コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

阿里山森林鉄路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
阿里山森林鉄道から転送)
阿里山森林鉄路
Alishan Forest Railway
ロゴマーク
路線位置
路線位置
基本情報
中華民国の旗 台湾
所在地 嘉義市嘉義県南投県
種類 登山鉄道森林鉄道
開業 1912年10月1日
運営者 林務局
公式サイト https://afrch.forest.gov.tw/
詳細情報
路線数 4路線
駅数 22駅
軌間 762mm(ナローゲージ
電化方式 非電化
備考 最急勾配は62.5‰
最小曲線半径は40m
テンプレートを表示
阿里山森林鉄路
各種表記
繁体字 阿里山森林鐵路
簡体字 阿里山森林铁路
拼音 ālǐshān sēnlín tiělù
通用拼音 alǐshan senlín tiělù
注音符号 ㄚ ㄌㄧˇ ㄕㄢ ㄙㄣ ㄌㄧㄣˊ ㄊㄧㄝˇ ㄌㄨˋ
発音: アーリーシャン センリン ティエルー
台湾語白話字 A-lí-san sim-lîm thih-lōo
日本語漢音読み ありさんしんりんてつろ
英文 Alishan Forest Railway
テンプレートを表示
阿里山林業鉄路と鉄道文化景観
中華民国の旗 中華民国 文化資産
桜並木を走行するSL列車 地図
登録名称阿里山林業暨鐵道文化景觀
その他の呼称阿里山森林鉄路
種類交通地景
等級嘉義県重要文化景観
嘉義市文化景観
文化資産登録
公告時期
(文化景観)2010年5月5日[1]
(重要文化景観)2019年7月9日[2]
位置中華民国の旗 中華民国台湾
嘉義県、嘉義市、南投県

阿里山森林鉄路(ありさんしんりんてつろ、中国語繁体字:阿里山森林鐵路)は、台湾嘉義市嘉義県南投県 に現存する森林鉄道である。阿里山玉山観光の足としても利用されている。阿里山登山鉄道とも呼ばれる。路線全体が文化景観(各国の文化的景観に相当)に指定されている。

本線は嘉義 - 沼平間72.7 kmの区間で、2,250 m以上の高さを登るため急峻な区間が続き、ループ線スイッチバックを組み合わせている。なお、軌間は、762 mmである。また、渓谷を見下ろす雄大な景色も魅力で、沿線の植物は平地から海抜800 m以下の部分が熱帯林、800 mから1,600 mまでが亜熱帯林、1,600 m以上が温帯林となっており、垂直分布の違いによる車窓の変化も楽しむことができる。

歴史

[編集]

日本統治時代

[編集]

日本統治時代に阿里山のタイワンヒノキベニヒなどの豊富な森林資源輸送を目的に、台湾総督府交通局鉄道部の前身である臨時台湾鉄道敷設部で技師長だった長谷川謹介の下で飯田豊二らが事前調査を遂行し、敷設可能との報告を受けた総督府は事業化を決定した[3][4]

藤田組DOWAホールディングスの前身)により1906年明治39年)から建設を開始し[5]1908年(明治41年)に平地部分である嘉義 - 竹頭崎(現・竹崎)間が完成したものの、藤田組はその後難工事と経営難から運営権を放棄し、総督府林務課が建設と運営を引き継いだ。1910年(明治43年)2月に帝国議会は阿里山森林開発関連法案を通過[3]、総督府直営で事業を推進することになり、台湾総督府民政部(のちに台湾総督府殖産局)がこれを受け継ぐことになる。4月に勅令により台湾総督府阿里山作業所が設置され[6]、阿里山と嘉義間の鉄道建設・運輸・営業等と、森林産物の採取販売に関する官営事業が開始された[7]

