佐藤啓介 (野球)
広島東洋カープ #94 | |
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2024年6月 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 愛知県海部郡大治町 |
生年月日 | 2001年5月24日(23歳) |
身長 体重 |
182 cm 95 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 一塁手、二塁手、三塁手 |
プロ入り | 2023年 育成選手ドラフト2位 |
初出場 | 2024年6月9日 |
年俸 | 700万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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佐藤 啓介(さとう けいすけ、2001年5月24日 - )は、愛知県海部郡大治町出身[2]のプロ野球選手。右投左打。広島東洋カープ所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]幼稚園の年長より中京ボーイズで野球を体験すると、小学1年生から正式に同チームに入り[2]、大治中学校[3]時代までプレー。この頃から主に内野手としてプレーしていた[2]。
中京大学附属中京高校時代は3年夏の県大会で2本塁打の活躍を見せた[4]。東海地区大学野球連盟の静岡大学時代は1年秋からリーグ戦に出場し、3年春には主軸として8年ぶりの全日本大学選手権出場に貢献、この年のオフにプロ志望を決断した。大学通算100安打を超え、本塁打も17本を放った[4]。
2023年10月26日に開催されたドラフト会議では広島東洋カープから育成2位指名を受け[5]、11月17日に支度金319万円、年俸300万円で仮契約[6]。背番号は124。球団初の国立大学出身選手となった。
広島時代
[編集]2024年は二軍で開幕から打撃好調で17試合連続安打を記録するなど一時は打率4割超で、3月・4月度のファーム月間MVPを受賞[7]。6月7日に支配下登録[8]。静岡大学出身選手としては初めての支配下選手となった。背番号は94。6月9日に出場選手登録されると[9]、同日の対千葉ロッテマリーンズ戦で8番・一塁手として初出場・初先発出場[10]。初打席は投手のC.C.メルセデスの失策で出塁した[11]。6月11日の対埼玉西武ライオンズ戦で今井達也からプロ初安打を記録[12]。5試合の出場で安打は2本にとどまり、交流戦終了後の6月19日に登録抹消となった[13]。
選手としての特徴・人物
[編集]広角に長打が打てる打撃が持ち味[4]。担当スカウトの松本有史は指名挨拶で、「長打も打てて反対方向にもしっかり打てる。すぐに支配下になり(自身の担当選手だった)西川龍馬ぐらいになってくれるのでは」と期待と評価を寄せた[14]。
長所は「考える力と課題解決能力」と自己分析する[15]。
全国区の高校野球強豪校でプレイした後に国立大学進学という異色の経歴の持ち主だが、本格的に野球をやるのは高校までと考えており早くから国立大を志望していた。元々勉学を好んでおり受験勉強も苦にならなかったという[16]。
静岡大学は野球強豪校ではなかったが、会社経営者でもある高山慎弘監督が就任し選手の自主性を重視する練習体制を指向、全国大会進出の躍進に繋がった。この方針は佐藤の性格に合っており、再び本格的に野球に取り組む契機となったという[17][16]。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2024 | 広島 | 7 | 17 | 15 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | .133 | .235 | .133 | .369 |
通算:1年 | 7 | 17 | 15 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | .133 | .235 | .133 | .369 |
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
一塁 | |||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2024 | 広島 | 4 | 35 | 5 | 0 | 1 | 1.000 |
通算 | 4 | 35 | 5 | 0 | 1 | 1.000 |
