オリオン (製薬会社)
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エスポーの本社 | |
種類 | 公開会社 |
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市場情報 |
Nasdaq Nordic ORNAV Nasdaq Nordic ORNBV |
本社所在地 |
フィンランド 02200 Orionintie 1, エスポー |
設立 | 1917年9月21日 |
業種 | 医薬品 |
代表者 | Liisa Hurme(CEO) |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
オリオン (芬: Orion Oyj、芬: Orion Corporation) は、フィンランド・エスポーに本拠を置き、医薬品および医薬品有効成分の開発・販売を行う多国籍企業。ナスダック・ヘルシンキ上場企業(Nasdaq Nordic ORNAV、Nasdaq Nordic ORNBV)。
沿革
[編集]1917年に薬剤師のOnni Turpeinen、Wikki Walkama、Eemil Tuuralaによって、ヘルシンキ中心部のクルーヌンハカで設立された[1]。最初のヒット製品は人工甘味料であったが、1934年にヴァリラ地区に移転、1937年にはワクチンの製造を開始し、フィンランド最大の製薬工場となった[1]。1962年、エスポーに新たな製薬工場を開設、1970年代初頭に海外市場に参入し、1984年には本社をヘルシンキからエスポーに移転、1995年に株式上場企業となった[1]。
2003年にオリオンが開発し特許を取得したパーキンソン病治療薬である「スタレボ」の販売を開始した[2]。2017年、日本の製薬会社であるエーザイの中国市場におけるマーケティングおよび販売に関するライセンス契約を締結した[3]。
売上としては、フィンランド国内が3割弱、フィンランド以外のヨーロッパ諸国が4割弱、北米が15%前後となっている[4]。
日本法人
[編集]日本法人の「オリオンファーマ・ジャパン株式会社」は2024年に設立され[5]、日本国内でノバルティスが保有していたスタレボの販売承認を承継[6]、また経皮吸収エストラジオール製剤であるディビゲルの販売承認をサンファーマから承継した[7]。東京(千代田区)にオフィスを持つ[5]。
出典
[編集]- ^ a b c “Our history” (英語). Orion Oyj. 2024年12月21日閲覧。
- ^ “海外重要発表、スイスのNovartis 社とフィンランドのOrion社、初期のParkinson病剤「Stalevo」が従来法より優れた結果と発表”. 日経バイオテク (2008年4月18日). 2024年12月21日閲覧。
- ^ “エーザイ、オリオン社とマーケティングおよび販売に関するライセンス契約を締結” (pdf). エーザイ (2017年2月16日). 2024年12月21日閲覧。
- ^ “Financial Statements 2023” (PDF) (英語). Orion Oyj. 2024年12月21日閲覧。
- ^ a b “フィンランドのオリオン社、日本参入へ 年内にパーキンソン病薬の承継・販売を計画”. 日刊薬業 (2024年6月26日). 2024年12月21日閲覧。
- ^ “オリオンファーマ 抗パーキンソン病薬3品目を承継 年末までにMR含めた20人体制の組織構築”. ミクスOnline (2024年10月31日). 2024年12月21日閲覧。
- ^ “ディビゲル®1mg 製造販売承認の承継および販売移管のご案内” (pdf). サンファーマ (2024年10月31日). 2024年12月21日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- Orion Corporation (@OrionPharma) - X(旧Twitter)
- Orion Corporation (@orion_finland) - Instagram
- Orion Corporation - YouTubeチャンネル