2004年のメジャーリーグベースボール
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(2004年のMLBから転送)
以下は、メジャーリーグベースボール(MLB)における2004年のできごとを記す。2004年3月30日に開幕し10月27日に全日程を終えた。アメリカンリーグはボストン・レッドソックスが、ナショナルリーグはセントルイス・カージナルスが優勝。ワールドシリーズはボストン・レッドソックスが制した。
→ここではMLBでのできごとのみ扱っています。野球全般のできごとについては2004年の野球を参照
2003年のメジャーリーグベースボール - 2004年のメジャーリーグベースボール - 2005年のメジャーリーグベースボール
できごと
[編集]1月
[編集]- 1月12日 - 前年に現役引退を表明していた、前ニューヨーク・ヤンキースのロジャー・クレメンスが引退を撤回しヒューストン・アストロズと1年契約[1]
- 1月20日 - ニューヨーク・ヤンキースとタンパベイ・デビルレイズの日本での開幕戦の記者会見が行われ、ヤンキースの松井秀喜が出席[1]
- 1月23日 - ヤクルトスワローズからFA宣言した高津臣吾がシカゴホワイトソックスへ移籍[1]
2月
[編集]- 2月16日 - ニューヨーク・ヤンキースはテキサス・レンジャーズからアレックス・ロドリゲスをアルフォンソ・ソリアーノらとのトレードで獲得[2]
3月
[編集]- 3月28日 - 東京ドームで読売ジャイアンツとニューヨーク・ヤンキースがオープン戦。ヤンキースの松井秀喜が2回の第1打席で本塁打[2]
- 3月29日 - 前西武の水尾嘉孝がアナハイム・エンゼルスと契約[2]。
- 3月30日 - ニューヨーク・ヤンキース対タンパベイ・デビルレイズのメジャーリーグ開幕戦が東京ドームで開催され、デビルレイズが8対3で勝利[2]。
4月
[編集]- 4月6日 - ニューヨーク・メッツの松井稼頭央がアトランタ・ブレーブスとの開幕戦でラス・オルティスからメジャーリーグ史上初の、開幕戦で新人による初打席で初球本塁打を記録[3]。
- 4月6日 - サンディエゴ・パドレスの大塚晶則が対ロサンゼルス・ドジャース戦でメジャー初登板も、サヨナラ負け[3]
- 4月9日 - シカゴ・ホワイトソックスの高津臣吾が対ニューヨーク・ヤンキース戦でメジャー初登板。松井秀喜との初対戦では二塁打を打たれた[3]
- 4月24日 - サンディエゴ・パドレスの大塚晶則が対アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でMLB初勝利[3]。
- 4月25日 - ロサンゼルス・ドジャースの石井一久が対サンフランシスコ・ジャイアンツ戦でMLB初完投、初完封勝利[3]。
- 4月27日 - クリーブランド・インディアンスの多田野数人が対シカゴ・ホワイトソックス戦でメジャー初登板。日本のプロ野球未経験の日本人のメジャー登板は史上2人目[3]
5月
[編集]- 5月1日 - シカゴ・ホワイトソックスの高津臣吾がメジャー初勝利[3]。
- 5月18日 - アリゾナ・ダイヤモンドバックスのランディ・ジョンソンが対アトランタ・ブレーブス戦で史上17人目の完全試合を達成[4]。
- 5月21日 - シアトル・マリナーズのイチローが対デトロイト・タイガース戦で日米通算2000安打[4]。
- 5月23日 - ニューヨーク・メッツの松井稼頭央が対コロラド・ロッキーズ戦で球団タイ記録の4本目の先頭打者本塁打[4]。
- 5月31日 -シアトル・マリナーズのイチローが対トロント・ブルージェイズ戦で2度目の月間50安打[4]。
6月
[編集]- 6月10日 - モントリオール・エクスポズの大家友和が対カンザスシティ・ロイヤルズ戦で右手首に打球を受け右手檮骨折で全治3カ月[4]。
- 6月16日 - ニューヨーク・メッツの松井稼頭央が日米通算1500安打[4]。
- 6月24日 - ニューヨーク・メッツの松井稼頭央が対シンシナティ・レッズ戦を欠場し、日本プロ野球時代から続いていた連続試合出場が1213でストップ[5]
7月
[編集]- 7月3日 - MLBオールスターゲームのファン投票発表。シアトル・マリナーズのイチローが外野手で選出されている[5]。
- 7月7日 - ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜が32番目の枠でオールスターゲーム出場[5]。
- 7月13日 - メジャーリーグのオールスターゲームが開催[5]。
