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絵鞆町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 北海道 > 室蘭市 > 絵鞆町
絵鞆町
地図北緯42度20分4秒 東経140度56分17秒 / 北緯42.33444度 東経140.93806度 / 42.33444; 140.93806座標: 北緯42度20分4秒 東経140度56分17秒 / 北緯42.33444度 東経140.93806度 / 42.33444; 140.93806
日本の旗 日本
都道府県 北海道の旗 北海道
市町村 室蘭市
人口情報2023年令和5年)12月31日現在)
 人口 2,111[1]
 世帯数 1,150[1] 世帯
設置日 1974年昭和49年)8月1日
郵便番号 051-0035[2]
市外局番 0143(室蘭MA[3]
ナンバープレート 室蘭
ウィキポータル 日本の町・字
北海道の旗 ウィキポータル 北海道
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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絵鞆町(えともちょう)は北海道室蘭市の地名。絵鞆町一丁目から四丁目のがある。四丁目を除き住居表示実施済み。郵便番号は051-0035。かつて同名の字が存在した。

地理

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室蘭市の南西部に位置し、東に祝津町、南に増市町と接し、西は内浦湾,北は室蘭港に面する。

海洋

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  • 内浦湾
  • 室蘭港

地域の特徴

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室蘭市の都市計画マスタープランでは蘭西地域に属する[4]

絵鞆半島の北西端である。南部は丘陵地で北部は埋め立て地、西の海岸は崖となっている。沖には大黒島、恵比須島がある。住宅地であり、町の東から北海道道844号祝津西小路中央線が入り、南東に折れた後、南東縁に沿って出ていく。一丁目に絵鞆町会館,絵鞆神社、二丁目にみたらの杜美術館、絵鞆岬展望台、四丁目に絵鞆漁港、むろらん温泉ゆらら、室蘭市B&G海洋センターがある。

歴史

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1964年(昭和39年)海の見える丘陵を造成して公園化し、アイヌ民族慰霊碑を建立[5]。その後造成地には高層市営住宅,海上保安部宿舎,開発局アパート,市職員住宅などが立ち並び、市街地へと変容した[5]1969年(昭和44年)絵鞆地区区画整理事業開始、丘陵を削り道路を整備して、500戸の造成地となった[5]1972年(昭和47年)絵鞆墓地が神代町霊園に移転[5]1974年(昭和49年)北外防波堤灯台が築設されたことにより、室蘭灯台(1891年(明治24年)大黒島灯台として設立)の灯は消えた[5]

地名の由来

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アイヌ語の「エンルム」に由来し、語原は「エンルム」(岬),「エン・ルム」(突き出ている・頭)である[6]

沿革

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  • 1922年(大正11年)4月1日 - 字名改正により絵鞆村(大字)の一部が絵鞆町(字)となり、絵鞆村(大字)を廃止[5][7]
  • 1922年(大正11年)8月1日 - 市制施行により室蘭区絵鞆町(字)は室蘭市絵鞆町(字)となる[8]
  • 1966年(昭和41年)7月1日 - 絵鞆町新設[9]
  • 1974年(昭和49年)8月1日 - 絵鞆町一丁目 - 三丁目新設[10]
  • 1980年(昭和55年) - 絵鞆町四丁目新設[5]

町名の変遷

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実施内容 実施年月日 実施後 実施前
字名改正 1922年(大正11年)4月1日 祝津町(字) 絵鞆村(大字)の字、エトモ[7]
町名新設 1966年(昭和41年)7月1日 絵鞆町 絵鞆町(字)の一部[11]
町名新設
住居表示
1974年(昭和49年)8月1日 絵鞆町一丁目 絵鞆町,祝津町三丁目の各一部[10]
絵鞆町二丁目 絵鞆町の一部[10]
絵鞆町三丁目 絵鞆町の一部[10]
町名新設 1980年(昭和55年) 絵鞆町四丁目 埋立地[5]

世帯数と人口

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2023年(令和5年)12月31日現在(室蘭市発表)の世帯数人口は以下の通りである[1]

世帯数 人口
絵鞆町一丁目 253世帯 481人
絵鞆町二丁目 642世帯 1,166人
絵鞆町三丁目 255世帯 464人
絵鞆町四丁目 -世帯 -人
1,150世帯 2,111人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 2,626人 [12]
2000年(平成12年) 2,660人 [13]
2005年(平成17年) 2,606人 [14]
2010年(平成22年) 2,667人 [15]
2015年(平成27年) 2,426人 [16]
2020年(令和2年) 2,258人 [17]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 947世帯 [12]
2000年(平成12年) 1,022世帯 [13]
2005年(平成17年) 1,033世帯 [14]
2010年(平成22年) 1,069世帯 [15]
2015年(平成27年) 1,035世帯 [16]
2020年(令和2年) 1,007世帯 [17]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[18]

街区 / 地番 小学校 中学校
絵鞆町一丁目 全域 室蘭市立みなと小学校 室蘭市立室蘭西中学校
絵鞆町二丁目
絵鞆町三丁目
絵鞆町四丁目

交通

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バス

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道南バスが路線バスを運行する。

道路

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施設

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役所・公的機関

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  • 室蘭市B&G海洋センター

公共施設

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  • 絵鞆町会館

文化施設

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  • みたらの杜美術館

寺社

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  • 絵鞆神社

公園

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  • 絵鞆2丁目公園
  • 絵鞆2丁目2号公園
  • 絵鞆3丁目公園

その他

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脚注

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  1. ^ a b c 町別の人口と世帯数(日本人のみ)”. 室蘭市 (2024年1月4日). 2024年2月11日閲覧。
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2024年2月11日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2024年2月11日閲覧。
  4. ^ 室蘭市都市計画マスタープラン”. 都市建設部都市政策推進課都市政策推進係. 2024年1月6日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 1.北海道 上巻』角川書店、1987年、216頁。ISBN 4040010116 
  6. ^ 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第1巻』室蘭市役所、1981年3月25日、180頁。 
  7. ^ a b 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、106頁。 
  8. ^ 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、65頁。 
  9. ^ “自治省告示第176号”, 官報 (国立印刷局) 号外第140号, (1966-11-30) 
  10. ^ a b c d “自治省告示第94号”, 官報 (国立印刷局) 第14483号, (1975-04-14) 
  11. ^ 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、118頁。 
  12. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月17日閲覧。
  13. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月17日閲覧。
  14. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月17日閲覧。
  15. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月17日閲覧。
  16. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月17日閲覧。
  17. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月17日閲覧。
  18. ^ 室蘭市内小中学校通学区域”. 室蘭市 教育部・学校教育課. 2024年2月12日閲覧。

関連項目

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