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天神川駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
天神川駅
東口・本駅舎(2008年3月)
てんじんがわ
Tenjingawa
JR-G03/Y03 向洋 (1.8 km)
(2.3 km) 広島 JR-G01/Y01*
地図
所在地 広島市南区東駅町1-13
北緯34度23分23.8秒 東経132度29分53.95秒 / 北緯34.389944度 東経132.4983194度 / 34.389944; 132.4983194座標: 北緯34度23分23.8秒 東経132度29分53.95秒 / 北緯34.389944度 東経132.4983194度 / 34.389944; 132.4983194
駅番号 JR-G02(山陽本線)
JR-Y02(呉線)
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 山陽本線
呉線直通含む)
キロ程 302.4 km(神戸起点)
三原から呉線経由で91.1 km
電報略号 テン
駅構造 地上駅(盛土上)
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
8,457人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 2004年平成16年)3月13日[1]
備考 業務委託駅
みどりの券売機プラス設置駅
広 広島市内
* 当駅 - 広島間に広島貨物ターミナル駅有(当駅から0.7 km先)
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天神川駅(てんじんがわえき)は、広島県広島市南区東駅町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線である。

線路名称上では山陽本線単独駅であるが、運転系統上呉線の列車も乗り入れる。駅番号は山陽本線がJR-G02、呉線がJR-Y02

概要

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当駅は、ダイヤモンドシティ(現 イオンモール)が設置費用4億4千万円を負担し、ダイヤモンドシティソレイユ(現 イオンモール広島府中)の開業に合わせて新設された[2][3]

駅名は一般公募によるもので、駅近くを流れる暗渠となった川の名から採っている。公募結果の1位は安芸府中であったが、6位の天神川が採用された[4]

歴史

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開業時の写真
(2004年3月13日)

駅構造

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西口(2008年7月)

旅客線のみに相対式2面2線[1]ホームを持つ地上駅である。分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。改札口はホームより低位置にある。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。JRの特定都区市内制度における「広島市内」([広])の駅である。

駅舎

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  • 簡易地平駅舎方式
  • 2004年(平成16年)落成

コンコース内

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  • 改札口
  • みどりの券売機プラス(西条・呉・三原方面改札口前)営業時間:5:30-23:00
  • 自動券売機5台(広島・岩国方面…2台 西条・三原・呉方面…3台)
  • 自動改札機4台(広島・岩国方面…2台 西条・三原・呉方面…2台)
  • トイレ1箇所(上り駅舎にあり、改札を通らなければ使用できない)
  • エレベーター2台(広島・岩国方面…1台[コンコース外] 西条・三原・呉方面…1台)

構内

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間に広島貨物ターミナル駅関連の線路を多数挟み上下線のホームが離れているため、当駅は「西条・呉方面改札口」と「広島方面改札口」に分かれており、改札内での互いの行き来はできない(西条・呉方面改札口に、『こちらから広島方面は利用できません』の看板が設置されている)。両改札口間は、当駅東側にある線路下ガードのトンネル内歩道を歩く。この歩道は、車道であったものを当駅開業に合わせて歩道に転用したものであり、車道はその横に新設された。

本駅舎とみどりの券売機プラスは西条・呉方面改札口にある。JR西日本中国交通サービスによる業務委託駅であり、早朝・深夜無人(係員配置時間帯は6:30-22:00)となる。

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1 G 山陽本線 上り 西条三原方面[7]
Y 呉線 方面[7]
2 G 山陽本線
Y 呉線含む)
下り 広島岩国宮島口方面[7]

ダイヤ

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データイムは1時間あたり山陽線4本、呉線1本の計5本、広島方面は1時間あたり5本の運行となっている。朝夕のラッシュ時間帯は運行本数が増加する。なお、呉線の「安芸路ライナー」、山陽線・呉線の「通勤ライナー」、山陽線の「シティライナー」は当駅に停車しない。

利用状況

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  • 以下の情報は、広島市統計書に基づいたデータである。
年度 1日平均
乗車人員
2003年(平成15年) [注釈 2]5,428
2004年(平成16年) 6,346
2005年(平成17年) 7,639
2006年(平成18年) 8,389
2007年(平成19年) 9,030
2008年(平成20年) 9,290
2009年(平成21年) 9,300
2010年(平成22年) 9,411
2011年(平成23年) 9,522
2012年(平成24年) 9,592
2013年(平成25年) 9,629
2014年(平成26年) 9,577
2015年(平成27年) 10,032
2016年(平成28年) 10,599
2017年(平成29年) 10,707
2018年(平成30年) 10,345
2019年(令和 元年) 10,551
2020年(令和02年) 8,323
2021年(令和03年) 7,891
2022年(令和04年) 8,457
乗車数グラフ

駅周辺

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駅構内まで広島貨物ターミナル駅のコンテナ置き場や広島運転所の車両置き場、広島機関区蟹屋派出の車両置き場及び仕業検査場が伸びている。

当駅は広島市南区の北東端に位置しており、すぐ北側は広島市東区および安芸郡府中町である。東側は府中大川を挟んで府中町域である。

北側

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駅の北側(東口、北口、西条・呉方面改札口)の駅周辺

南側

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駅の南側(西口、南口、広島方面改札口)の駅周辺

バス路線

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地図
天神川駅とバスのりば

天神川駅(西条・呉方面改札口)から北へ約300mの広島県道84号東海田広島線沿いに天神川駅北(イオンモール広島府中前)バス停があり、広電バス[8]つばきバス[9]が発着している。

天神川駅北(イオンモール広島府中前)バス停(広島駅方面)
天神川駅北(イオンモール広島府中前)バス停(府中町各方面)
  • 2 (広電バス) - 府中山田・府中ニュータウン・府中永田方面
  • つばきバス(北エリア右回り・北エリア左回り・南エリア右回り・南エリア左回り) - 府中町各方面

隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
G 山陽本線・Y 呉線(呉線は海田市駅まで山陽本線)
快速「シティライナー」・快速「通勤ライナー」・快速「安芸路ライナー
通過
普通
向洋駅 (JR-G03/JR-Y03) - 天神川駅 (JR-G02/JR-Y02) - 広島駅 (JR-G01/JR-Y01)

脚注

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注釈

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  1. ^ 簡易自動改札機の導入は、広島支社管内では初めての事例であった。
  2. ^ 2004年3月13日(開業日)から2004年3月31日までの実営業日数19日の平均値

出典

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  1. ^ a b c d 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '04年版』ジェー・アール・アール、2004年7月1日、190頁。ISBN 4-88283-125-2 
  2. ^ a b 山陽本線 広島〜向洋間に新駅「天神川駅」開業インターネットアーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年12月12日
  3. ^ a b 新着情報 「天神川駅」が開業しましたインターネットアーカイブ)- JR西日本 広島支社ホームページ
  4. ^ 山陽本線向洋・広島間新駅駅名の決定インターネットアーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年7月2日
  5. ^ 岡山・福山エリア 8路線82駅への「駅ナンバー」の導入について - 西日本旅客鉄道、2020年7月28日、2020年7月28日閲覧。
  6. ^ JR西日本、岡山・福山エリア&広島エリアに「駅ナンバー」順次導入”. マイナビニュース (2020年7月28日). 2022年3月2日閲覧。
  7. ^ a b c 天神川駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年3月25日閲覧。
  8. ^ 広島市東部エリア:広島〜熊野方面(向洋経由)|バス情報:路線バス|広島電鉄
  9. ^ つばきバス - 都市計画・都市づくり - 府中町公式サイト

参考書籍

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  • 各 広島市統計書

関連項目

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外部リンク

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