コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

カンセキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
WILD-1から転送)
株式会社カンセキ
KANSEKI CO., LTD.
本社
種類 株式会社
市場情報
本社所在地 日本の旗 日本
321-0158
栃木県宇都宮市西川田本町三丁目1番1号
設立 1975年2月15日
業種 小売業
法人番号 8060001001208 ウィキデータを編集
代表者 代表取締役会長 長谷川静夫
代表取締役社長 大田垣一郎
資本金 19億2600万円
発行済株式総数 16,100,000株
売上高 連結311億円(2017年2月期)
純資産 連結60億円(2017年2月)
総資産 連結263億円(2017年2月)
従業員数 単体351人(2017年2月)
決算期 2月末日
関係する人物 服部吉雄創業者
外部リンク https://www.kanseki.co.jp/
テンプレートを表示
カンセキ西川田店(宇都宮市)
WILD-1仙台泉店

株式会社カンセキ: KANSEKI CO., LTD.)は、栃木県を中心にホームセンターを中核に事業を展開している会社。

カンセキの社名は、創業者・服部吉雄が茨城県勝田市(現・ひたちなか市)で起業していた石油製品販売会社「油販売」から(関石=カンセキ)を取ったのが由来。

本社ビルは軍艦をイメージした形状となっており、1階はカンセキ運営のオフハウスヌマニウコーポレーション運営のハードオフブックオフガレージオフという全国でも珍しい複合運営会社のエコタウン宇都宮西川田店となっている。

事業内容

[編集]
  • ホームセンターカンセキ(ホームセンター事業 / ペット用品専門店 ペットプラネット、自転車専門店 ネオサイクリスタを含む)
  • アウトドアライフストアーWILD-1(ワイルドワン/アウトドア用品)
  • リユース店事業 オフハウス(FC)
  • 業務スーパー(業務用食材品 / 栃木県内FC)
  • 飲食店事業(ワイルド・バーン宇都宮駅東店、真岡店、小山店)

関連店舗

[編集]

ホームセンターと共に、事業の多角化戦略の一環として以下の事業を展開している。

沿革

[編集]
  • 1975年昭和50年)
    • 2月 - 株式会社服部茨城県勝田市(現・ひたちなか市)にて設立。
    • 4月 - ホームセンター1号店「ホームセンタカンセキ宇都宮西店」を宇都宮市睦町7-3にて開店。
  • 1976年(昭和51年)12月 - 商号を株式会社カンセキに変更。
  • 1977年(昭和52年)10月 - 本社を栃木県宇都宮市峰町に移転。
  • 1983年(昭和58年)4月 - 「カンセキ若草店」を開店し、ホームセンターの店舗数は10店舗に。
  • 1984年(昭和59年)4月 - アウトドアライフ専門店「WILD-1」宇都宮駅東店、ハンバーグレストラン「wild-barn」を開店。
  • 1988年(昭和63年)4月 - 研修センター(ショールーム型ホームセンター)カンセキホームテック21(宇都宮市西川田本町3-1-1)を開設。
  • 1989年平成元年)
    • 5月 - 本社を研修センター内(現在地)に移転。
    • 8月 - イタリアンレストラン「カプリチョーザ宇都宮駅東店」をフランチャイズにて開店。
    • 10月 - スマイルカード(自社カード)会員募集開始。
    • 10月16日- 今市店で火災(営業時間外)[1]
  • 1991年(平成3年)9月 - 日本証券業協会に店頭登録。(現・JASDAQ、証券コード9903)
  • 1992年(平成4年)
    • 4月 - 子会社「株式会社アテナ」(現・株式会社バーン)を設立。
    • 6月 - 宇都宮市平出工業団地内にて、カンセキ物流センターを稼動(現・芳賀町テクノポリス地区内)。
  • 1993年(平成5年)8月 - セガワールド・クロノス(那須塩原市)を開店。
  • 1996年(平成8年)7月 - ベーカリーレストラン「サンマルク宇都宮八幡台店」を開店(2012年12月1日よりサンマルク直営店に変更)。
  • 1998年(平成10年)10月 - スマイルカードの発行部数が100万枚を突破。
  • 1999年(平成11年)
    • 4月 - リフォームサービス「住マイル応援隊」発足。
    • 5月 - 「オフハウス佐野店」を開店し、オフハウスのフランチャイズ展開開始。
  • 2002年(平成14年)3月 - 「カンセキ足利店」を開店(現在は閉店)。
  • 2003年(平成15年)8月 - 「業務スーパー佐野店」を開店し、業務スーパーのフランチャイズ展開を開始。
  • 2006年(平成18年)11月 - 「カンセキ龍ヶ崎店」を開店。
  • 2011年(平成23年)10月21日 - WILD-1仙台東インター店開店。
  • 2012年(平成24年)6月26日 - インターネットオンラインショップ「スマイルダイレクト」を開始。
  • 2013年(平成25年)
  • 2014年(平成26年)12月31日 - カプリチョーザ宇都宮駅東店閉店。
  • 2017年(平成29年)7月2日 - カンセキ小山店を閉店。
  • 2018年(平成30年)5月1日 - 三代目社長に大田垣一郎氏が着任。
  • 2019年(平成31年)3月 - WILD-1幕張店開店。
  • 2020年令和2年)
    • 2月16日 - カンセキわし宮店閉店。
    • 3月12日 - 栃木県総合運動公園陸上競技場の2020年4月から3年間の命名権を年額1800万円で栃木県と契約、「カンセキスタジアムとちぎ」と命名[1]
    • 3月18日 - 「カンセキ栃木そのべ店」開店。
  • 2022年(令和4年)7月12日 - 同業のDCMホールディングスと資本業務提携を締結。DCMホールディングスが当社株式の6.8%を取得する予定である。[2]
  • 2023年(令和5年)
    • 2月1日 - 株式会社茨城カンセキ及び株式会社バーンを吸収合併[3][4]

