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ホンダ・プレリュード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
PRELUDEから転送)
ホンダ・プレリュード
3代目(左)と初代(右)
概要
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1978年-2001年
ボディ
ボディタイプ 2ドアクーペ
駆動方式 前輪駆動
系譜
先代 145クーペ(事実上)
後継 インテグラ(4代目)に統合
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プレリュードPRELUDE)は、本田技研工業が1978年(昭和53年)から2001年(平成13年)まで生産、販売していた2ドアノッチバック(3ボックス)クーペ型の乗用車である。

初代 SN型(1978-1982年)

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ホンダ・プレリュード(初代)
SN型
欧州仕様
概要
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1978年1982年
ボディ
乗車定員 4名
ボディタイプ 2ドア ノッチバッククーペ
エンジン位置 フロント
駆動方式 前輪駆動
パワートレイン
エンジン EK型:1.8L 直列4気筒 CVCC SOHC
変速機 5速MT/ホンダマチック
サスペンション
マクファーソンストラット
マクファーソンストラット
車両寸法
ホイールベース 2,320mm
全長 4,090mm
全幅 1,635mm
全高 1,290mm
車両重量 890 - 915kg
その他
生産終了前月までの国内新車登録台数の累計 4万1,190台[1]
系譜
先代 145クーペ(事実上)
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1978年11月24日ベルノ店の発足と同時に同店の専売車種として登場[2]、日本車初の電動サンルーフ[3]。ホンダにおける2ドアクーペとしては、1974年12月に販売を終了した145クーペ以来、3年11か月ぶりの復活となった。日本国内よりも日本国外での販売が好調で、約4年における総生産台数約31万3,000台のうち、80%程度が日本国外向けだった。

当時のシビック/アコードは、モノコックボディにサブフレームを付けた構造だったが、プレリュードではサブフレーム一体型のモノコックボディが採用され[3]、フロントピラーも2重構造になる[3]など、ボディ剛性に力を入れていた。サスペンションは前後共にストラットであるが、スプリング中心軸に対しダンパー中心軸がオフセットマウントされ、滑らかにストロークすることを意図して設計されていた。フロントサスペンションはバンプステア領域を意図的に設定し、ヨーゲインを高目にすることで操縦応答性を確保した。このためFFながらアンダーステアを抑え、コーナーリング限界付近ではリアから滑り始めるといったFRのような挙動を示した。

エンジンは当時のアコードと共通のEK型を搭載し、改良を重ね、出力は90[3]→95[4]→97PSと進化した。

1980年4月25日マイナーチェンジを実施[4]酸化触媒付CVCC-IIとなり、ドライバビリティを向上させた。また当初2速であったホンダマチックは、オーバードライブ付の3速となった。

初期型のシート表皮には通常のファブリックに加え、「XR」および「XE」には日本国外の自動車メーカーの高級車に採用されているコノリーレザーがオプションで選択可能であった。このモデルでは、日本国内で生産する車としては初となる電動サンルーフが標準装備(「E」、「T」を除く)されていた。初期モデルでは鉄板のサンルーフであったが、中期型以降では格納式サンシェードを持つガラスサンルーフ(日本国外向けはアクリル樹脂製)が採用された。その他、視認性を高めるとしスピードメータータコメーターが同心となった、「集中ターゲットメーター」が装備されていた。ただし、北米向けは現地の声を取り入れ、モデル中期に通常の2眼メーターへと変更された。

1981年10月、最終マイナーチェンジを実施。トレイ形状のダッシュボード、メーター類、クルーズコントロール、ナビゲーションコンピューターなどが変更された。オーディオ類はそれまでのロータリー式ラジオ+別体カセットデッキを廃し、当時日本国内で普及し始めていたDINタイプとし1段を装備した。最上級グレードとして新たに設定された「XXR」はフロントにベンチレーテッドディスクブレーキ(他グレードはソリッドディスク)、リアにソリッドディスクブレーキ(他グレードはドラム)、8inサーボ(他グレードは6in)が装備され、工場オプションで革シート+専用外装色の選択も可能であった。日本国内仕様では「HONDA」のプラークの装着を止め、代わりにフロントとリアにそれぞれ「H」のエンブレムを追加した。

2代目 AB/BA1型(1982-1987年)