- 7月31日 -シアトル・マリナーズのイチローが対アナハイム・エンゼルス戦で今季2度目の月間50安打[5]。
8月
[編集]- 8月7日 - シカゴ・カブスのグレッグ・マダックスがサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で史上22人目となる通算300勝を達成。
- 8月26日 - シアトル・マリナーズのイチローがカンザスシティ・ロイヤルズ戦(シアトル)でシーズン200安打[6]。
- 8月31日 - ニューヨーク・ヤンキースは対クリーブランド・インディアンス戦(ニューヨーク)で最多失点球団新記録の0対22で敗れる[6]。
- 8月31日 - シアトル・マリナーズのイチローが球団新記録の月間56安打[6]
9月
[編集]- 9月1日 - ロサンゼルス・ドジャースの木田優夫がシアトル・マリナーズ入り[6]。
- 9月15日 - ニューヨーク・メッツの監督のアート・ハウが解任[7]
- 9月19日 - ニューヨーク・ヤンキース対ボストン・レッドソックス戦で、日本の首相の小泉純一郎が始球式[7]
10月
[編集]- 10月1日 - シアトル・マリナーズのイチローが、対テキサス・レンジャース戦で3回にメジャーリーグのシーズン最多安打を更新する258安打[6]。
- 10月2日 - ロサンゼルス・ドジャースがナ・リーグ西部地区優勝[6]。
- 10月9日 - ニューヨーク・ヤンキースがア・リーグ地区プレーオフでミネソタ・ツインズに3勝1敗で勝利し、ア・リーグプレーオフに進出[6]。
- 10月10日 - セントルイス・カージナルスがナ・リーグ地区プレーオフでロサンゼルス・ドジャースに勝利して、ナ・リーグプレーオフに進出[6]。
- 10月20日 - ア・リーグのプレーオフはボストン・レッドソックスがニューヨーク・ヤンキースを3連敗からの後の4連勝で、リーグ優勝が決定[6]。
- 10月21日 - ナ・リーグのプレーオフはセントルイス・カージナルスがヒューストン・アストロズに勝利し、リーグ優勝決定[6]。
- 10月27日 - ワールドシリーズの第4戦で、ボストン・レッドソックスがセントルイス・カージナルスに4連勝で優勝達成[7]。
11月
[編集]- 11月3日 - フィラデルフィア・フィリーズの監督に、かつて日本のヤクルトスワローズ、近鉄バファローズでプレーしたチャーリー・マニエルが就任[7]。
最終成績
[編集]レギュラーシーズン
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アメリカンリーグ[編集]
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ナショナルリーグ[編集]
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オールスターゲーム
[編集]→詳細は「2004年のMLBオールスターゲーム」を参照
- アメリカンリーグ 9 - 4 ナショナルリーグ
- MVP:アルフォンソ・ソリアーノ (TEX)
ポストシーズン
[編集]ディビジョンシリーズ
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アメリカンリーグ[編集]→詳細は2004年のALDS参照
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ナショナルリーグ[編集]→詳細は2004年のNLDS参照
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リーグチャンピオンシップシリーズ
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アメリカンリーグ[編集]→詳細は2004年のALCS参照
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ナショナルリーグ[編集]→詳細は2004年のNLCS参照
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ワールドシリーズ
[編集]→詳細は「2004年のワールドシリーズ」を参照
- レッドソックス 4 - 0 カージナルス
10/23 – | カージナルス | 9 | - | 11 | レッドソックス | |
10/24 – | カージナルス | 2 | - | 6 | レッドソックス | |
