Portal:競馬/ニュース/2012年のニュース
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1月
[編集]- 1月6日、2011年度JRA賞が発表され、年度代表馬には三冠と有馬記念を制したオルフェーヴルが選出された。
- 1月11日、NARグランプリ2011が発表され、地方競馬の年度代表馬はJpnIを2勝のほか、フェブラリーステークス2着などの成績を残したフリオーソが2年連続4回目の選出となった。
- 1月13日、種牡馬チチカステナンゴが繋養先の社台スタリオンステーションで死亡した。
- 1月17日(現地時間1月16日)、エクリプス賞が発表され、2011年の北米年度代表馬には、牡牝混合G1での1勝を含むG1競走3勝のハヴルデグレイスが選出された。牝馬の選出は3年連続6回目。2005年のセイントリアムとの史上2組目の父娘選出となった。
- 1月23日、二冠馬ミホノブルボンなどの主戦騎手を務めた、JRA所属の元騎手で調教師の小島貞博が滋賀県栗東市内の病院で死去した。享年60。自殺とみられる。
2月
[編集]- 2月2日、スプリンターズステークスなど重賞3勝を挙げた、2008年JRA賞最優秀短距離馬のスリープレスナイトが繋養先のノーザンファームで右撓骨骨折のため安楽死。
- 2月4日、兵庫県競馬組合調教師の鴨林毅が肺がんのため死去。享年55。
- 2月9日、ウオッカ、タニノギムレットの父娘など4頭のダービー馬を生産したカントリー牧場の閉鎖がオーナーの谷水雄三より発表された。
- 2月11日、高知競馬のセニョールベストが301戦目の出走で8着となり、地方競馬の競走記録が残る1969年以降の国内最多出走記録(ばんえい競馬除く)を更新した。
- 2月19日、京都競馬第11レースでクリーンが630kgで出走(15着)し、自身が保有していたJRA最高体重出走記録を2kg更新した。
- 2月29日、川崎競馬が降雪のため第1レース前に中止。代替開催は行われないため、この日予定されていた第58回エンプレス杯は中止になった。
3月
[編集]- 3月3日、中京競馬場が2年間のリニューアル工事を終え、この日から再開。
- 3月6日、重賞13勝を含む通算43戦39勝、デビュー以来41戦連続連対など、岩手競馬史に残る戦績を挙げた、1995年NARグランプリ特別表彰馬のトウケイニセイが25歳で死んだ。
- 3月15日、メイセイオペラでのフェブラリーステークス制覇など、地方競馬史上5位の4127勝を挙げている、岩手競馬所属の菅原勲騎手が新規調教師試験に合格し、騎手を引退することが明らかになった。正式な引退日は調教師免許を取得する3月31日。
- 3月29日、種牡馬モンジューが繋養先のクールモアスタッドで敗血症からの合併症で死亡した。16歳だった。
- 3月30日、南関東公営競馬で、4月1日より中央競馬のフリー騎手に相当する「騎手会所属騎手制度」を導入することを発表。
4月
[編集]- 4月7日、前年の東日本大震災で被害を受けた福島競馬場の復旧工事が完了し、この日から再開。
- 4月7日、1992年の宝塚記念と有馬記念を逃げ切り、グランプリ連覇を達成した、同年JRA賞最優秀5歳以上牡馬のメジロパーマーが老衰による心臓麻痺で25歳で世を去った。
- 4月26日、1986年の日本ダービーと有馬記念を制した、同年優駿賞年度代表馬のダイナガリバーが疝痛のため29歳で没する。
- 4月28日、オーストラリアのモーフェットヴィル競馬場で行われたロバートサングスターステークスで、ブラックキャビアが同国のメジャー地区新記録となる20連勝を無敗で達成した。
- 4月29日、ルーラーシップが香港のシャティン競馬場で行われたクイーンエリザベス2世カップで優勝する。日本調教馬による優勝は9年ぶり、日本生産馬による優勝は初。
5月
[編集]- 5月6日、日本国内における史上最年長騎手の山中利夫(金沢競馬場)がこの日の金沢競馬第1レースに勝利。「62歳9ヶ月」での勝利は津曲照男(福山競馬場)の持つ地方競馬最年長勝利(61歳8ヶ月)を1歳以上更新。
- 5月26日、佐賀競馬で日本競馬初となる七重勝単勝式勝馬投票券の発売を開始する。最高払戻金は2億円。実質的な発売は前夜発売の25日より開始している。
6月
[編集]- 6月3日、JRAの福永祐一騎手が史上初となる「同一週重賞3勝」を達成。内訳は6月2日の鳴尾記念、翌3日の安田記念、ユニコーンステークス。
- 6月12日、第3回東京競馬4日目第8競走における走行妨害の申し立てを棄却された小島茂之調教師が、JRAに不服申し立てをおこなう。申し立ては翌日の裁定委員会において却下される。
