コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ホンダ・パートナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

パートナーPartner )は、本田技研工業がかつて生産、販売していたライトバン型の商用車である。

初代 EY6/7/8/9型(1996-2006年)

[編集]
ホンダ・パートナー(初代)
EY6/7/8/9型
フロント
リア
概要
販売期間 1996年 - 2006年
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアライトバン
駆動方式 前輪駆動/四輪駆動
パワートレイン
エンジン D13型:1.3L 直列4気筒 SOHC
D15型:1.5L 直列4気筒 SOHC
D16型:1.6L 直列4気筒 SOHC
変速機 5速MT/4速AT
前:ダブルウィッシュボーン
後:ダブルウィッシュボーン
前:ダブルウィッシュボーン
後:ダブルウィッシュボーン
車両寸法
ホイールベース 2,620 mm
全長 4,570 mm
全幅 1,695 mm
全高 1,460 mm
車両重量 1,080-1,190 kg
その他
ベース車 ホンダ・オルティア
ホンダ・シビック(EK)
系譜
先代 ホンダ・シビックプロ
テンプレートを表示
1996年3月15日
4代目シビックを母体としていたシビックシャトルのライトバン仕様のシビックプロの後継車として、ステーションワゴンであるオルティアの内外装装備を簡略化し、貨物自動車登録としたモデルとして発売した。オルティア自体がEKシビックベースであり、商用車に珍しく4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用していた。そのためリアホイールハウスが張り出す構造となってしまい積載力を落としてしまった。しかし走行時の快適性は高かった。
1997年2月17日
1.6LEVを追加した。これは後に他車種にも展開される「ホンダクリーンエアビークル」の第1弾であった。(シビックフェリオLEVも同時発売)
1998年1月23日
マイナーチェンジABSが設定される。
1999年6月25日
マイナーチェンジ。運転席エアバッグを標準装備した。
2000年
優-低排出ガス車に認定。
2006年2月[1]
生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
2006年3月
2代目と入れ替わる形で販売終了。

2代目 GJ3/4型(2006-2010年)

[編集]
ホンダ・パートナー(2代目)
GJ3/4型
フロント
リア
インテリア
概要
販売期間 2006年 - 2010年
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアライトバン
駆動方式 前輪駆動/四輪駆動
パワートレイン
エンジン L15A型:1.5L 直列4気筒 SOHC i-DSI
変速機 5速AT
前:マクファーソンストラット
後(FF):車軸式
後(4WD):ド・ディオン式
前:マクファーソンストラット
後(FF):車軸式
後(4WD):ド・ディオン式
車両寸法
ホイールベース 2,550 mm
全長 4,350 mm
全幅 1,695 mm
全高 1,515 mm
車両重量 FF:1,150 kg
4WD:1,220 kg
最大積載量 2WD:400kg
4WD:300kg
その他
ベース車 ホンダ・エアウェイブ
テンプレートを表示
2006年3月10日
エアウェイブをベースに、10年ぶりにフルモデルチェンジをおこなった(同年3月17日発売)。ライトバンタイプで初めて5速ATを搭載した他、乗用車をベースにしたことで、全席パワーウィンドウなどの快適装備やタコメーター、サイドエアバッグ等も標準装備され、このクラスの車種としては異例とも言えるほど装備が充実した。国産2ボックスライトバン(登録車)としては唯一のタコメーター装備車であるほか6:4の分割可倒式シートを採用している車種でもある。エアウェイブではバックドアのアウタードアハンドルの位置が低すぎて不評であったが、これはナンバープレートと共に上方に位置が変更されている。エンジンはL15A型を採用。FFは「平成22年度燃費基準+15%」を達成しており、2009年4月から開始している「環境対応車 普及促進税制」にも適合している。
2006年7月20日
4WDが追加設定された。
2010年8月末
エアウェイブと共に生産・販売終了。ホンダのライトバンはL700/800から45年、パートナーは14年の歴史に幕を下ろすこととなった。

脚注

[編集]
  1. ^ パートナー(ホンダ)1996年3月~2006年2月生産モデルのカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月23日). 2020年1月23日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]