中部学院大学短期大学部
中部学院大学短期大学部 | |
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中部学院大学短期大学部関キャンパス(2007年撮影) | |
大学設置 | 1967年 |
創立 | 1918年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人岐阜済美学院 |
本部所在地 | 岐阜県関市桐ヶ丘2-1 |
キャンパス |
関キャンパス 各務原キャンパス |
学部 |
英文学科[1] 幼児教育学科 第一部 第三部[2] 初等教育学科[1] 経営情報学科[3] 社会福祉学科 |
研究科 | 福祉専攻 |
ウェブサイト | https://www.chubu-gu.ac.jp/ |
中部学院大学短期大学部(ちゅうぶがくいんだいがくたんきだいがくぶ、英語: Chubu Gakuin University Junior College)は、岐阜県関市桐ヶ丘2-1に本部を置く日本の私立大学。1918年創立、1967年大学設置。
概観
[編集]大学全体
[編集]中部学院大学短期大学部は、岐阜県関市内にある日本の私立短期大学。学校法人岐阜済美学院により1967年に岐阜済美学院短期大学として設置された。かつては、中部女子短期大学として最大5学科を擁していた時期もあったが、中部学院大学の設置により2学科体制に縮小されている。
建学の精神(校訓・理念・学是)
[編集]中部学院大学短期大学部における建学の精神は「神を畏れることは知識のはじめである」となっている。これは、旧約聖書「箴言」1章7節の原文を引用したものである。
「神を畏れる」とは愛と義と公平を求める神の意志を尊重することであり、そこよりはじまる「知識」は、技術的知性だけではなく、それを真に生かす叡知的理性を指し、またそれは隣人愛に生きることを促し、正義・自由・平和を祈り求める「知識」を意味する言葉でもある。
教育および研究
[編集]中部学院大学短期大学部には、介護職を育成する社会福祉学科、保育者を育てる幼児教育学科のほか、情報処理や経営学・経済学などを学ぶ経営情報学科がある。幼児教育学科では、附属幼稚園や関連保育施設での実習も取り入れられている。
イギリス・ノルウェー・ドイツでの福祉研修や、モンゴルや中国での研修が行われている。
学風および特色
[編集]中部学院大学短期大学部はキリスト教主義の教育を実践しており、クリスマス礼拝をはじめとした宗教的行事が行われている。
2005年度、財団法人短期大学基準協会における第三者評価の結果、「適格」認定を受けている。
中部学院大学と同一キャンパスにあるという利点を活かした単位互換制度やまた近隣大学との、「国際ネットワーク大学コンソーシアムによる単位互換制度」を実施している。
外国人留学生を受け入れている。
沿革
[編集]- 1918年 - 片桐竜子により岐阜裁縫女学校が創設される。
- 1925年 - 岐阜実科高等女学校に改組。
- 1940年 - 片桐高等女学校に改組。
- 1942年 - 岐阜済美高等女学校に改組。
- 1946年 - マカルビン・ジェームスを理事長にむかえ、キリスト教主義学校として再建。
- 1948年 - 岐阜済美女子高等学校設置。
- 1967年 - 岐阜済美学院短期大学(ぎふさいびがくいんたんきだいがく)として開学。
- 1968年 - 幼児教育科に第三部を設置[5]。
- 1970年 - 中部女子短期大学(ちゅうぶじょしたんきだいがく)と改称。
- 1972年 - 幼児教育科を幼児教育学科とする。
- 1973年 - 初等教育学科を増設(在学者数7[6])。
- 1983年 - 商学科を増設:在学者数57[7]。
- 1984年 - 幼児教育科第三部廃止[8]。
- 1994年 - 社会福祉学科を増設(在学者数110[9])。商学科を経営学科に改称。
- 1997年 - 中部学院大学短期大学部に改名。共学となる。
- 1999年3月29日 - 廃止[8]。
- 2006年 - 経営情報学科を各務原市の新キャンパスに移転。
- 2010年3月31日 - 経営情報学科廃止[8]。
基礎データ
[編集]所在地
