ウイスキー・サワー
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ウイスキー・サワー | |
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基本情報 | |
種別 | ロングドリンク |
作成技法 | シェイク |
スタイル | サワー |
色 | 黄色 |
グラス | サワーグラス |
アルコール度数 | |
度数 |
23度[1] |
レシピの一例 | |
ベース | ウイスキー |
装飾材料 |
マラスキーノ・チェリー オレンジスライス |
材料 |
ウイスキー …… 45ml |
レモンジュース …… 20ml | |
砂糖 …… 1tsp |
ウイスキー・サワー(英: Whiskey Sour)はウイスキーをベースにした古典的なカクテル[2][3]。日本語のカタカナ表記としてはウイスキーサワーもある[2]。ボストン・サワー(英: Boston Sour)とも呼ばれる[4]。
概要
[編集]カクテルにおいて「サワー」は酒をレモンジュースやオレンジジュースなどで割り砂糖を加えた酸味のある飲み物である[1][5][6]。ベースとなる酒をウィスキーからジン、ラム酒、テキーラ、ブランデーに替えたサワーもよく知られている[1]。そういったサワーカクテルの中でも最もポピュラーなものがウィスキー・サワーである[4]。1870年にアメリカ合衆国ウィスコンシン州の地方紙でウィスキー・サワーについて言及されており、文献として確認できる最古のものである[4]。以降、映画、文学、ポップカルチャーなど多数に登場するようになった[4]。
ウィスキー・サワーがアメリカ発祥という確証はないが、ライ・ウイスキーやバーボンウイスキーといったアメリカ産ウィスキーが使われることから、アメリカ発祥だと考えられている。
チャールズ・シューマンは、自著において絞りたてのレモンジュースが最良としている[3]。
レシピの例
[編集]材料にソーダ水を加えることもある[2]。砂糖はシュガーシロップでも良い[1]。オレンジスライスをレモンスライスに替えても良い[6]。
質感をなめらかにするため、卵白を材料に加えることもある[4]。
出典
[編集]- ^ a b c d e f 『改訂版カクテル完全ガイドうまいつくり方の方程式』池田書店、2021年、152頁。ISBN 978-4262130705。
- ^ a b c d e “ウイスキーサワー レシピ”. サントリー. 2022年8月14日閲覧。
- ^ a b チャールズ・シューマン、福西英三翻訳、松本みどり翻訳『シューマンズ バー ブック』(新装版)河出書房新社、2018年、387頁。ISBN 978-4309279213。
- ^ a b c d e 『カクテルをたしなむ人のレッスン&400レシピ』日本文芸社、2021年、155頁。ISBN 978-4537218695。
- ^ a b c 『カクテルの図鑑 :カクテルのレシピ407点とカクテルを楽しむための基礎知識』マイナビ、2013年、97頁。ISBN 978-4839946234。
- ^ a b c d 福西英三『カクテル入門』保育社、1982年、9-11頁。ISBN 978-4586505630。
- ^ a b THE PLACE『カクテル事典』学研パブリッシング、2014年、145頁。ISBN 978-4058003206。