小林樹斗
広島東洋カープ #129 | |
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2021年 マツダスタジアム | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 和歌山県日高郡美浜町 |
生年月日 | 2003年1月16日(21歳) |
身長 体重 |
182 cm 88 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2020年 ドラフト4位 |
初出場 | 2021年11月1日 |
年俸 | 450万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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小林 樹斗(こばやし たつと、2003年1月16日[2] - )は、和歌山県日高郡美浜町出身[3]のプロ野球選手(投手)。右投右打。広島東洋カープ所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]美浜町立松原小学校の時に松原少年野球クラブで野球を始め、美浜町立松洋中学校では軟式野球部に所属[3]。
智辯学園和歌山高校では1年春からベンチ入りしたが同年夏の選手権大会ではベンチ外。2年時に春夏連続で甲子園大会に出場。第91回選抜高等学校野球大会では、1回戦の熊本西戦にリリーフ登板、準々決勝の明石商戦でもリリーフ登板したが、9回来田涼斗にサヨナラ本塁打を打たれた。夏の第101回全国高等学校野球選手権大会でも1回戦の米子東戦でリリーフ登板、3回戦の星稜戦は先発し、奥川恭伸と投げ合った。2年秋からエース[3]。3年夏の甲子園交流試合では6回からリリーフ登板し、3イニングを2安打無失点に抑え、自己最速に迫る151km/hを計測した[4]。
2020年のドラフト会議で広島東洋カープから4巡目で指名を受け[3]、11月16日に契約金4000万円、年俸500万円(金額は推定)という条件で入団した[5]。背番号は53[6]。
広島時代
[編集]2021年は、11月1日のシーズン最終戦で先発としてプロ初登板を果たしたが、4回途中6失点で降板した[7]。オフに、現状維持となる推定年俸500万円で契約を更改した[8]。
2022年は、開幕ローテーション6番手を遠藤淳志と争うも[9]、最終的に遠藤が選ばれた[10]。5月に中継ぎとして1試合登板したものの、6月4日のファームでの試合中に、右肘を疲労骨折。以後は治療とリハビリに専念した[11]。
2023年は、1月に前年の疲労骨折が完治すると[11]、5月1日のウエスタン・リーグ中日ドラゴンズ戦で実戦復帰[12]。最終的にウ・リーグ16試合に登板、3勝3敗、防御率2.95の成績を残したが[13]、シーズン終了後の秋季キャンプ中に右肘を痛め離脱[14]、再び疲労骨折と診断され、骨移植手術を受けた[15]。
2024年は、8月にファーム復帰しウエスタン・リーグ18試合に登板、1勝2敗、防御率5.30の成績を残した[15][16]。10月29日に戦力外通告を受け[17]、11月18日に育成選手として再契約した。背番号は「129」に変更される[18]。
選手としての特徴
[編集]ストレートの最速は152km/hで、変化球はカーブ、スライダー、スプリット、チェンジアップ、ツーシームを投じる[19][3]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2021 | 広島 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 20 | 3.2 | 6 | 0 | 2 | 0 | 0 | 6 | 1 | 0 | 6 | 4 | 9.82 | 2.18 |
2022 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 5 | 1.0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 9.00 | 3.00 | |
通算:2年 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 25 | 4.2 | 8 | 0 | 3 | 0 | 0 | 6 | 1 | 0 | 7 | 5 | 9.64 | 2.36 |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2021 | 広島 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
2022 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
通算 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2023年度シーズン終了時
記録
[編集]- 初記録
- 投手記録
- 初登板・初先発登板:2021年11月1日、対東京ヤクルトスワローズ25回戦(明治神宮野球場)、3回2/3を6失点で勝敗つかず
- 初奪三振:同上、1回表に塩見泰隆から空振り三振
- 打撃記録
- 初打席:2021年11月1日、対東京ヤクルトスワローズ25回戦(明治神宮野球場)、2回表に高橋奎二から捕前犠打
背番号
[編集]- 53(2021年 - 2024年)
- 129(2025年 - )
脚注
[編集]- ^ “広島 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2024年11月19日閲覧。
- ^ “小林樹斗 | 智弁和歌山高 | 選手”. 週刊ベースボールONLINE. 2021年2月15日閲覧。
- ^ a b c d e “広島4位小林「下で残る投手でない」出世枠で挽回だ”. 日刊スポーツ. (2020年11月5日) 2021年2月16日閲覧。
- ^ “智弁和歌山の小林樹が自己最速に迫る151キロで相手4番を三振に 中日スカウト「大学、社会人含めても1位候補」”. 中日スポーツ. (2020年8月17日) 2021年2月28日閲覧。
- ^ “【広島】ドラ4小林樹斗、虎党から鯉投守護神だ!「(阪神を)絶対抑えたいです」…仮契約”. スポーツ報知. (2020年11月16日) 2021年2月16日閲覧。
- ^ “広島 ドラフト新人の背番号発表 ドラ1・栗林は「20」、ドラ2・森浦は「13」”. スポーツニッポン (2020年11月30日). 2022年1月3日閲覧。
- ^ “広島高卒ルーキー小林樹斗6失点降板も村上から2三振 初登板大器の片りん”. 日刊スポーツ (2021年11月1日). 2021年11月12日閲覧。
- ^ “広島小林樹斗が現状維持500万円「来年は開幕から1軍」オフで成長誓う”. 日刊スポーツ (2021年11月15日). 2022年1月3日閲覧。
- ^ 「カープ開幕ローテ6番手“延長戦” 遠藤&小林が互いに譲らず 指揮官「うれしい悩み」」『デイリースポーツ』2022年3月14日。2024年10月22日閲覧。
- ^ 「広島・遠藤 2年ぶり開幕ローテ滑り込み!!毎回安打許すも粘投に収穫「落ち着いて投げられた」」『Sponichi Annex』2022年3月20日。2024年10月22日閲覧。
- ^ a b “カープ小林 右肘を疲労骨折していた 昨年6月故障も完治「1日でも早く実戦復帰」/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online. 2023年1月17日閲覧。
- ^ 「右肘骨折の小林樹斗がウエスタンで実戦復帰 無失点に「不安なく腕を振ることができた」」『中国新聞デジタル』2023年4月1日。2024年10月22日閲覧。
- ^ “2023年度 広島東洋カープ 広島東洋カープ 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2024年10月22日閲覧。
- ^ 「小林が右肘痛める」『中国新聞デジタル』2023年11月14日。2024年10月22日閲覧。
- ^ a b 「新井監督の“構想外”…?広島、戦力外候補となりそうな6人。来季の契約が危ぶまれる選手たち」『baseballchannel』2023年10月14日。2024年10月22日閲覧。
- ^ “2024年度 広島東洋カープ 広島東洋カープ 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2024年10月22日閲覧。
- ^ 前原淳. “【広島】昨年現役ドラフト加入の内間拓馬、高卒1年目先発デビュー小林樹斗の2選手に戦力外通告 - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年10月29日閲覧。
- ^ 育成選手契約のお知らせ、2024年11月18日閲覧。
- ^ “広島、智弁和歌山・小林樹斗投手を4位指名 伸びしろ期待の最速152キロ右腕”. スポーツニッポン. (2020年10月26日) 2021年2月21日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 小林樹斗 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)