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ゴールド争覇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゴールド争覇
開催国 日本の旗 日本
主催者 愛知県競馬組合
競馬場 名古屋競馬場
第1回施行日 1973年9月30日
2024年の情報
距離 ダート1500m
格付け SPI
賞金 1着賞金800万円
出走条件 サラブレッド系3歳以上オープン、西日本地区交流
負担重量 別定(3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減)
出典 [1]
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ゴールド争覇(ゴールドそうは)、愛知県競馬組合が施行する地方競馬重賞競走である。格付けはSPI。正式名称は「日刊スポーツ杯 ゴールド争覇」、日刊スポーツ新聞社が優勝杯を提供している。

概要

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1973年中京競馬場ダート2000mの4歳(現3歳)以上の東海(笠松・愛知)所属馬限定重賞競走「ゴールド争覇」として創設。その後、幾度か施行条件が変わり、2006年を最後にいったん中断。2017年にSPIの3歳以上による地方競馬全国交流の重賞競走として再開し、再開から2021年まで名古屋競馬場ダート1400mで10月下旬に施行されていた。2022年からは名古屋競馬場の移転に伴い、ダート1500mに距離が変更されている[2]

2023年からは西日本地区交流競走として施行されている[3]

2024年は「創刊75周年記念日刊スポーツ杯 ゴールド争覇」の名称で施行。

条件・賞金(2024年)

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出走条件
サラブレッド系3歳以上、西日本地区交流で他地区所属馬の出走枠は5頭以下(東海地区7頭以上)と定められている。
負担重量
別定(3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減)[1]
賞金額
1着800万円、2着280万円、3着160万円、4着120万円、5着80万円、着外8万円。
副賞
日刊スポーツ新聞社賞、東海地方公営競馬協議会会長賞、愛知県競馬組合管理者賞、開催執務委員長賞[4]

HITスタリオンシリーズ

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2022年と2023年はHITスタリオンシリーズに指定されていた。年毎の対象種牡馬は以下の通り。

歴代優勝馬

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馬齢は2000年以前についても現表記を用いる。2021年までの名古屋は旧・名古屋競馬場。