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ホンダ・プレリュード(2代目)
AB/BA1型
XX フロント
XX リア
概要
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1982年1987年
デザイン 岩倉信弥
ボディ
乗車定員 4名
ボディタイプ 2ドア ノッチバッククーペ
エンジン位置 フロント
駆動方式 前輪駆動
パワートレイン
エンジン ES型:1.8L 直列4気筒 CVCC SOHC
B20A型:2.0L 直列4気筒 DOHC
変速機 5速MT/4速AT
サスペンション
ダブルウィッシュボーン
マクファーソンストラット
車両寸法
ホイールベース 2,450mm
全長 標準:4,295mm
Si:4,375mm
全幅 1,690mm
全高 1,295mm
車両重量 955 - 1,060kg
その他
生産台数 16万6,910台[5]
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1982年11月26日に登場[6]キャッチコピーは「FFスーパーボルテージ」。BGMボレロモーリス・ラヴェル作曲)。

フロントサスペンションにダブルウィッシュボーンを採用し、リトラクタブル・ヘッドライトと相まって、先代よりエンジンフードが80~100mm低くされた。ほぼ車両中央部まで達する長いリバースAアームを備えたストラットをリアサスペンションに採用した。リトラクタブル・ヘッドライトは開発段階ではZ31型フェアレディZのような平行移動式を模索していたようであるが、生産型では回転式とされた。

当時としては斬新な、横幅が広く車高が低い日本車離れしたデザインが女性にも好評で、運転席側にも助手席リクライニングノブがついており「デートカー」というキーワードを生み出す[7]など、スペシャルティカーとして一世を風靡した。オプションとして、日本初の4wA.L.B.(4輪ABS)[8]を「XX」「XZ」(5速MT車のみ)に設定した。

ワイパーはワンアーム式(1本式)を採用していたが、輸出仕様車には2本ワイパーの仕様も存在した。ステアリングは速度対応式のパワーステアリングを備えており、低速時のステアリングは非常に軽くセッティングされていた。ボディはフラッシュサーフェスを標榜しており、ラジオのアンテナもリアガラスにプリント配線されたものを採用。その他珍しい装備としては、走行中の風圧を利用したラムエア式のベンチレータを備えていた。

前期型から搭載されていたES型エンジンはCVキャブが2連で装着され、ルーフ型燃焼室やB·Cトーチの採用による高圧縮比化(9.4)などにより、125PS(MT車、AT車は120PS)を発生。エアクリーナーをエンジン後部に装着することにより、ボンネットフードが低く置かれた。組み合されたトランスミッションは、5速MTとロックアップ機構が採用された4速ATの2種類が用意された。ホンダ車初の180km/hの速度リミッターを搭載した。発売当初のモデルでは法改正前のフェンダーミラーと当時流行のクルーズコンピュータが搭載されたが、後期型ではドアミラーに変更され、クルーズコンピュータは省略された。

1985年6月20日、3代目アコードと同じB20A型を搭載した「2.0Si」(BA1型)が追加された[9]

3代目 BA4/5/7型(1987-1991年)

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固定ヘッドランプ仕様についてはホンダ・プレリュードインクスの項目を参照

ホンダ・プレリュード(3代目)
BA4/5/7型
2.0XX 4WS フロント
2.0XX 4WS リア
インテリア
概要
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1987年1991年
ボディ
乗車定員 4名
ボディタイプ 2ドア ノッチバッククーペ
エンジン位置 フロント
駆動方式 前輪駆動
パワートレイン
エンジン B20A型:2.0L 直4 SOHC
B20A型:2.0L 直列4気筒 DOHC
B21A型:2.1L 直列4気筒 DOHC
変速機 5速MT/4速AT
サスペンション
ダブルウィッシュボーン
ダブルウィッシュボーン
車両寸法
ホイールベース 2,565mm
全長 標準:4,460mm
inx:4,505mm
Si States:4,520mm
全幅 標準:1,695mm
Si States:1,715mm
全高 1,295mm
車両重量 1,050 - 1,180kg
その他
販売終了前月までの新車登録台数の累計 17万5,634台[10]
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1987年4月9日に登場[11]。デザインは先代のキープコンセプトで、先代に引き続きデートカーとして一世を風靡した[7]。サスペンションは、先代に対しリアの形式が変更され、4輪ダブルウイッシュボーンが採用された。

エンジンは先代からキャリーオーバーされたB20A型のみで、16バルブのDOHCモデル(PGM-FI仕様)と12バルブのSOHCモデル(CVデュアルキャブ仕様)の2種類。なお、出力計測条件がグロスからネットに変更されたため、出力の表記は先代より低くなっている。