1912年大正元年)10月に二萬平までの67.1 kmが完成した。1914年(大正3年)3月には沼の平(ぬまのひら、現・沼平)まで延伸工事が完成し、現在の本線部分が全線開通した。その後も多くの支線が建設され、日本の神社建築などに用いる巨木も、少なからずこの鉄道を用いて運び出された。当初は林業鉄道だったが、1920年(大正9年)に旅客輸送を開始している。

1907年(明治40年)にアメリカライマ社から導入された蒸気機関車は、ボイラーの片側に縦形シリンダを持つシェイ式と呼ばれる特殊なギアードロコであった。現在は通常運転には使用されていないが、阿里山駅や奮起湖駅に動態保存されている。阿里山森林鉄路の蒸気機関車を参照。

台湾光復後

[編集]

2003年3月、阿里山駅付近で速度超過による脱線転落事故が発生し、17人が死亡する惨事となった(中国語版)。事故後の調査で、機関車から客車へ圧縮空気を供給するブレーキホースのコックが締め切られており、客車側のブレーキが作動していなかったことが判明した[8][9]

2011年4月27日には倒木に伴う脱線事故が発生。6人が死亡した[10]。以後、線路の点検や危険な樹木の伐採、防護柵等の設置等の安全対策のため全線運休していたが、祝山線、神木線(本線の阿里山 - 神木間の通称)、沼平線(本線の阿里山 - 沼平間の通称)、本線の嘉義 - 奮起湖間は運行が再開された。

また、奮起湖 - 神木間は2箇所の土砂崩壊により新たなトンネルでの迂回が計画され、まず全長487メートルの多林トンネルが2013年8月27日[11]、続いて全長約800メートルの屏遮那トンネルが2014年5月27日に貫通し[12]、運転再開は2015年12月25日になる見込み[13]であったが、2015年9月28-29日にかけての台風(平成27年台風第21号、アジア名:ドゥージェン/Dujuan/颱風杜鵑)の襲来による大規模な土砂崩れで、路盤・トンネルが流されて無期延期に。直後の報道では復旧には少なくとも2年かかると見られると報じられた[14][15]

2016年9月から奮起湖 - 十字路で試運転が再開され、この区間は2017年に復旧が見込まれている[16]。2017年7月から週1便のクルージング列車運行開始とともに奮起湖 - 十字路間と第一分道 - 神木間が運行を再開[17]

残る区間である十字路 - 第一分道間は屏遮那付近の42号トンネルが前瞻基礎建設計画に組み込まれ、2019年8月28日環境影響審査を通過したことから、12月22日には未來紀念車票が発行された[18]。工期は3年が予想され早ければ2023年全線復旧達成が期待されている[19][20][21]

嘉義 - 十字路間については2018年1-2月に4度の脱線事故(負傷者なし)を起こしたため、運休し3月12日に再開予定だったが[22]、線形や地形に起因した路盤や車輪の摩耗が激しいことがこの期間での調査で明確になったため、運休期間を更に3ヶ月延長することになった[23]。同区間は6月27日に再開[24][25]

2024年7月6日、15年ぶりに全線開通したが[26]、直後に台湾に上陸した台風3号の影響で土砂崩れや倒木などが発生し、再度全線で運休となった[27]

運営組織

[編集]

中華民国行政院の管理下にある国有鉄道の一つであり、交通部台湾鉄路管理局の所属ではなく、農業委員会林務局阿里山林業鉄路及文化資産管理処(林鉄処)の所属となっている。2008年6月19日からBOT方式で民営化され宏都阿里山国際開発公司の運営となったが、八八水災などの影響もあり、2010年3月22日をもって契約を解除し、同年5月8日から林務局の管理下に戻った。

2013年5月には交通部台湾鉄路管理局(台鉄)阿里山森林鉄路管理処中国語版による運営協力が行われるようになった。2018年7月からは運行主体が台鉄から林務局に戻り、阿里山林業鉄路及文化資産管理処が担当[28]