コース種別を記載していない距離は、ダートコースを表す。

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師
第1回 1973年10月30日 中京 2000m ウエルデイ 牡6 名古屋 2:04.8 伊藤光雄 山中鈊雄
第2回 1974年10月13日 中京 2000m シナノケンシユン 牡3 名古屋 2:02.4 坂本敏美 安達小八
第3回 1975年10月12日 中京 2000m フアストリユウエン 牡5 名古屋 2:04.9 中村広己 青山功
第4回 1976年10月17日 中京 2000m グリンデルワルド 牡4 名古屋 2:02.9 栗田和昌 栗田実
第5回 1977年10月16日 中京 2000m ハカタオーカン 牡4 笠松 2:01.8 柴田高志 倉間昭夫
第6回 1978年10月15日 中京 2000m イシノサミイ 牡3 名古屋 2:01.7 坂本敏美 信次英治
第7回 1979年10月15日 名古屋 1900m イチコンコルドオウ 牡5 名古屋 2:01.2 田中敏和 青山高司
第8回 1980年10月12日 中京 2000m エゾノスピード 牡4 笠松 2:00.4 原隆男 加藤弘明
第9回 1981年10月11日 中京 2000m シナノセイダイ 牡3 名古屋 2:02.5 坂本敏美 安達小八
第10回 1982年10月17日 名古屋 1900m フクトミマイテイ 牡5 名古屋 2:03.2 坂本敏美 栗田実
第11回 1983年10月16日 中京 2000m ワイドツバサ 牡5 名古屋 2:06.8 内沢信昭 松村勇
第12回 1984年10月14日 中京 2000m ステートジヤガー 牡3 笠松 2:01.4 伊藤強一 大倉護
第13回 1985年10月13日 中京 芝2000m マツノセイザン 牡5 笠松 2:02.2 川原正一 後藤保
第14回 1986年10月10日 中京 芝2000m ジユサブロー 牡4 名古屋 2:01.7 鈴木純児 安達小八
第15回 1987年10月14日 中京 芝2000m ワカオライデン 牡6 笠松 2:01.1 井上孝彦 荒川友司
第16回 1988年10月12日 中京 芝2000m ヒデノフアイター 牡4 名古屋 2:01.4 戸部尚実 河村功
第17回 1989年9月23日 名古屋 1900m ホリノイメージ 牝5 名古屋 2:03.4 鈴木真一 塚田隆男
第18回 1990年9月24日 名古屋 1900m マックスフリート 牝3 笠松 2:01.2 安藤勝己 荒川友司
第19回 1991年9月23日 名古屋 1900m マックスブレイン 牡3 笠松 2:03.5 安藤勝己 荒川友司
第20回 1992年9月23日 名古屋 1900m マルブツスピーリア 牡6 名古屋 2:02.5 戸部尚実 斉藤弘光
第21回 1993年9月23日 名古屋 1900m ヒデノデュレン 牡5 名古屋 2:02.9 櫻井今朝利 伊藤光雄
第22回 1994年9月23日 名古屋 1900m ツキハシレ 牝4 笠松 2:03.3 村井栄治 神部幸夫
第23回 1995年10月10日 名古屋 1900m トミシノポルンガ 牡6 笠松 2:03.3 吉田稔 加藤健
第24回 1996年10月10日 名古屋 1900m マルブツセカイオー 牡6 名古屋 2:02.2 戸部尚実 斉藤弘光
第25回 1997年10月10日 名古屋 1900m ライフアサヒ 牡6 名古屋 2:02.7 吉田稔 松橋寛
第26回 1998年10月14日 名古屋 1900m マルブツホープ 牡6 名古屋 2:03.8 宇都英樹 斉藤弘光
第27回 1999年10月11日 名古屋 1900m ダイユウカイソク 牡4 名古屋 2:02.7 吉田稔 錦見勇夫
第28回 2000年10月9日 名古屋 1900m ハイブリッジ 騸5 名古屋 2:02.5 宇都英樹 斉藤弘光
第29回 2001年12月5日 名古屋 1900m センゲントウショウ 牡5 名古屋 2:05.0 竹下太 山内和明
第30回 2002年12月4日 名古屋 1900m ホウシュウタイム 牡4 笠松 2:01.3 安藤光彰 柴田高志
第31回 2003年12月3日 名古屋 1900m イッコーオー 牡7 名古屋 2:02.7 竹下太 岩田幸一
第32回 2004年12月3日 名古屋 1900m キジョージャンボ 牡4 名古屋 2:02.8 岡部誠 井上正
第33回 2005年11月8日 名古屋 1900m マヤノオスカー 牡5 金沢 2:03.6 吉原寛人 田嶋弘幸
第34回 2006年9月28日 名古屋 1600m マイネフォクシー 牝5 名古屋 1:44.9 丸野勝虎 竹地正樹
2007年~2016年まで中断
第35回 2017年10月27日 名古屋 1400m カツゲキキトキト 牡4 名古屋 1:27.1 大畑雅章 錦見勇夫
第36回 2018年10月25日 名古屋 1400m ウェイトアンドシー 騸7 浦和 1:27.8 今野忠成 小久保智
第37回 2019年10月29日 名古屋 1400m ケイマ 牡6 高知 1:27.8 永森大智 別府真司
第38回 2020年10月29日 名古屋 1400m ナリタミニスター 牡5 西脇 1:28.2 吉村智洋 坂本和也
第39回 2021年10月21日 名古屋 1400m ダノングッド 牡9 高知 1:27.5 多田羅誠也 別府真司
第40回 2022年10月13日 名古屋 1500m ベストマッチョ 騸9 川崎 1:34.7 吉原寛人 佐々木仁
第41回 2023年10月5日 名古屋 1500m ブリーザフレスカ 牝4 名古屋 1:34.3 塚本征吾 塚田隆男
第42回 2024年10月17日 名古屋 1500m バリチューロ 牡6 高知 1:33.6 井上瑛太 倉兼育康

出典

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  1. ^ a b 令和6年度【秋季】名古屋競馬グレード及びSP競走等競馬番組”. 愛知県馬主会. 2024年10月14日閲覧。
  2. ^ 令和4年度の重賞日程について”. 名古屋けいばオフィシャルサイト (2022年2月25日). 2022年2月25日閲覧。
  3. ^ 令和5年度(2023年度)名古屋競馬重賞競走等予定 (PDF) - 愛知県競馬組合、2023年2月22日配信・閲覧
  4. ^ 令和6年度第15回名古屋競馬番組 ゴールド争覇(SPI)シリーズ” (PDF). 名古屋けいばオフィシャルサイト. 2024年10月14日閲覧。

各回競走結果の出典

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