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NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition』
ナイアガラ・トライアングルスタジオ・アルバム
リリース
録音
  • 【SANO's SIDE】CBS/Sony Roppongi, TAKE ONE
  • 【SUGI's SIDE】CBS/Sony, Sound City, TAKE ONE
  • 【OHTAKI's SIDE】CBS/Sony Studio, Roppongi & Shinanomachi
ジャンル
時間
レーベル NIAGARASony Music Labels Inc.
プロデュース
チャート最高順位
ナイアガラ・トライアングル アルバム 年表
『NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition』収録のシングル
  1. A面で恋をして / イエロー・サブマリン音頭(特別変)
    リリース: 2022年8月5日 (2022-08-05)
佐野元春 年表
  • NIAGARA TRIANGLE Vol.2 VOX, NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition / 佐野元春、杉真理、大滝詠一
  • (2022年 (2022)
杉真理 年表
  • MUSIC LIFE
  • (2019年 (2019)
  • NIAGARA TRIANGLE Vol.2 VOX, NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition / 佐野元春、杉真理、大滝詠一
  • (2022年 (2022)
  • Mr. Melody〜杉 真理提供曲集〜
  • (2022年 (2022)
大滝詠一 年表
  • NIAGARA TRIANGLE Vol.2 VOX, NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition / 佐野元春、杉真理、大滝詠一
  • (2022年 (2022)
ナイアガラ・レーベル 年表
  • A LONG VACATION VOX, A LONG VACATION 40th Anniversary Edition / 大滝詠一
  • (2021年 (2021)
  • NIAGARA TRIANGLE Vol.2 VOX, NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition / 佐野元春、杉真理、大滝詠一
  • (2022年 (2022)
  • 大瀧詠一 乗合馬車 (Omnibus) 50th Anniversary Edition / 大滝詠一
  • (2022年 (2022)
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NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition』(ナイアガラ・トライアングル ヴォリュームツー フォーティース・アニバーサリー・エディション)は、2022年3月21日 (2022-03-21)に発売された、ナイアガラ・トライアングル大滝詠一佐野元春杉真理)通算2作目のスタジオ・アルバムNIAGARA TRIANGLE Vol.2』のリイシュー・アルバム。

解説

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本作は大滝詠一、佐野元春、杉真理がナイアガラ・トライアングルとして1982年3月21日 (1982-03-21)に発表したアルバム『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』の発売40周年を記念したもの。完全生産限定ボックス、アナログ盤、通常盤CDの3形態で発売された。

通常盤CDは2枚組で、ディスク1には『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』[注釈 1]の2022年 (2022)最新マスタリング音源を収録。ディスク2にはオリジナル盤リリース時に大滝自ら制作したラジオプログラム「スピーチ・バルーン 1982」を完全収録。ラジオでは大滝が自身の楽曲やレコードレーベル「ナイアガラ」を設立してからの経緯、そしてナイアガラ・トライアングルの成り立ちなどについて詳細に語られている。またディスク2には「スピーチ・バルーン 2012」も併せて収録。これは『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』発売20周年記念として2002年 (2002)に大滝、佐野、杉が出演したニッポン放送BSデジタルラジオLFX488の番組素材を、30周年の2012年 (2012)に大滝が未使用部分も使用して再編集したもの。さらにボーナス・トラックとしてヒット曲「A面で恋をして[注釈 2]の唯一のライブ音源“1981/12/3 Headphone Concert Version”も収録[3]

CDのレーベルはディスク1はイエロー・レーベル、ディスク2は初のオレンジ・レーベルが使われている。

プロモーション、マーケティング

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対象商品である、ボックス・セット『NIAGARA TRIANGLE Vol.2 VOX』、『NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition』アナログレコード(2枚組)、『NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition』通常盤CD(2枚組)に封入されている応募券で締め切りまでに応募すると、抽選で333名に1982年 (1982)のオリジナル作品発売当時にレコードショップ店頭宣伝用として制作されたポスターパネルに、『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』メンバーの大滝詠一、佐野元春、杉真理の3人の直筆サインが入った「直筆サイン入りポスター(復刻)」がプレゼントされた。これは40年間大切に保管されていた、非常に貴重なサイン入りパネルを、B2サイズのポスターにデザインしたもの。このプレゼントキャンペーンの応募券は、初回出荷商品にのみに封入された。