その後、中華民国行政院の機構改革に伴い、同管理処は2023年8月1日より農業部林業及び自然保育署[29]の管轄となっている。

時期 建設・保有 運営
1906年 - 1908年 藤田組 -
1908年 - 台湾総督府民政局殖産課 阿里山作業所
1915年 - 1918年 台湾総督府民生部営林局 阿里山出張所
1919年 台湾総督府殖産局
1943年 - 台湾拓殖株式会社林業部 阿里山出張所
1945年 - 台湾省行政長官公署農林処林務局
1947年 - 1960年 台湾省政府農林処林産管理局
1960年 - 1999年 台湾省政府農林庁林務局
1999年 - 2008年 行政院農業委員会林務局 嘉義林管処
2008年 - 2010年 (民間)宏都阿里山国際開発公司
2010年 - 2013年 嘉義林管処
2013年 - 2018年6月 嘉義林管処、台湾鉄路管理局阿里山森林鉄路管理処
2018年7月 - 2023年7月 阿里山林業鉄路及文化資産管理処
2023年8月 - 農業部林業及び自然保育署

運行形態

[編集]

1982年の台18線・阿里山公路開通に伴う、バスや自家用車との競合がある中、2019年3月現在、本線(嘉義 - 十字路間)には毎日1往復の全席指定列車阿里山号が運行されているほか、土曜日、日曜日、祝日に阿里山号がもう1往復、嘉義 - 奮起湖間は区間車の中興号中国語版が運行されている。切符は台鉄の嘉義駅で発売されている。奮起湖駅には駅弁奮起湖弁当)がある。

また、祝山線は、ご来光の時間に合わせて未明に阿里山駅を出発する列車が毎日1便運行されており、ご来光の30分ほど前に祝山駅に到着、すぐ前にある展望台から、玉山方向から昇る朝日を拝めるように考えられている。また、日の出の40分後ぐらいには、帰りの阿里山行き列車が運転される。

神木線の阿里山 - 神木間には区間列車が運行され毎週水曜日には檜木車両も運行される。また、沼平線の阿里山 - 沼平間にも区間列車が運行されている。

路線一覧

[編集]
阿里山森林鉄路路線図
  • 阿里山線:嘉義 - 沼平(元の阿里山駅)
    • 本線:嘉義-阿里山
    • 神木線:神木-阿里山
    • 沼平線:阿里山-沼平
  • 祝山線:阿里山 - 祝山(御来光に合わせて早朝に運転)
  • 眠月線(旧称:塔山線):阿里山 - 眠月(台湾大地震後運休、後に放棄)
  • 水山線:沼平 - 水山 (元林場線で工事中)

姉妹鉄道

[編集]
友好姉妹提携
世界遺産登録に関する協力覚書

インドの以下の登山鉄道路線と(2016年)[37][38]

特徴

[編集]

輸送統計

[編集]
旅客[41][42]
年度 輸送人員 本線 眠月線 神木線 祝山線
2000 245,278
2001 492,800 116,327 200 31,504 344,769
2002 689,254 167,550 0 50,067 471,637
2003 567,366 149,395 0 47,341 370,630
2004 493,437 125,084 0 39,733 328,620
2005 621,478
2006 794,608
2007 708,333
2008 705,446
2009 595,863
2010 181,395
2011 566,336
2012 1,313,282
2013 1,444,609
2014 1,981,067
2015 1,945,388
2016 1,638,139

全線開通に向けた工事

[編集]
  • 42号トンネル工事
復旧には、橋梁復建方案(3案)、隧道修復方案(4案)が比較検討された。橋梁復建方案は、景観を楽しめるが費用が高く工期が長くなる欠点があった。隧道修復方案では、崩落に強くするためには1000m以上の新規トンネル掘削が必要である。43号トンネルを通らず直線で掘削する案もあったが、43号トンネル以降の景観を楽しめるように「フ」の字型に近いトンネルとなっている。[43]
2021年1月8日工事開始 トンネル42号と43号の代替となる1104m新規トンネルで工期は900日,2024年7月6日全線開通

