ソノヴァ
種類 | 公開会社 |
---|---|
市場情報 | SIX: SOON |
本社所在地 |
スイス 8712 Laubisrütistrasse 28, Stäfa |
設立 | 1947年 |
業種 | ヘルスケア |
事業内容 | 補聴器、人工内耳の製造・販売 |
代表者 | Arnd Kaldowski(CEO) |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ソノヴァ(ドイツ語: Sonova Holding AG)は、フォナックやハンザトーンなどの補聴器ブランド、また人工内耳など聴覚関連機器の製造を行う多国籍企業。スイス・チューリッヒ州のシュテファ(Stäfa)に本社を置き、世界25カ国以上に現地法人を持つ。日本法人はソノヴァ・ジャパン株式会社。スイス証券取引所上場企業(SIX: SOON)。
沿革
[編集]ソノヴァのルーツは1947年に設立されたAG für Elektroakustikであり、同社は1977年にフォナック(Phonak AG)に改名、1985年に持株会社のPhonak Holding AGが設立され[1]、同社が2007年8月にソノヴァ・ホールディングに社名を変更し現社名となった[2]。
2009年、アメリカ合衆国の人工内耳メーカーのアドバンスト・バイオニクスを買収し傘下に加えた[3]。2015年、ドイツの補聴器メーカーのハンザトーンを買収し傘下とした[4]。
2021年、ドイツの音響機器メーカー・ゼンハイザーのコンシューマー事業を買収した[5]。
売上別では補聴器を中心とする聴覚機器が約9割、人工内耳が約1割となっている[6]。地域別では、ヨーロッパが約5割、アメリカ合衆国が約3割となっている[6]。
日本におけるソノヴァ
[編集]日本では、日本法人「ソノヴァ・ジャパン株式会社」(Sonova Japan Co. Ltd.)が、東京(品川区)にオフィスを置き、ソノヴァ傘下の各ブランド製品の輸入販売を行っている。補聴器ではフォナック、ハンザトーンの各ブランドを、人工内耳はアドバンスト・バイオニクスを取り扱っている。ルーツは2003年設立のフォナック・ジャパン株式会社であり、2017年に現社名に改称した。[7]
出典
[編集]- ^ “Our history” (英語). Phonak AG. 2022年6月11日閲覧。
- ^ “Phonak Holding AG is Renamed to Sonova Holding AG” (英語). audiologyonline.com (2007年8月1日). 2022年6月11日閲覧。
- ^ “Sonova to buy Advanced Bionics Corp for $489 million” (英語). ロイター (2009年11月9日). 2022年6月11日閲覧。
- ^ “Sonova completes acquisition of Hansaton” (英語). audiologyonline.com (2015年4月17日). 2022年6月11日閲覧。
- ^ “ゼンハイザーがコンシューマー部門をソノヴァに売却”. BCN (2021年5月11日). 2022年6月11日閲覧。
- ^ a b “Annual Report 2021/22” (PDF) (英語). Sonova Holding AG (2022年5月17日). 2022年6月11日閲覧。
- ^ “フォナック が社名変更 ソノヴァ・ジャパン株式会社へ” (PDF). ソノヴァ・ジャパン株式会社 (2017年11月20日). 2022年6月11日閲覧。