- 6月22日、オークスなどG1を2勝した、2007年JRA賞最優秀2歳牝馬のトールポピーが腸捻転のため繋養先のノーザンファームで死ぬ。享年7。
7月
[編集]- 7月14日、福山競馬第1競走でモナクカバキチが1着になり、地方競馬平地最多勝記録の通算55勝を達成した。
- 7月15日、国内最高齢勝利の記録を持つ金沢競馬の山中利夫騎手が現役を引退する。
- 7月28日、1989年の菊花賞などを制し、同年JRA賞最優秀父内国産馬を受賞した、バンブービギンが老衰のため26歳で息を引き取る。
8月
[編集]- 8月6日、地方平地競走55勝の最多勝記録を保持する、モナクカバキチの引退が発表される。
9月
[編集]- 9月7日、関西圏初のナイター競馬となる、「そのだ金曜ナイター」が園田競馬場で開催される。
- 9月15日、中央競馬牝馬三冠を制するなどでJRA賞を2回受賞したアパパネが競走馬登録を抹消して引退。
- 9月16日、オルフェーヴルがフランスのロンシャン競馬場で行われたフォワ賞で優勝。日本調教馬がヨーロッパの重賞を勝ったのはアグネスワールドのジュライカップ以来12年ぶり。
- 9月17日、佐賀競馬が台風の接近が予測されるため中止となる。代替開催は行われない。
- 9月18日、天皇賞(春)勝ち馬マイネルキッツなどの活躍馬を輩出した、種牡馬チーフベアハートが急性心不全のため19歳で永眠。
- 9月30日、阪神競馬が台風のため中止となった。10月1日に代替開催が行われる。
10月
[編集]- 10月3日、IPATのシステムで地方競馬の馬券を購入できる「地方競馬IPAT」がスタート。本来は10月2日から開始予定だったが、台風によるJRA阪神開催順延のため延期された。
- 10月7日、オルフェーヴルが凱旋門賞で2着。日本調教馬の凱旋門賞2着はナカヤマフェスタ以来2年ぶり3回目。
- 10月14日、ジェンティルドンナが秋華賞を制し、アパパネ以来2年ぶり4頭目のJRA牝馬三冠を達成する。父はディープインパクトで、中央競馬において三冠馬の産駒が三冠を達成したのは牡牝通じて初めて。
- 10月15日、2003年と2004年のエリザベス女王杯を連覇した、2004年JRA賞最優秀4歳以上牝馬のアドマイヤグルーヴが繋養先のノーザンファームにおいて12歳で急死。
- 10月22日、2013年の競走の格付けが日本グレード格付け管理委員会により行われ、ダート交流重賞でレディスプレリュードがJpnII、オーバルスプリントがJpnIIIに格付けされる。
- 10月26日、2012年の日本ダービー勝ち馬ディープブリランテの引退が発表される。
- 10月28日、天皇、皇后両陛下に東京競馬場への行幸啓を賜り、天皇賞(秋)が2005年以来7年ぶりの天覧競馬となる。
- 10月30日、2013年より、失格、降着の判断基準、審議ランプの運用が改定されることがJRAより発表される。
11月
[編集]- 11月8日、日本軽種馬協会が種牡馬サマーバードの購買契約を結んだことがJRAより発表される。
- 11月13日、ヨーロッパ競馬の年度表彰であるカルティエ賞が発表され、今季5戦5勝、通算14戦無敗で引退したフランケルが2年連続で年度代表馬に選出された。2年連続の選出は1991年の賞創設以来初めて。
- 11月20日、オーストラリア・ヴィクトリア州の競馬機関レーシング・ヴィクトリアは、禁止されている馬券購入に加え携帯電話を使用したとして、騎手のダミアン・オリヴァーに対し10カ月の騎乗停止処分を科したと発表した。
- 11月26日、広島県福山市の羽田皓市長が福山競馬を2013年3月末に廃止する方針を表明した。
12月
[編集]- 12月5日、フランスギャロはランフランコ・デットーリ騎手が9月16日にフランスのロンシャン競馬場で騎乗した際のサンプルを用いた薬物検査でコカインの陽性反応が検出されたとして、11月20日から来年5月19日まで6カ月の騎乗停止処分を課した。
- 12月22日、JRA栗東トレーニングセンター所属騎手の熊沢重文が中山大障害をマーベラスカイザーに騎乗して勝利。グレード制導入後初となる、平地競走、障害競走双方でのG1勝利を達成した。
- 12月24日、中央競馬の本年度全日程が終了。全国リーディングジョッキーは浜中俊、全国リーディングトレーナーは池江泰寿、リーディングサイアーはディープインパクトがそれぞれ獲得した。
- 12月25日、JRA美浦トレーニングセンター所属騎手の青木芳之が自宅で死亡しているのが発見される。享年35。自殺とみられる。
- 12月25日、金沢競馬が降雪と馬場凍結のため、当日の開催を中止。翌26日に順延される。