仁方駅
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仁方駅 | |
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駅舎(2008年7月) | |
にがた Nigata | |
◄JR-Y19 安芸川尻 (4.8 km) (2.6 km) 広 JR-Y17► | |
所在地 | 広島県呉市仁方本町二丁目1-1 |
駅番号 | JR-Y18 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■呉線 |
キロ程 | 57.6 km(三原起点) |
電報略号 | ニタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
410人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1935年(昭和10年)11月24日[2] |
備考 |
仁方駅(にがたえき)は、広島県呉市仁方本町二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)呉線の駅である[1]。駅番号はJR-Y18。
概要
[編集]国鉄時代は近くの仁方港から瀬戸内海対岸の堀江駅(堀江桟橋)までの航路である仁堀航路の連絡駅だった。連絡船廃止以降は松山(堀江)への連絡機能は、阿賀港最寄駅である安芸阿賀駅(呉・松山フェリーの寄港地)に譲ったが、呉・松山フェリーも2009年6月限りで廃止された。
歴史
[編集]- 1935年(昭和10年)11月24日:鉄道省呉線三津内海駅(現・安浦駅) - 広駅間延伸時に開設[2]。
- 1946年(昭和21年)5月1日:仁堀連絡船開設。
- 1976年(昭和51年)6月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1982年(昭和57年)7月1日:仁堀連絡船廃止[3]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、[西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2]。
- 1995年(平成7年)10月1日:管轄が広島支社の直轄(呉管理駅)から三原地域鉄道部に変更[4]。
- 2006年(平成18年)3月18日:ダイヤ改正に伴い、臨時快速「瀬戸内マリンビュー」の停車駅となる。
- 2007年(平成19年)
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)3月12日:ダイヤ改正に伴い、臨時快速「瀬戸内マリンビュー」の通過駅に戻る[8]。
- 2016年(平成28年)
- 6月22日:平成28年梅雨前線豪雨に伴い当駅 - 安芸川尻駅間で土砂崩れが発生、三原駅 - 広駅間が不通となる[9]。
- 6月29日:安浦駅 - 広駅間運行再開[10]。
- 2018年(平成30年)
- 2024年(令和6年)3月 - 新駅舎使用開始。旧駅舎は解体。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。両ホームは跨線橋で連絡していたが、老朽化に伴い2018 - 2019年にかけて解体工事が実施された。現在は、跨線橋撤去前に既に呉市が設置していた、改札外の人道橋を渡って連絡する形式となっている。自動改札機は無いが、ICOCAは利用可能(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。ICカードは専用カードリーダーによる対応である。男女別の水洗式トイレが設置されている。
三原駅管理の無人駅。駅舎は三原方面行ホーム側にあるが、呉方面行ホーム側にも出入口がある。自動券売機は駅舎内と、呉方面行ホームに設置されている。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 呉線 | 上り | 竹原・三原方面 |
2 | 下り | 呉・広島方面 |
利用状況
[編集]「呉市統計書」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1987年(昭和62年) | 1,425 |
1988年(昭和63年) | 1,430 |
1989年(平成 元年) | 1,442 |
1990年(平成 2年) | 1,438 |
1991年(平成 3年) | 1,419 |
1992年(平成 4年) | 1,429 |
1993年(平成 5年) | 1,435 |
1994年(平成 6年) | 1,382 |
1995年(平成 7年) | 1,339 |
1996年(平成 8年) | 1,339 |
1997年(平成 9年) | 1,284 |
1998年(平成10年) | 1,272 |
1999年(平成11年) | 1,166 |
2000年(平成12年) | 1,007 |
2001年(平成13年) | 928 |
2002年(平成14年) | 909 |
2003年(平成15年) | 866 |
2004年(平成16年) | 817 |
2005年(平成17年) | 776 |
2006年(平成18年) | 763 |
2007年(平成19年) | 819 |
2008年(平成20年) | 821 |
2009年(平成21年) | 789 |
2010年(平成22年) | 771 |
2011年(平成23年) | 776 |
2012年(平成24年) | 739 |
2013年(平成25年) | 689 |
2014年(平成26年) | 641 |
2015年(平成27年) | 644 |
2016年(平成28年) | 629 |
2017年(平成29年) | 609 |
2018年(平成30年) | 486 |
2019年(令和 元年) | 511 |
2020年(令和 2年) | 450 |
2021年(令和 3年) | 428 |
2022年(令和 4年) | 410 |
駅周辺
[編集]- 仁方港
- 呉市役所仁方市民センター(支所)
- 呉市立仁方中学校
- 呉市立仁方小学校
- わかば幼稚園
- 白鳩幼稚園
- 呉信用金庫 仁方支店
- 呉農業協同組合(JA呉)仁方ふれあい店
- ツボサン 本社工場
- 国道185号
- 広島県道279号広仁方停車場線
- 広島県道261号仁方港線
バス路線
[編集]駅前ロータリー内に「仁万駅南口」停留所があり、広電バス広仁方線が発着する。
駅北側を通る広島県道279号線沿いに「仁方駅前」停留所があり、下記の各路線が経由する。
- ※「呉駅前を経由して日本製鉄へ向かう路線」では無い。
- 中国労災病院 / 営農センター、沖友天満宮前
- ※営農センター止りの便が混在する。
- ※安浦駅行は平日2便のみ運行。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 49号 福山駅・宇部新川駅・忠海駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月28日、20頁。
- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、275頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “日本国有鉄道公示第70号”. 官報. (1982年6月29日)
- ^ 『JR西日本広島支社10年史 : 次なる10年に向かって : 1987-1997』(西日本旅客鉄道広島支社)p.370
- ^ 「JR呉線部分運休で国道渋滞」『中国新聞』中国新聞社、2010年7月17日。オリジナルの2010年7月21日時点におけるアーカイブ。
- ^ 2010年7月定例社長会見(2010年7月22日時点のアーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2010年7月21日
- ^ 「Railway Topics」『鉄道ジャーナル』第44巻第10号、鉄道ジャーナル社、2010年10月号、150-151頁。
- ^ 『平成23年春の臨時列車について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道広島支社、2011年1月21日。オリジナルの2011年1月24日時点におけるアーカイブ 。2023年5月21日閲覧。
- ^ “6月19日から続く梅雨前線等による被害状況等について(第6報)” (PDF). 国土交通省 (2016年6月27日). 2016年6月29日閲覧。
- ^ “6月19日から続く梅雨前線等による被害状況等について(第8報)” (PDF). 国土交通省 (2016年6月29日). 2016年6月30日閲覧。
- ^ “沿革” (PDF). データで見るJR西日本2018. 西日本旅客鉄道. p. 203. 2023年5月21日閲覧。
- ^ “平成30年台風第7号及び前線等による被害状況等について(第7報)” (PDF). 国土交通省 (2018年7月7日). 2018年7月23日閲覧。
- ^ 『西日本豪雨および台風24号に伴う運転状況などについて(2018年10月16日時点)』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2018年10月16日 。2023年5月21日閲覧。
- ^ 交通政策課: “広川尻線”. 呉市. 2023年2月11日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 仁方駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道