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品川氏恒

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

品川 氏恒(しながわ うじつね、生没年不詳)は、幕末高家旗本。高家旗本戸田氏倚の四男。養父は品川氏繁通称は貞之丞。官位は従五位下、侍従・式部大輔。

弘化3年(1846年)11月1日、将軍徳川家慶御目見する。嘉永3年(1850年)11月4日、養父の死去により家督を相続する。嘉永4年(1851年)11月20日、高家職に就き、従五位下、侍従・式部大輔に叙任する。慶応4年(1868年)3月、辞職する。5月に朝廷に帰順して本領安堵され、朝臣に列して中大夫席に列した。その後、氏恒は隠居したと見られ、明治元年11月の勤王奉答書には「品川第二郎氏次」の名義で署名されている[1]

子女に養子銀次郎氏繁の子)と娘を確認できる。

系譜

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脚注

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  1. ^ 松田敬之 2015, p. 349.

参考文献

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  • 松田敬之『〈華族爵位〉請願人名辞典』吉川弘文館、2015年11月。ISBN 978-4642014724