大野浦駅
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大野浦駅 | |
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北口駅舎(2020年8月) | |
おおのうら Ōnoura | |
◄JR-R11 前空 (3.1 km) (5.0 km) 玖波 JR-R13► | |
所在地 | 広島県廿日市市塩屋一丁目1-57 |
駅番号 | JR-R12 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■山陽本線 |
キロ程 | 331.4 km(神戸起点) |
電報略号 | ノラ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,461人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1919年(大正8年)3月16日[1] |
備考 | 無人駅 |
大野浦駅(おおのうらえき)は、広島県廿日市市塩屋一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅。駅番号はJR-R12。宮浜温泉への玄関駅でもある。
歴史
[編集]- 1917年(大正6年)7月13日:鉄道院山陽本線の宮島駅(現在の宮島口駅) - 玖波駅間に大野浦信号場として設置[1]。
- 1919年(大正8年)3月16日:駅に昇格、大野浦駅として開業[1]。一般駅[1]。
- 1974年(昭和49年)12月10日:貨物の取り扱いを廃止する[1]。
- 1979年(昭和54年)4月2日:駅舎改築[2]。
- 1982年(昭和57年)11月15日:ダイヤ改正により、広島駅 - 当駅・岩国駅間にシティ電車を設定[3]。後に、全列車が岩国駅まで延長され、当駅折返し列車消滅。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1]。
- 1990年(平成2年)3月10日:みどりの窓口の営業を開始[4]。
- 2007年(平成19年)
- 2012年(平成24年)3月17日:ダイヤ改正により、当駅折返しの定期列車をデータイムに再設定[5]。
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)
- 2018年(平成30年)
- 2019年(平成31年)3月16日:休止中だった快速シティライナーが正式に廃止され、普通列車のみの停車に戻る。
- 2020年(令和2年)3月14日:シティライナー復活により、再びシティライナーの停車駅となる。
- 2024年(令和6年)
駅構造
[編集]単式・島式の複合型2面3線のホームを持つ地上駅。2・3番のりばが島式ホームである。駅舎は1番のりば側にあり、島式ホームへは跨線橋で連絡している。
駅員は周辺駅を含めて巡回するため当駅には常駐せず、改札口付近に設置されているインターホンにて対応する[7]。ICOCAの利用が可能である(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1・2 | 山陽本線 | 上り | 宮島口・広島方面 | 2番のりばは当駅始発 |
3 | 下り | 岩国・徳山方面 | 一部2番のりば |
- 上り本線は1番のりば、下り本線は3番のりば。2番のりばは上下共用の待避線(中線)であり、当駅始発の広島方面行きが使用するが、一部の岩国方面行きの列車(停車時間が長い列車)も使用する。
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ホーム(2017年3月)
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駅名標(2021年12月)
利用状況
[編集]1日平均の乗車人員は以下の通り。特記のないものは「廿日市市統計書」による。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
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1989年(平成元年) | 2,294[8] |
1990年(平成 2年) | |
1991年(平成 3年) | |
1992年(平成 4年) | 2,377[9] |
1993年(平成 5年) | |
1994年(平成 6年) | |
1995年(平成 7年) | |
1996年(平成 8年) | |
1997年(平成 9年) | |
1998年(平成10年) | 2,213[10] |
1999年(平成11年) | 2,232 |
2000年(平成12年) | 2,005 |
2001年(平成13年) | 1,855 |
2002年(平成14年) | 1,786 |
2003年(平成15年) | 1,772 |
2004年(平成16年) | 1,746 |
2005年(平成17年) | 1,710 |
2006年(平成18年) | 1,697 |
2007年(平成19年) | 1,701 |
2008年(平成20年) | 1,700 |
2009年(平成21年) | 1,654 |
2010年(平成22年) | 1,618 |
2011年(平成23年) | 1,614 |
2012年(平成24年) | 1,609 |
2013年(平成25年) | 1,606 |
2014年(平成26年) | 1,609 |
2015年(平成27年) | 1,669 |
2016年(平成28年) | 1,683 |
2017年(平成29年) | 1,708 |
2018年(平成30年) | 1,730 |
2019年(令和元年) | 1,769 |
2020年(令和 2年) | 1,500 |
2021年(令和 3年) | 1,461 |
駅周辺
[編集]- 東阿道路工業広島工場
- 国道2号
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、229頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 広島鉄道管理局 昭和50年代史 編さん委員会 編『広島鉄道管理局 昭和50年代史』日本国有鉄道広島鉄道管理局、1986年3月31日、381頁。
- ^ 鉄道データファイル -「鉄道の歴史」1982年 -「広島シティ電車運転開始」
- ^ 「山陽本線大野浦駅に「みどりの窓口」開設」『交通新聞』交通新聞社、1990年3月18日、1面。
- ^ 西日本旅客鉄道広島支社 平成24年3月17日ダイヤ改正について
- ^ “大野浦駅で完成式典”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2018年4月19日)
- ^ a b c “大野浦駅 | 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2024年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月1日閲覧。
- ^ 『JR全線全駅』p.315、弘済出版社(1991-11-15)
- ^ 『JR全線全駅』p.316、弘済出版社(1994-11-15)
- ^ 『JR全線全駅』p.368、弘済出版社(2000-12-07)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 大野浦駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道