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ジェイミス・ウィンストン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジェイミス・ウィンストン
Jameis Winston
refer to caption
2015年のウィンストン
クリーブランド・ブラウンズ #5
ポジション クォーターバック
生年月日 (1994-01-06) 1994年1月6日(30歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
アラバマ州ベッセマー英語版
身長: 6' 4" =約193cm
体重: 231 lb =約104.8kg
経歴
高校 ヒューイタウン高校
(アラバマ州ヒューイタウン英語版
大学 フロリダ州立大学
NFLドラフト 2015年 / 1巡目全体1位
初出場年 2015年
初出場チーム タンパベイ・バッカニアーズ
所属歴
2015-2019 タンパベイ・バッカニアーズ
2020-2023 ニューオーリンズ・セインツ
2024- クリーブランド・ブラウンズ
受賞歴・記録
プロボウル選出(1回)
2015
その他受賞・記録
ハイズマン賞(2013年)
ペプシNFLルーキー・オブ・ザ・イヤー(2015年)
NFLパスヤードリーダー英語版(2019年)
NFL 通算成績
(2023年終了時点)
TD/INT 141/99
パス獲得ヤード 22,104
QBレイティング 87.0
ラン獲得ヤード 1,214
ラッシングTD 11
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

ジェイミス・ラナエド・ウィンストンJameis Lanaed Winston1994年1月6日- )は、アメリカ合衆国アラバマ州ベッセマー英語版出身のプロアメリカンフットボール選手。ポジションはクォーターバック(QB)。NFLクリーブランド・ブラウンズに所属している。

経歴

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プロ入り前

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アラバマ州のヒューイタウン高校では、アメリカンフットボールと野球の両方で活躍し、Rivals.comでは「全米で最高のデュアルスレットクォーターバック」として紹介された。

高校卒業後、MLBドラフト15巡目でテキサス・レンジャーズから指名されたが拒否し、フロリダ州立大学に進学。1年間をレッドシャツ英語版として過ごした後、2014年に史上最年少でハイズマン賞を受賞し、チームをBCSチャンピオンシップ制覇に導いた。大学時代も引き続きアメリカンフットボールと野球をプレーし、野球では投手兼外野手の右投両打選手として活躍した。

タンパベイ・バッカニアーズ

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2015年のNFLドラフト全体1位タンパベイ・バッカニアーズに指名された[1]。2015年5月1日にウィンストンはバッカニアーズと4年2335万ドルの契約を結んだ。ウィンストンが野球でも活躍を見せていたことなどから、この契約ではアメリカンフットボール以外のスポーツを禁ずる項目も入っている。

2015年シーズンの開幕戦で、同じくドラフト1巡指名のQBマーカス・マリオタ率いるテネシー・タイタンズと対戦。最初に投げたパスが相手CBにインターセプトされ、そのままタッチダウンされた。ルーキーQBのプロ最初のパスがインターセプトリターンタッチダウンされるのは、1991年のブレット・ファーブ以来のことであった。

2015年シーズンは、4,402パス獲得ヤード、22TD、15INTの成績に終わった。

2019年は、NFL史上初の連続450パスヤードやNFL史上8人目となるシーズン5,000ヤード試投を達成した。また、史上初の30タッチダウン&30インターセプトも記録した。そのため、パスタッチダウンのリーグ1位だけでなく、インターセプトとターンオーバーもリーグ1位という記録となった。

2020年2月28日、断裂した半月板を修復する手術を受けたことが明らかになった。また、レーシック手術を受けたこともわかった。 さらに、2019年シーズンを通して膝の怪我と親指の骨折に対処していたことが、彼のパフォーマンスを妨げていた。バッカニアーズにトム・ブレイディが移籍してきたこともあり、ウィンストンはバッカニアーズと再契約を結ばなかった。

ニューオーリンズ・セインツ

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2020年4月28日、バッカニアーズと同じNFC南地区ニューオーリンズ・セインツと1年契約を結んだ[2]。セインツでは、ドリュー・ブリーズテイサム・ヒルに続く三番手QBとなったが、プレーオフでの古巣タンパベイ・バッカニアーズ戦では、56ヤードのパスタッチダウンを決めた。

2021年シーズンはそれまでセインツの正QBであったブリーズの引退に伴い先発QBに指名された[3]。しかし第8週のバッカニアーズ戦にてACL断裂の怪我を負いシーズンエンドとなった[4]。このシーズンはパス161回中95回を成功させ、1,170ヤード、タッチダウン14回、インターセプト3回という成績であった。

2022年シーズン開幕前に2年契約を結びチームに残留した[5]

詳細情報

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年度別成績

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レギュラーシーズン

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年度 チーム

試合 パス ラン ファンブル
出場 先発 成功
回数
試投
回数
成功
確率
獲得
ヤード
平均
獲得
ヤード
TD Int サック サック
ヤード
レイテ
ィング
試行
回数
獲得
ヤード
平均
獲得
ヤード
TD ファン
ブル数
ロスト
2015 TB 3 16 16 312 535 58.3 4,042 7.6 22 15 27 190 84.2 54 213 3.9 6 6 2
2016 16 16 345 567 60.8 4,090 7.2 28 18 35 239 86.1 53 165 3.1 1 10 6
2017 13 13 282 442 63.8 3,504 7.9 19 11 33 207 92.2 33 135 4.1 1 15 7
2018 11 9 244 378 64.6 2,992 7.9 19 14 27 157 90.2 49 281 5.7 1 7 3
2019 16 16 380 626 60.7 5,109 8.2 33 30 47 282 84.3 59 250 4.2 1 12 5
2020 NO 2 4 0 7 11 63.6 75 6.8 0 0 2 11 83.5 8 -6 -0.8 0 - -
NFL:5年 76 70 1,570 2,559 61.4 19,812 7.7 121 88 171 1,086 86.9 256 1,038 4.1 10 50 23
  • 2020年度シーズン終了時
  • 太字は自身最高記録
  • は各年度のリーグ最高記録

ポストシーズン

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年度 チーム 試合 パス ラン ファンブル
出場 先発 成功
回数
試投
回数
成功
確率
獲得
ヤード
平均
獲得
ヤード
TD Int サック サック
ヤード
レイテ
ィング
試行
回数
獲得
ヤード
平均
獲得
ヤード
TD ファン
ブル数
ロスト
2020 NO 1 0 1 1 100.0 56 56.0 1 0 0 0 158.3 0 0 0.0 0 - -
1 0 1 1 100.0 56 56.0 1 0 0 0 158.3 0 0 0.0 0 - -
  • 2020年度シーズン終了時

脚注

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関連項目

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外部リンク

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