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エスプレッソ・マティーニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エスプレッソ・マティーニ
基本情報
作成技法 シェイク
茶色[1]
グラス   カクテル・グラス
アルコール度数
度数
8-25度[1]
国際バーテンダー協会のレシピ
ベース ウォッカ
材料
ウォッカ …… 50ml
カルーア …… 30ml
シュガーシロップ …… 10ml
エスプレッソ …… 1杯分
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エスプレッソ・マティーニ: Espresso martini)は酒入りコーヒーカクテルの一種。エスプレッソコーヒーリキュールウォッカから作られる。

概要

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カクテルランキングでは必ず上位に選ばれる人気カクテルである[2]。一例としてイギリスの酒類専門誌『DRINKS INTERNATIONAL』が毎年発表する「世界のベストセラーカクテルランキング(The World’s Best-Selling Classic Cocktails)」ではエスプレッソ・マティーニは2018年は9位、2019年は7位となっている[3][4]

「マティーニ」の名は付いているがマティーニに使われるジンベルモットも使用されない。通常のマティーニがステアで作られるのに対し、エスプレッソ・マティーニはシェイクで作られる。マティーニグラス(カクテルグラス)で提供されることが数少ないマティーニらしさではあるが、クーペグラス(シャンパン用の広口のワイングラス)で提供されることもあり、この場合はマティーニの要素と呼べるものは何もなくなっている[2]

1983年にロンドンにあるソーホ・ブラッセリー(Soho Brasserie)のバーテンダーディック・ブラッドセル英語版が考案した[5]。ソーホ・ブラッセリーではバーカウンターの裏にエスプレッソマシーンがあり、常にコーヒーの香りが立ち込めていたため、マティーニにエスプレッソを加えることを思いついたという[5]

日本においてもバーのバーテンダーからではなく、バールバリスタ発信のコーヒーカクテルのムーブメントとして、エスプレッソ・マティーニは火付け役にもなっている[3]

レシピの例

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エスプレッソを使うのは大前提となっているが、レシピが確立された状態になっているとは言えず、バーテンダー、バリスタからさまざまなアプローチ、アレンジがなされている[6]

国際バーテンダー協会によるレシピを以下に挙げる[7]

材料
作り方
材料をシェイクしてカクテルグラスに注ぐ。

出典

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  1. ^ a b エスプレッソ・マティーニ”. アサヒビール. 2022年10月1日閲覧。
  2. ^ a b 後閑信吾 (2021年2月11日). “欧米のマティーニはもっと自由『エスプレッソマティーニ』淑女のためのカクテルレッスンvol.2”. GINZA. 2022年10月1日閲覧。
  3. ^ a b 「夜のコーヒーはカクテル?」『BRUTUS特別編集合本もっとおいしいコーヒーの教科書完全版』、マガジンハウス、2020年、142-143頁。 
  4. ^ The World’s Best-Selling Classic Cocktails 2019” (英語) (2019年1月4日). 2022年10月1日閲覧。
  5. ^ a b 『カクテルをたしなむ人のレッスン&400レシピ』日本文芸社、2021年、213頁。ISBN 978-4537218695 
  6. ^ “コーヒー新潮流「エスプレッソマティーニ」おいしく作れるのはバリスタ?バーテンダー?The Okura Tokyoの気鋭が語る”. 食品新聞. (2021年1月27日). https://shokuhin.net/39838/2021/01/27/inryou/inryou-inryou/%E5%97%9C%E5%A5%BD%E9%A3%B2%E6%96%99/ 2022年10月1日閲覧。 
  7. ^ Espresso Martini”. 国際バーテンダー協会. 2022年10月1日閲覧。

外部リンク

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