伊奈牛駅
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(伊奈牛仮乗降場から転送)
伊奈牛駅 | |
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いなうし Inaushi | |
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所在地 | 北海道紋別郡丸瀬布町 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 石北本線 |
キロ程 | 104.8 km(新旭川起点) |
電報略号 | イウ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1956年(昭和31年)11月1日 |
廃止年月日 | 1990年(平成2年)9月1日 |
備考 | 廃駅 |
伊奈牛駅(いなうしえき)は、かつて北海道紋別郡丸瀬布町(現遠軽町丸瀬布)に所在した北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の鉄道駅。
歴史
[編集]住友金属鉱山北見鉱山(伊奈牛鉱山)勤務者子弟の高校通学を目的に仮乗降場として開設され、開業時点では1日に上下各2本が停車した[1]。国鉄分割民営化と共に他の仮乗降場と同様、駅に格上げされたが、利用者が減少したため廃止された。仮乗降場時代から、停車する列車は限られていた。
年表
[編集]- 1956年(昭和31年)11月1日:日本国有鉄道石北線の伊奈牛仮乗降場(局設定)として開業[2]。ただし、『丸瀬布町史』では開設日を11月19日としている[1]。
- 1961年(昭和36年)4月1日:所属路線が石北本線に改称。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。駅に昇格[3]。
- 1990年(平成2年)
駅名の由来
[編集]地名より。アイヌ語で「イナウ(木幣)・多い」を表す「イナウウㇱ(inaw-us)」から[2][4]。
駅構造
[編集]国道に沿った場所に置かれ、板張りホームと木造待合室のみが存在した。
駅周辺
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 丸瀬布町史編集委員会 編『丸瀬布町史 下巻』丸瀬布町、1974年7月1日、1040-1052頁。doi:10.11501/9569221 。
- ^ a b c 太田幸夫 (2004-02-29). 北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~ (1 ed.). 札幌市: 富士コンテム. p. 112. ISBN 4-89391-549-5
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 28号・釧網本線/石北本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、22-23頁。
- ^ 本多貢 (1995-01-25). 児玉芳明. ed (日本語). 北海道地名漢字解. 札幌市: 北海道新聞社. p. 20. ISBN 4893637606. OCLC 40491505