量産乗用車では世界初となる、機械式4WSが搭載されている[7]。前輪が操舵されると、前輪のステアリングギアボックスからセンターシャフトを介して入力軸である偏心シャフト、インターナルギアが固定されたプラネタリーギア、出力軸となるストロークロッドなどがあるリアステアリングギアボックスに回転が伝えられる。偏心シャフトが回転するとプラネタリーギアに偏心して固定されたピンが自転と公転を組み合わせた動きをし、この横方向の動きをストロークロッドに伝え後輪を操舵する。これにより後輪切れ角は、前輪舵角が小さいときには同位相に動作し、一定以上舵角が大きくなると逆位相方向に変化する特性になっている。なお、構造がシンプルな反面、速度や横Gなどを考慮した制御はできない[12]。この4WS機構は、フォーミュラ1カーの開発担当として知られた佐野彰一が、部下の古川修らとともに開発したものである[13]。なお、当時のテレビCMのBGMには映画「地下室のメロディー」のメインテーマが起用され、4WSの動作をアピールするものとなっていた。型式は4WS付きがBA5型、2WSがBA4型である。

1989年11月21日、マイナーチェンジを実施。光軸を上げた固定式ヘッドライトの派生車種「プレリュードインクス」(inx)を追加[14]し、これまでより年齢層の高いユーザーへ訴求を試みたが、3代目発売当初の販売台数には及ばなかった。その他、「Si TCV」にはビスカスLSDが、「inx Si SRS」には運転席SRSエアバッグが、歴代プレリュードとして初めて標準装備された。

1990年10月には、3,000台限定でSi 4WSをベースに3ナンバー化した特別仕様車のSi States(BA7)を販売した。これは北米向けのB21A型エンジンを搭載し、グリーンガラス、ボディ同色サイドプロテクションモールなどが特別装備されている。サイドモールは対米輸出仕様と共通となり、全幅は1,715mmに拡大された。ボディーカラーはジュネーブグリーン・パール、 チャコールグラニット・メタリックの2色で、内装はモケットが標準であったが、オプションでレザー(グレー、タンの2色が設定されていた)が選べた。

1991年8月[15]、生産終了。在庫対応分のみの販売となる。

1991年9月、4代目とバトンタッチして販売終了。

4代目 BA8/9/BB1/2/3/4型(1991-1996年)

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ホンダ・プレリュード(4代目)
BA8/9/BB1/2/3/4型
フロント
リア
概要
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1991年1996年
ボディ
乗車定員 4名
ボディタイプ 2ドア ノッチバッククーペ
エンジン位置 フロント
駆動方式 前輪駆動
パワートレイン
エンジン F22B型:2.2L 直列4気筒 DOHC
H22A型:2.2L 直列4気筒 DOHC VTEC
最高出力 H22A型:200PS/6,800rpm
最大トルク H22A型:22.3kgf·m/5,500rpm
変速機 5速MT/4速AT
サスペンション
ダブルウィッシュボーン
ダブルウィッシュボーン
車両寸法
ホイールベース 2,550mm
全長 4,440mm
全幅 1,765mm
全高 1,290mm
車両重量 1,210 - 1,340kg
その他
生産台数 8万5,262台[16]
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1991年9月20日、登場[17]。キャッチコピーは「フューチャリスティック・スペシャルティ」。このモデルのみリアのエンブレムが、アルファベットの小文字混じりの筆記体で「Prelude」(当代を除くモデルは、全て大文字の「PRELUDE」)と表記される。

従来とは大幅にコンセプトを変え、スペシャルティクーペからスポーツクーペへと変化した。全幅は1,765mmに拡大、全長は4,440mmに短縮された。このため、キャビンもこれまでより小型化されたことにより、初代から受け継がれてきたガラス製サンルーフはアウタースライド式のメタル製に変更され、従来のガラス製サンルーフは限定車のみの装備となった。先代で採用された4WSは、このモデルより機械式から電動モータ駆動の電子制御式に変更された。インテリアは、バイザーレスの近未来的なインパネを採用した[18]

エンジンはF22B型H22A型の2種類。日本国外のモデルには、アコード等に搭載されたF20A型とアスコットイノーバに搭載されたH23A型が存在した。

1993年9月、マイナーチェンジを実施。ヘッドライトベゼルをブラックからシルバーに変更するなど、フロント回りのデザインがスポーティからエレガント志向に修正された。また、不評だった後部座席中央の収納ボックスを廃止し座席をフラット化、座席の分断を解消した。結果、乗車定員も4名から5名となった。またサンルーフがオプション扱いとなり、運転席・助手席エアバッグ、ABSなど安全装備をオプションとして選択可能となった。1994年9月のマイナーチェンジで新たに追加された「Si VTEC スポーツステージ」には、ボディ色に白色が追加された。2代目・3代目と好調な売れ行きを記録した同車ではあったが、バブル崩壊によるクーペ自体の需要衰退、さらには3ナンバー化(ボディの大型化)が要因となり、売上は低迷した。この傾向は後の5代目も同様であった。