ミュージック・ビデオ

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映像外部リンク
[Official]NIAGARA TRIANGLE 「A面で恋をして」Music Video (40th Anniversary Version) - YouTube

アルバム発売40周年を記念して「A面で恋をして[注釈 2]のミュージックビデオが2022年3月16日 (2022-03-16)12:00にYouTubeでプレミア公開された。MVにはナイアガラ・レーベルのファンである江口寿史のイラストが使用され、江口のマンガ「ストップ!! ひばりくん!」のキャラクターなども登場する。MV制作は日本のポップミュージックに造詣が深く、大滝作品のファンである、シンガポール在住インドネシア人の映像クリエイター・Ardhira Putraが担当し、海外からの視点で1980年代のジャパニーズカルチャーをオマージュしている[4]

チャート成績

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2022年3月20日 (2022-03-20)オリコンデイリー・アルバムランキングで1位を獲得。本作は発売直後から好調なセールスで、2021年 (2021)の『A LONG VACATION』40周年記念盤に引き続き異例の1位を記録した[2]

収録曲

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Disc-1

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  1. A面で恋をして  – (3:11)[1]
    作詞:松本隆、作曲:大瀧詠一
  2. 彼女はデリケート  – (3:33)[1]
    作詞・作曲:佐野元春
  3. Bye Bye C-Boy  – (3:22)[1]
    作詞・作曲:佐野元春
  4. マンハッタンブリッヂにたたずんで  – (3:49)[1]
    作詞・作曲:佐野元春
  5. Nobody  – (2:30)[1]
    作詞・作曲:杉真理
  6. ガールフレンド  – (3:19)[1]
    作詞・作曲:杉真理
  7. 夢みる渚  – (3:46)[1]
    作詞・作曲:杉真理
  8. Love Her  – (3:53)[1]
    作詞・作曲:杉真理
  9. 週末の恋人たち  – (3:55)[1]
    作詞・作曲:佐野元春
  10. オリーブの午后  – (3:42)[1]
    作詞:松本隆、作曲:大瀧詠一
  11. 白い港  – (4:13)[1]
    作詞:松本隆、作曲:大瀧詠一
  12. Water Color  – (4:10)[1]
    作詞:松本隆、作曲:大瀧詠一
  13. ハートじかけのオレンジ  – (3:12)[1]
    • 作詞:松本隆、作曲:大瀧詠一
    •  
    • Motoharu Sano appears by the Courtesy of EPIC/SONY Records
    • Ginji Itoh appears by the Courtesy of POLYSTAR Records
    • Produced by Eichi Ohtaki

Disc-2

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  1. スピーチ・バルーン 1982」  – (39:13)[1]
    インタビュー出演:林美雄 (TBSアナウンサー)、伊藤銀次、川端薫 (CBS/SONY ディレクター)、須藤薫
  2. ニッポン放送「スピーチ・バルーン 2012」  – (30:27)[1]
    ゲスト:佐野元春杉真理
  3. A面で恋をして [1981/12/3 Headphone Concert] / NIAGARA TRIANGLE  – (3:41)[1]

クレジット

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  • PRODUCER: 大瀧詠一
  • CO-PRODUCERS: 佐野“ライオン”元春、杉“Baby Talk”真理
  • ENGINEERS: 吉田保吉野金次、助川健
  • COVER DESIGN: 中山泰

SANO's SIDE

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Engineers  : 
  • 飯泉“TOPPY”俊之
  • 水谷照也
  • 中山大輔
Assistant : 坂元“SMILEY”達也
Re-Mix Engineer : 吉野金次
Recorded at CBS/SONY Roppongi, TAKE ONE
Re-Mixed at TAKE ONE Studio
Direction  : 
Arranger : 佐野元春
 
