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小橋内町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 北海道 > 室蘭市 > 小橋内町
小橋内町
地図北緯42度19分46.42秒 東経140度57分32.22秒 / 北緯42.3295611度 東経140.9589500度 / 42.3295611; 140.9589500座標: 北緯42度19分46.42秒 東経140度57分32.22秒 / 北緯42.3295611度 東経140.9589500度 / 42.3295611; 140.9589500
日本の旗 日本
都道府県 北海道の旗 北海道
市町村 室蘭市
人口情報2023年令和5年)12月31日現在)
 人口 999[1]
 世帯数 608[1] 世帯
設置日 1966年昭和41年)7月1日
郵便番号 051-0033[2]
市外局番 0143(室蘭MA[3]
ナンバープレート 室蘭
ウィキポータル 日本の町・字
北海道の旗 ウィキポータル 北海道
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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小橋内町(おはしないちょう)は北海道室蘭市の地名。小橋内町一丁目から二丁目のがある。住居表示実施済み。郵便番号は051-0033。かつて同名の字が存在した。

地理

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室蘭市の南西部に位置し、北から東に築地町、南に緑町清水町、西に増市町、北西に港南町と接する。

地域の特徴

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室蘭市の都市計画マスタープランでは蘭西地域に属する[4]

南東と北西を丘陵に囲まれた住宅地であり、北東縁を北海道道699号室蘭港線が、南縁を北海道道844号祝津西小路中央線が通る。一丁目に小橋内稲荷神社がある。

歴史

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築地町,祝津町の埋め立て完成後に漁船の荷揚場となった地域である[5]1918年大正7年)から1919年(大正8年)の南防波堤工事と並行して鉄鋼関係の中小企業や商店が沿道に立ち並び、昭和初期には水産加工業も進出した[5]1948年(昭和23年)関西ペイントを誘致するが、後に撤退した[5]

地名の由来

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アイヌ語の「オハㇱナイ」に由来し、語源としては以下の説がある[6]。一つ目は「オ・ハㇱ・ウン・ナイ」(沢口に・灌木・ある・沢)が「オハㇱナイ」に転訛した説[6]。二つ目は「オ・ハㇱ・ナイ」(川尻の・灌木の・沢)の「ハㇱ」が「ハシナウ」(柴・幣)を表しており、アイヌが海幸の神に捧げる柴幣の幣場が昔ここの岬の上にあったとする説である[6]

沿革

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  • 1922年(大正11年)4月1日 - 字名改正により絵鞆村(大字)の一部が小橋内町となる[5][7]
  • 1922年(大正11年)8月1日 - 市制施行により室蘭区小橋内町は室蘭市小橋内町となる[8]
  • 1966年(昭和41年)7月1日 - 小橋内町一丁目 - 二丁目新設[9]

町名の変遷

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実施内容 実施年月日 実施後 実施前
字名改正 1922年(大正11年)4月1日 築地町(字) 絵鞆村(大字)の字、
オハシナイ,マシチセ,ポンオハシナイ,ハルカラモイ,ポロシレツト[7]
町名新設
住居表示
1966年(昭和41年)7月1日 小橋内町一丁目 小橋内町(字),築地町(字)の各一部[9]
小橋内町二丁目 小橋内町(字)の一部[9]

世帯数と人口

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2023年(令和5年)12月31日現在(室蘭市発表)の世帯数人口は以下の通りである[1]

世帯数 人口
小橋内町一丁目 333世帯 516人
小橋内町二丁目 275世帯 483人
608世帯 999人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 1,957人 [10]
2000年(平成12年) 1,703人 [11]
2005年(平成17年) 1,501人 [12]
2010年(平成22年) 1,391人 [13]
2015年(平成27年) 1,221人 [14]
2020年(令和2年) 1,074人 [15]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 808世帯 [10]
2000年(平成12年) 749世帯 [11]
2005年(平成17年) 695世帯 [12]
2010年(平成22年) 666世帯 [13]
2015年(平成27年) 618世帯 [14]
2020年(令和2年) 555世帯 [15]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[16]

街区 小学校 中学校
小橋内町一丁目 全域 室蘭市立みなと小学校 室蘭市立室蘭西中学校
小橋内町二丁目 全域

交通

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バス

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道道室蘭港線沿いに道南バスが路線バスを運行する。

道路

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寺社

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  • 小橋内稲荷神社

公園

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  • 小橋内1丁目公園
  • 小橋内2丁目公園

脚注

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  1. ^ a b c 町別の人口と世帯数(日本人のみ)”. 室蘭市 (2024年1月4日). 2024年2月5日閲覧。
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2024年2月5日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2024年2月5日閲覧。
  4. ^ 室蘭市都市計画マスタープラン”. 都市建設部都市政策推進課都市政策推進係. 2024年1月6日閲覧。
  5. ^ a b c d 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 1.北海道 上巻』角川書店、1987年、318頁。ISBN 4040010116 
  6. ^ a b c 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第1巻』室蘭市役所、1981年3月25日、177頁。 
  7. ^ a b 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、106頁。 
  8. ^ 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、65頁。 
  9. ^ a b c “自治省告示第176号”, 官報 (国立印刷局) 号外第140号, (1966-11-30) 
  10. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月17日閲覧。
  11. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月17日閲覧。
  12. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月17日閲覧。
  13. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月17日閲覧。
  14. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月17日閲覧。
  15. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月17日閲覧。
  16. ^ 室蘭市内小中学校通学区域”. 室蘭市 教育部・学校教育課. 2024年2月5日閲覧。

関連項目

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