コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

Newニンテンドー2DS LL

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
New 2DS LLから転送)
ニンテンドー3DS > Newニンテンドー3DS > Newニンテンドー2DS LL
Newニンテンドー2DS LL
メーカー 任天堂
種別 携帯型ゲーム機
世代 第7世代
発売日 日本の旗大韓民国の旗 2017年7月13日
オーストラリアの旗ニュージーランドの旗 2017年7月15日
アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗 2017年7月28日
CPU 不明
GPU DMP製 MAESTROアーキテクチャ[1]
対応メディア Newニンテンドー3DS専用カード
ニンテンドー3DSカード
ニンテンドーDSカード
ニンテンドーDSi専用カード
対応ストレージ ゲームカード(バッテリーバックアップフラッシュメモリ
microSDカード(フラッシュメモリ)
外部接続 Wi-Fi 2.4GHz帯(11b 1 - 13ch/11g 1 - 11ch)
オンラインサービス ニンテンドーネットワーク
売上台数 日本の旗 124万台
アメリカ合衆国の旗 183万台
世界 480万台(2021年3月末時点)[2]
互換ハードウェア ニンテンドー3DS
ニンテンドー3DS LL
ニンテンドー2DS
Newニンテンドー3DS
Newニンテンドー3DS LL
(3D裸眼立体視機能を利用するソフトを除く)
後方互換 一部のニンテンドーDS用ゲーム
(DSi・DSi LL・3DS・3DS LL・New 3DS・New 3DS LL・2DS同様、ゲームボーイアドバンス用スロットを利用するソフトを除く)
一部のニンテンドーDSiウェア
ニンテンドーDSi
ニンテンドーDSi LL
(ACアダプター使用時)
前世代ハードウェア ニンテンドーDS
次世代ハードウェア Nintendo Switch Lite
テンプレートを表示

Newニンテンドー2DS LL(ニューニンテンドーツーディーエス エルエル、New Nintendo 2DS LL、略称:New 2DS LL)は、任天堂2017年7月13日に発売した携帯型ゲーム機。ニンテンドー2DSの上位モデルに当たる。これが、平成最後の任天堂の携帯型ゲーム機となった。

Newニンテンドー3DS LLから裸眼立体視(3D)機能を削除することで価格を低く抑えた廉価モデル。ソフトウェアはNewニンテンドー3DSニンテンドー3DSおよび前世代機ニンテンドーDSのものが使用可能。

2020年9月16日に生産終了を発表。ニンテンドー3DSシリーズでは最後のモデルであった。

ハードウェア

[編集]

Newニンテンドー3DS LLからの変更点

[編集]

裸眼立体視機能の削除以外にも一部変更点がある。

  • スピーカー位置が上画面横から下画面側の縁に移動。
  • ストラップホールの廃止[3]
  • 外側カメラ位置が上画面側から下画面側に移動。また内側カメラの位置は上画面上からヒンジ部分に移動。
  • HOMEボタン位置が下画面左下に移動。
  • 3DSカードスロットへのカバーの設置。
  • バッテリーがユーザーの手では交換不可能になった。そのためmicroSDカードスロットが3DSカードスロットの隣(カバーの内側)に移動。ニンテンドー3DS LL以前のモデル同様に取り外しが容易になったが、パソコンでのmicroSDカードの管理はnewニンテンドー3DS LL同様に使用可能[4]
  • 画面の明るさ自動調節機能の廃止[5]
  • 専用の充電スタンド及び充電スタンド用の端子の廃止。ケーブル接続のみでの充電となった。

仕様

[編集]

前述通りnewニンテンドー3DS、及びnewニンテンドー3DS LLと同様のソフトが起動可能である。また、これらのモデルと同様、インターネットブラウザのフィルタリングは工場出荷時点で有効になっている。性能は、裸眼立体視以外は、ほとんど変わらないが、安い分液晶が少し安いものに変更がされている。