«MUSICIANS»
Dr : 山木秀夫島村英二
E.B : 小野田“diet”清文
W.B : 荒川康男
E.G : 村松邦男今剛土方隆行、伊藤銀次、矢島賢
A.G  : 
Key : 西本明、佐野元春、国吉良一
Per : 鳴島英治、高杉登、柴田“daddy”光久
Horns : 数原晋小林正弘、柴田“daddy”光久
Cho : プリティ・フラミンゴス、佐野元春、伊藤銀次
Str.Arr : 大村雅朗
Guests  : 
Thanks : Music Land & Take One Studio's Coffee

SUGI's SIDE

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Engineers : 助川健、大野邦彦
Assistants  : 
  • 伊東俊郎、大城健、
  • 高松幹大、渡辺茂実、
  • 川部修久、鈴木良博
Re-Mix Engineer : 助川“GH”健
Recorded at
  • CBS/SONY,
  • Sound City, TAKE ONE
Re-Mixed at CBS/SONY, Roppongi & Shinanomachi
Direction  : 
Arranger : 杉真理
 
«MUSICIANS»
Dr : 林立夫、藤本吉文、島村英二
E.B : 岡沢茂、高嶋正博
E.G : 鈴木茂、杉真理、佐々木信教
A.G : 吉川忠英
Key : 佐藤準中西康晴、堀口和男、嶋田陽一
Per : 石井宏太郎
Horns : 数原晋、小林正弘、山田栄
Cho : 杉真理、堀口和男
Str.Arr : 佐藤準
Guest : 佐野元春

OHTAKI's SIDE

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Recording & Re-Mixed Engineer : 吉田“座頭ミックス”保
Assistants  : 
  • Papilapopa大野、
  • マイムマイム大城、Yakiniku川部、Golf芳川、
  • Kusomajime深田、コケティッシュ渡辺、
  • メトロノームAtom
Recorded & Re-Mixed at
  • CBS/SONY Studio,
  • Roppongi & Shinanomachi
Direction : 白川隆三 (CBS/SONY)
Arranger : CHELSEA
 
«MUSICIANS»
Dr : 青山純、林立夫、島村英二
E.B : 長岡道夫、後藤次利
W.B : 荒川康男
E.G : 鈴木茂、村松邦男
A.G  : 
  • 吉川忠英、安田裕美、笛吹利明、徳武弘文、
  • 加藤博之、鳴海寛、三畑卓次、宮本浩和、
  • 松下誠、荻谷清
Key  : 
Per  : 
  • 鳴島英治、川瀬正人、石井宏太郎、高杉登、
  • 菅原由紀、斉藤ノブ、横山達治、片山茂光、木村誠
  • 納見義徳
Horns  : 
Harp : 山川恵子、入江愛子
Mandola : 宇都宮積善、和智秀樹
Str Arr : 井上鑑、松任谷正隆
Thanks To ヨロシタ ミュージック

スタッフ

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40th Reissue Staff
 
CD Mastering Engineer  :  Tetsuya Naitoh (Sony Music Studios Tokyo)
Assistant Engineer  :  Yuta Yoneyama · Satoshi Bono・Kaito Kenmoku · Yuki Saito · Manami Sugishita · Riko Takahashi (Sony Music Studios Tokyo)
 
Design  :  Takashi Okada
Photographer  :  Ryotaro Horiuchi
Assistant Photographer  :  Mayako Horiuchi
 
Product Coordinator  :  Hidenao Baba (Sony Music Solutions Inc.)
Materials Provider  :  Atsushi Tokunaga, Tsutomu Mori
 
A&R  :  Shinya Inoue · Asami Abe (Sony Music Labels Inc.)
A&R in Chief  :  Shintaro Ohta (Sony Music Labels Inc.)
A&R Desk  :  Mamiko Goto (Sony Music Labels Inc.)
Sales Promotion  :  Keisuke Ikuta · Yu Tsuzuki · Miki Sumihara · Kei Yamamoto · Eisuke Makita · Seiyo Ozono (Sony Music Marketing United Inc.)
 