10/26 – | レッドソックス | 4 | - | 1 | カージナルス | |
10/27 – | レッドソックス | 3 | - | 0 | カージナルス |
個人タイトル
[編集]アメリカンリーグ
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打者成績[編集]
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投手成績[編集]
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ナショナルリーグ
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打者成績[編集]
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投手成績[編集]
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表彰
[編集]全米野球記者協会(BBWAA)表彰
[編集]表彰 | アメリカンリーグ | ナショナルリーグ |
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MVP | ブラディミール・ゲレーロ (ANA) | バリー・ボンズ (SF) |
サイヤング賞 | ヨハン・サンタナ (MIN) | ロジャー・クレメンス (HOU) |
最優秀新人賞 | ボビー・クロスビー (OAK) | ジェイソン・ベイ (PIT) |
最優秀監督賞 | バック・ショーウォルター (TEX) | ボビー・コックス (ATL) |
守備位置 | アメリカンリーグ | ナショナルリーグ |
---|---|---|
投手 | ケニー・ロジャース (TEX) | グレッグ・マダックス (CHC) |
捕手 | イバン・ロドリゲス (DET) | マイク・マシーニー (STL) |
一塁手 | ダリン・アースタッド (ANA) | トッド・ヘルトン (COL) |
二塁手 | ブレット・ブーン (SEA) | ルイス・カスティーヨ (FLA) |
三塁手 | エリック・チャベス (OAK) | スコット・ローレン (STL) |
遊撃手 | デレク・ジーター (NYY) | シーザー・イズトゥリス (LAD) |
外野手 | イチロー (SEA) | アンドリュー・ジョーンズ (ATL) |
トリー・ハンター (MIN) | ジム・エドモンズ (STL) | |
バーノン・ウェルズ (TOR) | スティーブ・フィンリー (LAD) |
守備位置 | アメリカンリーグ | ナショナルリーグ |
---|---|---|
投手 | - | リバン・ヘルナンデス (MON) |
捕手 | イバン・ロドリゲス (DET) | ジョニー・エストラーダ (ATL) |
一塁手 | マーク・テシェイラ (TEX) | アルバート・プホルス (STL) |
二塁手 | アルフォンソ・ソリアーノ (TEX) | マーク・ロレッタ (SD) |
三塁手 | メルビン・モーラ (BAL) | エイドリアン・ベルトレ (LAD) |
遊撃手 | ミゲル・テハダ (BAL) | ジャック・ウィルソン (PIT) |
外野手 | マニー・ラミレス (BOS) | バリー・ボンズ (SF) |
ブラディミール・ゲレーロ (ANA) | ジム・エドモンズ (STL) | |
ゲイリー・シェフィールド (NYY) | ボビー・アブレイユ (PHI) | |
指名打者 | デビッド・オルティーズ (BOS) | - |
その他表彰
[編集]表彰 | アメリカンリーグ | ナショナルリーグ |
---|---|---|
カムバック賞 | ポール・コネルコ (CWS) | クリス・カーペンター (STL) |
ハンク・アーロン賞 | マニー・ラミレス (BOS) | バリー・ボンズ (SF) |
最優秀救援投手賞 | マリアノ・リベラ (NYY) | エリック・ガニエ (LAD) |
エドガー・マルティネス賞 | デビッド・オルティーズ (BOS) | - |
ロベルト・クレメンテ賞 | エドガー・マルティネス (SEA) | - |
ハッチ賞 | - | トレバー・ホフマン (SD) |
ルー・ゲーリッグ賞 | - | ジム・トーミ (PHI) |
ベーブ・ルース賞 | キース・フォーク (BOS) | - |
BBWAA投票
- デニス・エカーズリー (有資格初年度)
- ポール・モリター (有資格初年度)