U-MHIプラテック
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本社がある三菱重工業岩塚工場(2016年8月) | |
種類 | 株式会社 |
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略称 | MHI-PT |
本社所在地 |
日本 〒453-0862 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番地[1] 北緯35度09分13.1秒 東経136度50分52.5秒 / 北緯35.153639度 東経136.847917度座標: 北緯35度09分13.1秒 東経136度50分52.5秒 / 北緯35.153639度 東経136.847917度 |
設立 | 2005年4月1日[1] |
業種 | 機械 |
法人番号 | 7180001033413 |
事業内容 | 射出成形機・付属機器金型ならびに部品の設計・製造・販売・サービス[1]。 |
代表者 | 井上靖宏 取締役社長[1] |
資本金 | 4.5億円[1] |
売上高 | 100億円(2016年3月期)[1] |
従業員数 | 145名(2016年4月1日現在)[1] |
主要株主 |
宇部興産機械株式会社(現・UBEマシナリー) 85% 三菱重工業株式会社 15%[1] |
外部リンク |
www |
U-MHIプラテック株式会社(英称:U-MHI PLATECH CO., LTD.)は、かつて存在した宇部興産(現・UBE)グループの射出成形機メーカー。愛知県名古屋市に本社を置いていた。
2020年8月に宇部興産機械(現・UBEマシナリー)へ吸収合併され解散した。
概要
[編集]射出成形機の総合専門メーカーとして、2005年4月に三菱重工業株式会社より分社、独立。
事業内容は
型盤回転方式では世界で初めての電動タイプで、最大型締力が3,000トンの超大型電動二材回転射出成形機3000emRを開発した[2][3]。
沿革
[編集]- 1961年(昭和36年)- 三菱重工業が米国ナトコ社と技術提携し、同社名古屋機器製作所で射出成形機の生産を開始。
- 1967年(昭和42年)- 大型機の生産を神戸造船所に移管(800トン以上)。
- 1968年(昭和43年)- 欧州進出のため、西ドイツにビュアー機械有限会社(Buir Masehinenbau GmbH)を設立。
- 1971年(昭和46年)- IC制御装置搭載のMV型シリーズを発表
- 1975年(昭和50年)- 大型機の生産を神戸造船所から名古屋機器製作所に移管(800トン以上)。
- 1976年(昭和51年)- ナトコ社との技術提携を終結、独自開発の道を進む。MD型シリーズを発表。
- 1980年(昭和55年)- マイコン制御装置搭載のMF型市場投入。
- 1984年(昭和59年)- 小型機需要の増加に対応し、MS型を発表。
- 1986年(昭和61年)- ノントラブル、据ボンマシンMG型を市場投入。
- 1987年(昭和62年)- 関西STCを大阪府吹田市に開設。超大型機の生産を神戸造船所に委託。
- 1989年(平成元年)- 米国市場進出のためMMS社を設立。MM型を市場投入。
- 1990年(平成2年)- MSS型を市場投入。
- 1991年(平成3年)- 大型生産設備を導入し、超大型機の委託生産を解消。
- 1993年(平成5年)- MMII型を市場投入。
- 1995年(平成7年)- MMIII型を市場投入。
- 1996年(平成8年)- 米国MMS社をMIMM社に社名変更。
- 1997年(平成9年)- 三菱重工業の地域総合販社6社を発足させ、三菱重工射出成形機販売を分割・統合。
- 1998年(平成10年)- MMG型、MSG型を市場投入。
- 1999年(平成11年)- 中型電動射出機ME型を市場投入。
- 2000年(平成12年)- ファナックと国内向け全電動小型射出成形機の販売で提携。三菱重工業名古屋機器製作所を産業機器事業部に改組。
- 2001年(平成13年)- 中型電動機(650t、850t)のem型を市場投入。
- 2002年(平成14年)- 大型(1050t、1450t)のem型を市場投入。東洋機械金属と海外向け全電動小型射出成形機の販売で提携。
- 2003年(平成15年)- 中型電動射出機MEII型を市場投入
- 2004年(平成16年)- 地域総合販社の射出成形機部門を三菱重工産業機器販売に統合。超大型(3000t)のem型を市場投入。
- 2005年(平成17年)- 三菱重工業の射出事業を分離し、設計・製造・販売・サービスの一貫体制を構築するため、三菱重工プラスチックテクノロジー株式会社を設立。
- 2006年(平成18年)- 超大型電動射出成形機3000em-470が機械工業デザイン賞特別賞を受賞。
- 2008年(平成20年)- 超大型電動二材回転成形機emRシリーズを市場投入。
- 2010年(平成22年)- 二材回転成形機トライセンターを開設。エンゲル社と二材対向式回転成形機において業務提携。
- 2011年(平成23年)- 震雄集団と大型省エネ油圧成形機において技術提携。
- 2012年(平成24年)- 超大型油圧射出成形機MMXシリーズ、導光板射出成形機emPシリーズを市場投入。
- 2017年(平成29年)- 発行済株式の85%を宇部興産機械(現・UBEマシナリー)が取得し、子会社化[1]。U-MHIプラテック株式会社へ商号変更。中型電動射出成形機HHシリーズを市場投入。
- 2020年(令和2年)8月1日 - 事業編成のため、U&Mプラスチックソリューションズ株式会社とともに宇部興産機械に吸収合併。
- これに先立ち、宇部興産機械(現・UBEマシナリー)が三菱重工業より当社株式の15%を取得し完全子会社化[4]。また、名古屋市中村区岩塚にあった本社・工場を名古屋市港区大江へと移転。
事業所
[編集]- 本社(愛知県名古屋市)
- 東日本営業所(東京都港区)
- 東日本サービスセンター(埼玉県熊谷市)
- 中部営業所(愛知県名古屋市)
- 中部サービスセンター(愛知県名古屋市)
- 掛川サービスステーション(静岡県掛川市)
- 西日本営業所(大阪府大阪市)
- 西日本サービスセンター(大阪府大阪市)
- 福岡サービスステーション(福岡県福岡市)
脚注・出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i “宇部興産と三菱重工業、両社子会社の射出成形機事業の統合について”. 三菱重工業株式会社 (2016年7月29日). 2016年7月29日閲覧。
- ^ 三菱重工プラスチックテクノロジー、世界初の超大型電動二材回転射出成形機「3000emR」を開発 JCN Newswire.・2008年10月15日
- ^ 三菱重工|世界初の超大型電動二材回転射出成形機「3000emR」を開発 三菱重工ニュース・2008年10月15日
- ^ 射出成形機事業のグループ内再編について - 宇部興産 ニュースレター 2020年2月4日