かるが浜駅
表示
かるが浜駅 | |
---|---|
駅入口(2008年7月) | |
かるがはま Karugahama | |
◄JR-Y12 吉浦 (1.2 km) (2.1 km) 天応 JR-Y10► | |
所在地 | 広島県呉市狩留賀町4 |
駅番号 | JR-Y11 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■呉線 |
キロ程 | 72.2 km(三原起点) |
電報略号 | カマ |
駅構造 | 高架駅(盛土上)[1] |
ホーム | 1面2線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
207人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1999年(平成11年)2月7日[2] |
備考 | 無人駅[2](自動券売機 有) |
かるが浜駅(かるがはまえき)は、広島県呉市狩留賀町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)呉線の駅である[2]。駅番号はJR-Y11。
歴史
[編集]- 1921年(大正10年)3月15日:野間八郎、夏季狩留賀海水浴場開場の期間 汽車を臨時停車させる様に門司鉄道局局長(小平保蔵)宛に申請書を提出。
- 1927年(昭和2年)2月:「狩留賀仮/臨時停車場(旧・かるが浜駅)」新設の件を門司鉄道局に対して請願。同年4月12日でもって、請願は否認される。
- 1928年(昭和3年)
- 1952年(昭和27年):接収解除に伴い、狩留賀仮/臨時停車場が再開される。
- 1955年(昭和30年):狩留賀仮/臨時停車場(旧・かるが浜駅)から駅舎解体。
- 1967年(昭和42年)8月1日:狩留賀仮/臨時停車場廃止[3]。
- 1997年(平成9年)4月3日:呉市と駅新設工事協定を締結[4]。
- 1999年(平成11年)2月7日:現在のかるが浜駅が開設(復活)[2]。
- 2003年(平成15年)10月1日:ダイヤ改正に伴い、1本のみ存在した2番線で待避する上り列車廃止[注釈 2]。
- 2006年(平成18年)3月18日:ダイヤ改正に伴い、当駅で快速安芸路ライナー同士の交換を行うようになる[注釈 3]。
- 2007年(平成19年)
- 2018年(平成30年)
駅構造
[編集]盛土上に島式ホーム1面2線を有する[2]高架駅[1]。呉線内唯一の1線スルー配線の駅[2]で、1番線が上下本線、2番線が上下副本線である。安全側線は1番線呉側、2番線広島側にある。
呉駅管理の無人駅[2]。入口に自動券売機とバー開閉式で無い簡易式自動改札機がある。ホームへはそこから階段を登ると辿り着ける。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2 | 呉線 | 上り | 呉・竹原方面 | 2番のりばは待避時のみ[注釈 5] |
下り | 海田市・広島方面 | 2番のりばは列車交換時のみ |
- 付記事項
- 1番線が直線になっており、海側に2番線がある。右上の写真では手前側が2番線、奥側が1番線である。
- 原則、列車は呉方面・広島方面共に1番線を使用するが、行違いをする場合は、呉方面列車は1番線、広島方面列車は2番線を使用する[注釈 2]。
- 通過列車は呉方面・広島方面共に1番線を通過。その際、対向列車がある場合は2番線で待避する[注釈 3]。
利用状況
[編集]「呉市統計書」によると、1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年(平成10年) | [注釈 6]78 |
1999年(平成11年) | 164 |
2000年(平成12年) | 179 |
2001年(平成13年) | 180 |
2002年(平成14年) | 211 |
2003年(平成15年) | 209 |
2004年(平成16年) | 236 |
2005年(平成17年) | 258 |
2006年(平成18年) | 278 |
2007年(平成19年) | 290 |
2008年(平成20年) | 272 |
2009年(平成21年) | 278 |
2010年(平成22年) | 284 |
2011年(平成23年) | 299 |
2012年(平成24年) | 294 |
2013年(平成25年) | 299 |
2014年(平成26年) | 267 |
2015年(平成27年) | 258 |
2016年(平成28年) | 274 |
2017年(平成29年) | 256 |
2018年(平成30年) | 208 |
2019年(令和 元年) | 207 |
2020年(令和 2年) | 198 |
2021年(令和 3年) | 199 |
2022年(令和 4年) | 207 |
駅周辺
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 毎年8月31日まで開設。料金は呉駅 - 狩留賀仮/臨時停車場まで大人10銭、小人5銭。回数券であれば、大人2円、小人1円、各25回券であった。狩留賀浜仮/臨時停車場は、狩留賀川の西側 海に沿って幅2m、長さ170 - 180mのコンクリートでもって造られていて、出・改札口は停車場の東側に設置された。
- ^ a b 2003年9月30日までは、午前6時39分頃に呉方面普通列車(当時の148M広行)が2番線に入線し、広島方面快速列車(当時の5621M由宇行)が1番線を通過するダイヤが組まれていた。
- ^ a b 日中の下り快速安芸路ライナーは2番線に運転停車の上、上り快速安芸路ライナーの1番線通過待ちを行っている。以前は吉浦駅で上下列車が一旦停車して交換を行っていた。同駅は当時快速通過駅。
- ^ 広駅 - 呉駅間は8月20日から暫定的な部分運転を実施[5]。
- ^ 現在、定期列車の待避設定なし。
- ^ 実際に営業した1999年2月7日から3月31日までの53日間平均。
出典
[編集]- ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 49号 福山駅・宇部新川駅・忠海駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月28日、21頁。
- ^ a b c d e f g h 『鉄道ジャーナル』第33巻第4号、鉄道ジャーナル社、1999年4月、83頁。
- ^ 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、276頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “呉線に新駅設置へ JR西日本”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1997年4月8日)
- ^ 「西日本豪雨(平成30年7月豪雨)」に伴う運転状況などについて(2018年8月22日時点):JR西日本
- ^ 「西日本豪雨(平成30年7月豪雨)」に伴う運転状況などについて(2018年9月11日時点):JR西日本
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- かるが浜駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道