Director  :  Masaaki Shirota
Co-Producer  :  Osamu Sakaguchi (THE NIAGARA ENTERPRISES INC.)
Advisor  :  Hiroaki Shimura
Supervisor  :  Shikoh Ohtaki & Family
 
Special Thanks to  :  Ichiro Asatsuma (Fujipacific Music), Mio Onishi (Matsumoto Takashi Jimusho), Hiromi Matsunaga (M's Factory), Mayumi Hakozaki (DREAMLAND), Ginji Ito, Nobuyuki Fujiwara, Spam Kasugai, Takashi Yokoo (Face Music), Maki Hiwara (Nippon Broadcasting System). Takao Ikeda · Joe Toriyama (TBS RADIO), Watari Hayashi, Kaoru Kawabata, Atsushi Soma, Hisashi Eguchi, Ardhira Putra & His Music Video Team, Hitoshi One (Office Crecendo), Kenji Nakashima (easeback), Taro Mikami (CEKAI), Candice Abe (Sony Music Entertainment) and Takashi Matsumoto
 
Dedicate to Yasushi Nakayama (1947~2020)
 
Produced by Eiichi Ohtaki

リリース日一覧

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地域 リリース日 レーベル 規格 カタログ番号 備考
日本 2022年3月21日 (2022-03-21) NIAGARASony Music Labels Inc.
2CD
SRCL 12310~11 Disc-1は1982年 (1982)にリリースされた『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』を2022年 (2022)最新リマスター音源で収録。Disc-2には、1982年 (1982)のオリジナル盤リリース時に大滝詠一が自ら制作したスペシャル・ラジオプログラム「スピーチ・バルーン 1982」を完全収録。更に、『ニッポン放送「スピーチ・バルーン 2012」』も併せて収録。更に、ボーナス・トラックとして「A面で恋をして」唯一のライブ音源 [1981/12/3 Headphone Concert Version]も収録した2枚組通常盤。初回仕様限定のみ、『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』メンバーの大滝詠一、佐野元春、杉真理の3人の直筆サインが入った「直筆サイン入りポスター(復刻)」のプレゼント応募抽選券封入。
2LP
SRJL 1235~6 Sony Music Studios Tokyoによる2022年 (2022)版最新カッティング。重量盤12インチ33回転2枚組仕様、完全生産限定盤。『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』メンバーの大滝詠一、佐野元春、杉真理の3人の直筆サインが入った「直筆サイン入りポスター(復刻)」のプレゼント応募抽選券封入。

脚注

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注釈

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  1. ^ NIAGARA TRIANGLE Vol.2』 1982年3月21日 (1982-03-21)発売 NIAGARACBS SONY LP:28AH 1441,CT:28KH 1130
  2. ^ a b A面で恋をして ⁄ さらばシベリア鉄道」 1981年10月21日 (1981-10-21)発売 NIAGARA ⁄ CBS/SONY 7":07SH 1077

出典

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書籍

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その他

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q ナイアガラ トライアングル/NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition<通常盤>” (日本語). TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社. 2022年3月23日閲覧。
  2. ^ a b 大滝詠一、佐野元春、杉真理による『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』がオリコンデイリー1位を獲得”. CDJournal ニュース. 株式会社 シーディージャーナル (2022年3月22日). 2022年3月23日閲覧。
  3. ^ 大滝詠一、佐野元春、杉真理のナイアガラ・トライアングル40周年記念盤に貴重なラジオ&ライブ音源”. ナタリー. 株式会社ナターシャ (2021年12月17日). 2022年3月23日閲覧。
  4. ^ ナイアガラ・トライアングル「A面で恋をして」MVに江口寿史のイラスト&80'sジャパニーズカルチャー”. ナタリー. 株式会社ナターシャ (2022年3月15日). 2022年3月23日閲覧。

外部リンク

[編集]
SonyMusic