- 2024年度シーズン終了時
記録
[編集]- 初記録
- 初出場・初先発出場:2024年6月9日、対千葉ロッテマリーンズ3回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、8番・一塁手で先発出場
- 初打席:同上、2回裏にC.C.メルセデスから投失
- 初安打:2024年6月11日、対埼玉西武ライオンズ1回戦(ベルーナドーム)、4回表に今井達也から右前安打
背番号
[編集]- 124(2024年 - 同年6月6日)
- 94(2024年6月7日 - )
脚注
[編集]- ^ 「広島 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2024年11月10日閲覧。
- ^ a b c 佐藤啓介「国立大からNPBへ!広島カープ育成2位指名 静岡大学 佐藤啓介 選手 独占インタビュー(前編)」『愛知野球通信+』(インタビュー)(インタビュアー:細川(コウ))、ガードかなさる、2023年11月16日。2024年6月9日閲覧。
- ^ 「中京大中京のチーム紹介:第101回全国高校野球選手権地方大会 愛知大会」『中日新聞Web』。2024年6月9日閲覧。
- ^ a b c 「【大学野球】静岡大・佐藤啓介内野手は通算100安打超 広角に長打が打てる左打者…静大初の支配下指名待つ…静岡県勢ドラフト注目選手紹介」『スポーツ報知』2023年10月22日。2024年6月9日閲覧。
- ^ 「【ドラフト】静岡大・佐藤啓介は広島育成2位「悔しい気持ちと、うれしい気持ちの半々」」『日刊スポーツ』2023年10月26日。2024年6月9日閲覧。
- ^ 「【広島】育成2位の静岡大・佐藤啓介が仮契約 支度金319万円、年俸300万円」『日刊スポーツ』2023年11月17日。2024年6月9日閲覧。
- ^ 「広島 育成2位・佐藤が3、4月度「スカパー!ファーム月間MVP賞」を受賞「これからも一日一日を大切に」」『デイリースポーツ』2024年5月14日。2024年6月9日閲覧。
- ^ 「広島が佐藤啓介を支配下登録 異例の国立大出身選手…2軍で首位打者「さらに日々精進」」『Full-Count』2024年6月7日。2024年6月9日閲覧。
- ^ 「【広島】野手4人を入れ替え 2軍首位打者の佐藤啓介と堂林翔太が1軍昇格」『日テレNEWS』2024年6月9日。2024年6月12日閲覧。
- ^ 「【広島】支配下昇格の佐藤啓介、1軍昇格「8番・一塁」即スタメン ウエスタン首位打者」『スポーツ報知』2024年6月9日。2024年6月12日閲覧。
- ^ 「【広島】1軍昇格即スタメンの佐藤啓介は3の0デビュー 7日に支配下登録されたルーキー」『日刊スポーツ』2024年6月9日。2024年6月12日閲覧。
- ^ 「広島の育成ドラ2・佐藤が待望のプロ初安打!西武・今井から右前打 静岡大出身で7日に支配下登録」『デイリースポーツ』2024年6月11日。2024年6月12日閲覧。
- ^ 「育成出身の佐藤啓介、2軍降格 新井監督「1軍投手の切れ、分かったと思う」」『中国新聞デジタル』2024年6月19日。2024年6月19日閲覧。
- ^ 「広島】育成2位の佐藤啓介が指名あいさつ、松本有史スカウト「(西川)龍馬ぐらいになってくれるんじゃないかな」」『スポーツ報知』2023年11月14日。2024年6月10日閲覧。
- ^ 「広島と育成2位で仮契約、静岡大・佐藤啓介「僕の強みは考える力と課題解決能力です」」『中日スポーツ』2023年11月17日。2024年6月10日閲覧。
- ^ a b 「3球団から調査書、巨人スカウトも直撃に「伸びしろがある」…プロ注目のスラッガー佐藤啓介が“国立・静岡大”を選んだワケ《名門・中京大中京出身》」『Number Web』2023年10月24日。2024年6月10日閲覧。
- ^ 「「日本一過酷な代表争い」を突破した国立静岡大野球部の“3つの掟”とは? スポ薦ゼロ、エースが教育実習で不在でも全国切符をつかめた理由」『Number Web』2022年6月4日。2024年6月10日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 佐藤啓介 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手プロフィール - 広島東洋カープ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 佐藤啓介 (@st._keisuke) - Instagram