営業店舗

[編集]

現在

[編集]

ホームセンター

栃木県内
駅東店 旧 本店(ネオ・サイクリスタ館、ペットプラネット館、楽々市、住マイル応援隊FC事業者運営による住マイル応援隊ショールーム)
栃木店(資材館、ペット館併設)
雀宮店
今市店(ペットプラネット館、灯油販売所、業務スーパー併設)
真岡店(ネオ・サイクリスタ館、ペットプラネット館、スマイル応援隊、灯油販売所、オートピット併設)
佐野店(ペットプラネット併設)
若草店(園芸館、灯油販売所併設)
西川田店(ネオ・サイクリスタ館、ペットプラネット館、灯油販売所併設)
小金井店(ペットプラネット、ネオ・サイクリスタ、灯油販売所併設)
市貝店
小川店(資材館併設)
大平店
茂木店(資材館併設)
黒磯店
高根沢店
烏山店
氏家店(資材館併設)
新鹿沼店(ペットプラネット館、ネオ・サイクリスタ館、資材館、灯油販売所、駐車場内栃木銀行ATM併設)
大田原南店(ネオ・サイクリスタ、灯油販売所、資材館併設)
栃木そのべ店(旧カインズ栃木店へ居抜き出店)
福島県内
白河店(ペットプラネット館、資材館併設)
会津若松店(ネオ・サイクリスタ館、ペットプラネット館、灯油販売所併設)
茨城県内
那珂店
龍ケ崎店(資材館併設)
高萩店
群馬県内
館林店(ネオ・サイクリスタ館、ペットプラネット館、FC,タイヤ市場)
オフハウス店舗
宇都宮西川田店(カンセキ本社棟1F)
鹿沼店
佐野店(旧オートラマ安佐跡)
黒磯店(那須塩原市)
足利店(旧カンセキ足利店併設)
新白河店(白河市)
下館店(ハードオフ下館店併設)
館林店
さくら氏家店
業務スーパー(栃木県内)
宇都宮簗瀬店
戸祭店(旧ライトオン跡)
雀宮店
インターパーク
栃木店(旧イエローハット栃木店跡)
佐野店
足利東山店
八幡店
小山店
鹿沼店(旧WILD-1鹿沼店・カンセキQ-ピット跡)
今市店(旧イエローハット跡)
真岡店
西那須野店
氏家店
黒磯店(旧スーパーダイユー豊浦店跡)

