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1995年の全日本F3000選手権

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1995年の全日本F3000選手権
Previous: 1994 Next: 1996

1995年の全日本F3000選手権は、1995年(平成7年)3月18日 - 19日鈴鹿サーキットで開幕し、同年11月18日 - 19日に鈴鹿サーキットで閉幕した全9戦によるシリーズである。シリーズチャンピオンは鈴木利男が獲得した。

エントリーリスト

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Car-No. ドライバー 車名
(シャシー/エンジン)
タイヤ エントラント
1 イタリアの旗 マルコ・アピチェラ 5ZIGEN REYNARD
レイナード95D/JUDD KV2)
Y TEAM 5ZIGEN
3 日本の旗 金石勝智 LOLA JUDD
ローラT94/50/JUDD KV2)
B HEROES RACING CORPORATION
5 アメリカ合衆国の旗 ジェフ・クロスノフ 5ZIGEN LOLA
(ローラT94/50/JUDD KV2)
Y TEAM 5ZIGEN
6 日本の旗 光貞秀俊(第4・6 - 9戦) 5ZIGEN LOLA
(ローラT93/50/コスワースDFV
Y TEAM 5ZIGEN
7 日本の旗 影山正美 ADVAN ローラ MF308
(ローラT94/50 → ローラT95/50/無限MF308
Y ADVAN SPORT PAL
8 日本の旗 中野信治 avex 童夢F104 無限
(童夢F104/無限MF308)
Y

B

スピードスターホイールレーシングチーム
エイベックス 童夢 with 無限レーシングチーム(第7 - 9戦)
9 イタリアの旗 マウロ・マルティニ SHIONOGI LOLA
(ローラT95/50/無限MF308)
B SHIONOGI TEAM NOVA
10 日本の旗 飯田章
日本の旗 羽根幸浩(第4戦)
SHIONOGI LOLA
(ローラT94/50 → ローラT95/50/無限MF308)
B SHIONOGI TEAM NOVA
11 デンマークの旗 トム・クリステンセン コスモオイル ローラ ムゲン
(ローラT94/50/無限MF308)
B コスモオイルレーシングチーム セルモ
12 日本の旗 樋口統也(第8戦)
日本の旗 中嶋修(第9戦)
LOLA T94
(ローラT94/50/無限MF308)
B CERUMO Co. Ltd
15 日本の旗 鈴木利男 パーソンズレーシング ローラ
(ローラT94/50/無限MF308)
B HOSHINO RACING
17 スウェーデンの旗 トーマス・ダニエルソン(第1戦) AD RACING LOLA
(ローラT94/50/JUDD KV2)
Y 株式会社アド・レーシング
18 日本の旗 古谷直広(第1戦) AD RACING LOLA
(ローラT93/50/コスワースDFV)
Y 株式会社アド・レーシング
19 日本の旗 星野一義 NISSEKI LOLA
(ローラT93/50 → ローラT95/50/無限MF308)
B NISSEKI IMPUL RACING TEAM
20 イギリスの旗 アンドリュー・ギルバート=スコット 神奈川クリニック LOLA MCS
(ローラT93/50/無限MF308)
B OASYS
ステラインターナショナル(第6 - 10戦)
21 ドイツの旗 ミハエル・クルム(第3 - 10戦) STELLAR LOLA MCS
(ローラT93/50/無限MF308)
B OASYS
ステラインターナショナル(第6 - 10戦)
24 日本の旗 服部尚貴 Le Mans REYNARD
(レイナード95D/無限MF308)
B Team Le Mans
25 日本の旗 山本勝巳 X-JAPAN REYNARD
(レイナード94D → レイナード95D/無限MF308)
B X-JAPAN RACING TEAM
27 日本の旗 影山正彦 ALEXEL “” レイナード
(レイナード94D → レイナード95D/無限MF308)
Y

B

NAVI CONNECTION RACING
28 日本の旗 近藤真彦(第4 - 10戦) ALEXEL “舘” レイナード
(レイナード94D/無限MF308)
Y

B

NAVI CONNECTION RACING
30 日本の旗 岡田秀樹(第3 - 10戦) GULLWING LOLA
(ローラT93/50/コスワースDFV)
Y TEAM GULLWING
33 日本の旗 清水正智(第2・6・8戦) LOLA T93
(ローラT93/50/無限MF308)
Y ウイズプロジェクト
64 日本の旗 高木虎之介 PIAA REYNARD
(レイナード94D → レイナード95D/無限MF308)
B NAKAJIMA PLANNING
65 日本の旗 黒澤琢弥 PIAA REYNARD
(レイナード95D/無限MF308)
B NAKAJIMA PLANNING

