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阿部弘樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
阿部 弘樹
あべ ひろき
生年月日 (1961-12-15) 1961年12月15日(63歳)
出生地 日本の旗 福岡県津屋崎町(現・福津市
出身校 熊本大学医学部
熊本大学大学院医学研究科
前職 精神科医
熊本県職員
厚生省職員
所属政党無所属→)
自由民主党→)
日本維新の会
称号 医師
医学博士
公式サイト 阿部ひろき|日本維新の会 福岡県第4区支部長

選挙区 比例九州ブロック福岡県第4区
当選回数 2回
在任期間 2021年11月5日[1] - 現職

選挙区 福津市選挙区
当選回数 3回
在任期間 2009年 - 2019年

当選回数 1回
在任期間 2001年 - 2005年
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阿部 弘樹(あべ ひろき、1961年〈昭和36年〉12月15日 - )は、日本政治家精神科医神職日本維新の会所属の衆議院議員(2期)。津屋崎町長(1期)、福岡県議会議員(3期)を務めた。法務委員会委員。

来歴

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津屋崎町(現・福津市)の神職の家に生まれる。神社の庭掃除の傍ら病気回復を願う多くの高齢者を間近にし、自身も体が弱く医師を志した。熊本大学医学部を卒業しウィーン大学研究所留学を経て熊本大学大学院医学研究科修了[2]熊本県庁、粕屋保健所、旧厚生省精神保健福祉課などで勤務し39歳の若さで地元の町長に転身[3][4]

2005年に津屋崎町が福間町と合併し、福津市が発足すると、同年の市長選挙に立候補するが、落選。同年4月より河野正美が理事長を務める河野病院の副院長に就任し、2007年11月より院長を務めた[5]2009年2月の福岡県議会議員補欠選挙に立候補し、当選。2011年の県議選では自由民主党公認で立候補し、民主党が擁立した越本隆志を破り再選。2015年県議選では無投票で再選。2019年県議選でも自民党公認で立候補したが、党市支部が新人の元市消防団長、吉田浩一を推薦する保守分裂選挙となり、吉田に敗れ落選[6][7]

2021年10月の第49回衆議院議員総選挙では福岡4区から日本維新の会公認で立候補し、小選挙区では自民党の宮内秀樹らに敗れ3位となるも、重複立候補していた比例九州ブロックで復活し、初当選[8]

2022年4月には維新の福岡県総支部の代表に就任したが、2023年6月3日の県総支部の代表選挙では天野浩福岡市議会議員に敗れ、同日付で退任した[9]

2024年10月の第50回衆議院議員総選挙では福岡4区から日本維新の会公認で立候補し、小選挙区では自民党の宮内らに敗れ3位となるも、比例復活で再選[10]

選挙歴

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当落 選挙 執行日 年齢 選挙区 政党 得票数 得票率 定数 得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
2000年津屋崎町長選挙 2000年12月23日 39 ーー 無所属 3884票 48.99% 1 1/3 /
2005年福津市長選挙 2005年3月6日 43 ーー 無所属 9589票 36.31% 1 2/3 /
2009年福岡県議会議員補欠選挙 2009年2月8日 47 福津市選挙区 無所属 1万1666票 45.54% 1 1/3 /
2011年福岡県議会議員選挙 2011年4月10日 49 福津市選挙区 自由民主党 1万1860票 59.04% 1 1/2 /
2015年福岡県議会議員選挙 2015年4月12日 53 守口市選挙区 自由民主党 ーー票 ーー 1 /1 /
2019年福岡県議会議員選挙 2019年4月7日 57 福津市選挙区 自由民主党 9843票 42.23% 1 1/2 /
比当 第49回衆議院議員総選挙 2021年10月31日 59 福岡県第4区 日本維新の会 3万6998票 19.04% 1 3/4 1/2
比当 第50回衆議院議員総選挙 2024年10月27日 62 福岡県第4区 日本維新の会 3万4572票 16.92% 1 3/6 1/1

脚注

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  1. ^ 令和3年11月5日中央選挙管理会告示第28号(令和三年十月三十一日執行の衆議院比例代表選出議員の選挙における衆議院名簿届出政党等に係る得票数、当選人の数並びに当選人の住所及び氏名に関する件)
  2. ^ 国立国会図書館. “博士論文『Granulocyte proteases and hydrogen peroxide synergistically inactivate thrombomodulin of endothelial cells in vitro』”. 2023年4月1日閲覧。
  3. ^ “衆院選立候補者の横顔…福岡4区”. 西日本新聞. (2021年10月23日). https://www.nishinippon.co.jp/item/n/820311/ 2021年11月4日閲覧。 
  4. ^ “2021衆院選:候補者の横顔 福岡4区 /福岡”. 毎日新聞. (2021年10月22日). https://mainichi.jp/articles/20211022/ddl/k40/010/275000c 2021年11月4日閲覧。 
  5. ^ 河野病院
  6. ^ “【2019県議選情勢】(4)”. 西日本新聞. (2019年2月28日). https://www.nishinippon.co.jp/item/n/490341/ 2021年11月4日閲覧。 
  7. ^ “次期衆院選福岡2、4区 維新、元県議ら擁立へ”. 西日本新聞. (2020年11月17日). https://www.nishinippon.co.jp/item/n/664928/ 2021年11月4日閲覧。 
  8. ^ “【速報】維新阿部氏が比例代表で復活当選”. 西日本新聞. (2021年11月1日). https://www.nishinippon.co.jp/item/n/824821/ 2021年11月4日閲覧。 
  9. ^ “日本維新の会福岡県総支部代表に天野・福岡市議”. 西日本新聞. (2023年6月4日). https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1094717/ 2023年6月22日閲覧。 
  10. ^ 日本テレビ. “【さあ、開票だ。】衆院選福岡4区 阿部弘樹氏が比例代表で当選確実 選挙区では「裏金問題」当事者の自民前職に敗れる|FBS NEWS NNN”. 日テレNEWS NNN. 2024年12月2日閲覧。

外部リンク

[編集]
公職
先代
津屋崎町旗 津屋崎町長
2000年 - 2004年
次代
(合併し福津市に)