安全注意事項(罰則他)

[編集]
  • 鐵路法第57条[44]70条[45] 線路歩行禁止(最高NT$5万罰金)
危険を顧みず線路を歩く人が多くいる。十字路駅に向かって線路を歩いていた4名が検挙されている。[46]
83ある踏切の内、40の踏切は遮断機がない。遮断機が無く草木で見通しが悪くなった20号踏切で車が作業列車と衝突し訴訟となる[47]
台湾では1067mm未満の線路では遮断機の設置義務は無いが、2021年に阿里山森林遊樂区の3箇所、嘉義 - 竹崎間の1箇所で遮断機が追加される予定[48]

関連項目

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ (繁体字中国語)阿里山林業暨鐵道文化景觀 文化部文化資産局 国家文化資産網
  2. ^ (繁体字中国語)阿里山林業暨鐵道文化景觀 文化部文化資産局 国家文化資産網
  3. ^ a b 時代と共に走り続ける「阿里山森林鐵道」建設コンサルタンツ協会誌「土木遺産IV」Vol.230(2006年1月号)
  4. ^ Chang Chin-ju (2001年3月). “Ancient Giants of the Forest--Taiwan's False Cypresses”. Taiwan Panorama. 2024年3月5日閲覧。
  5. ^ 「藤田組の阿里山経営 四十五哩の鉄道敷設」中外商業新報 明治39年8月31日『新聞集成明治編年史第十三巻』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  6. ^ (繁体字中国語)件名:臺灣總督府阿里山作業所官制1910-04-23,台湾総督府報第2941号/中央研究院 數位文化中心
  7. ^ 1910年4月18日官報』、内閣総理大臣桂太郎、内務大臣平田東助署名。朝鮮では1894から朝鮮総督府鉄道が鉄道事業を計画敷設しており、日本国内では1907年(明治40年)に鉄道を国営とする帝国鉄道庁官制が敷かれていた。
  8. ^ 被初判导致阿里山火车失控的角旋塞(图) - 中国新聞社 > 搜狐首页 > 港澳台 > 港澳台新闻(2003年03月03日10:39版/2017年9月13日閲覧)
  9. ^ 阿里山小火車翻覆檢車士判3年「日子太難熬盼早日服刑」 - 蘋果日報 (台湾)(2003年12月18日版/2017年9月13日閲覧)
  10. ^ 台湾・阿里山で列車脱線、6人死亡(AFP.BB.NEWS)2011年04月28日07:37
  11. ^ 台湾・阿里山鉄道で多林トンネル貫通式 全線復旧への大きな一歩2013年8月28日,フォーカス台湾
  12. ^ 阿里山森林鉄道、全線再開が目前に2014年5月28日,Taiwan Today
  13. ^ 阿里山鉄道12月25日全線開通” (中文). 聯合新聞網 (2015年2月11日). 2015年4月5日閲覧。
  14. ^ (繁体字中国語)58K處大崩塌 阿里山火車 全線通車無期2015年10月4日,自由時報
  15. ^ 阿里山森林鉄道、新たな土砂崩れ発見 年末の全線開通断念/台湾2015年10月5日,フォーカス台湾
  16. ^ (繁体字中国語)〈中部〉林鐵到十字路站 明年初可望復駛2016年12月8日,自由時報
  17. ^ 阿里山森林鉄道、スイッチバックが楽しめるクルーズ列車を運行/台湾 2017年6月8日 フォーカス台湾
  18. ^ (繁体字中国語)鐵道迷別錯過!阿里山林鐵推「未來車票」 全線通車可優先搭乘Newtalk新聞
  19. ^ (繁体字中国語)阿里山林鐵42號隧道環評通過 最快112年通車中央通訊社 CNA
  20. ^ 號隧道計畫(107-111年)行政院農業委員會林務局