※タイヤ:BブリヂストンY横浜ゴム

スケジュール及び勝者

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開催日 開催場所 イベント名 優勝者 ポールポジション
第1戦 3月18日 - 19日 鈴鹿サーキット MILLION CARD CUP RACE Round 1 SUZUKA 服部尚貴
第2戦 4月8日 - 9日 富士スピードウェイ International Formula Cup  - (注) 服部尚貴[1]
第3戦 5月7日 - 8日 CP MINEサーキット F3000 MINE ALL STAR T・クリステンセン
第4戦 5月20日 - 21日 鈴鹿サーキット MILLION CARD CUP RACE Round 2 SUZUKA 鈴木利男
第5戦 7月8日 - 9日 スポーツランド菅生 SUGO INTER FORMULA F3000 & F3 高木虎之介
第6戦 9月2日 - 3日 富士スピードウェイ FUJI INTER F3000 & F3 A・G・スコット
第7戦 9月16日 - 17日 十勝インターナショナルスピードウェイ TOKACHI INTERNATIONAL F3000 高木虎之介
第8戦 10月14日 - 15日 富士スピードウェイ INTERNATIONAL F3000 FUJI FINAL 高木虎之介
第9戦 11月18日 - 19日 鈴鹿サーキット MILLION CARD CUP RACE FINAL Round SUZUKA 鈴木利男

(注)悪天候により決勝中止

シリーズポイントランキング

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ドライバー部門

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ポイントシステム
順位 1位 2位 3位 4位 5位 6位
ポイント 9 6 4 3 2 1
ランキング 名前 SUZ FSW MIN SUZ SUG FSW TOK FSW SUZ ポイント
1 日本の旗 鈴木利男 5 C 2 1 Ret 3 6 3 1 34 (35)
2 日本の旗 高木虎之介 7 5 Ret 1 12 1 1 Ret 29
3 デンマークの旗 トム・クリステンセン 4 1 2 Ret 4 2 Ret 5 29
4 日本の旗 星野一義 11 3 6 Ret 2 Ret 2 4 20
5 イタリアの旗 マウロ・マルティニ 6 6 3 4 5 Ret 5 3 16 (17)
6 日本の旗 黒澤琢弥 2 Ret 4 Ret 9 Ret 7 2 15
7 イギリスの旗 アンドリュー・ギルバート=スコット 8 Ret 11 6 1 8 6 6 12
8 日本の旗 服部尚貴 1 Ret 7 5 Ret 10 Ret Ret 11
9 日本の旗 山本勝巳 Ret 4 Ret 2 Ret Ret 8 Ret 9
10 日本の旗 金石勝智 Ret Ret 5 7 13 4 4 Ret 8
11 日本の旗 中野信治 Ret 7 Ret 3 Ret 5 9 8 6
12 日本の旗 影山正彦 3 8 Ret Ret 6 Ret Ret Ret 5
13 日本の旗 影山正美 12 Ret Ret Ret Ret 3 14 Ret 4
- ドイツの旗 ミハエル・クルム Ret Ret Ret Ret 7 Ret 7 0
- 日本の旗 光貞秀俊 Ret 7 Ret Ret 9 0
- イタリアの旗 マルコ・アピチェラ Ret Ret 8 Ret 8 Ret Ret 10 0
- 日本の旗 飯田章 Ret Ret 8 11 Ret 11 11 0
- アメリカ合衆国の旗 ジェフ・クロスノフ 10 9 12 9 10 Ret 12 Ret 0
- 日本の旗 近藤真彦 10 10 Ret 9 13 12 0
- 日本の旗 岡田秀樹 Ret 9 Ret 14 10 Ret 0
- スウェーデンの旗 トーマス・ダニエルソン 9 0
- 日本の旗 清水正智 15 15 0
- 日本の旗 樋口統也 16 0
- 日本の旗 中嶋修 Ret 0
- 日本の旗 羽根幸浩 Ret 0
- 日本の旗 古谷直広 DNS 0
結果
金色 優勝
銀色 2位
銅色 3位
ポイント圏内完走
青灰色 ポイント圏外完走
周回数不足 (NC)
リタイヤ (Ret)
予選不通過 (DNQ)
予備予選不通過 (DNPQ)
失格 (DSQ)
スタートせず (DNS)
エントリーせず (WD)
レースキャンセル (C)
空欄 欠場
出場停止処分 (EX)

※ベスト6戦が有効得点

トピックス

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  • 2勝を挙げて他にも着実にポイントを稼いだ鈴木利男が全日本F3000選手権の最終年でチャンピオンを獲得した。
  • 高木虎之介は「優勝したら俺のNSXあげる」と中嶋悟監督から言われ、約束どおりNSXを手に入れるというエピソードもあった。

脚注

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  1. ^ 全日本F3000&F3第2戦富士は悪天候のため中止に 午後から降り出した雨でクラッシュ発生 Racing OnNo.190 122-123頁 1995年4月28日発行