過去

[編集]

ホームセンター

栃木県内
本店(駅東店とは別店舗) - 現在の駅東店3階立て駐車場の場所。
西店(現・シーサイドリゾートアミューズメントパーク) - 宇都宮市睦町7-3
鶴田店(現・サンキ鶴田店) - 宇都宮市鶴田町3098-2
御幸ヶ原店(現・ダイソー御幸ヶ原店)
日光店(ダイソー → ウエルシア薬局 日光インター店)
足利店(旧ドイト跡)
藤岡店(現・ドラッグストア)
西那須野店(現・アルペン西那須野店) - 那須塩原市南郷野2丁目146-30
上三川店(コジマ上三川店→建機リース会社)
鹿沼店(新鹿沼店とは別店舗)(現・ウエルシア薬局鹿沼店)
大田原店(大田原南店とは別店舗)
小山店 - 小山市中久喜1213-1
茨城県内
岩瀬店(現・ダイソー岩瀬店)
元吉田店(ケーズデンキ元吉田店跡)
姫子店
東海店(現・ワンダーグー東海店)
勝田店
神栖店(現・茨城鑑定団神栖店)
福島県内
小名浜店(ケーズデンキ小名浜店→現・万代いわき小名浜店)
郡山店(ダイソー郡山島店→現・ヨークベニマル郡山島店)
須賀川店(ダイユーエイト須賀川北店→現・スシロー須賀川店)
田島店(現・ツルハドラッグ南会津店)
福島鎌田店(現・ダイユーエイト福島鎌田店)
千葉県内
野田店
埼玉県内
わし宮店
WILD-1
宇都宮戸祭店(現・ウエルシア薬局 戸祭店)
鹿沼店(現・業務スーパー鹿沼店)
佐野店
真岡店(旧ライトオン真岡店→現・ネオ・サイクリスタ真岡店)
足利店
大泉学園店(現・ハードオフオフハウス大泉学園店)
新潟店(現・オフハウスホビーオフ店舗)
長野店
札幌市内:2店舗
カプリチョーザ(FC)宇都宮駅東店
東武宇都宮駅店
ネオ・サイクリスタ(単独店舗)
足利店
小山城南店
小山店

サンマルク 宇都宮八幡山店(直営店に移行後鎌倉パスタとして営業中)

オートラマ
オートラマ西川田(現在はカンセキ西川田店・店舗の一部 / レジ南側部分)
オートラマ安佐(現・OFFHOUSE 佐野店)
ホームテック21
(現・OFFHOUSE 西川田店)

スマイルカード

[編集]

同業他社に先駆け、ホームセンターカンセキのポイントカード「スマイルカード」を発行している[5]。スマイルカードは、過去にキャッシングサービス(足利銀行栃木銀行ATMでも借入が可能だった)やホームセンターでのクレジット払い、優待施設での会員割引、提携施設でのポイント進呈サービス(スマイルショップ加盟店)等があったが現在は休止している。入会は、クレジットカードが元となっているため、18歳以上で、運転免許証健康保険証等の身分証明書と会費100円が必要[5]で印鑑や口座番号などは不要である。法人事業所向けの「スマイルビジネスカード」、官公庁向けの「カンセキカード」もある[5]

脚注

[編集]
  1. ^ 愛称は「カンセキスタジアム」栃木県の新競技場 命名権、年額1800万円下野新聞SOON
  2. ^ DCM、同業のカンセキと資本業務提携 PBを共同開発”. 日本経済新聞 (2022年7月12日). 2022年7月17日閲覧。
  3. ^ カンセキ、バーンの保険代理店事業を譲渡”. M&Aオンライン (2022年9月22日). 2023年2月20日閲覧。
  4. ^ 株式会社茨城カンセキ 第15期決算公告”. 官報決算データベース (2022年12月16日). 2023年2月20日閲覧。
  5. ^ a b c スマイルカード”. ホームセンターカンセキ. 2020年12月21日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]