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鹿ノ谷駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鹿ノ谷駅
駅舎(2017年7月)
しかのたに
Shikanotani
Y23 清水沢 (6.6 km)
(1.3 km) 夕張 Y25
地図
所在地 北海道夕張市鹿の谷三丁目
北緯43度2分22.01秒 東経141度57分52.11秒 / 北緯43.0394472度 東経141.9644750度 / 43.0394472; 141.9644750座標: 北緯43度2分22.01秒 東経141度57分52.11秒 / 北緯43.0394472度 東経141.9644750度 / 43.0394472; 141.9644750
駅番号 Y24
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 石勝線(夕張支線)
キロ程 14.8 km(新夕張起点)
電報略号 タニ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
47人/日(降車客含まず)
-1998年-
開業年月日 1901年明治34年)12月1日[1]
廃止年月日 2019年平成31年)4月1日
備考 路線廃止に伴う廃駅
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鹿ノ谷駅
しかのたに
Shikanotani
営林署前 (1.0 km)
(0.9 km) 末広
所属事業者 夕張鉄道
所属路線 夕張鉄道線
キロ程 51.1 km(野幌起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1926年大正15年)10月14日
廃止年月日 1975年昭和50年)4月1日
備考 路線廃止に伴う廃駅
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鹿ノ谷駅(しかのたにえき)は、かつて北海道夕張市鹿の谷三丁目に存在した北海道旅客鉄道(JR北海道)石勝線(夕張支線)・夕張鉄道線廃駅)である。電報略号タニ事務管理コードは▲132106[2]駅番号Y24

歴史

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1976年の夕張線(当時)及び夕張鉄道の鹿ノ谷駅と周囲約500m×750m範囲。下が紅葉山方面。この時点では夕張鉄道は既に本線が廃線となっているが、化成工業所専用線はまだ使用中のため閉鎖には至っていない。構内は中央から国鉄側(左側)と夕張鉄道側(右側)の2つに分かれていて、現在の1面1線に加え双方共北側に島式ホーム1面2線を有し、駅舎から跨線橋を介してそれぞれに連絡していた。またどちらも多くの貨物用側線を持っており、夕張鉄道は北側に機関区を有していて、既に使用を終えた転車台の周囲に4つの車庫が点在している。かつては北側の車庫の間を終点駅の夕張本町まで敷かれていた軌道は、鉄橋を残して撤去されている。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

かつての夕張鉄道線との接続駅で、広い構内には同鉄道の車両区・保線区などを有する拠点となっていた。平和炭鉱の閉山により夕張鉄道線が廃止となり、構内は大幅に縮小された。

年表

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駅名の由来

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地名より。かつてこの地に鹿が群生していたため、とされる[7]

廃止時の駅構造

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単式ホーム1面1線の地上駅だった。廃止時は新夕張駅管理の無人駅であった。

利用状況

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2011 - 2015年(平成23 - 27年)の乗降人員調査(11月の調査日)平均は「10名以下」[報道 2]

駅周辺

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駅周辺の鹿の谷地区はかつて北海道炭礦汽船幹部用住居が存在する高級住宅地であり、また北海道夕張北高等学校北海道緑ヶ丘実業高校(←夕張工業高校)に通学する学生で賑わった。

駅跡

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廃止1年後の2020年4月時点では、駅舎や広い構内を渡る跨線橋が残されている状況であった[10]。2022年にはJR北海道から、市民が設立した合同会社鹿ノ谷駅(橋場英和代表)に無償譲渡された[11]

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
石勝線(夕張支線)
清水沢駅 (Y23) - 鹿ノ谷駅 (Y24) - 夕張駅 (Y25)
夕張鉄道
夕張鉄道線
営林署前駅 - 鹿ノ谷駅 - 末広駅

脚注

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注釈

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  1. ^ 大正8年に北海道炭礦汽船へ吸収合併。

出典

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  1. ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月27日、14-15頁。 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、228頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ a b 夕張市史編さん委員会 編『改訂増補 夕張市史 下巻夕張市、1981年3月1日、288頁。doi:10.11501/9570406https://dl.ndl.go.jp/pid/9570406/1/160 
  4. ^ 当初は貨物駅で、1901年に旅客取扱い開始とする説もあり。
  5. ^ “日本国有鉄道公示第29号”. 官報. (1981年5月23日) 
  6. ^ “「通報」●函館本線蘭越駅ほか29駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 4. (1984年3月31日) 
  7. ^ 札幌鉄道局 編『駅名の起源』北彊民族研究会、1939年。NDLJP:1029473 
  8. ^ 2019年4月1日ダイヤ改正のお知らせ”. 夕張鉄道 (2019年3月25日). 2019年4月2日閲覧。
  9. ^ 2019年4月1日より夏ダイヤに変わります!”. 北海道中央バス. 2019年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月2日閲覧。
  10. ^ 【廃止から1年 北海道・夕張支線の「いま」を訪ねて(4)】 鹿ノ谷駅と夕張駅の古今物語”. 鉄道チャンネル. エキスプレス (2020年6月7日). 2021年5月2日閲覧。
  11. ^ 旧夕張支線・鹿ノ谷駅、有志で再生へ JRが無償譲渡 グッズ販売やトロッコ構想/CFで資金募る”. 北海道新聞 (2022年12月13日). 2023年7月20日閲覧。

報道発表資料

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  1. ^ 石勝線(新夕張・夕張間)の鉄業事業廃止届の提出について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道株式会社、2018年3月26日。オリジナルの2018年8月31日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180830155441/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2018/180326-1.pdf2018年8月31日閲覧 
  2. ^ 極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2018年2月18日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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