型式は「Si」がBA8型、「Si 4WS」がBA9型、「Si VTEC 4WS」がBB1型、「Si VTEC」がBB4型。「Si」と「Si VTEC」の外観上の差異は、リヤウインドウ下部のDOHC VTEC表示の有無以外に、ルーフモールが「Si」は黒で、「Si VTEC」はボディ色だった。

1996年10月[19]、生産終了。在庫対応分のみの販売となる。

1996年11月、5代目にバトンタッチして販売終了。

5代目 BB5/6/7/8型(1996-2001年)

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ホンダ・プレリュード(5代目)
BB5/6/7/8型
VTi-R ATTS フロント
VTi-R ATTS リア
日本仕様 インテリア
概要
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1996年2001年
ボディ
乗車定員 4名
ボディタイプ 2ドア ノッチバッククーペ
エンジン位置 フロント
駆動方式 前輪駆動
パワートレイン
エンジン F20A型:2.0L 直列4気筒 DOHC(ヨーロッパのみ)
F22B型:2.2L 直列4気筒 SOHC
F22B型:2.2L 直列4気筒 DOHC
H22A型:2.2L 直列4気筒 DOHC VTEC
最高出力 H22A型:220PS/7,200rpm
最大トルク H22A型:22.5kgf·m/6,500rpm
変速機 5速MT/4速AT
サスペンション
ダブルウィッシュボーン
ダブルウィッシュボーン
車両寸法
ホイールベース 2,585mm
全長 4,520mm
全幅 1,750mm
全高 1,315mm
車両重量 1,220 - 1,330kg
その他
新車登録台数の累計 1万5,127台[20]
系譜
後継 インテグラ(4代目)に統合
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1996年11月7日、登場[21]。コンセプトは3代目以前の路線に回帰され、スペシャルティクーペとして居住性の向上が計られた。外見の特徴としては縦型に伸びるヘッドライトが特徴。インパネは先代のバイザーレスの近未来的デザインから、従来のタイプに戻された。サンルーフもオプションながら、3代目以来のガラスサンルーフが復活した。

イメージカラーはシルバーメタリックで、カブロンという名称の合成皮革をシートに使用した赤と黒ツートーンの内装を、「Si」および「SiR」にオプション設定した(後に「Si」は廃止)。車体色により、黒一色のカブロンを採用した内装も選択できた。後期型からは本皮シートもType Sのみに設定され、他のグレードのシート柄が変更された。「Type S」や後期型で新設された「SiR S spec」ではPRELUDEの刺繍がとれたシートとなり、サイドはカブロンではあるが(前期)エクセーヌからスウェードタッチファブリックと名称が変更され、シート地も若干変更された。

プラットフォームはインスパイア直列5気筒用)やアコードのものを流用することが検討されたが、先代と同じくプレリュード専用のプラットフォームが用いられた[22]

エンジンは先代を継承したが、スポーツグレードの「Type S」と「SiR S spec」とではピストンの形状や高圧縮化により220PSに出力向上、ヘッドカバーの色も黒から赤となる。加えて「Type S」には新開発のATTS(左右駆動力分配システム、これはのちにSH-AWDに発展した)を搭載し、後期型では制御方法が変更された。「SiR S spec」にはビスカスLSDが標準搭載とされた。4WSの作動角も先代の6度から8度に変更された。その他のAT仕様には新開発のシーケンシャルモード付き4速AT(Sマチック)が初搭載された。

2000年9月[23]、生産終了。以降は在庫分のみの販売となる。

2001年6月、インテグラに統合という形で販売を終了し、23年の歴史に幕を下ろした。日本国内販売台数は1万3,924台。

  • BB5型:3,700台
  • BB6型:5,498台
  • BB7型:1,261台
  • BB8型:3,465台

PRELUDE Concept(2023年)

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ジャパンモビリティショー2023にて発表[24]、その後ロサンゼルスオートショーにて北米でも公開された[25][26]。2022年4月の四輪電動ビジネス説明会(動画プレスリリース)において示されたスペシャリティスポーツモデルである[24]

発表会でホンダ社長の三部敏宏は「Hondaは、いつの時代もスポーティーな車づくりに拘ってきました。PRELUDEという言葉は、「前奏曲・先駆け」を意味します。このモデルは、本格的な電動化時代へ“操る喜び”を継承する、Honda不変のスポーツマインドを体現するモデルの先駆けとなります。」と話している[24]