  21. ^ https://www.youtube.com/watch?v=oyV40pY56AA/Youtube
  22. ^ (繁体字中国語)頻出軌!阿里山森林鐵路停駛兩周加強檢修2018-02-26,三立新聞網
  23. ^ a b (繁体字中国語)阿里山森鐵登Google首頁 四度出軌卻將停駛3個月2018-03-10,台灣蘋果日報
  24. ^ 阿里山森林鉄道 嘉義-十字路間、27日から運行再開/台湾2018-06-26,フォーカス台湾
  25. ^ (繁体字中国語)搶攻暑假!阿里山森林鐵路本線復駛2018-06-27,民視/Youtube
  26. ^ 阿里山林業鐵路恢復全線通車 首班85座位預售10分鐘賣光20240706 公視晚間新聞
  27. ^ (繁体字中国語)凱米颱風強風豪雨路線多處受創,阿里山林鐵本線持續停駛至8月底 阿里山林業鐵路及文化資產管理處
  28. ^ (繁体字中国語)阿里山火車近期通車 阿里山林鐵文資處7月1日掛牌2018-06-22,聯合報
  29. ^ 行政院農業委員会が農業部(省に相当)、林務局が林業及び自然保育署(庁に相当)にそれぞれ昇格した。
  30. ^ 阿里山鉄道と黒部鉄道、今年も優待2017年4月19日,DIGIMA NEWS
  31. ^ (繁体字中国語)搭阿里山森林鐵路有好康 免費兌換日本黑部峽谷鐵路車2017年4月18日,聯合報
  32. ^ (繁体字中国語)(自由時報/2016年5月6日)台鐵與瑞士馬特洪哥塔鐵道締結姊妹鐵道
  33. ^ (英語)Taiwan, Swiss railways form sister relationship2016年5月6日,フォーカス台湾(英語版)
  34. ^ (繁体字中国語)阿里山森林鐵路 與英國W&LLR鐵路締盟2017年9月27日,TVBS
  35. ^ 阿里山鉄道、スロバキアの旧森林鉄道と姉妹提携 ともに100歳超え/台湾2018-12-06,フォーカス台湾
  36. ^ (繁体字中国語)阿里山林業鐵路慶生 與斯洛伐克林鐵締結姊妹年月日,
  37. ^ 台湾、インドと協力意向書締結 阿里山森林鉄道の世界遺産登録目指す2016年12月24日,フォーカス台湾
  38. ^ (英語)Taiwan, India foster cooperation on railway heritage2016-12-24,Taiwan Today
  39. ^ (繁体字中国語)陳振川 (2001年12月1日). “尋找十大土木史蹟與史蹟作品競賽—成果揭曉”. 台灣省土木技師公會 技師報260期. 2014年1月1日閲覧。
  40. ^ 台湾の阿里山森林鉄道、日本鉄道賞初の「海外特別賞」を受賞2018-10-16,フォーカス台湾
  41. ^ (繁体字中国語)表 12 阿里山森林鐵路與阿里山國家森林遊樂區遊客量2013年11月,嘉義市政府『在地美食、文創與鐵道觀光整合發展評估規劃案 綜合性成果報告』
  42. ^ (繁体字中国語)56.林務局森林鐵路客貨運量2017-07-19,林務局林業統計年表民國106年版
  43. ^ 阿里山森林鐵路 42 號隧道計畫(核定本)中華民國 107 年 7 月修正
  44. ^ (繁体字中国語)鐵路法第57條全國法規資料庫 鐵路法57条
  45. ^ (繁体字中国語)鐵路法第57條全國法規資料庫 鐵路法70条
  46. ^ (繁体字中国語)違規走阿里山森林鐵軌 最高處5萬元罰鍰民視影音2020年8月28日
  47. ^ (繁体字中国語)車闖平交道撞小火車法院不罰聯合報 2020-10-01
  48. ^ (繁体字中国語)阿里山林鐵 明年再增4遮斷器聯合報 2020-10-01

外部リンク

[編集]

林務局

[編集]

台湾鉄路管理局(-2018)

[編集]