コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

女子美術大学短期大学部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
女子美術短大から転送)
女子美術大学短期大学部
大学設置/創立 1950年
学校種別 私立
設置者 学校法人女子美術大学
本部所在地 東京都杉並区和田1-49-8
学部 造形学科
研究科 造形専攻
ウェブサイト https://www.joshibi.ac.jp/department/juniorcollege
テンプレートを表示

女子美術大学短期大学部(じょしびじゅつだいがくたんきだいがくぶ、英語: Joshibi University of Art and Design Junior College)は、東京都杉並区和田1-49-8に本部を置く日本私立大学1950年創立、1950年大学設置。大学の略称は女子美。

概観

[編集]

大学全体

[編集]

1900年創立の私立女子美術学校に起源を持ち1950年に設置された。1990年代までは一学年の定員が600名を超えていたが、芸術学部の学科再編に伴い定員数は減少している。2009年の一学年定員は造形学科180名、専攻科50名。

建学の精神(校訓・理念・学是)

[編集]
  • 女子美術大学短期大学部における建学の精神は、「芸術による女性の自立」、「女性の社会的地位の向上」、「専門の技術家・美術教師の養成」となっている。

教育および研究

[編集]
  • 造形学科に「美術コース」「デザインコース」と「専攻科」(1年制)が設置されている。「デザインコース」は「情報デザイン Coto Design」と「創造デザイン Mono Design」に分かれる。

学風および特色

[編集]
  • 女子美術大学短期大学部は日本最古の美術系短大の一つである。
  • 大学と類似した学科が設置されている関係上、短大卒業後その大学へ編入学する学生も多い。
  • 2002年、グッドデザイン賞建築・環境デザイン部門/建築デザイン受賞(受賞対象名:女子美術大学正門再編成(杉並校舎正門))

沿革

[編集]
  • 1950年 女子美術大学短期大学部として開学。服装科を置く。初代短期大学部校長に佐藤達次郎が就任。
  • 1953年 1年制の服装別科を設置[1]
  • 1955年 服飾科を服飾コースと図工コースに再編
  • 1957年 図工科を新設
  • 1960年 学科名を変更
    • 服飾科→服飾美術科
    • 図工科→造形美術科
  • 1962年 女子美術大学短期大学部から女子美術短期大学へ改称
  • 1963年 学科名を再改称して短期大学に服飾科、造形科、専攻科を新設
  • 1980年 創立80周年記念式典
  • 1993年 造形科が専攻分離される
  • 1996年 杉並校舎にガレリア ニケを開設
  • 1997年 「研究支援委員会」を設置[2]
  • 2000年 創立100周年記念式典
  • 2001年 女子美術大学短期大学部と再改称。造形科を造形学科に改称し、造形科専攻毎の学生募集も停止。400人から250人に入学定員を変更[3]
  • 2002年 服飾科を廃止
  • 2003年 別科造形専修を別科現代造形専修に改称、「女子美術大学研究所」を設置[2]
  • 2007年 短期大学部別科現代造形専修を別科基礎造形専修に改称[4]
  • 2009年 短期大学部別科基礎造形専修の募集を停止[5][6]
  • 2010年 短期大学部造形学科を美術コース(平面・立体)・デザインコース(情報デザイン・創造デザイン)に改組し[5]、造形学科の入学定員を250人から180人に縮小[3]。創立110周年記念式典[5]

基礎データ

[編集]

所在地

[編集]
  • 東京都杉並区和田1-49-8

象徴

[編集]
  • 女子美術大学短期大学部のカレッジマークには、その中央部に大学名の一部である「美」の文字がある。

教育および研究

[編集]

組織

[編集]

学科

[編集]
  • 造形学科
過去の学科体制
[編集]
  • 造形科→造形学科
    • 絵画専攻
    • 彫塑専攻
    • 情報デザイン専攻
    • 空間デザイン専攻
    • 生活デザイン専攻
  • 服飾科:募集は2000年度まで。その翌年より、大学に組み込まれ、アート・デザイン表現学科のもととなる。

専攻科

[編集]
かつて設けられていた課程
[編集]
  • 服飾専攻

別科

[編集]
  • なし

かつて設けられていた別科

  • 基礎造形専修
取得資格について
[編集]

附属機関

[編集]
  • 図書館

学生生活

[編集]

部活動・クラブ活動・サークル活動

[編集]

大学関係者と組織

[編集]

大学関係者一覧

[編集]

大学関係者

[編集]

著名な出身者

[編集]
美術家
[編集]
アートディレクター
[編集]
デザイナー
[編集]
イラストレーター
[編集]
カリグラファー
[編集]
映像作家
[編集]
漫画家
[編集]
俳優
[編集]
タレント
[編集]
その他
[編集]

施設

[編集]

杉並キャンパス

[編集]

学生寮

[編集]
  • 「和田寮」(1961年(昭和36年)開寮、鉄筋コンクリート構造地下1階、地上4階、定員122名)と、「高円寺寮」(1966年(昭和41年)開寮、鉄筋コンクリート構造地上7階、定員244名)を併設した。「和田寮」には芸術学部生と短期大学部生、「高円寺寮」には短期大学部生が入寮した。「和田寮」は杉並校地隣に所在したが、2007年からの杉並キャンパス整備事業の一環として2009年3月に閉寮し、2010年10月に跡地に体育館が落成した[7]

対外関係

[編集]

他大学との協定

[編集]

台湾

[編集]

イギリス

[編集]

フィンランド

[編集]

オーストラリア

[編集]

日本

[編集]

系列校

[編集]

卒業後の進路について

[編集]

就職について

[編集]

編入学・進学実績

[編集]
  • 系列の女子美術大学へ編入学する学生が多い。

脚注

[編集]
  1. ^ 01-1学校法人一覧”. 文部科学省. p. 123. 2021年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月9日閲覧。
  2. ^ a b 学校法人女子美術大学 女子美術大学短期大学部 機関別評価結果”. 一般財団法人大学・短期大学基準協会. p. 7. 2021年9月9日閲覧。
  3. ^ a b 令和2年度全国短期大学一覧”. 文部科学省. p. 67. 2021年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月9日閲覧。
  4. ^ 短期大学名等の変更届出一覧”. 文部科学省 (2009年). 2021年9月9日閲覧。
  5. ^ a b c 沿革”. 女子美術大学・女子美術大学短期大学部. 2021年9月9日閲覧。
  6. ^ 自己点検・評価報告書”. 文部科学省. p. 3. 2021年9月9日閲覧。
  7. ^ 女子美術大学略史より

参考文献

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]