以下の記述は特記事項のない限りは日本での発売日。

オリジナルカラー
  • ブラック×ターコイズ(2017年7月13日発売)[6]
  • ホワイト×オレンジ(2017年7月13日発売)[6]
  • ブラック×ライム(2017年10月5日発売)[6]
  • ホワイト×ラベンダー(2017年10月5日発売)[6]
限定モデル(ソフト同梱なし)
モンスターボールエディション(2017年11月17日発売)
天面にモンスターボールのデザインが施されたNewニンテンドー2DS LL[6][7]
ピカチュウエディション(2017年11月17日発売)
天面にピカチュウのデザインが施されたNewニンテンドー2DS LL、ポケモンセンター限定。[6][7]
限定モデル(ソフト同梱版)
ドラゴンクエスト はぐれメタルエディション(2017年7月29日発売)[6][8][9][10]
天面にはぐれメタルのデザインが施されたNewニンテンドー2DS LL、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』のソフト(パッケージ版)が同梱。
とびだせ どうぶつの森 amiibo+パック(2018年7月19日発売)
天面にどうぶつの森のデザインが施されたNewニンテンドー2DS LL、『とびだせ どうぶつの森 amiibo+』のダウンロード版をプリインストール。
マリオカート7パック(2018年7月19日発売)
ブラック×レッドのNewニンテンドー2DS LL、『マリオカート7』のダウンロード版をプリインストール。
MINECRAFT CREEPER EDITION(2018年8月2日発売)
天面にクリーパーのデザインが施されたNewニンテンドー2DS LL、『Minecraft: New Nintendo 3DS Edition』のダウンロード版をプリインストール。
HYLIAN SHIELD EDITION(2018年9月3日13時まで予約受付、2018年10月下旬以降順次発送)
天面に「ハイリアの盾」と同じ文様が施されたNewニンテンドー2DS LL、『ゼルダの伝説 時のオカリナ3D』のダウンロード版をプリインストール。マイニンテンドーストア限定。
日本未発売
purple + silver(2018年9月28日)
北米地域で発売。『マリオカート7』のダウンロード版をプリインストール。

本体・周辺機器

[編集]

本体

[編集]
型番 名称 備考
JAN-001 Newニンテンドー2DS LL 本体 カラーバリエーションによる型番の違いはない。

周辺機器

[編集]
型番 名称 備考
WAP-002 ACアダプタ 本体への電源供給および内蔵充電池の充電を行うためのACアダプタ。
Newニンテンドー3DSシリーズ、ニンテンドー3DSシリーズ、ニンテンドーDSiシリーズ等と共用。
CTR-003 専用バッテリーパック 本体内蔵。ユーザーの手で取り外しは出来ない。交換が必要な場合は任天堂に交換依頼をする必要がある。
JAN-004 専用タッチペン New 2DS LL専用タッチペン。使用していない時は本体に収納可能。本体同梱。
KTR-011 microSDHCメモリーカード16GB 市販されているmicroSDHCメモリーカードと機能は同じである。microSDカードアダプター(KTR-013)同梱。microSDXCカードには非対応。
KTR-012 microSDHCメモリーカード32GB
NSL-0007 マルチポーチ for Newニンテンドー2DS LL ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーンの柄のポーチ。ファスナーチャーム付 2017年11月17日発売。

脚注

[編集]

注釈

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ 任天堂株式会社の携帯型ゲーム機「Newニンテンドー2DS LL」 にDMPのGPUコアが採用”. DMP. 2018年4月7日閲覧。
  2. ^ 任天堂株式会社 連結販売実績数量の推移表 (xlsx) (Report). 任天堂. 2021年3月.
  3. ^ 【New 3DS/New 3DS LL】ストラップをつけることはできますか?”. 任天堂. 2018年1月13日閲覧。
  4. ^ 【3DSシリーズ】充電池(バッテリーパック)を購入したい。”. 任天堂. 2018年1月13日閲覧。
  5. ^ 【New 2DS LL】Newニンテンドー2DS LLは、Newニンテンドー3DS LLと何が異なりますか?”. 任天堂. 2018年1月13日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g Newニンテンドー2DSLL Nintenndo
  7. ^ a b モンスターボール&ピカチュウデザインのNewニンテンドー2DS LLが「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」に合わせて11月17日に発売
  8. ^ 「Newニンテンドー2DS LL」の「はぐれメタルエディション」が7月29日発売、『ドラクエXI』が同梱
  9. ^ 「Newニンテンドー2DS LL」と『ドラゴンクエスト』がコラボレーション 「Newニンテンドー2DS LL ドラゴンクエスト はぐれメタルエディション」 7月29日に発売
  10. ^ 3DS版『ドラゴンクエストXI』とはぐれメタルがデザインされた『New2DS LL』のセットが7月29日発売

関連項目

[編集]
  • ニンテンドー2DS - 本製品と同様に立体視機能を削減した廉価版モデルだが、こちらは折り畳み不可などより機能の差別化がなされている。

外部リンク

[編集]