アミソーダロス
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アミソーダロス(古希: Ἀμισώδαρος, Amisōdaros)またはアミソダロス(古希: Ἀμισόδαρος, Amisodaros)は、ギリシア神話の人物である。アテュムニオス、マリスの父[2]。また怪物キマイラを育てた人物とされる[2][3]。
一説によればアミソーダロスはリュキア人からはイサラスと呼ばれ、またキマイラはキマロスという海賊の首領で、彼らをゼレイアの地からリュキアに連れてきたのがアミソーダロスであるという[4]。しかしキマイラはベレロポーンに討伐された[5][6][7][8][4][9][10]。
また彼の2人の息子はリュキア王サルペードーンに仕えたが、トロイア戦争で戦死した。2人を討ったのはピュロスの武将アンティロコスとトラシュメーデースだった[2]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁訳、岩波文庫(1953年)
- ヒュギーヌス『ギリシャ神話集』松田治・青山照男訳、講談社学術文庫(2005年)
- プルタルコス『愛をめぐる対話 他三篇』柳沼重剛訳、岩波文庫(1986年)
- ヘシオドス『神統記』廣川洋一訳、岩波文庫(1984年)
- ホメロス『イリアス(上・下)』松平千秋訳、岩波文庫(1992年)
- 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』岩波書店(1960年)