畿地方 2004年平成16年)2月16日[3]
京都市 京都府の旗京都府 近畿地方 2014年平成26年)10月15日[4]

海外

姉妹都市
都市名 国名 地域名 提携年月日
サラトガ市 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 1984年昭和59年)11月16日
提携都市
都市名 国名 地域名 提携年月日
杭州市 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 浙江省 1985年昭和60年)9月27日

経済

第三次産業

商業

主な商業施設

金融機関

本社を置く企業

情報・生活

ライフライン

電力

ガス

上下水道

電信


教育・研究機関

高等学校

府立
私立

中学校

市立

小学校

市立
私立

交通

鉄道

市北端部は市境至近の京都市南区内の桂川駅および西京区内の洛西口駅が近い。

向日町駅

市の中心となる駅:向日町駅

鉄道路線

西日本旅客鉄道(JR西日本)
阪急電鉄(阪急)
その他、東海道新幹線京都駅 - 新大阪駅間で当市東部を通過している。

バス

路線バス

出張所

道路

高速道路

名神高速道路が通過しているものの、市内にはインターチェンジはない。名古屋方面へ向かう場合は京都南IC、大阪・神戸方面へ向かうの場合は大山崎ICを利用するのが一般的である。

国道

府道

観光

石塔寺
史跡長岡宮跡 朝堂院公園
五辻の常夜灯

観光地はあるものの、市域の狭さおよび京都市から至近であることなどから、市内に宿泊施設はない。

名所・旧跡

主な城郭
主な神社
主な寺院
主な史跡

観光スポット

文化・名物

名産・特産

長岡京市大山崎町とともにタケノコの産地として著名。京野菜の千両ナスみず菜ポインセチアなどの花き栽培も盛んである。

出身関連著名人

出身著名人

脚注

注釈

  1. ^ 京都府全体ではほかに乙訓郡大山崎町相楽郡笠置町が、近畿地方の市でも他に兵庫県芦屋市が該当する。

出典

参考文献

関連項目

外部リンク