ハードソース
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ハードソース | |
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プディング(及び右上のタルト)にハードソース(下中央)をあわせたクリスマスデザート | |
種類 | ソース |
フルコース | デザート |
発祥地 | イングランド |
提供時温度 | 冷 |
主な材料 | バター、砂糖、フレーバー (ラム、ブランデー、ウィスキー、シェリー、バニラ、その他) |
ハードソース (英語: hard sauce) は、クリーム状にしたバターと砂糖及びラム(ラムバター)、ブランデー(ブランデーバター)、ウイスキー、シェリー(シェリーバター)、またバニラやその他の香料から作るデザートソースである。冷たくし、しばしば温かいデザートともに提供する。クリスマスプディング、ブレッドプディング、コーンミールがゆ等のプディングやフルーツケーキ、ジンジャーブレッド等とともに食べられる。
イギリスでは、ブランデーバター及びラムバターは特にクリスマスや新年と関連し、クリーム、アイスクリームやカスタードの代わりにクリスマスプディングや温かいミンスパイとともに食べられる。ケンブリッジでは、シニアラングラー(首席1級合格者)ソースとしても知られる。
「ソース」と呼ばれるが、液状でもムース状でもない。実際はスプレッドに近いもので、バターほどの固さがある。作成は簡単で、冷蔵庫で数ヶ月は保存できる。冷やす前に飾り型で抜くこともできる。
欧州共同体の規則で、ラム/ブランデー/シェリーバターと称するためには、少なくとも20%の乳脂肪を含む必要がある[1]。
出典
[編集]- ^ "Commission Regulation (EC) No 445/2007 of 23 April 2007 laying down certain detailed rules for the application of Council Regulation (EC) No 2991/94 laying down standards for spreadable fats and of Council Regulation (EEC) No 1898/87 on the protection of designations used in the marketing of milk and milk products" [1]
参考文献
[編集]- Black, William. (2005). The Land that Thyme Forgot. Bantam. ISBN 0-593-05362-1 p. 350