NTT西日本硬式野球部
チーム名(通称) | NTT西日本、N西 |
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加盟団体 | 日本野球連盟 |
加盟区分 | 企業チーム |
創部 | 1952年 |
チーム名の遍歴 |
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本拠地自治体 |
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練習グラウンド | NTT西日本淀グラウンド(京都府久世郡久御山町) |
チームカラー | 青色(紺色) |
監督 | 河本泰浩 |
都市対抗野球大会 | |
出場回数 | 35回 |
最近の出場 | 2024年 |
最高成績 | 優勝(1回) |
社会人野球日本選手権大会 | |
出場回数 | 24回 |
最近の出場 | 2024年 |
最高成績 | 準優勝 |
全日本クラブ野球選手権大会 | |
出場回数 | ※出場資格なし |
NTT西日本硬式野球部(エヌティーティーにしにほんこうしきやきゅうぶ)は、大阪府大阪市に本拠地を置き、日本野球連盟に加盟する社会人野球の企業チームである。合宿所・練習グラウンドは、京都府久世郡久御山町に所在する。
運営母体は、NTTグループ。伝統的に強力な投手陣を武器とするチームである。
歴史
[編集]日本電信電話公社が設立した1952年に、大阪府大阪市を本拠地とし『電電近畿硬式野球部』として創部した。
1959年に都市対抗野球に初出場し3位となり、1965年の都市対抗野球では初優勝を果たした。
1985年、日本電信電話の民営化に伴いチーム名を『NTT関西硬式野球部』に改称した。
1999年、NTTグループの再編に伴い同年1月にNTT東京硬式野球部を『NTT東日本硬式野球部』に、NTT関西硬式野球部を『NTT西日本硬式野球部』にそれぞれ改称し、社内の各野球部はそのどちらかに統合されることが決まった。これを受け当チームは、NTT西日本のエリアにあるチーム(NTT東海、NTT北陸、NTT中国、NTT四国、NTT九州)を統合した。この中にはクラブチーム化して存続するチームもあったが、2003年までにすべて廃部となっている。
2005年のドラフト会議では、当チームから大量5選手(岸田護・投手、山崎隆広・外野手、藤井淳志・外野手、齊藤信介・投手、脇谷亮太・内野手)が指名を受けた。その影響から2006年シーズンでは公式戦で企業チーム相手に2勝しかできず、同年の都市対抗野球では本戦出場を逃し、日本選手権では近畿最後の枠に滑り込んだものの、2回戦敗退と不完全燃焼のシーズンに終わった。しかし、翌2007年に監督に就任した橋本哲也が短期間でチームを立て直し、同年から2013年まで7年連続で都市対抗野球本戦に出場している。
2011年、3月11日に行なわれたJABA東京スポニチ大会決勝の対JX-ENEOS戦において1回途中に東北地方太平洋沖地震が発生した。このため同試合はノーゲームとなり、3月18日に改めて再試合を行なう予定であったが、地震に伴う東日本大震災を考慮し中止となり両チームが優勝となった。
設立・沿革
[編集]- 1952年 - 大阪府大阪市を本拠地とし、『電電近畿』として創部。
- 1959年 - 都市対抗野球に初出場(3位)。
- 1965年 - 都市対抗野球で初優勝。
- 1985年 - チーム名を『NTT関西』に改称。
- 1990年 - 日本選手権に初出場(初戦敗退)。
- 1999年 - チーム名を『NTT西日本』に改称し、NTT西日本エリアの6チームを統合。
- 2005年 - 日本選手権で準優勝。
主要大会の出場歴・最高成績
[編集]「電電近畿」「NTT関西」時代を含む
- 都市対抗野球大会:出場35回、優勝1回(1965年)
- 社会人野球日本選手権大会:出場24回、準優勝1回(2005年)
- JABA北海道大会:優勝1回(2013年)
- JABA東京スポニチ大会:優勝1回(2011年)
- JABA京都大会:優勝5回(2001、2002、2012、2014、2017年)
- JABA四国大会:優勝2回(2003、2005年)
- JABA九州大会:優勝1回(2016年)
主な出身プロ野球選手
[編集]「電電近畿」「NTT関西」時代を含む
- 永易将之(投手) - 1962年に東映フライヤーズに入団
- 浜口春好(内野手) - 1965年ドラフト3位で東映フライヤーズに入団
- 井上弘昭(外野手) - 1967年ドラフト1位で広島東洋カープに入団
- 松下芳夫(捕手) - 1967年ドラフト5位で近鉄バファローズに入団
- 岸田護(投手) - 2005年大学生・社会人ドラフト3位でオリックス・バファローズに入団
- 藤井淳志(外野手) - 2005年大学生・社会人ドラフト3位で中日ドラゴンズに入団
- 脇谷亮太(内野手) - 2005年大学生・社会人ドラフト5位で読売ジャイアンツに入団
- 齊藤信介(投手) - 2005年大学生・社会人ドラフト6位で中日ドラゴンズに入団
- 山崎隆広(外野手) - 2005年大学生・社会人ドラフト9位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団
- 藤原紘通(投手) - 2008年ドラフト1位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団
- 増田達至(投手) - 2012年ドラフト1位で埼玉西武ライオンズに入団
- 安部建輝(投手) - 2012年ドラフト5位で横浜DeNAベイスターズに入団
- 戸柱恭孝(捕手) - 2015年ドラフト4位で横浜DeNAベイスターズに入団
- 大城卓三(捕手) - 2017年ドラフト3位で読売ジャイアンツに入団
- 野村勇(内野手) - 2021年ドラフト4位で福岡ソフトバンクホークスに入団
- 平良竜哉(内野手) - 2022年ドラフト5位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団
- 泉口友汰(内野手) - 2023年ドラフト4位で読売ジャイアンツに入団
元プロ野球選手の競技者登録
[編集]関連項目
[編集]- 社会人野球チーム一覧
- 都市対抗野球大会 (大阪府勢)
- 西日本電信電話
- NTTの硬式野球部(NTT東日本、NTT西日本)
- NTT北海道 - 統廃合の際にクラブチーム化。2006年に廃部。
- 東北マークス(旧:NTT東北) - 統廃合の際にクラブチーム化。
- NTT関東 - 統廃合の際に廃部。
- NTT富山 - 統廃合の際にクラブチーム化。1992年に廃部。
- 信越硬式野球クラブ(旧:NTT信越) - 統廃合の際にクラブチーム化。
- NTT北陸 - 統廃合の際にクラブチーム化。1999年に廃部。
- NTT西日本名古屋野球クラブ(旧:NTT東海) - 統廃合の際にクラブチーム化。2002年に廃部。
- NTT西日本中国野球クラブ(旧:NTT中国) - 統廃合の際にクラブチーム化。2003年に廃部。
- NTT四国 - 統廃合の際に廃部。
- NTTグループ九州野球クラブ(旧:NTT九州) - 統廃合の際にクラブチーム化。2001年に廃部。
- NTT西日本陸上競技部