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教育および研究
[編集]組織
[編集]学科
[編集]- 幼児教育学科
- 社会福祉学科
学科の変遷
[編集]専攻科
[編集]- 福祉専攻
別科
[編集]- なし
取得資格について
[編集]幼児教育学科では、保育士資格・幼稚園教諭二種免許状が取得できる。
社会福祉学科では、介護福祉士資格が取得できる。
司書資格が全ての学科で取得できる。
かつての初等教育学科には、小学校教諭二種免許状のほか、幼稚園教諭二種免許状の課程もあった。
かつての英文学科には、中学校教諭二種免許状(英語)の課程があった。
附属機関
[編集]- 生涯学習センター
- 各務原シティカレッジ
- 子ども家庭支援センター
- 人間福祉相談センター
- 地域連携推進センター
- 図書館
- 総合研究センター
- 実習センター
- 情報センター
教育
[編集]- 現代的教育ニーズ取組支援プログラム
- 「専門性と産業への理解を有する地域人の育成-地域での就業・創業に魅力を感じる体験型教育カリキュラムの開発-」において2006年度に採択されている。
学生生活
[編集]部活動・クラブ活動・サークル活動
[編集]中部学院大学短期大学部のクラブ活動
[編集]学園祭
[編集]中部学院大学短期大学部の学園祭は、現在中部学院大学と合同で行われる。2008年度、関キャンパスではDEPAPEPEによるゲストライブが行われた。
大学関係者と組織
[編集]大学関係者一覧
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大学関係者
[編集]施設
[編集]関キャンパス
[編集]- 使用学科
- 幼児教育学科・社会福祉学科
- 使用専攻科:福祉専攻
- 使用附属施設
- なし
- 設備
- 1号館・2号館・3号館・4号館・5号館・6号館・8号館・9号館・10号館・11号館・学生食堂・テニスコート・栄光館(体育館)・図書館ほか
各務原キャンパス
[編集]- 使用学科
- 経営情報学科
- 使用専攻科
- なし
- 使用附属施設
- なし
- 交通アクセス
- JR高山本線 那加駅からスクールバスを利用。
- 設備
- 立地されている設備は、図書館・学生ホールなどがある程度で、関キャンパスに比べれば少ないが、敷地面積はそれとさほど変わらない。周辺には、「学びの森」や「『冬のソナタ』ストリート」のほか、春になると新境川のサクラが見頃となっている。
寮
[編集]中部学院大学短期大学部には学生寮がなく、アパートを利用することになる。
対外関係
[編集]他大学との協定
[編集]日本
[編集]イギリス
[編集]ノルウェー
[編集]モンゴル
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系列校
[編集]社会との関わり
[編集]大原学園主催の「全国大学対抗簿記大会」において、本短大が個人戦・団体戦ともに優勝した実績がある。
附属学校
[編集]かつての併設校
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 学生募集は1996年度入学生で最終。1999年3月29日廃止。
- ^ a b 学生募集は1982年度入学生で最終。1984年度廃止。
- ^ a b 学生募集は2007年度入学生で最終。2010年3月31日廃止。
- ^ a b 昭和43年度版『全国学校総覧』(以下『総覧』と略す。)35頁より。
- ^ 昭和44年度版『総覧』38頁において幼児教育科348と記載あるが、第三部自体の記載はない。
- ^ 昭和49年度版『総覧』41頁より。
- ^ 昭和59年度版『総覧』51頁より。
- ^ a b c 平成23年度『全国短期大学高等専門学校一覧』98頁より。
- ^ 1995年度版『総覧』73頁より。
- ^ 放送大学 平成28年度 単位互換案内
参考文献
[編集]- 『全国学校総覧』
- 『短期大学一覧』
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『中部学院大学短期大学部』入学案内小冊子