2ドアクーペスタイルで、フロントデイライトとテールランプにトレンドの一文字型LEDを採用している点と、各所にカーボンパーツが取り入れられている点が特徴である。

市販化に向け開発中であるとしており[24]、スペック詳細は不明なもののハイブリッド車となることが明らかにされている[27]

搭載エンジン

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車名の由来

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脚注

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注釈

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  1. ^ プレリュードという名称は元々トヨタが商標登録していたが、当時ホンダは音楽用語を車名としていたためトヨタから商標を譲り受けた形となった。その後バラードコンチェルトジャズ(日本名・フィット)フィットアリアなども車名に使用された。

出典

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  1. ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第6号17ページより。
  2. ^ 語り継ぎたいこと 〜チャレンジの50年〜: 写真やエピソードで語るHondaの50年史”. 語り継ぎたいこと 〜チャレンジの50年〜. 2023年10月26日閲覧。
  3. ^ a b c d スポーティタイプの2ドア・フィックスト クーペ「ホンダ プレリュード」を新発売”. global.honda. 2023年10月26日閲覧。
  4. ^ a b アコードシリーズとプレリュード 燃費と走行性能を一段と向上させ発売”. global.honda. 2023年10月26日閲覧。
  5. ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第7号9ページより。
  6. ^ ホンダ独自の数々の新技術を導入したFFスペシャルティカー「新プレリュード」を発売”. global.honda. 2023年10月26日閲覧。
  7. ^ a b c 『昭和55年 写真生活』(2017年、ダイアプレス)p93
  8. ^ 『絶版日本車カタログ』三推社・講談社p.111
  9. ^ 小型高性能2.0l DOHCエンジン搭載のFFスペシャルティカー「ホンダプレリュード2.0 Si」を発売”. global.honda. 2023年10月26日閲覧。
  10. ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第10号13ページより。
  11. ^ 世界初 舵角応動タイプ ホンダ4輪操舵システム搭載のFFスペシャルティカー 新「プレリュード」を発売”. global.honda. 2023年10月26日閲覧。
  12. ^ 熊野学『サスペンションの仕組みと走行性能』グランプリ出版、1997年、166-167頁。ISBN 4-87687-183-3 
  13. ^ 『技術者の発想と行動』自動車技術会、2013年、pp.22 - 26[1]
  14. ^ ホンダ「プレリュード」をマイナーチェンジ 「走る」「曲がる」「止まる」の基本性能を高いレベルで実現するTCV搭載車の追加。 新たに異形ヘッドライト採用の「プレリュード inx(インクス)」を発売。 SRSエアバッグシステム搭載車も設定。”. global.honda. 2023年10月26日閲覧。
  15. ^ プレリュード(ホンダ)1987年4月~1991年8月生産モデルのカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月23日). 2020年1月23日閲覧。
  16. ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第13号11ページより。
  17. ^ 大胆なスポーツクーペスタイル(3ナンバー専用ボディ)と鮮やかな走りの新型プレリュードを発売”. global.honda. 2023年10月26日閲覧。
  18. ^ 後期型ではスピードメーター、タコメーター共に自発光式に変更された。
  19. ^ プレリュード(ホンダ)1991年9月~1996年10月生産モデルのカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月23日). 2020年1月23日閲覧。
  20. ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第22号11ページより。
  21. ^ 最新テクノロジーを結集したスペシャルティクーペ新型「プレリュード」を発売”. global.honda. 2023年10月26日閲覧。
  22. ^ モーターファン別冊ニューモデル速報199新型プレリュードのすべて(三栄書房、1996年) ISBN 4-87904-115-7
  23. ^ プレリュード(1996年11月~2000年9月)”. リクルート株式会社 (2020年1月23日). 2020年1月23日閲覧。
  24. ^ a b c d 「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」取締役 代表執行役社長 三部 敏宏スピーチ内容”. global.honda. 2023年10月26日閲覧。
  25. ^ Honda Prelude Concept Makes Surprise North American Debut” (英語). Honda Automobiles Newsroom (2023年11月16日). 2023年11月18日閲覧。
  26. ^ https://twitter.com/hondainamerica/status/1725261744044711982”. X (formerly Twitter). 2023年11月18日閲覧。
  27. ^ 【ホンダに聞く】復活のプレリュード…パワートレーンはEVじゃない!?【ジャパンモビリティショー2023】 | ドライバーWeb|クルマ好きの“知りたい”がここに”. driver-web.jp. 2023年10月26日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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