プリズミアン
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | BIT: PRY |
略称 | PRY |
本社所在地 |
イタリア ミラノ |
設立 | 2005年 |
業種 | 非鉄金属 |
事業内容 | 総合電線、ケーブルの製造販売 |
代表者 | ヴァレリオ・バッティスタ(CEO) |
売上高 |
連結:5,180百万ユーロ(2007年) 約6,475億円(1€=125円) |
総資産 |
連結:3,098百万ユーロ(2008年) 約3,872億円(1€=125円) |
従業員数 |
連結:29,000人 単体:3,166人 |
決算期 | 12月31日 |
主要子会社 | ドラッカ、ゼネラル・ケーブル |
外部リンク | www.prysmian.com |
特記事項:創業は1879年 |
プリズミアン(イタリア語: Prysmian S.p.A.)は、イタリア・ミラノに本社を置き、世界50カ国以上に拠点を持つ、電線・通信ケーブルメーカー。傘下企業を併せたグループでの電線の売上は、世界最大の規模を持つ。イタリア証券取引所上場企業(BIT: PRY)。
売上構成
[編集]売上について、顧客別では、シェル、シュルンベルジェなど[1]のエネルギー業界およびナショナル・グリッド、イベルドローラなどインフラ業界向けが48%、AT&T、ベライゾン・コミュニケーションズなど通信業界向け(光ファイバー中心)が14%、シーメンス、エアバス、ドイツ鉄道など自動車・鉄道・航空宇宙等の各種産業向けが20%、オフショアなどのプロジェクト事業向けが約15%となっており、地域別では欧州・中東・アフリカが54%、北米が29%、アジア太平洋地域は8%である[2]。
沿革
[編集]プリズミアンのルーツは、1879年に設立されたピレリのケーブル部門に遡る[3]。2005年7月、ゴールドマンサックスがピレリからケーブル・システム部門の株式を買収し、プリズミアンを設立、2007年にゴールドマンサックスが保有する株式を売却し、株式公開企業となった[3]。
2008年6月、ドイツのケーブルメーカーFacab-Lynenを買収[4]、2011年2月、オランダのケーブルメーカーでフィリップスの子会社であった歴史を持つドラッカ(Draka Cable)の買収・子会社化を完了[5]、2018年6月、アメリカ合衆国・ケンタッキー州のケーブルメーカーのゼネラル・ケーブル(General Cable Corporation)の買収・子会社化を完了した[6]。ドラッカとゼネラル・ケーブルはプリズミアン傘下企業として名称を保持している。
出典
[編集]- ^ “Our Businesses” (英語). Prysmian S.p.A.. 2019年8月14日閲覧。
- ^ “2018 Financial Results” (PDF) (英語). Prysmian S.p.A. (2019年4月17日). 2019年8月14日閲覧。
- ^ a b “History” (英語). Prysmian S.p.A.. 2019年8月14日閲覧。
- ^ “Prysmian Buys Facab-Lynen” (英語). Light Reading (2008年6月3日). 2019年8月14日閲覧。
- ^ “Prysmian clinches Draka bid to form cable leader” (英語). ロイター (2011年2月4日). 2019年8月14日閲覧。
- ^ 『プリスミアンがゼネラル・ケーブルの買収を完了』(プレスリリース)General Cable Corporation and Prysmian Group、2018年6月11日 。2020年8月13日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- Prysmian Group (PrysmianGroup) - Facebook
- Prysmian Group (@PrysmianGroup) - X(旧Twitter)
- Prysmian Group (@prysmian_group) - Instagram
- Prysmian Group - YouTubeチャンネル